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sukiyanen kedo douyaroka
自分が生まれてこの方、神奈川県から出たことがないので
関西弁と四国弁の両方が新鮮でした。
表題作『好きやねんけどどうやろか』
四国から転勤で大阪に来たバツイチ真面目リーマンの曽我は
同僚から教えてもらった小料理屋『たまえ』の常連。
そのたまえの店主、栄枝くんに告白されキスまでされ動揺しまくってしまう。
子供ができないのは自分に原因があったことがわかり離婚。
その後、もう誰とも恋愛はしないと決めていたのだが・・・
年下料理上手な彼氏と真面目リーマンの方言Love。
真面目が取り柄の曽我が、離婚を経験し
自分の責任だからと、この先もう誰とも恋愛はしないと誓い
仕事に生きようとするいなんて、どこまで真面目なんだ。
そんな曽我の胃袋も心もつかんじゃったのが小料理屋の店主栄枝。
亡くなったお母さんの跡を継いで頑張ってる栄枝は見ていて気持ちのいい青年。
そんな栄枝に惹かれながらも、どこかで「もう誰も好きにならない」
という気持ちもぬぐいきれず、ぐるぐるなりながら自分に
向かい合おうとする曽我の気持ちの変化がすごくよくわかります。
人間誰でも、体調が悪い時や一人になった時ふと人恋しくなるもの。
いつの間にか、そんな時に思い出すのが栄枝になっいていて・・・
真面目リーマンの曽我が、その事実にあたふたしてしまうのが可愛いです。
そして、自分の気持ちに正直でまっすぐな栄枝が、曽我に真正面から
口説いていくのは、なかなか好感が持てました。
曽我が栄枝を受け入れる(心も体もいろいろと・・)までは
少し時間もかかったけど、心から愛せる人に出会えて本当に良かった。
曽我は関西弁が苦手だったけど、大丈夫になったのかなぁ・・・
『食わず嫌いはあかんやろ』
小料理屋店主栄枝の先輩八百屋の要。
食わず嫌いのリーマン中津のために、いろんな野菜を栄枝に料理してもらい
少しでも野菜を食べてもらおうと頑張ってるけど・・
今まで人と触れ合うことを避けてきた中津がしつこい要に絆され
いつの間にか、他の男に嫉妬するほどのめり込んでいて・・
真面目で潔癖症な中津が要に堕ちるまでが面白い。
やっぱり男は胃袋なのかしら・・
要はセフレがいるような子だけど、ホントは優しくて一途なのかな。
Hの時は可愛かったです。
今まで恋愛中は義務でセックスしていたという中津。
その中津が本当に触りたい触れたいと思えた唯一の人になった要。
もうセフレなんていらないよね。
食わず嫌いって・・・野菜だけでなく人も・・・てことね。
千葉リョウコさん初読みだったんですが、生まれも育ちも関西の私が大阪弁を査定してあげよう、という気持ちで手に取ってみました(笑)
査定結果としては…めっちゃ合格!(笑)
すごい馴染みのある大阪弁やし、大阪あるあるがふんだんに盛り込まれていて、それめっちゃあるわぁって思いながら読んでました☆
実際、関西以外の地方から大阪に来た人って、大阪弁が怖いみたいなんですよ。
大阪弁だけじゃなく、ノリだったり遠慮ないとこだったり大声だったり、合わない人はノイローゼ気味になって地元に戻る人がいたり(苦笑)
と、話が逸れてしまいましたが(笑)、大阪人のええとこがいっぱい出てたと思います☆
1つ目は、子供ができなくて離婚歴のある受けの曽我と小料理屋を切り盛りする攻めの栄枝のお話。
ストレートに気持ちをぶつけて口説いてくる栄枝に対して、恋に臆病になっている曽我は素直に栄枝の気持ちを受け入れることができませんが、そこは気持ちに正直な大阪人の栄枝!
