鈍色ムジカ

nibiiro musica

鈍色ムジカ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×227
  • 萌29
  • 中立11
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
18
得点
291
評価数
92
平均
3.4 / 5
神率
18.5%
著者
所ケメコ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
鈍色ムジカ
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784040673936

あらすじ

チェリストになると誓ってイタリアへ留学した親友ユキとの連絡が途絶えて十年。
介護士として働く拓真は、瞳を傷付けられて両目に包帯を巻いたユキと偶然再会する。
自分である事を明かさないまま、ユキの介助をする拓真。
しかし、中学時代から密かにユキが自分に恋していたことを知ってしまい……。

十年来の片恋を隠したチェリスト×幼馴染の介護士
――どこまでも不器用で、どこまでも一途な、恋の楽章。

美麗でエロティック! 所ケメコのBLデビューコミックス
描きおろし1話分収録&Hシーン大幅加筆

表題作鈍色ムジカ

九条克幸,両目を怪我したチェリスト,学生時代の親友
佐藤拓真,介護士

その他の収録作品

  • 鈍色の雪空(描き下ろし)
  • 後書き(描き下ろし)
  • カバー下:チェリストとヘルパーとホラー映画①②

レビュー投稿数18

なぜ分からないんだろう…?

この作品は雑誌が無料で電子書籍サイトに掲載されていた時に見つけた作品です。
透明感のある綺麗な絵柄に一目で惹かれました。
お話もチェリストが登場する、BLではあまり読んだことのない職業が登場します。
元々クラシック音楽が好きなので、この点でも興味を引かれた作品でした。
音楽が2人を繋げるキーにはなっていますが、知識は全く必要ないので、クラシック音楽が苦手な方でも大丈夫かと思います。

序盤は拓真視点で、なぜ拓真がユキに自分だと告げないのだろうかとか、目が見えないにしてもヘルバーのフルネームは初対面の時に告げられるはずだし、会話の端々で幼馴染の拓真だというヒントが沢山出ているのにユキはなぜ気づかないんだろう…とか、そんなことがずっと気になりました。
その流れは中盤を過ぎてからのお話に必要だったわけですが、私には少し理由付けが弱くて強引な流れに思えたので、お話としては萌にあと一歩という印象です。

ユキが中学の頃と大人になってからと随分印象が変わりました。中学の頃は可愛かったのにイケメンで男らしく成長して、私は大人になってからの方が好みでした。
しかも結構Hだし(笑)。読む前はもっとあっさりしたイメージを抱いていたのですが、それよりはH度高かったです。

0

ロマンチックでムーディーなお話

ロマンチックでムーディーなお話ですね。BGMにクラッシックが流れているような起伏はあっても静かな印象です。

中学時代の親友の拓真とユキの再会の物語。

絵がキレイでユキが美しいです。性描写もあっさり目で読みやすいです。

夢を叶えに留学したユキと連絡が途絶えそれでも彼がCDを出してないか探す拓真。ヘルパーになってます。派遣先の依頼主がなんとユキでした!

志半ばで目を怪我して見えないユキを思って拓真は正体を明かしません。
それでもやっぱり一緒にいるのが心地よくて昔のように海や縁日に連れ出したり、慕わしい想いが溢れてしまいます。
そしてユキも拓真をずっと好きだったのに重ねてしまうと苦しみます。

やがて正体がバレますがきちんと向き合いちゃんと告白されます。ユキー!切ないのと会えて良かったのと心をひかれてたのがやっぱり拓真だったのと良かったね!
ユキが夢を叶えて胸を張って告白したかったのに楽団の輩に怪我を負わされて楽団も追われ悲しいです。

そしてそしてなんと拓真がユキをエッチに誘います。ここがなんとも。ユキのことを思ってだけど本当にユキと同じくらいの愛情を持って挑んで欲しかったかな。ユキも喜んでたけどやっぱり同じ想いを持ってくれますようにって願ってます。

一年後CDデビューが決まったら約束の拓真の為のリサイタルを開きます。

鈍色の雪空
ユキが拓真に恋に落ちるお話ですね。この頃から拓真は変わらず優しいですね。


1

再会

幼馴染の再会ものですね。
ずっと気になっていた作品だったのですが、思いのほか綺麗でした。
もっと音楽っ!!って作品だとおもってたんですが
ことのほかBL強めでしたね(*´ω`*)

天使のようだった可愛い子供が、
男前になって戻ってくるとかww
目に傷をおって包帯で目を隠す。
見えない相手とのやりとり。
じつはその相手は。というところなのです。

見えていない、気づいていないというもどかしさがいい。
実は両想いだったというエピソードが小出しなのもよいです。
ただ、1巻の終わりではスッキリ両想いになってしまったので
続きを買うかどうかは後々検討かな。

2

ライトなBL

設定や絵は素敵。
でも、お話はもう一捻りほしい!という感じです。

よく言えばライトなBL。でも、続編4巻くらいまで?出てるなら、もう少しゆっくり描いても良かったんじゃないかなぁと思います。ノンケの受けがサラッと抱かれてるのをみて、スゲ〜〜と思ってしまいました。

目が見えなく、相手が誰かわからないまま恋愛するという設定はとても好きです。この設定をもっと活かして欲しかったです。終盤にはもう誰かバレて、目の手術をして見えるようになってしまいます...もう少し引き伸ばして!!という感じが否めません。

続編は気が向いたら手に取ってみたいと思います。

2

1巻目

ミニキャラが可愛いです。
ほんと、可愛い。

高校生の時のユキと拓真を見るとユキが受かなって思ってたけど、拓真が受だったとはね。

あの可愛いユキがこんなカッコよくなってるんだしそうなるか。
儚げな少年っぽいのにね。
拓真があんまり成長してないってことがよくわかった。

完結したら一気に読もうと、
完結するまで読むのをお預けしてました。
絵はめっちゃ綺麗だけど、話の展開が早い気がする。
ちょっと、物足りないです。
絵は綺麗なんだけどストーリー的には残念かな。

1

綺麗なお話し

話題になっていたので・・・
今さら読みました!

