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「アンコール外伝集」とか、もうすっかりどっかいっちゃって、完全に富士見の圭と悠季のお話の続きです。
圭のオーケストラが本格始動して、いよいよ団員オーデションの当日、
悠季は今更のように、改めて自分のなすべき事、自分の立場に気づいておののきます。
オーデションが終了し、練習を開始した圭のオーケストラ、
様々な問題をはたしてどう乗り越えていくのか、
そして悠季の前に現れたライバルとは?
みたいな、、、
もう、作者も、読者も、一生のライフワークとして、一生付き合い続ける感じですね。
秋月さん的区切りなのか何かの都合か、本編終了してますが、
最後3巻位で無理に話を終らしたし、念願のフジミホールのオープニングも急ぎ足で書かれたので、今、外伝、として出てるお話の大半は本編です。
タカネのエピソード等々、これまでの番外や外伝らしいサイドストーリィも有りましたが、他の方も仰る通り、この前巻「虹の橋」からはまさに本編・新章突入で括ってほしいですね。
また脇キャラも増え、悠季は講師成長物語的にも人づき合いでもレベルアップした悩みを抱えていますし、
圭の自前オーケストラ発足にむけたオーディションが本格化して、初期の頃のような身内楽団員とのアレコレが多岐に渡って始まっています。
個々のキャラ説明的なシーンが多々盛り込まれているので、全体としてちょっと散漫だったりしますが、人間ドラマの背景なんでしょう。
オケ構築の本筋には、圭の詳しい内面描写と、音楽小説の本領発揮というところを期待しています。面白いですよ。
面白かったですが、これを外伝というのには
やはりどう考えても無理がある……と
第6弾目もまた同じところで、納得のいかない気分。
富士見二丁目交響楽団シリーズ、
改め、桐ノ院オケシリーズとでも名称変更するべき。
桐ノ院オケのオーディションが始まり、
登場人物が新たにどんどん増えた巻。
一方、お騒がせだった芳野氏が再登場したり、
五十嵐くんもオーディションにやってくる。
桐ノ院の「スターップ!」はなんとも懐かしいし、
新たなオケの立ち上げの苦労話は面白いのだけれど、
私は相変わらず悠希に苦笑。
なんだか発言が……ミルクタンクとか、パンツのゴムとか……
彼の「おばちゃん風」の行動や発言は、どこまでいっても好きになれない。
その上この巻は、桐ノ院まで簡単にいかないオケの進展具合に
怒り爆発、顔を真っ赤にして怒るのはいいとしても、
それをあんな挿絵にする必要があるのか。
ラブホに行く下りもだし、全体にある種の悪ノリな感じが鼻に付くし
それに、内容からするとこのタイトルはまだ早いですね。
といいつつ、腐れ縁みたいな感じで読んでいる自分に
これまた毎度のことながら苦笑。
最後は、貞光っちゃんの恍惚のメンコン
→イタリア留学決定→ライバル宣言。
いいぞ、貞光っちゃん、頑張れ〜!