恋咲くポタジェ

koisuru potager

恋咲くポタジェ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神34
  • 萌×249
  • 萌30
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
20
得点
459
評価数
118
平均
3.9 / 5
神率
28.8%
著者
見多ほむろ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784041027806

あらすじ

カフェの残念店長・由井は農家のセツにくびったけ。なんとか振り向かせようと奮闘しているけれど…。バターナッツカボチャに花オクラ! ? お話に登場するおもしろ野菜料理のレシピ付き☆

表題作恋咲くポタジェ

由井 料理自慢のカフェ店長
田野畑セツ おもしろ野菜農家の青年

その他の収録作品

  • 9割ヘタレの残りの1割

レビュー投稿数20

おもしろいしいい話

見多先生作品久々です。これで未読は残り1作となりました(遅いですが)
さすがおもしろかったですし、じ〜んとするいい話です。
最初からセツに食い気味にぐいぐいいく由井に笑いました。間やリアクションが私のツボにハマって気持ちいい。
ぐいぐいいくのに肝心なところくでヘタレな由井のお尻を叩く三木が好きです。ぐるぐる考えてもどうにもならないから直接聞きに行け!と、独りよがりぐるぐる3周以上するBL全てに出てメインキャラのお尻を叩いてほしいキャラNo.1です。
「三木がモブから当て馬になりあがろうとでしゃばってきた〜」というセリフがBLあるあるでおもしろい。
セツが内向的な性格ゆえ自分が育てた野菜で由井が美味しい料理を作ってくれたことに涙するのも納得だし感動しました。
由井にとっても自分が作った料理を食べてそんなに喜んでくれるセツに対して同じ喜びがあるのがとてもよくわかるよう描かれていてよかったです。

0

美味しい爽やかラブコメ

「好みじゃなかと」で見多ほむろ先生に撃ち抜かれて、今作にたどり着きました。
過去絵の方が目元が涼やかキラキラ系な印象。
好きです…!

農家とその野菜を調理するカフェ店長の恋で、
作中のお料理が美味しそうですし、
二人の距離感やお互いの存在に感謝している様子に癒されました。

由井さん視点で描かれるだけでなく、セツ君視点のエピソードもあり、
二人の思いが一朝一夕のものでないところも胸アツ。

えちは控えめですが、濡れ場も爽やか笑
読後感がよい作品でした。

1

あまあまで可愛い

田舎のカフェの店長兼料理人のユイさんと、亡くなった両親の家業だった農家を継いで一人奮闘するセツくんの(実ははじめっから)両思いなストーリー

いつもおちゃらけてるユイさんの「それだけじゃないでしょ?」が最高。めちゃくちゃに攻。めちゃくちゃにカッコいい

はじめて読む作家さんでしたが、絵がとっても綺麗でキャラクターもすごく丁寧に描かれていて、一つ一つの表情が良いです

全体として、ゆったり、平和に進んでいくので、もう少しわちゃわちゃしてもよかったかも?

0

野菜の「地産地消」と恋愛そしてレシピ付 

店長の由井x農家のセツ
ポタジェ(potager)/ジャルダン・ポタジェ(jardin potager):フランス語。
実用と観賞の両目的を兼ね備えた欧州伝統スタイルの家庭菜園のこと。
セツが由井を驚かせようと、珍しい野菜のポタジェガーデンをコッソリ庭に造っていた。

凄く綺麗な色どりの表紙のこの作品がHONTで紹介されていたので、興味を持ちました。可愛らしい物語でしかも料理の解説付、凄く嬉しい構成。

カフェの店長がセツの野菜無人販売所で野菜を購入する際につかったのは、お札折り紙の♥型。・・由井は、アピールすることにまめな人。
由井は猫に好かれるのに、猫アレルギーを持っている。
由井が愛する田野畑セツは、人付き合いが苦手、感激屋で涙もろくて、可愛い焼きもち焼き。

由井とカフェを運営する三木が、お店を紹介するブログ「残念店長ぶろぐ」を設営して以来、セツの野菜も、由井の店も来店が倍になる。

---
レシピ 5種
①トマトピーマンの肉詰め
②バターナッツカボチャのトルティーヤ
③桑の実のアイスクリーム、パンケーキ乗せ
④花オクラのねばとろ丼
⑤セルリアックのドライカレー

良い提案をさり気なくしている良い作品だと思いました。
有機農法にこだわって美味しい野菜や作物を作っても、作る人達=農家の皆さんが流通販売のノウハウや伝手を持っていないため、売れなくて頓挫することが多いらしいです。
この作品のように、地元のレストランやカフェで全部野菜を買い取ってもらう方法で相互扶助する形が、美味しいうちに食べる事ができるし、地産地消で一番良いと思います。

0

どっち?