幼なじみで、ノンケ(〃ω〃)
長~い片思い♪
盛りだくさんだし、絵も綺麗です。
おHプレイがたくさん、とかではないですが綺麗なお話しです。

音楽ネタ(?)も、個人的に大好き❤なので続きも読みたくなりました!

2

名乗らなくて正解でしたね

大分前に読んだのですが、アワードに入っていたので読み直してみました。
やはり、いいですね。
包帯萌えはないんで、一巻で目が治って良かったです。連絡を取りたくなかった理由があるに違いないと思って名乗らなかった拓真。でも、結果的には、ユキの気持ちが聞けて、かつ、それから自分自身の気持ちを改めて考える猶予があって良かったのだと思います。友達だと思っていた人から突然告白されて、すぐに答えることなんて出来ないと思いますし、もしかして?と期待する時間がたまらなく好きです。
拓真の満面の笑顔とはにかんだようなユキの笑顔の描き分けが上手でどちらも素敵でした。

1

長年片想い、執着愛

チェリストのお話・・・という事で気になりつつも、怪我をして目が見えない・・・という設定が個人的に不安でなかなか読む勇気が出ませんでした。

でも、どうやら目は回復するらしい・・・と知って、ようやく遅ればせながら読んだ次第です。
もっと早くに(特典類逃したのが痛い・・・)読んでおけばよかった・・・と後悔・・・
予想よりも、素敵な作品で、しかも結構面白い部分もある作品でもありました。

絵も綺麗なの上に、幼馴染み、長年片想いで一途執着愛な攻め様・・・という設定、しかも受け様はノンケ・・・という、個人的にはとても嬉しい設定で・・・

幼馴染みの2人が築きあげてきたものや、近くにずっといたからこその切ない片想い・・・
かつて信頼し合っていた仲だったからこその、恋人に発展していく過程の自然な流れや空気感が良いんですよね。

一度は音信不通になってしまった2人が、奇跡的な偶然から再会する事になるというのも、夢があって素敵な展開です。
しかも、再会時は攻め様は目が見えないので受け様がヘルパーとしてきていることに気が付かない(受け様は知っている)・・・そんな中でのドキドキな時間も良かったです。


3

絵が綺麗だけで萌えます

音楽家関連の設定は昔から弱い。その上にこの美しい表紙!
表紙買いでも自分を許せますね。
学生時代の親友同士が再会し、攻めは目を怪我しているから受けが昔の親友(且つ片思い相手)とは知らずに彼に惹かれていくのですが、他のレビューにもあるように、論理的に考えばーー気づくよな?
だって自分を介護する人の資料ぐらい把握するでしょう?
とツッコミたいところだが、絵の世界が純粋で美しすぎるのでそこを追求すると無粋な気がしますのでやめました。
このように、このちょっと都合のいい設定を受け入ればかなり萌えるストーリーです。
小さい頃の攻めはかなり受けっぽいけど、なぜか大人になった途端すっかり攻めっぽくなっていて、そこを萌えるかどうかは個人差があると思いますが、私意外と結構好きかもしれません。
もし声を想像すれば興津和幸さんのような優しい王子様系ですね!
読みやすいし、目の保養になりますw そういう意味ではオススメですね。ストーリーの深みと論理の厳密性を追求するならあまり評価しないですが。

1

読みやすいと思います。

書店でお試し冊子があったので、読んでみて購入しました。

チェリストとなった中学の同級生・九条克幸(ユキ)と再会した介護士の佐藤拓真。ユキは目に怪我を負っていて、拓真は他人を装ったままユキの介助を始める。

この設定自体はすきだったのですが、読んでいたらなんだか細かいところが気になってしまって…。そもそもこれから日常生活の介助を担当する介護士なのに、相手の基本的プロフィールも知らずに来るの?
名前はもちろん相手がどんな状態なのかとか、どういうことを求められているかとか、把握しておくべきなんじゃないかなと。正体を隠してすきな相手のお世話をする、という設定にするために介護士にしたみたいに思えました。ユキもユキで、目が悪いのに杖とか使わないの?とか。ユキを介助してる描写があまりなかったので、なおさらそういうところが浮き彫りになってしまったかもしれません。

絵はきれいです。お話も、お互いの多少のすれ違いや葛藤はあるものの、きれいにまとまってて読みやすいと思います。が、2人の関係性が進むのが早いですね。初対面で個人的な昔話とか思い出を話すのは、え、もう?って感じでした。
ユキは中学の時あんなに控えめな性格だったのに、大人になったら随分上から話すようになったなw やわらかい空気がなくなってたのが残念。あのままの感じで今でもずっと拓真を想ってる、だったら健気さにもっと萌えたと思います。
2人が結ばれるシーンもやはり性急な感がありましたが、色気があってそれ自体はよかったかな。わんこっぽいのはすきでないので、あまり拓真に積極的になってほしくなかったですがw

マイナス面ばかり書いてしまいましたが、物語全体としては嫌いではありません。でも続編は読むかなぁ?という感じです。




5

この作品が収納されている本棚

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