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cold light
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
視覚的にくる暴力表現は小説では出来ませんし、話が原作より上手くまとめあげていると思いました。
結構飛ばしている感じもあったので原作も併せて読むことをお勧めします。
また、違った感情が湧いてくるのではないのでしょうか。
どう話が上手くまとめあげていると言いますと、
木原音瀬さんは心理描写がとても上手く、最後の方になってくると(私の場合は)泣き疲れて萌えるどころでは無くなります。
今回この漫画でも泣きましたがまだ体力が残っていたので萌えられました。
二人の不器用さ加減と、透のちょっと意地悪なところよかったです。
あと、絵に関してですが原作の張りつめた雰囲気と絵柄があっていました。
透の折檻のシーンは何回みても心が痛いです。麻生ミツ晃先生は表現力があります。
少し顔のデッサン狂っている気はしますがそこが味になって、なんかわざと狂わせている気もします。
あえて言うなら、表紙もうちょっと上手く描いて欲しいですね。弱すぎます。もうちょっとコントラスト強い方がいいです。
あと、描き下ろしの小説は最後の可愛い方の透です。
もう木原音瀬が書かれることは一ありません、悲しすぎます。
COLDシリーズ好きな人は透にお別れをしたいなら買うべきです。
『COLD SLEEP』では謎だった藤島の過去が、冒頭から一気に明かされる今巻。現在と過去を行き来しながら描かれる藤島の過去は、想像を遥に超える異常で壮絶なものでした。
血筋に拘り藤島をすべて支配しようとする母と、妻への憎しみを藤島にも向ける父。藤島の秘密を自らの今際の際の満足の為だけに明かす伯父。藤島はそれでも母を愛そうと、湧き上がる悪感情を押し殺し、口も利かぬ父に愛を期待しては裏切られて生きてきたんですね。母の藤島への行動、感情は狂気そのものだし、父から向けられる妻と藤島への憎悪は無関係だった幼い透をも巻き込んでいく…。
記憶を失った今の透は、無邪気で可愛かった出会いの頃の透とそっくりで、二人の透が藤島に向ける満面の笑顔に、藤島に裏切られてからはこんな風に笑うことは二度と無かったのだろうと想像できて、目の奥が熱くなり涙を堪えることが出来ませんでした。笑顔がこんなに悲しいなんて辛いです。
だけどあの頃の藤島に何が出来たと言うのでしょう?6歳上だったと言ってもまだ高校生だったのです。産まれてからずっと精神的に虐待されて生きてきた子供だったのです。裕福な家で生まれ育ちながら、実は何も与えられていなかった子供。感情すら搾取されてきた子供だったのです。
無力な藤島が透に抱いた感情は、母を象徴する『女』に対する拒絶と思春期が重なった結果だとしても、それを幼い透が受け入れられないのも当たり前のことだし、唯一の人だと信じた人に裏切られた透が、藤島を嫌うのも至極当然だと思います。
今のまっさらな透が、今度は自ら藤島に触れたいと切望して、感情を押し殺していた藤島の心も動かされていく。想いの通じあった二人に、本当に良かったねと安堵したものの、あとがきを読むとこの物語は3部作なのですね。2部が藤島のターンだとしたら3部は透のターンなのかな。
すべてを知った上で透を愛し、幸せを願い、すべてを捧げた藤島。3部では透がすべてを理解したうえで藤島を愛することが出来るのか?が描かれるのでしょうか。どうか初めて与えられたものを彼等から奪わないで欲しい。早期の連載再開が待たれます!
