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tenshou koi desu
店长 恋爱吧
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
コンビニの店員とその周りの人たちの恋物語。
3組のCPが登場する短編集です。
シンプルな絵柄だからこそのキャラの大人っぽさやイケメン感、表情の変化がわかりやすくすごく好みの絵柄でした。照れ顔が特に好き…
無愛想で口煩いイケメンが意外と面倒見が良く好きになったら一直線なのも、遊び人ぽく振る舞ってた先輩が実は一途で失恋に苦しんでるのも、タチを主張してたのに好きになってることを自覚したらネコになってもいいやって思ってしまうのも、それぞれにギャップがあってすごくよかったです。
短編集なのでそれぞれを深く掘り下げて、という感じはないのですが、短編集ならではのテンポのいいストーリーと一生懸命全力で恋愛する姿をたくさん見ることができて大満足でした!
ずっと好きだった相手に気になる人ができる。
しかも男。というのは、よくある設定ながら、長年片思いしている方に肩入れしてしまって読むのがつらいものですが、この作品は初読のときからすごく好きで、定期的に読み返したくなります。
コンビニの店長、SV、バイトくんというオムニバス。
【店長、恋です。】(前後編) 萌2
新米コンビニ店長の西山と、きつい言葉遣いと冷たい表情のせいで周囲に怖がられる東野。
夜シフトで一緒に働いてから、東野の意外な面を知っていくうちに…というストーリー。
秘密の共有って、距離を縮めますよね。
間違ったことは言ってないのに、言い方のせいで誤解される登場人物の「周囲は知らないところ」を知って、「気になる」から「恋」に変わっていく西山の心理描写がいい具合にこそばゆいです。
そこへ西山を店長に引き入れたSVの米村が絡んでいくものの、西山目線のおかげさまで米村の切なさに同調しすぎずに済むところが、この作品を存分に楽しめる要因。
西山が鈍感なだけに可哀想ではあるけれど、高校時代から10年以上、真剣に気持ちを伝えずにそばで支えるポジションに収まっていたわけで。
西山が男を好きになった時点で「実は俺もお前のことが!」って手を挙げてみても、東野だから好きになった西山に届くはずもなく。
可哀想だけど、仕方ないねと思えるところが、この作品のいいところかなあと思います。
【店長、恋です。ー米村シフトー】(前後編) 萌
お次は傷心の米村の出番。
新しく入った深夜バイトの安藤と東野のソリが合わなくて…という西山からのヘルプで店へ行ってみたら、西山と東野がキスしてるところを見ちゃった!!という始まり。
希望としては米村の身長がもっと高ければいいのに…と思わないでもなく。
さらに希望としては、安藤がさらにもっと背が高ければいいのに…と思う。
西山のことを攻めっぽく狙っていたので、勝手に米村は高身長だと思い込みがちですが、背の順に並べると(高)東野→西山→米村→安藤(低)なんですよね。
しかも2人からそこはかとなく漂う受け感に、この時点では「どっちが攻め!?」というモヤリ感が残る仕上がりです。
【幸せにするから覚悟しろ】 萌
表題作でメロンパンの発注の「0」を1つ間違えてしまったバイトの西沢の回。
買い取ったメロンパンを恵んだら、一目惚れされちゃったという話。
会うたびに告白→投げ飛ばすという流れが面白い。
ただタチネコ問題は…、ちょっと納得いかない気もするけど、元カレとの絡みから、おそらく水沢はカッコいいところを見せたい一心で、相手に甘えることができなくて、それで上手くいかなかったのかなあと思ったり。
だから甘やかしてくれる、守りたいと言ってくれる相手がちょうど良いのかもしれませんね。
