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douteimaku shounen
三雲譲さんの考えるネタはいつも凄いなって思います。その妄想力計り知れず・・。童貞膜の仕組みもそうそう思いつきませんよね、普通。
絵も好きです。古い物は絵が違いすぎて単行本化の際書き直した、というコメントもありましたが、他の作品と1年程しか違わないのにどれ程絵柄に変化があったのか気になる。昔の絵も見てみたかった。このかわいい絵で恐怖体験などを描かれるのでそのギャップも良いのかな。写実的な絵柄だとかなり厳しいものになる可能性もありますもんね。
是非電子化して欲しいです。スピンオフの童貞膜中年を電子で読んだ読者さん達はきっと童貞膜少年を読みたくなる筈と思いますね。
全部で5つのお話が収録されていますが、どれも面白かったです。
【童貞膜少年】
生まれつき童貞膜を持った透(受け)が主人公という、インパクト大のトンデモ設定です。
その体質ゆえ、18歳の誕生日には富豪に売られることが決まっている透。
毎晩のように実兄に性調教を受け、監禁同然の日々を過ごします。
この実兄が黒髪眼鏡で好みど真ん中!だったことと、弟にかなり執着しているように見えたので、兄側の心情も知りたかったなぁと思います。
そんな透の前に現れたのが庭師の遼牙(攻め)。
登場シーンの晴れやかな笑顔がとても印象的です!
この作家さんは、笑顔の場面で大きなコマを惜しげもなく使うのですが、そのコマのどれもが魅力的で、すごく引き込まれました。
透はドジッ子キャラで、ビックリするとベッドから転げ落ちてしまったり、世間知らずゆえ、とんでもない発言や提案をするのが可愛かった~。
そして、キャラの表情がイキイキしているせいかあまり悲壮感がなく、爽やかに(ピアスなのに!)読み進められることも驚きでした(*´ω`)
そんな二人が手に手を取り合って、逃避行の計画を立てるのです。
ボンボンの透も迷いは一切なく、計画を遂行し、屋敷から抜け出すシーンでは、それまでずっとポヤンとしていたお顔がキリリ!っとしていて、心から応援したくなっちゃいました。
とりあえず宿に身を隠した二人ですが、「次の日あっさり見つかってしまった」というモノローグには噴きそうになりました(;^ω^)
お兄ちゃんも「お前らー!」と筋を立てて怒っていてコミカルだし、全員が憎めなくて何だか大好きになってしまいましたね☆
ラストシーンでは、家を出る透を屋敷の窓から見送る実兄が、心なしか寂しそうに見えて胸が痛みました。
それでも、読後感のいいハッピーエンドだったと思います。
気に入ったのでもう一話レビューします。
【姦禁ゲーム】
逆恨みをした不良グループが、警察官を監禁するお話。
イケメン警察官の家入(受け)は拘束され、グループの連中にありとあらゆる責め苦を受けるのですが、決して陥落することなく「自分達の未来を潰すのはやめろ」と説得し続けます。
そんな姿勢に心を奪われてしまったグループの一人、連(攻め)。
こっそり食事を運んだり、拘束を解いてシャワーを使わせたり、会話をしたりするうちに、二人は深く心を通わせていくのです。
ある日、全てをリーダーが知るところとなり、二人は裸に剥かれクスリを打たれた状態でお互いの手首を鎖で繋がれて、グループメンバー環視の中、行為を強制されることになります。
そこに警察が踏み込んで、一斉取り締まりとなるのですが、その時に、鎖で繋がれたままの二人が、ギュっと手を握り締め合っているのにキュンとしました。
ラストシーンは意外なものでしたが、安易に近い未来でハッピーエンドを描くのではなく、遠い未来でもう一度…という終わり方はなかなか良いと思いました。
続きが読みたくなるような素敵なお話でした。
どのお話もキャラが魅力的で、言動も筋が通っているように見えました。
大きなコマのアップが多いせいか、ドラマチックでテンポが良いと思います。
またエロ度も高く、見たことがないような機械??も出て来て、そういう意味でもすごく楽しめるのではないかなと思います。
ピアスってエロけりゃほんと何でもアリなんだなって、改めて実感した一冊。
可愛い絵柄と「童貞膜」なんていうワードのインパクトだけで手に取って、中身の黒さにギョッとしました。
私は黒いのとかイタイのとか好きなんで面白く読みましたけど、読む人選びそう。
バッドエンドは無いですけどね。
攻め以外との絡みが結構多いです。
一番黒かったのはこれ。
ちるちるのインタビューで【サイコパス攻め】と紹介されていた作品。
↓
『蝶は奴隷のように犯された!!』
生徒×先生
「相手の社会性を排除しようとする歪んだ愛を描いてみたい」だそうで……かなーり歪んでます。