藤島さん退院後。
藤島さんの回想が合間に挟まる形で透が忘れてしまった2人の過去の因縁が分かります。
…悲惨です。
大人のエゴに振り回されまくりです。
何というかもう透が不憫すぎる。
実母は育児放棄気味だし、連れて来られた先では散々な扱い。
父親は会おうとはせず、藤島母は本宅に近づこうものなら怒り狂う。
学校行く以外は倉から出るな!で風呂にも入れてもらえない。
おかげさまで不潔すぎて学校では孤立。
耐え切れずに父親の部屋を探して本宅の藤島さんの部屋に迷い込んだ当初の透の体は骨が浮き出てて…。
段々と肉づいてきて笑顔も増えて「お兄ちゃん」って懐いているのがもー可愛くて可愛くてたまりませんでした。
本当に素直で可愛くて…なんであんなめに…。
じゃーお坊ちゃんな藤島さんは悠々自適に暮らしているのかといえば違っていて…。
父親は自分のことを嫌っているし、ってか幼い時に自分の父親は別の人(母の実兄)と知らされるし…。
母親の愛情は歪んでいる上に執着が激しすぎて恐ろしい。
いやもーあれ怖すぎて抵抗できないわ。
目の前で見殺しにされたような状態を味わった透が恨むのも無理ないと思うけど…止められない藤島さんも責められない。
マジであれ恐怖。
幼い透が藤島母にホウキで殴られまくっているのは…色々な意味でぞっとしました。
殴りまくっていることだけじゃなくて…藤島母の狂気が本当に怖い。
庇ってくれない藤島さんを見つめる殴られすぎて腫れ上がった顔の透の目が…辛いです。
辛すぎて息がつまります。
ってか透の学校も1ヶ月以上風呂に入っていない状態をなんとも思わないのですか、通報しろよ。
まともな大人はお手伝いさんだけじゃないか…。
あんなお母様の選んだ藤島さんの結婚相手が素敵な女性過ぎて何か複雑気分。
お母様のお眼鏡に叶ったのですから家柄は言うまでもなく良いのでしょうが、人柄が本当に…優しそうな方で。
幸せになってくれそうなので何よりだと思いました。
過去の出来事を知っているからこそ…透が思い出した時とかのこと考えちゃうんでしょうね。
藤島さんとの思い出を作りたい透と、幸せな思い出を作るのが怖い藤島さん。
どちらも切ないです。
特に印象に残った言葉…「君といると苦しい。君がいなくても苦しい。」
相反する言葉だけど、藤島さんの気持ちが溢れていて…。。。
それはさておき、今回もケーキを食べる藤島さんは幸せそうです。
あの表情を見ているとケーキが食べたくなって仕方なくなります。
ケーキというものはそんなにも美味しいのか!レベルで。
いや、ケーキは美味しいのですよー好きですよ。
美味しいのですが、自分が食べている時あんなにも美味しそうな幸せに満ちた表情をしているとは思わないので。
それから書きおろし小説の藤島さん(対職場の女性)の王子様っぷりに吃驚。
原作を読んで、胸がつぶれるほど切なく、苦しく涙があふれたのを思い出した。
苦しくて苦しくて苦しくて。
苦しい過去。そして過去を忘れてしまった楽しく嬉しく愛しい時間。
その後に叩きつけるかのような酷い現実。
思い出したら涙がまた止まらなくなった*ノД`*)・゚・。
とはいえ、今回のコミカライズ。
原作の一片の具現化とはいえ、すばらしい作品でした。
何より感動したのは、私個人が「これってどーいうあれなんだろう」と思っていたあいまいだった部分がしっかりと描かれていることです。
なぜ、弟である透が兄を恨んでいるのか。
なぜあんなにも弟に対して兄である藤島はざんげし、怯えているのか。
いけないと思っていても惹かれてしまう想いと
忘れてしまったが故に純粋に向けられる気持ち。
原作を読んでいればこの後の展開がまた見えてしまうのですが
このまま二人幸せな時間が続くことをただただ願ってしまう。
シリーズものは揃ってからっというのが基本なんですが、
今日は無性にBL読みたくなり、遠出もしたくなく、
地元の本屋で物色。手に入ったのが今作だったので、
大好きな木原さんだし、たまにはいっかと思い購入して読んだんですけど、
ひゃー!なんなんですか!これは!!って位良かったです。
絵も好きだったし、お話はさすが木原さん。
読み応え充分でした…てか、よくこの長さに収まったなって位。
家にシリーズ揃ってからと寝かせてあるCOLD SLEEPがあるんですけど、即効読みます。