いいお話ですね。和みます。
最初はセツくんが男いけるかわからないのにどうなるの?と読んでいたら、あらら?脈あり?

純情頑張り屋さんのセツくん。
田舎な感じなのに由井のお洒落なカフェがあるのが不思議。しかもイケメン?

いつも猫ちゃんに邪魔されてちょっとずーつ進展して、どうもセツくんも本当は…?となったところで過去へ。

就職一年目で農家のご両親を亡くし後を継ごうと都会の会社を辞めて。
最初は農業や野菜を育てるのも上手くいかず。
そんなところに由井と出会って。

知らなかったところで自分の不出来な野菜を好んで使ってとっても美味しい料理にしてくれてて。

それが現在に繋がるんですね。そりゃ惚れちゃうよね!

大事な問題なのですが読んでもどちらが攻めかわからなくて。態度や身長から由井が攻め?と思ったけど腰を痛めるのって受けにありがちだし、えーどっち?と読み終わって上を見たら由井が攻めらしい。

萌えというより二人の出会いとセツの再生に萌×2で!

1

美味しいご飯BL

美味しいご飯BLです。
橋本あおい先生がお好きな方とか、オススメ。

ヘタレっぽいキャラが突然見せるキメ顔、ギャップにやられる。由井(カフェ店長)の突然の王子顔はセツ君(農家)じゃなくてもドキドキしてしまうよ!
そして、皆んな大好き"扉を閉めてそのままキスシーン"があります。さらに玄関エッチになだれ込むボーナス付きです笑
お風呂エッチもあるし、王道に読者が好きなものを詰め込んでくれてる感じ。

ポダジェ…家庭菜園を意味するフランス語
実はタイトルでネタバレがあった訳ですね。

0

セツくんの野菜と由井さんの料理と、ときどきニャンコ

読みながら優しく温かい気持ちになれる作品です。
絵も丁寧で、スッキリしているので読みやすいです。

カフェ店長兼シェフ兼オーナーの由井さんと実家の農家を継いだセツくんがお付き合いするお話。

亡くなったお父様の営んでいた農業を継ぐため、会社を辞めて実家に戻ったセツくん。
農業の知識もほとんどなく、美味しい野菜が作ることが出来ないため、取引先がどんどん減っていきます。
人と距離を取るセツくんは相談する人もおらず悩んでいました。
そんなある日、由井さんのカフェでセツくんが作った野菜を使った料理を食べます。
セツくんは、由井さんの美味しい料理と「すげーうまんだよ!」って言葉に涙が溢れ、他の農家さんに頼れるようになります。
きっと、由井さんの料理を食べたことがきっかけだったのでしょうね。

いつからお互い好きになったのかわかりませんが、本編では初めから由井さんがセツくんにガンガンアプローチをしています(笑)
でも、いいところで猫に邪魔されることが多いです。ちなみに、由井さんは猫アレルギーです。
いつも、セツくんが作った野菜を活かすためにメニューを考えたり、カフェよりセツくんが気になってしまうくらい好きです。

セツくんも由井さんが好きなので、由井さんが好む珍しい野菜を集めた畑を自宅庭に作ったり、由井さんのために出来ない料理を頑張ります。

当て馬も事件や事故(小さいアクシデントはあり)などのトラブルもないですし、お互いが想い合っているので、最後まで安心して見守れます。

セツくんは笑顔がとても可愛いのですが、髪型が好みじゃないのです…すみません(汗)
由井さんはイケメンで超タイプ♡強引なのに恥ずかしがり屋の一面もあり、男前なのにヘタレです。

他にはカフェ定員で由井さんのモブ友 三木さんがかなりいいキャラです。
隠れ三木さんファンは多いんじゃないかな(笑)