ヤンデレと何が違うのかと言うと、愛情が行き過ぎて異常をきたしてるんじゃなくて、生まれつき【異常】なんです。
蝶の羽根が傷付いてて可哀想だったから、って羽根を全部もぎっちゃうサイコパスっぷりです。(彼にとってはそれが可愛がってる蝶に対する愛情)
先生に対しても、犯すわハメ撮りを学校にバラ撒くわとめちゃくちゃなんですが、本人は救ってあげてるつもりという…
絵が可愛いんですよね、屈託のない笑顔で仔犬のように好き好き言ってるのが可愛く思えてグラッとくるというか…先生と一緒に私も堕ちかけました。
因みにこれがこの作家さんの初ジュネット掲載作品らしいです。
ピアスってほんと門戸広いな。
エロは、尿道とお尻の両方から前立腺を弄ってるのがエロかった。
もうひとつ、黒いけど良かった作品。
↓
『姦禁ゲーム』
学生×警察官
攻めの悪友に逆恨みで拉致られて陵辱を繰り返されながらも絶対屈服しない警察官と、ゲームには混ざらないものの止める訳でもなく傍観しているだけの冷めた学生の純愛モノ。
ストーリー的には非常に痛いんですが、冷めてた蓮が警察官の正義にあてられて変わっていく感じが王道展開ながらもキュンとします。
好き合ってる姿もキュンキュンするし、出来すぎた結末もまた良し。
一番萌えました。
道具の多彩さに作家さんのマニアックな変態っぷりが伺えます。
『童貞膜少年』(全3話)
体育会系男子×籠の鳥系美少年
内容は先のお二人のレビュアー様がすでに書かれてらっしゃいますので割愛しますが、特筆すべきは、童貞膜が破れた後の描写でしょうか。
完全に水芸でしたね(笑)
みずみずしいどころの汁量じゃなくて笑ってしまった。
色々突っ込みどころも多いファンタジー設定ですが、王道のお姫様救出ストーリーなのでキラッキラで爽やかなハピエンです。
透(受)に明らかに異常な執着心を見せていた兄の心の内が気になるなー。
『先生とぼくのAV性感オナニー講座』
保険医×先生
エッチなことに嫌悪感があるピュアな生徒に保健室の先生がエッチなことを教えてあげる話。
白ブリーフにおもらし(射精)っていうフェチ描写に作家さんのマニアックな変態っぷ…(以下略
『真尋くんがSEXできない理由』
大学生×大学生
真尋くんは攻めです。
キスして、一緒の布団で寝るようになって、そろそろ攻めようか…ってところで何故か一方的にフラれてしまう、両想いのすれ違いモノ。
理由が予想の斜め上でした。
作家さんの中でネトラレブームが来ていたらしく、途中の展開がちょっと意味不明なんですが、ハピエンです。
ストーリー展開が中々にダイナミックなのと、エロ描写がやけに多彩で分量の割に飽きずに読めるのが良かったです。
この作家さん相当エロそう(褒めてる)
読み終わってから作家名検索して知りましたが、「狂愛」の作者さんなんですね。
Rentaで目にしつつも手を出せないままでいたんですが、読んでみようと思います。
予想外に面白い…と言ったら失礼かもしれませんが、このタイトルと表紙から、何も考えずえろえろなお話が読みたいと手に取った本だったので、お話がしっかりしていることにちょっと驚きました。
もちろんピアスレーベルなのでえろえろなのですが、私はお話>えろのように感じました。それがどれもわりとハズレなく面白くて、嬉しい(?)誤算だったというか。
ただ、全体的に暗いというか、ダークなお話が多いので、読む人を選びそうです。強姦・輪姦・監禁・精神的に病んでいる、等々。
表題作の「 童貞膜少年」
生まれつき童貞膜というものを持つ少年・透のお話で、童貞膜って??て思うのですが、後ろから犯されてそれを破られないと射精できないのだそう。
ちょっと説明がわかりづらいというか、その設定そのものが萌えにつながるものではなかったのが残念な気もします。
この「童貞膜」を持っている人間は欠陥人間として売られてしまう…という設定なのですが、この体質ってそんな買う側にとって希少なものなのかが少し疑問でした。
相手役の遼牙は透と友達になり、透が売られる前に救い出そうとしてくれます。なんだか半分友情物語のようですが、遼牙が本当にかっこいいんです。BLの攻めって感じでなく、普通の、等身大の男性という感じでした。
シリアスになりきれないところもありましたが、逃避行ものとして楽しめました。最後のハッピーエンドまでの流れもよかったと思います。
一番インパクトがあったのが「姦禁ゲーム」
警官の家入は、不良たちに逆恨みされ監禁され輪姦される…というお話です。
人間扱いされていないような強姦っぷりはかなり痛々しい。ですが、カップリングがとてもよかった。不良の1人である蓮は家入に同情し、彼を救い出そうとします。
攻めと受けが無理やり行為を強要されるというシーンは正直言うとかなり苦手…でもラストがとても好きだと思えました。