で、今作の小説版もその先も読まねば。
はまりました。
これは神にせねばなるまい(偉そうにすみません)
自分が夜明けの腐であることを再認識しました。光の作品も好きですが。
前作は透視点で、本作は藤島視点。
この構成も好きです。
ふんわり想像していた以上に、2人の過去が壮絶でした。
出たわね。苦手な設定。
兄と妹の子ども…。
ドロドロものには結構出てきますね。
全ての元凶は着物のクソババアやんけ!と怒りがこみあげますが。
子どもの頃の2人がかわいそうすぎて、健気で。
ちょびっと泣いてしまいました。
(BL的な部分で泣きたいのに、まだそれは1回しかない)
原作のプロットがよく出来ているし、麻生先生の表現がすばらしい。
あとがきに書かれていた「藤島の行動原理」がとてもよく描かれていたのが大きいです。
ここに説得力があるから、全てが活きてくるわけですから。超重要。
藤島が泣いちゃうところや、透を突き放そうとする辛い気持ちが手にとるようにわかる。
そう描かれているのがすごいし好きです。
そして、透の気持ちも。
記憶がなくても、藤島を好きで好きで…藤島のために何かをしたい、一緒にいたい、というのは本来の透の気持ちでもあるのだな、と察せられるのがいい。
「途中で放り出すくらいなら最初から俺なんか引き取らなければよかったんだよ‼︎」
と言うのもよくわかる。
辛い過去の中で出会い、ほんのひとときだったけどかけがえのないあたたかさを得て、傷つけてしまった罪悪感から「今度こそ僕は君を守る」藤島の決意、あと藤島がゲイであること…それらが全てつながっての、ラストシーンたまらなかったです。
2人の心境の変化もすっと入ってきたし。
最高のお話、すばらしい読後感です。
「何かを諦める過程は火に似ている」の藤島の独白もとてもいい。
ずっと与えられてきたから選択が苦手なのも、感情を表現できないから小説が好きなところも。
全て藤島啓志という人格を物語っている。
その描写が冒頭、途中、ラストに出てきてつながっているのもお上手だなぁと思いました。
続編どうなるのか、心して読みます。
前巻「SLEEP」に続き麻生ミツ晃さんの絵で展開されるストーリーは
多分、きっと、小説未読の人にも充分にこの小説が伝わるものとして描かれていると思います。
既読の身で読んでも、充分に小説の世界がギュっと濃縮、必要な分だけ必要最低限を”絵”という手法を使って十二分に伝わってくるのです。
退院した藤島。
「愛してる」の言葉に2人は結びつくはずであったのに、ためいらい拒否する藤島。
この巻は藤島の回想が入り、藤島と透のとてつもない過去が明らかにされていきます!
記憶を失いまっさらなまま、藤島と暮らして培った気持ちから見せる純粋な笑顔は、
回想に登場する小さい頃の透の笑顔とリンクします。
でも、だからこそ藤島には許せない自分の償っても償いきれない過去の気持ちを起こされて複雑なのだということが良く解ります。
麻生さん絵でみせる人物表情で、笑顔で、涙で、選び抜かれた場面とセリフとでそれが胸に迫ってきます!
気迫迫るまさに鬼のような藤島の母親・・・
彼女の描写もよかったですね、怖かった(涙)
まさに本物の鬼となった彼女に虐待されて救いを求める悲惨な透のシーンは、もうヤメテ、悲しいよ、なんでだよ、、、
何度読んでも涙が誘われてしまう!
麻生さんの絵も注目です、ほんとう!目をおおいたくなる!!
ラストクライマックスの「君に愛される幸せな記憶が怖い」から強引なセックスが終わった後の藤島のつぶやきまで、
いや物語の最初から最後まで目が離せない展開です。
一見幸せな終わりであるはずなのですが・・・
小説未読の方の為に色々は伏せてあります。
小説既読の方にもきっと間違いなく満足な出来なのではないでしょうか?
SLEEPの時にも書きましたが、この苦しい辛い世界を描いたこのシリーズに、切ない系の麻生さんの絵はぴったりであると共に、とても見事に世界を漫画として表現されてありました。
また小説を読みたく、CDを聞きたくなるじゃないか~
神は完結した時に付けます。SLEEPの時まだ萌×2がなかったのよね、訂正できないのがとても残念です。
巻末には書き下ろしの小説短編が。
あれ?これ書き下ろしというわりにものすごく慨視感があるのですが・・・どこかに載っていましたっけ?