セツくん大好きな由井さんと農業に真剣に取り組むセツくんのほんわかした恋。
大切な人に手料理を作りたくなります(私は全く料理が出来ませんが…)。
優しい気持ちになりたいときに、ぜひ読んでいただきたい作品です。

2

パステルカラーのような作品

可愛らしい作品でした

攻めは何でも出来そうなイケメンで、余裕ありそうなのにイマイチ決めきれないちょっと残念な男前

受けは健気というのか、鈍感というのか、イマイチ気持ちが読みきれない可愛い男の子

展開が緩やかでところどころにポイントとなるストーリーがあるのに、あまり強調されすぎて無いなんとも不思議なお話でした

この作者さんの他のお話も読んでますが、今回の登場人物ならもっと内面の描写がリアルでも良いんじゃないかと思ったりする反面、絵が可愛いらしいので、その雰囲気を感じながら読む作品とするなら可愛いらしい素敵なお話でした

1

由井ビジョンのセツ君にヤラレタ

何ですか、これは!!
すごく面白かった!!!
鼻息が荒くなったまま、戻らないくらいに神作品です。

以下の項目に当てはまる方は、この作品をフルに楽しめると思います。
① BLにえろすはなくていいと思っている
② ちょいちょい笑える作品が好き
③ BL作品購入の決め手は食べ物が出てきそうな気配
④ 猫を愛してやまない
⑤ 「なに食べ」のレシピを試したことがある

始まって4ページ目でもう大好きでした。
由井はイケメンなのに本当に残念すぎるほど残念でヘタレなところまで愛せるし、セツくんは素直で可愛いだけじゃなく、すごく苦労してきた子で守ってあげたくなるし、ひたすらモブ扱いを受けている三木も最高すぎて、文句のつけようがないです。
無理矢理一個文句をつけるなら、調理する人がマスクをするのは衛生上何もおかしくはないよ、ということくらいで、あとは何もかも萌えすぎた。好きすぎた。

笑って愛でるばかりではなくて、セツくんが農家を継ぐ過程の話が入るおかげでセツくんが農業にかける思いが並々ならぬことやセツくんにとっての由井の存在もしっかり伝わってきて、物語に奥行きが感じられたのも良かったです。
絵のクオリティも他の作品に比べて、この作品だけ群を抜いてませんか?もう何もかも好みでした。
レシピもセツくんが近所にいないので珍しい野菜は手に入りにくいよ、と思っていたら、ちゃんと代用できる手に入りやすい野菜も載っていました。カバー裏にもドライカレーのアレンジレシピがあったのでお見逃しなく。欲を言えばカバー裏は番外編的4コマが良かったけど、これもまた一興。

ふう、最高でした。薄いカバーをつけていましたが、これから何度も読み返したいので高い方のカバーにつけ直します。

6

表紙のイメージどおり可愛らしい一冊

一冊まるまる同じカプです。
料理人×農家の青年ってことで思っていた以上にお料理BLでした。
1話につき一つのレシピも掲載されてます。

せっせと料理人のために野菜を作る。作った野菜をあれこれ料理して青年に食べさせるという行為に私はエロスを感じました。
例えば「彼の体の1/3は俺の料理でできている」とか、
キスをした後に「俺の料理の味がしてエロイ」とか、酔っ払っていい雰囲気になって「俺は今日はどんな味がするんだろう、(相手も)俺の作った野菜の味がするんじゃないのかな」とか。
自分の作ったもの、料理人なら食事、農家の青年なら野菜で相手の体を満たして体の一部になっていくというのがエロいです。

あ、でもけっしてエロスに満ちたお話じゃなくて、表紙のイメージどおり可愛らしくてほのぼのとしてます。
受けは笑顔が可愛くてキラキラとした青年。料理人は一見余裕があるような感じなんだけどちょっとヘタレ、そして青年のことが大好きなのがダダ漏れしてるという微笑ましい二人です。

全編ほのぼのお料理路線で行くのかと思いきや、途中で青年が野菜作りを始めた時の挫折、そして先輩農家や料理人に出会って救われたエピソードが入っているのでちょっとお話にも深みが出てて良かったです。
恋のお邪魔虫が飼ってるブサかわネコだったり、料理人がモブの店員三木との遠慮ないやりとりをするところも面白く一冊ほのぼの楽しく読めました。

2

この作品が収納されている本棚

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