レビューを書くためにまた読み直して気付いてしまった。
この作品の何が楽しいって、表題作の米村を見るのが楽しかったんだと…。
思わぬところで自分の性格の悪さを自覚したところで、失礼いたします。
クールというより単に無愛想な東野のキャラクターがなかなか面白かったです。自分より結構年上で、後から入ってきたとはいえ一応店長である西山に対しても、他のバイトに対する態度とまったく変わらず説教までしてしまえる度胸。今時こんな飄々とした子も珍しいと思うので、興味をそそられました。ただ、これだけ愛想のないノンケキャラだったからこそ、西山をそういう目線で好きになるのがちょっと早かったようにも感じ。東野も西山も十分魅力的だったので、東野視点での心情が描かれていればもっと良かったかなと思います。
西山を本気で口説いていた米村も、当て馬ではもったいないキャラだったので、カップルが成立してすっきりしました。彼は本気で恋をしているのに、歳を重ねてしまったからか勢いだけでは突き進めず、いざとなると物分かりがいい振りをして一歩引いてしまう、大人の男。失恋を拗らせていたところに、安藤という若さと真っ直ぐさを持った男に迫られたら、落ちてしまうのも分かるなぁと。こちらも短かったので、もう少し心情描写が欲しかったところですが、大人びた米村が髪を下ろすと意外と幼く見えたり、萌えは十分得られました。
近所のコンビニならいいのに!なお話。
作者さんの作品は初読みです。
絵がとても綺麗。みなイケメンだし。
私は東野が1番好みでしたねー。
年下攻めは良いなぁ。
表題作は2話、コンビニ店長の西山と古株バイト東野のお話でした。
とっつきにくいと思ってた東野が案外良いやつで、気になり始める店長。
王道展開でした。ギャップには誰でもドキッとしちゃうよね、店長!
次は「店長、恋です。」米村シフトとして表題作でナイス当て馬を演じてくれました、米村スーパーバイザーと新人バイト安藤のお話。
傷心の米村に、訪れた新しい恋!です。
安藤くんのまっすぐな眼差し良い!
米村は西山店長の事好きだったくらいだから、攻めなんだよねぇ?このお話ではH無しなので分からないんだけど、個人的には受けでお願いしたい。
あと「幸せにするから覚悟しろ」という短編1話。
こちらもコンビニバイトの水沢と同じ大学の吉池のお話。
両方タチなのですが…絆されてネコに(=^x^=)
えっと、米村と西山店長の高校時代のお話はないんですよね?そこも何があったのか細かく知りたい。
先にSVを読んでしまったのですが
それでも楽しく読めます
こちらを読んでからの方が
よりSVを楽しめたのかな
どちらが先でも、西山くんに魅力を感じないと、「うーん」となる作品かな
個人的には、もう少ししっかりしてても
いいんじゃないかと思ってしまう
ヤンキーあがりのコンビニ店長
挫折があった故の辛さは理解出来るが
ちょっと頼りなさが子どもっぽすぎるかな
米村さんの方もやっぱりどこか幼いというか物足りなさを感じます
まだこちらの方が、東野くんがしっかりしてるので成立しそうかな
西山(コンビニ店長)と東野(深夜バイト)のCPだけなら萌2評価。派生してどんどんCPが増えるタイプのシリーズは、納得感ないともやっとするたちで、米村(コンビニSV)と安藤(バイト)のCPはしっくりきませんでした。安藤が米村に惹かれた理由がさっぱりわからない。
中田先生の「恋する鉄面皮」のスーツが好きなのですが、米村のスーツから3年で格段に絵が上手くなっているんだなと、この作品を読んで思う。この時点で既にとてもお上手ですけど!
他の人には塩なのに、自分だけには懐いてくれる、または自分にしか見せない顔を俺は知っている。そんな嬉し恥ずかしい気持ち。店長、それが恋です!
