続きはまた夜に

tsuduki wa mata yoru ni

夜晚的秘密关系

続きはまた夜に
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神67
  • 萌×286
  • 萌35
  • 中立6
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
26
得点
790
評価数
196
平均
4.1 / 5
神率
34.2%
著者
千葉リョウコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
シリーズ
Knife
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784801950511

あらすじ

売れっ子ホストの阿久沢 文と刑事の二神崇晴は、学生時代の同級生で元恋人。 2年前に再会した夜、誘い誘われるままにカラダを重ねてからは、 たまに会ってセックスするだけの割り切ったオトナの関係を続けている。 心の中では未だに互いを想い合いながらも、臆病すぎてすれ違う2人。 でも、気持ちを押し殺したままカラダだけの関係を続けるのは苦しくて──…!? ホスト×刑事、対極の2人が織り成す、すれ違いLOVEシリーズに 描き下ろしを加えた著者初の麗人コミックス!!

表題作続きはまた夜に

売れっ子ホスト
刑事

その他の収録作品

  • まだ夜は続く(描き下ろし)

レビュー投稿数26

千葉リョウコさんは萌えの神です。

千葉リョウコさんの作品は全部好きなのですがその中でもダントツ。
こんなに萌えた作品は未だかつてありません!
こちらに出てくる崇晴とヨネダさんの作品の出口がとても似ている!!と思ったのは私だけかしら?
とにかく萌ポイントが多すぎます。
すれ違って同じ気持ちでいるのもお互いは気づかず口に出せない怖さ。というものはやはり恋にはつきものであるのを改めて気付かされました。出会って10年以上立っているのにこんなに新鮮な関係でいられる。それでかつお互いを一番よくわかっている。
だけどそれを伝えられない。
描写の一つ一つやページをめくる度ハラハラドキドキ表現表情すべてが見所です!
絶対に読んで見てください。
間違いなく神作品です。

エロくないのにとてもエロい。
甘くないのに甘すぎる。
萌えまくりです。

14

こじらせ系、格好良いオトナな恋の世界・・・

千葉リョウコ先生の作品に最近じわじわはまっています。
今までちょっとコメディーっぽいノリの作品を続けて読んでいたので、今作は表紙・裏表紙の感じからも、おっ!!今まで読んだのと違う感じだけど、格好良くて耽美~な雰囲気だな・・・と感じました。

私はホスト及びホスト物が好きではないので、本来は敬遠するところですが、これは学生時代の同級生設定であること、そして前述したように雰囲気が素敵で気になって読む事に決めました。

全体的に、大人っぽくてちょっとハードで、凄くドキドキしました。
正直いちいち萌えまくりでした。

お互い好きなのに、否定されるのが怖くて言えない・・・けれど、再会後から体の関係は続いていて、そのことがまた辛い・・・という完全こじらせ系で、その切ないすれ違いぶりも良い萌えを提供してくれています。

そして、なんだか2人とも格好良くて、大人の色気もたっぷり!!!
不毛な関係や恋心に悩む姿なんか、色気あふれまくっていてたまりません・・・
特に、後輩に攻め様との肉体関係がばれてしまった時の、「しー」って口止めする受け様の姿にドキッとしちゃいました。
キスシーンもHシーンもなんだかこうねとっとしていて凄くエロいです。

あと、学生時代恋人同士だった2人ですが、別れた後から再会までの間、受け様が操を守り続けていた・・・というのもとても良かったです!!!!

7

純再会すれ違いモノ……良き……

ホスト×警察官の再会モノです。
何度か読んでますがその度にすれ違ってる2人尊い〜〜って悶えてます。
胸が痛むのですがそこがいい!!!

さっぱりしたセフレみたいな関係を2年も続けている、というこう着状態が始まります。
最初は本当にそんな雰囲気なのに、2人ともクソデカいお気持ち抱えちゃっててですね……たまたま再会したらしいから本当よかった再会して泣

受け・崇晴サンはだいぶツンツンした業務成績も良い警察官で、攻め・文サンの前でも飄々とした感じなのですが、ホントは会うのもヤるのも嬉しくて嬉しくて……というだいぶ拗らせてる受け様。。。愛おしいですね隠した健気が。。。
付き合ってた大学の時に、文サンと自分との差的なのを感じて別れを選んでしまったんですね(誤解だったわけですが)
読み進めるごとに文サンに気持ちを隠してるのがどんどんわかってきて、その度にツーンと胸が痛くなります。

攻め・文サンは文サンで、崇晴サンのこと大好きだったのに、唐突に別れを告げられてでもそれ以上嫌われたくなくてにっちもさっちも行かなくなり。。。というだいぶ不憫な攻め様。
文サンと揶揄いあってても一途に想ってですね、嫌われまいと頑張ってるのがキます!
後何と言っても、水商売の営業側を結構芯を持って理念を掲げながらやってるところがいいですよね。しっかり考える攻め様、好きなんすよ、、、、


