お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
g defend
战栗情人不设防
萌と中立の間くらいです。
1冊まるまるのお話で、以前年越し警備のときにカウント式の小型爆弾を送りつけてきた犯人が再び同じ犯行を…というお話です。
今回はカウント式ではなく連鎖式の爆弾、それも爆発するわけでなく墨や接着剤が巻き散らされるという完全な愉快犯。
バラバラになった写真が何種類も送られてきて、そこから導き出される場所に爆弾が仕掛けられているという事でほぼオールキャラが手分けして現場に急行→爆弾を解除という流れ。
本当にこれの繰り返しで、なんというか・・・キャラが多いのと場所がコロコロ入れ替わるため落ち着いてみてられない^^;
特に誰かに焦点を当てているというわけではなく、本当に平等に全員出している感じです。
そのため全体的にどのキャラも出番が少なく、今回は薄っぺらな話に思えたな~。
特定のカップルに焦点をあてるか、せめて石川隊長と岩瀬をメインに据えるとか・・・主人公くらいはもっと多目に出してあげてもいいんじゃないかと思いました。
今回は爆班の班長が勇退するというお話で、今の爆班にとっては最後の事件になるんだろうから爆班を掘り下げてもよかったのに、むしろ読んでて爆班の話じゃないの?!という感じでした。
糖度が低かったのが残念!
爆弾処理のために西脇と羽田がラブホに行くシーンが面白いです。
でもなんというか全体的にちょっと入り込めなかったのが、前は本物の爆破物だったけど今回は隊員全員を振り回したあげく墨や接着剤の爆弾って・・・もし本当に爆弾なら死んでたって場面が何度もあったのに、それをしない犯人の爆破物を仕掛けたリスクに対する目的があまりにリアリティなさすぎだと思いました;
ドロやら墨やらでドロドロになりながら駆け回る皆が描きたかったらしいですが、テロの目的って隊員をドロドロにすることなのか・・・。
誰も傷つかないならそれは一番いいんだけど。
唯一甘かったなぁと思ったのが接着剤でくっついてしまう真矢と宇崎。
どんな一瞬の爆発でも宇崎を守る真矢が、毎度毎度年下と思えないくらいカッコイイです。