常にクールで無愛想なバイトの東野くんに、他のバイトたちからの苦情に手を焼いていた雇われ店長の西山は、何とか皆んなと馴染んで貰おうと、先ずは自分から何かと気にかけて話しかけて行く。そのクールな東野くんの素顔に触れる内にほだされていく西山。そもそも先輩の米村のコネでコンビニで働く様になっていた西山は、今も何かと構ってくれるSVの米村には感謝してはいるが、米村とは昔、少し関係を持っていた。今は何とも思って無いのだが、ふざけ半分でたまに迫ってくる米村に嫉妬して、やっと独占欲を感じる東野くん。っていう。クールで低体温男子と何事にも真面目で一本気な店長が可愛い、コンビニを舞台にしたラブ・ストーリー。
意外に、ふざけていた、と思われる米村が、実は言えないまま、西山店長を想っていた…というので、中盤からは米村ターンです。まさかの一冊中にスピンオフも読めちゃうお得感。東野くんと西山店長が付き合ってると知っても、自分は平気だと思っていたのに、いざ二人で居るところを目の当たりにすると耐えられない自分に驚き、痛みを自覚する米村。新人バイトの安藤はそんな米村を意識し出して…。SV、恋です!と、なっていきます。コンビニに二つのカップルがめでたく出来上がった頃、後半はまた別のバイト 水沢と、コンビニに出入りする大学生との恋へ。『幸せにするから覚悟しろ』。一つのコンビニを舞台に、役者がスムーズに入れ替わって行く…そんなオシャレな演出になっていて。そして、全員ハッピー。ちょっとしたヴォードヴィルを観る気分で楽しみたい物語です。
そして、描き下ろしの安藤のセリフにもまた、テーマがリフレインされていて。「俺だけ…」かぁっと赤面しながら言うその言葉。そう、俺にだけ。俺だけ特別。
表題作は短いお話なんですが、一冊まるまる読んだような満足感とうまくまとまってる感がありました。ホントに読んでいておもしろかった。コンビニが舞台で、堅物バイトの東野とやんちゃ系店長西山の歳下攻めカップルです。
雇われ新人店長の西山は、古株で愛想の無いバイトの東野が苦手。
けれど夜勤勤務で次第に距離をつめていき、知らなかった部分を知って、もしかして好きかも?ってところから、失敗だとか嫉妬だとかいろいろあってコメディーもシリアスも萌える場面もピンチな場面も…ぎゅっと詰まっていてでもごちゃごちゃでなく短く上手くまとめていました。
こういう、ちょっと馬鹿だけど兄貴肌!て感じの受けってあんまり見ないので、最初どっちが受けなのか…と思って読んでいたのですが、そういうところもすごい楽しかったです。
シリアスになりきらないところもよかった。
お互いを意識している微妙な空気がせつない感じになるのではなく、何事もハッキリさせないとスッキリしないタイプの西山が「話し合おう!」てなるところが笑えました。あんまり色気はないお話なんですよね。
でもすごく萌えるんです。
誰かに是非読んでみて!とオススメしたい作品です。
次のお話は深夜バイトの安藤とスーパーバイザーの米村の組み合わせ。米村は前半のお話で当て馬のような立ち位置でしたが、悪い人ではなかったので幸せになってくれてよかった。
10代と30代の歳の差カップルです。これはどっちが攻め?なのか…。安藤だとしたらかなり幼い攻めに見えます。安藤というキャラが非常にひたむきで、子供ぽいんですが真っすぐでかわいいんです。
でも最後のオマケで、安藤が米村を押し倒して米村の乳首を吸うシーンには笑えました。色気があるというより、子供が吸ってるようなコメディーな印象でした。こちらも色気のある、て感じではないですね。
もう一つコンビにカップルのお話が入っています。そもそもコンビニという舞台がBLでは結構好きなので楽しめました。
中田アキラさんの御本を始めて読んだのですが、こんなに面白いならもっと早く手を出しておけばよかった~と思いました。
作者の描くメンズがとにかく美しく
ほのぼの、甘くて気持ちよく読み進められます。
BLにとってコンビニ自体は登場回数も多く不可欠な存在。
コンビニ店員内でいくつかカップルができるなんて大好物な展開だと思い手に取りました。ちなみに作者の作品はこちらしか読んだことがないのですが、一読目さらっと読んだわりにその後もたびたび引っぱり出しては再読しているという、クセになる感じの一冊。
3カップルあって、3カップルともたぶん年下攻め、うち2カップルがコンビニ従業員内でという、いかにも美味しそう、かつ面白そうなラインナップです。おすすめポイントは、この本にはイケメン以外登場しないということと、年下攻めのタイプが3つともはっきり違うところ。楽しめると思います。
スーパーバイザー(店舗を監督する立場にある)米村が好きです。
昔風男前ルックスが強烈で、オフの時とのギャップがたまりません。
かわいいキャラではないのだが、私からすると可愛すぎました。
どうしても読みたくなって本日再読。