これはもし続きがあって、ちゃんとカップルになるのなら読んでみたいと思える作品でした。
そのほか、やはり黒い作品が多めですが、愛はきちんと描かれているものが多いです。描写はやはりえろえろですので、黒いお話でも大丈夫で、えろもストーリーも楽しみたい方には、このレーベルの中ではおすすめできる1冊だと思います。
童貞膜をもった少年の数奇な・・・・なお話し。
おっさんに凌辱されるのを待つべく実の家族に軟禁されたあげく
実の兄に調教されてるとか。
正直せっかくそういう凌辱的設定があるにもかかわらず
描写が少なすぎたのが残念。
ピュアでラブなかわいいお話しなのだけれども
実はそっちがガッツリ見たかったというのが正直な感想(ぉぃ
本編はといいますと、そんな受が出会った好青年。
事情をしらない攻のことをどんどん好きになる受は~というところ
さながらロミジュリですね。
ピアス作品にしては起承転結しっかりしてて面白いとおもいます。
ただせっかくの凌辱イベントがなーと思うのはきっと私だけ。
個人的に好きだったのは
「姦禁ゲーム」
お待ちかねの凌辱系( *´艸`)
のこのこ一人でやってきたお巡りさんをよってたかって
凌辱しまくるというお話です。
すぐさま精神ヘベレケにならないところが好き。
ただ友人たちがお巡りさんを凌辱するところを傍観していた攻。
ただ傍観していたところから、少しつ気持を変化させる描写が好き。
意外と純愛で、ひどいままで終わらないのもアリだなと思いました。
エロ描写がちょっとやりすぎかなと思う部分はありますが
思ってたより好きな話が多かったです
童貞膜というものが生まれつきあり、それが原因で家族から疎外され、18歳になったら変態に高額で売られる運命の透。
その家に庭師として来た遼牙が透を気づき近づく。
物凄く暗い話なのかと思えば、キラキラな遼牙の明るさがそこまで暗くさせていない作品。童貞膜はヤラないと破れない。破れないと射精できない。
そんなわけで、射精したらしたで凄かった(笑)天井まで飛んでいるのでは?!と思うくらい!
警察官を監禁してレイプする話や、保健室で保健医が手懐ける話、先生を監禁してレイプする話など、これだけ見ると本当暗そうだと思いますが、絵柄なのかそんなでもない!
そういうのが苦手な方でもいける作品かなぁ。私的には、何だか物足りない。短編だからかもしれません。
短編集です。
5作品収録されています。何かに似てる、何だろう?と考えてたらそうだ!かつて私が子供の頃にブームだったホラー漫画雑誌読んで感じた感覚に近いんだわ。
ホラーって不条理、エロにグロに悲劇にハッピーエンド、ある意味何描いてもオッケーな感じがあって面白い作品からカスみたいな作品までいろんなのが載ってました。
コチラの作品は、手放しに面白い!とは言えない。受けが嘘みたいに可哀想な目に遭わされたりするんだもん。その割にえっ?!そんな安易にハッピーエンド?!とちょっと置いてけぼりにされます。
童貞膜少年 第1話 穴の奥の秘密
童貞膜少年 第2話 兄の執着
童貞膜少年 第3話 喪失の刻
表題作です。主人公はとある疾患のせいで家に軟禁されていて18才になったら変態に売られる身の上だそうで、実兄に開発されてるんですよ。そこに、庭師としてやってきた若者が主人公と仲良くなってそんな生活から抜け出せるよう2人で逃避行するんですけども、いろいろとツッコミどころ満載ですが、そんな部分をスルーするか心の中でツッコミ入れながら読める人は楽しめます。
先生とぼくのAV 性感オナニー講座
保健室の先生と純情潔癖DKです。
全校集会で倒れた生徒を介抱しようと保健室に運んだ先生。衣服を緩めようとしたらパンツの中で射精してぐっちょんぐっちょんになってるではないですか!性的な事に嫌悪感がある彼は自慰を全くしない事で少しの刺激で射精してしまったそう。そんな彼の心と身体を解きほぐして…ってコチラはよくある話(どの界隈でやねーん)
姦禁ゲーム
こりゃないわーと思った話。聖女過ぎるわ。
盗んだバイクで暴走していた不良少年、警察官に追いかけられて事故って入院。
その友達が逆ギレして追いかけた警察官を拉致監禁性暴行の日々。
そんな事されても純真で綺麗なままの警察官。そんな彼に絆されて助けようとする不良グループの1人の少年。ボス格の少年にバレて動画撮られながらのSEX強要されて…ってシチュエーションで2人は愛を確認したりして。
コチラもどこまで本気?ってストーリー。
真くんが SEXできない理由
これもヤバかった。1年間友達だった彼と初キスから付き合おうってなってバックハグから身体弄ってたら激しく拒否されて大ショックな主人公。
友達に相談したら、友達が人肌脱いでくれるんだけど、そんな荒療治ある!?