グイグイくるけど強引ではない口説きが、むしろ心地よかった♪
会えたらええなぁと思って会社行ったから 会えてよかったです。
好きになってもらえるように努力したいんです。
覚えといてほしいねんけど、俺は曽我さんがいてくれたらそれでええから。
こんな言葉をかけられ続けたら、曽我じゃなくてほだされるから(笑)
でも、栄枝が曽我を好きになった気持ちもわかるな☆
好みのタイプの人が、お箸の使い方が上手で姿勢も良くて一粒残らず綺麗に食べてくれて「ごちそうさま」って笑ってくれたら、これって好きになる要素十分やろ(笑)
慌てると四国弁出ちゃうとことか、栄枝の同級生に嫉妬してわがまま言うとことか、可愛くてキュンとしちゃった☆
完全に栄枝目線やね(笑)
辛い別れを経験した曽我やから、栄枝と出会えて本当によかった☆
次こそは幸せになってほしいと心から思えるお話でした♪
2つ目は、栄枝の幼馴染で若干ビッチな受けの要と潔癖症でツンツンな攻めの中津のお話。
大阪人はみんなこんなんちゃうから!って言いたくなるくらい強引で図々しくて五月蠅い要。
八百屋の要が、栄枝の店の常連で野菜嫌いの中津に強引に野菜を食べさせようとすることから、2人の関わりが始まるんですが、セフレともめてるところを中津に助けてもらったことから、今度は「つきおおて!」攻撃が始まります☆
助けてもらったお礼にとベロチューされて茫然とする中津。
元々人に触れるのが苦手でキスどころか手を繋ぐのですら抵抗のある中津が、要には何をされても嫌じゃない。
その時点で既に好きになってるやんと思うんですが、相手が男であることに戸惑い素直になれません。
でもそこでいくら突き放されても全くひるまないのが要さん。
何事もなかったかのようにグイグイ口説きまくるところがむしろ清々しい♪
そんな要に絆されて、本当の気持ちを告白する中津は素直に可愛いと思えました☆
俺の心が…体も お前じゃないとダメだって言ってる
とか、中津も言うようになったなぁと(笑)
ちょっと発音がおかしい大阪弁言っちゃうとこなんかも大阪あるあるでした(笑)
別に標準語に抵抗がある訳ではないですが、大阪弁はやっぱりホッとします(笑)
それぞれのCPのやり取りも面白かったし、査定するとか偉そうなこと言うてたら怒られるな(笑)
方言好きの方には是非読んで頂きたいです♪
1話完結で短編だったけど、とても良かった
関西弁の気前のいい男の子と、四国→東京から来たサラリーマン 最高でした
やっぱり、方言男子って萌えますよね。
それに、栄枝の告白から意識し始める曽我さんがとても可愛かったし、四国の方言が出てしまうシーンとか、実家に戻っていろいろ思い出してすぐに会いたくなって大阪に戻る曽我さん とても良いシーンだと思いました。
食わず嫌いはあかんやろは、人に触れるのが苦手なサラリーマン中津忠雪と栄枝くんの店 たまえに野菜を御している要(関西弁でゲイ)の話
この2人もとても良かったです。忠雪の今まで触れたくないって感情が、要相手だと触れたいって思ってしまう。最高でした...
千葉リョウコさんの本はこれが2冊目です。
前に読んだ「舞台そでの王様」がイマイチ萌えずらくて、
千葉さん作品、自分には合わないのかな…なんて思っていたのですが、
あぁ違った~~この本はすごーーく面白くて、今後は作家買い決定です♪
ほんと、方言っていいですね~
この本、作者の千葉さんの経験が生かされているようで、
(四国→大阪に引っ越して、慣れるまで大阪弁がすごく怖かったそう!)
表題作の受け(表紙左)が転勤で大阪に来て、
大阪弁の勢いに押されてタジタジな様子が、とても可愛くて面白い。
そんな受けが次第に惹かれていく攻め(表紙右)は、
大阪弁だけど威圧的な感じは全然なく爽やか。
爽やか方言 + 年下イケメン + 26で小料理屋を切り盛りする頑張り屋さん、
おまけに昔遊び人だったけど、今は地味めな受けに真っ直ぐ一途って、
もうこんなのキュンとくるしかないっしょ!!w
受けは真面目で控えめなタイプで、
子供ができないならと離婚された過去ありで、孤独を感じている人。
その過去が可哀想で、
愛されて大事にしてもらって~~という気にさせられるし、
焦ったり感情が昂ぶったりすると地元四国の方言が出て可愛い!