原作小説未読です。
「COLD SLEEP」コミカラズ版を手に取ったときから原作小説の方も読みたいと思ったのですが…
こちらのシリーズ完結までの流れを小耳に挟んでから衝撃というか恐ろしくて読めないでいます。
「COLD LIGHT」コミカライズ版もなかなか読む気力が湧いて来ませんでした。
覚悟を決めて本誌を捲ったつもりでしたが、想像以上に痛くて、苦しくて、透と藤島のことを考えると胸が締め付けられる思いでした。
原作のあらすじを知っているせいか…透のちょっとした仕草にも暴力的な痛々しさのようなものを感じてしまって終始、心穏やかに読むことができません。
藤島の母親も父親達も正気の沙汰とは到底思えず、特に母親の常軌を逸した狂気には苛立ちを通り越して恐怖を感じました。
母親の絶対的な管理下におかれて幼少時代より恐怖を植え付けられた藤島が逆らえないのもわかるような気がするし…自慰まで観察とかもう耐えられないです。
嫌がらせの道具として連れてこられた透も狂気に爛れた家でたった一人…しかもお風呂にさえ入れてもらえないで。
そんな透にとって藤島は唯一の存在だったでしょうし、裏切られたと感じたらそりゃ許せないのも無理ないです。
どちらにも肩入れできないのがまた切ないところであります。
麻生ミツ晃さんの画力がまた恐ろしい程に心を打ちます。
細い線と髪の毛一本ですら感情の流れを乗せているように思えました。
竹ぼうきで殴られるシーンは思い出しただけでも身震いしちゃいそう。
返り血を浴びる程殴るとか、藤島母はホント頭おかしい。
藤島に本当のことを言ってもらえなかったときの透の表情は忘れられそうにもありません。
手離しで喜べないラストも切なすぎて…二人の未来を考えると明るいものを見付けるには難しい気がしました。
あとがきに原作との表現の乖離とありましたが、私はこちらのシリーズはこれで終わりにしようと思います。
素晴らしい作品でした。
この続きがあれかっ!
と読後は、思わず叫んでしまいました。
そして小説の続編「COLD FEVER」を読み、冒頭部分で早くも泣き出してしまいました。どっぷりCOLDの世界。
原作既読でしたが、コミックならではの表現、登場人物の表情に感嘆しました。小説の挿し絵と違うイラストですと、違和感を覚えるんじゃないかと危惧してましてが、全然そんなことなかったです。
あとがきで原作者様が書かれているように、原作とは違う独特の世界観のある作品でした。小説を読まれた方もぜひ!オススメです。
本編は衝撃の展開でしたが最後のショートノベルで内容を忘れそうでした。
ショートノベルの楠田の彼女雅が嫌な女で。
楠田と透が彼女の為にどれだけ骨を折ったかが書いてあるので余計に腹が立ちました。
でも藤島に食べてもらえたので良かったのかな?
そして本編。まるで80年代の土曜のドラマ(といっても伝わらないよね?出生の秘密とか引き取られるとか色々あったんですよ)みたいな衝撃的なお話でした。 痛い辛い苦しい三重苦です。
透に嫌われてると言ってた意味がやっとわかりました。
ひどい両親ですね。藤島も透も被害者です。特に藤島母が異常です。よく藤島がまともな大人になれたなと思いました。あの時透を裏切った事を抱えて今も生きてるんですね。
そして藤島はゲイだったのですね。幼い透に欲情してましたが、結婚させられてもセックスできず結婚生活も苦痛だったことでしょう。
元奥さんが再婚するならあれだけこだわった藤島の血をひく跡継ぎはどうなるのでしょうか。
だからマンションまで押し掛けてきたのかな?
最後に藤島の本音をやっと聞けて透が強引に藤島を抱きます。翌朝藤島が透を追いかけてやっと!
この後二人の出会いから語ったのでしょうか。透はどんな反応を?知りたい!