彼を脅して3人でお家鍋パからの、コイツこんなエロい体してんだぜって酔った勢いもあり尻弄り出すんよ。
いやぁ、トンデモ作品です。
蝶は奴隷のように犯された!!
これは完全にホラーでした。
猟奇的過ぎます。メリバです。タイトル通りなのですが、初っ端で蝶々の羽を全部切り取って胴体だけにしている孤立気味なDKと高校教師が邂逅。
彼が言うには傷付いた羽の蝶々を保護してあげたんだと。それを聞いて優しい子なんだなで済ます主人公。おいおい!教育的指導必要やろ。羽切り取るってやば過ぎるやろが、悪気ない方が始末が悪いわ。
そこからDKに懐かれる先生。
その後は、まぁ、蝶の羽切り取るような子なのでね、ヤバいです。
カバー下に各作品の作者コメントが載ってたのですが、表題作は家畜人ヤプーを読んでいて思いつきましたと書かれていて驚き。あの作品からのインスピレーションなの?!(ヤプーはとんでもない怪作SFSM作品です)童貞膜の設定気に入られてたみたいで、他にも単行本出てますね。童貞膜中年って作品髭の男性の泣き顔表紙でちょっと気になる。
怖いもの見たさで読んでみるといいかもしれない。
シーモアで購入。
水玉ボカシで結構見えてます。射精の描写がめちゃくちゃ勢いがあって天井に着いてるんちゃうか?と思うほどの活きの良さです。
ピアス本、久しぶりに読んだのですが、
怒涛のエロで凄かった~~!
エロへの情熱が響いてくる1冊でした☆
ただ、
ちょっとピアス故に残念に思ったのは、白丸を付けての修正~
これ、ナニが大きいと水玉模様になってちょっと病気っぽく見えるような…
そんなこと思うのはわたしだけかな?
■表題作「童貞膜少年」
受けは、童貞膜が精液の出る管の手前にあるせいで、
後ろを犯されないと射精できなくて、ほほう~と思いながら読みました。
(なんて受けにうってつけな設定♪)
ただ、
それで生殖能力も低いから変態に売られるってのは、はて?でした。
一度、童貞膜を破ってしまうと価値がなくなってしまうくらいなのに、
家族でグルになって調教&処女を守るほど高いお金で売れるのかな~とか。
いや、お金持ちは変わった物が好きってことなのかな?
この受けの子、
そんな境遇で実のお兄さんに蔑まれ調教までされて可哀想だったけど、
その分、攻めがめちゃ優しく男らしくて救われました~
受けに欲情している攻めの表情が、すごく色っぽくて格好よかったです。
■「監禁ゲーム」
なにより印象的だったのがコチラ。
警察官の受けが逆恨みされて、監禁されて輪姦されて…というお話。
気持ちよくなってない受けがヤられまくるのは、
受けがいい人なだけに見ていてとても辛かったです…
ヤってる奴らの友人である攻めが見かねて、
トイレに連れて行ったり食べ物をあげたりと気にかけてあげたら、
それがバレて、その攻めの前でこれみよがしにまたヤられるし、
首輪と鎖をつけられて攻めと受けのハメ撮りを撮影されるしで、
どうにも痛々しく思えて萌えられませんでした…
■「真尋くんがSEXきない理由」
受けの真尋くんがSEXできない理由を攻めに暴露するために、
共通の友人が、攻めが寝ている間に受けを縛ってキスしたり弄ったり。
攻めが起きてからも、行為はエスカレート。
挿入こそしないけど、
友人は、攻めの目の前に受けのお尻を向けてぐちゃぐちゃ指で解します。
最終的には、友人を追い出して攻めと受けだけでエッチなんですが、
ちょっと受けも攻めも可哀想だった気も…
受けが攻め以外の男にヤられるのって、興奮するよね♪という方には、
とてもオススメな1冊だと思いました☆
でも、わたしはそれはあまり見たくない派なので、もにょもにょ…(汗
ただ、作者のエロを描く楽しさと情熱は絵からすごく伝わってきて、
そこは素直にとてもステキだなぁと思いました。