攻めに慣れてきて、自然と方言が出るようになるのも、
攻めと受け、違う方言で会話をする様子も、ほっこりでいい感じです♪
後半のCPは、
キツめで潔癖な東京人 × 押しの強い大阪人
この受けは、最初の攻めと違ってグイグイいくタイプの大阪人。
図々しいし声でっかいし、攻めに苦手な野菜を食え食えとしつこい~
そんな受けに、
堅物で融通が利かないタイプのリーマン攻めが振り回されて、
助けてあげたらキスまでされて「つきおおて!」と言われて~~…
最初はありえない!って感じだった攻めが、
次第にほだされてハマっていく様子が、とてもコミカル。
基本、無表情か怒ってるかの攻めの顔が、
エッチで高揚した時には妙に色っぽくなるもの、すごくよかったな。
展開もキャラもいいし、
2作品とも同じ小料理屋を中心としてのお話なのでまとまりがあって、
2CPのやり取りも楽しくて、ホント読んでよかったです!
神寄りです☆
方言BLの中でも、大阪弁オンリーや
大阪弁と標準語という物語は結構あると思うのですが、
こちらはメインが大阪弁と四国弁ということで、とても新鮮でした。
もう一つの収録作品は、大阪弁と標準語です。
○好きやねんけどどうやろか
小料理屋店主の栄枝くん(攻め)と、
バツイチサラリーマン曽我さん(受け)のお話。
子どもができないことを理由に離婚された曽我さんが出合ったのは
栄枝くん営む小料理屋の美味しいごはん。
美味しいごはんと怖かったはずの大阪弁や栄枝くんの人柄に、
曽我さんの凍った心が優しく溶かされ、温かくなっていくお話です。
わたしは関西地方出身者なので、栄枝くんの中性的な
優しい大阪弁のニュアンスやイントネーションが分かる一方、
耳馴染みの薄い四国弁には、新鮮な可愛らしさを感じました。
曽我さんの話す四国弁も中性的な部類なのでしょうか。
あと、大阪弁は言いくるめ上手というのも分かります!
さっくり強引に畳み込むんですよね☆
○食わず嫌いはあかんやろ
東京から異動で大阪に来た小料理屋常連中津さん(攻め)と
小料理屋に野菜を卸している八百屋の要くん(受け)のお話。
スキンシップが苦手で野菜嫌いの中津さんは
助けたことで好意を持たれた要くんの距離感に押されながらも、
食わず嫌いを克服するように、要くんを受け入れていきます。
人物設定がしっかりしており、かつ魅力的で、読み応えがありました。
私的萌えポイントは、
食わず嫌いの中津さんはいつも眉間に皺があるのですが
要くんに嫉妬したときの眉間の皺の表情には、きゅんとしました。
嫌悪ではなく、恋する眉間の皺って良いものですね!
あと、この中津さん、
カバー下がすっごく可愛いので絶対お見逃しなく(必死)!
読後、心満たされた方言作品でした。
改めて、方言、好きやなあ。
小料理屋店主:栄枝×リーマン:曽我久志です。
まず、曽我が私の大好きな黒髪・メガネ・スーツだったもんでめっちゃ萌えました!