総じて2人ともから回ってる様子が見れるとても良きコミックでした。
あと何と言っても、攻め様が受け様大好きすぎて大事に大事にヤッてるの本当好きなので!!!とてもおいしい一冊でした!!!!全て眼福。。。

2

続編を読んで気になって

麗人で続編が連載されていて面白くて気になったのでこちらを読ませて頂きました。

文と崇晴、お互いのことが好きすぎて繊細過ぎて、内に秘めてる熱いものが大きすぎて、それがこちらにも伝わってきて読んでいて胸が痛くなりました。
8年離れていてもお互いのことだけだったなんて本当に凄いしどれだけ好きなんですか…。でもその8年間は二人とも辛かっただろうな…。

最後にやっと崇晴の本音が出て、つっかえていたものが無くなって、ようやく両想いを確認し合えて本当に良かった…!

文も崇晴も、プライドを持って仕事をしている所も本当にかっこいい。どちらも推せます!!

0

じれじれ…

お互い超好きなのにその本心が言えない2人、ああ、じれったくて最高!ずーっとじれじれしてからのようやくの告白シーンはじわっときた。

想いが通じたら通じたで、今度はどっちが相手のことが好きかで張り合うとか…ちくしょー可愛いな!「なんで昔別れようなんて言った?」→「好きすぎて怖かった」→「それじゃあ仕方ないか」の流れ、過去の諸々を一言で全部浄化する破壊力があって好き。

ホストと警官という全然違う職業で、それぞれ仕事に熱意持って頑張っている2人だからいいコンビなんだな。

染谷君がかなり可愛いくて、2人の恋路に絡んでくるかと思いきや、ちょっとした嫉妬に使われただけだった(笑)染谷君のスピンオフ希望!!

8

気持ちがわかる気がする

高校時代の同級生、刑事の崇晴とホストの文。
一度別れてから2年目前に再会、その後はいわゆる『セフレ』という関係。
だけど、本当は別れた8年前からお互いの想いは続いている・・・
というのがこのお話のポイント。
好きなのになぜ別れたのか・・・
別れを切り出したのは崇晴のほう。
そして再会した現在も、気持ちは揺れている。
好きか嫌いか・・・だけを考えたら『好き』以外の何物でもない。
だけど自分たちの置かれた環境や立場を考えると
いろいろなことが違いすぎて、好きでいるのが怖くなる。
これって理屈ではなく、まさに心の問題。
いろいろなことを理解しているつもりでも
自分ではどうにもできない、気持ちの問題。
大好きで大好きで、何物にも代えられないほど好きな相手だから
幸せになって欲しい、やりたいことをやり通してほしい。
頭では理解していても、どこかでひっかかってしまうこと。
人間って心があるから、いろいろと考えてしまう生き物なんですね。
悩んで悩んで、お互いの気持ちがぶつかり合って泣いたり
大人になった今だからこそ、大人になり過ぎた考えが
相手を不安にさせたり、悲しませたりすることを教えてくれた気がします。

刑事とホスト、というだけでも異色なCPだけど
そこに親同士が恋敵だったというエピソードが重なります。
最終的には、今まで二人共自分だけで長い間悩んできたことが
なんのことなく解決していくので、すっきりと言えばすっきりします。
「お互いに好き過ぎる」という本当はラブラブなCPなのに
二人共が大人ぶってみせるところと、あるときその大人の鎧が
ガラガラと外れて、素の自分になってしまいそうになるところが
人間らしくて、気持ちがわかるなぁ・・・と感じました。
文が首から下げていた指輪を照れながらも気にする崇晴、可愛すぎ。
そして、その指輪をずっと大事に持っていた文も
どんなに崇晴を好きだったかがうかがえるエピソードでした。

7

仕事してますか

雑誌で連載されているのを読んで、
毎回エロが盛りだくさんなのに驚いた作品でした。
千葉さんってこういう作品も描ける人だったんですね!
麗人系のエロエロは好きです。

まずホスト×刑事、設定が美味しい!
二人とも忙しそうなのですが、
その割に毎回会うとHはしっかりしています。
体だけの関係、と見せかけて実は完全な両想いだったという。
とんでもなくすれ違っていただけの二人でした。

その昔、私が大好きだった設定じゃないですか…
二人が盛大なすれ違いをしているっていう。
早く気づきなさいお!と握りこぶしを震わせてしまうけれど、
そこがたまらん…ツボってしまうという。

あとスーツ率が高いのもいいです。
受けは刑事なので非番の時以外はもちろんスーツですし、
攻めはホストでチャラスーツ。
脇役もスーツ率高し!
そういえば昔デザイン会社なのに全員スーツ着用が義務とかいう作者さんのスーツ萌え押しな小説&コミックがあったな~懐かしい。
スーツなんて日常的にいたるところで見るっちゅーのに、
やっぱりスーツがデフォっていいなと改めて思ったのでした。


3

愛がたっぷり♡2人とも健気!