私は関西人なので、関西弁怖いとは全く思わなかったのですが、やはり他府県から来た方は怖いのか・・・と思っちゃいました。
千葉さんは女の子の「あかんやろ、それ」も怖かったそうで・・・。私も他府県の方と話をするときは気をつけようと思いましたね。まぁ千葉さんはすぐ慣れたそうですが・・・。
あとですねぇ~。会計千八百万円~のくだりは関西人あるあるなので、思わず笑っちゃいました。本当に言いますからね(笑)←主に豹の服を着ているようなおば様が・・・
個人的に関西弁は特に萌えることはないんですけど四国弁には萌えましたね。可愛い。話の内容的には普通←ごめんなさい。ですが、方言というだけでこんなに萌えるかwって思いました。
【食わず嫌いはあかんやろ】
リーマン:中津×八百屋の息子:要です。
申し訳ないのですが、私は関西人ですが要みたいな図々しい人は嫌いです。←マジで。
他府県の方からしたら関西人(大阪人)は要みたいな人ばっかりなんだろうなと思われるかもしれませんがそんなことはないですからね!!と言っておきます。
しかもこの話・・・襲い受けじゃないですか?私は襲い受けとかは苦手なのでこの話自体苦手でした。すみません。
でも、潔癖症って個人的には受けのイメージがあるし、潔癖症のくせに攻めるのか?と思ったりもしましたが、これはこれで有りだなと思いましたね。
四国から大阪に転勤できた曽我くんと、その曽我くんが気に入って通う小料理屋さんの栄枝くん。こちらはゲイです。
栄枝くんの料理は、とても美味しく曽我くんは胃袋を掴まれてました。そこへ、いきなり栄枝くんからの告白。。。
そんな感じで始まるお話です。
曽我くんが悩むんですよ。
ノンケなのに、チューされても嫌ではない!
途中熱を出した時の弱気になった曽我くんがいい!栄枝くんに送ったメールを見た時には、私も嬉しすぎて死ぬかと思いました(笑)
ここは是非読んでキュンキュンして欲しいところ!
あと、もう一つのお話は、栄枝くんのお店に来ている野菜嫌いなお客さんの忠雪くんと、お店に野菜を卸している八百屋でゲイの要くんのお話。
こちらは、潔癖に近い忠雪くんが、要くんだけには何だか平気。と、いう感じで好きな気持ちに気づいていきます。
スーツを着たカッチカチに真面目な忠雪くんが、軽い感じの要くんにイライラしながら段々惹かれていくのが楽しい!
表紙裏の忠雪くんにも笑えました。
一冊丸ごとキュンキュンする作品です。
作中の距離感から考えて大阪ミナミ・
道頓堀界隈辺りを舞台と仮定して読むと
非常に好く馴染む展開です。
ほんまええですね。
そしてこの表題作の凄い所は方言を
ただアクセントとして用いるだけではなく
それ以上に雄弁な小道具として用いて
いる事です。
併録作での方言の扱われ方と比較しつつ
読んでみると新たな発見があるでしょう。
ただ併録作も決して凡作じゃありません。
切り口をきちんと工夫してあるので
味わいがぼけておらず美味しく仕上がって
います。
私も「たまえ」の常連になりたい!
年下の料理が上手で真っ直ぐに好きと伝えてくる男の子いいですね!
そして大阪あるある?面白いです。四国は近そうだけど文化が違うのかな?
曽我は子供ができない体で離婚してもう恋愛はしないって決めています。まだ33歳なのに。よっぽど離婚がこたえたんですね、可哀想に。
栄枝くんからしたら好みのタイプが可愛くて自分の料理を美味しそうに残さずキレイに週に三回も食べに来てくれてそりゃ惚れちゃいますよね。
男同士の問題はそんなになく曽我がいつの間にか栄枝くんを好きになって。
思いを伝えたらそのままエッチ!展開早いですね。なんか栄枝くんに言われるままいつの間にか。大阪弁怖い。
もう曽我は一人じゃありませんね。
もう一作は栄枝のお店に野菜を卸す青果店の男の子とたまえの常連の東京からきたパリッとしたクールなイケメンのお話です。
受けから押せ押せなのが新鮮でした。
攻めの性癖がなぜか受けだけは大丈夫なのは何故だったのでしょう。
関西弁がわりと馴染み深いので今まであまり関西弁を特別と思うことはなかったのですが、このお話は関西弁というか大阪色が色濃くでていて、それが物語とマッチしていて面白かった
お話のテンポも良いし、キャラクターも可愛いし、ところどころ出てくる大阪人も誇張ではなくなんとなくいてそうな感じでクスッと出来る
あまり重たくなりすぎず、けど真剣に向き合おうとする二人は良かった
お箸の持ち方とか、お米粒残さないとか、そういう細かなところが個人的にツボでした