10年越しの復活LOVE♡お互いに好きで仕方ないのに気持ちを伝えられない文と元恋人の崇晴。大学三年の時に別れて、街でバッタリ再会したのが8年後。そこからずるずるとセフレ状態で2年。一回失敗して臆病になってる2人のじれったい恋です。

攻めの文は両親経営のホストクラブで働く人気ホスト・支店長。性格はワンコっぽいかな。受けの崇晴はカリスマ性のある黒髪イケメン刑事。性格はマイルドなツンデレ。2人で話してる時は学生時代のノリというか、夫婦漫才みたい。文がボケで崇晴がツッコミ。2人とも職業に特徴があるけど、正直2人の恋が中心のお話なので職業萌え出来る程ではないかも。萌えるとしたらスーツ萌えかな(´艸`*)ストーリーは特に当て馬もいなくて、全体的にあまあまです♡

結構な回数えっちしてます!セフレと言ってもお互いに好きなので、えっちも優しくて愛が溢れてます。そういう意味ではすごく高揚感があってエロいです。プレイ的なことは一切無し。両想いになってからは更にあまあま。「お前どんだけ俺に惚れてんだよ?」「は?ベタ惚れですけど?」みたいなくだりたまらない!!!お互いに溺愛し過ぎてて萌え~(*´Д`)♡

あぁ、愛する人が隣にいるっていいなぁ。。。って胸熱になって読み終えました。大人の恋なのに仕事とか色んな方向からの雑音が少なくて、2人の気持ちにフォーカスが当たっててツボりました♪

3

純粋にBLとして楽しめました

これまで読んだこの作者さんの作品の中では、これが一番好きです。
正直、絵もきれいだし、ストーリーも悪くないのに何かが足りなくて、もったいないな~と思うものが多くて。
作画自体は美しいのですが、動きが走っているのか歩いているのかわからなかったり、表情も似たような顔が多かったり、台詞もだれが喋っているのか、どの順番で喋ったのかこちらが何度か戻りつつ考えないといけないことがあって・・・・・・そういったストレスが一番少ない作品だったと思います。
学生時代にお互いが好きになった経緯がもう少し描かれていたら良かったな~と思いましたが、現在のお話は良かった。
「好きだ」から「別れる」という結論に至ったことも読むうちに納得いったし、別れていても再会後は体の関係があるので色んなパターンでイチャコラシーンも満載です。
だからと言って、甘いだけではなくてツンデレな感じもあるので、もどかしさもある。
最後はハッピーに終わりますし、ページ数以上に読みごたえがあって純粋にBLとして楽しめます!

3

「俺はあいつの特別になりたい。」BL的には使い古された台詞の愛しさに。

千葉リョウコ先生の作品の取っ掛かりで。一番好きな作品です。
そして、私にとっては、「両片想い」を初めて認識した作品でもあり。
今でも、「両片想い」と言えば、「続きはまた夜に」だと思っている。

黒髪で美形の二神刑事の、いつも何か憂えている様な、暗い瞳。
愛している文と身体を繋げていても。
身体だけでも繋がっていたいと願う、その切なさと。
「断るフリ」「拒むフリ」「本気じゃないフリ」「嫌なフリ」
自分の気持ちを殺して。気付かれないようにして。

一方で、文は、二神にただ嫌われたく無くて。
聞き分けのいい大人のフリをして。「別れたい」という二神を受け入れてしまって。
8年間、ずっと後悔していた。
言葉にすると、壊れてしまう様な気がして。
薄氷の上を踏む様に、恐る恐る抱き合う二人。
『こんなに好きなのに。』
「俺はやっぱりあいつの特別になりたい。」
BL的には、使い古されたその台詞が、とても愛おしくて。

事件を追っていた二神は、凶弾に倒れて負傷する。
そして。今度こそと、自分の気持ちを終わらせる為にと。
初めての告白をするのだ。
文の側からしたら、「ええええーっ⁈」ってなものなんだが。
数々のすれ違いから、ようやく。
想いが成就する。
何度も読んでいると、「言えばいいのに。」で、解決しそうなものなのだが。
両方の視点で、丁寧に描かれていくモノローグを読むにつけ、ジレジレしつつも、
とにかく応援するしか無いのかなぁ、と。
それよりも、文が、人の心を掴む手練れの人気ホストのクセに。
二神のことになると必死で。余裕の無いヘタレっていうのも、それはそれで、愛だとも思う。

両想いを実感して愛し合った翌朝。
感極まって、なおもサカる文に、「…続きは、また、夜にな。」という、タイトル。
二神の瞳はもう、暗くは無くて。幸せそうでホッとする。

描き下ろしは、ずっと二神にあげたくて、あげ損ねていた指輪をネックレスにして、
後生大事にしていたという、文の可愛いエピソード。
8年、ずっと着けていて、傷だらけになったその指輪が、やっと二神の指に。

3

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