条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
kikonsha desukedo nanika
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ちるちるさんの作家インタビュー『801AUTHORS108』は、毎回試し読みもかねて非常に楽しく読ませてもらっていますが、この作品を買おうと思ったきっかけは、まさにこのコーナーでした。直感的に、これは読んでみるべし、と思ったのです。
【読む前の印象】:情報が少ない!
まずタイトル『既婚者ですけど、何か?』というところで、少し複雑な背景があるのかな、もしくは、女性関係が絡んでくるんだろうな、という印象を持ちました。帯にも「男には抗えない本能(リビドー)がある!?」で、またもや既婚者であることがやんわりと強調されています。
それにしては、絵柄がポップな感じ。桐乃まひろ先生の絵は、柔らかいか固いかと問われれば、固い方ですし、マイナー系に多いかポピュラー系に多いかと問われれば、ポピュラー系ですから、タイトルから受けた印象と少し違う内容をイメージしました。
帯をひっくり返しても、ラブシーンも無く、あまり想像力をかき立てられるようなフレーズもありません。ただ「政略結婚させられた ゲイで プレイボーイの 御門部長」「妄想を促す 超ピュアな新人・芹沢くんが入社してきて・・・!?」と、ありがちな「あらすじ」。しかし、「雑誌掲載時から大反響!!」は気になりました。
ついでにいえば、表紙の、男性二人の構図にも特にこれといった特徴はありません。
まさに、「情報が少な過ぎて、面白いかすらわからない」ような謎めく状況でした。
しかし・・・・・!!!
【読んだ後の印象】:ギャグが面白かった!笑った。心が動いた。続きが読みたい!
あらすじ:
内容を要約させて頂くと、純度99.9%のゲイである御門は、大企業の社長である恐父の命令に逆らえず、天然なお嬢様と政略結婚させられて、性欲の損失に直面し、存在感0のまさに「カラッポ」な抜け殻人間になっていた。ところが、そこに新入社員として入ってきた爽やか体育会系青年、芹沢が登場。とあるきっかけから、彼によって生気(精気?)を取り戻した御門は、芹沢が天然で何も気付かないことをいいことにお近づきのしるし(セクハラ)で猛攻撃。
感想:
これだけ読んでも、どれだけ御門が独りよがりかが分かって頂けるかと思いますが、その「独りよがりっぷり」が、読んでいく中でチャーミングさに変わってきます。普段はキラキラしている彼ですが、芹沢の前では感情の起伏が激しく、その激しさ故に、かえって甘えている姿がとても愛しく思えてくるのです。御門は「受」であると、私は思います!!←ここ大事(笑)
途中からセクハラを受け続けてきた、天然芹沢に変化が起き、芹沢中心の話へと移行します。そこからふたりの関係も変わってゆきます。
妄想と現実を行き来するため、今私が読んでるのは妄想か?現実か?と思うような場面もありますが、それも作者の狙い通りなのだと、ラストの展開で納得するでしょう。ラストは果たして妄想なのか、現実なのか・・・。最後の「ユニフォームを着てみました」で、ようやく、妄想ではなかったのだろう・・・な?という期待が持てます。
全体的に、主人公を含め、下手な個人的感情の解説は一切無く、自身の欲望の「心の声」のみが響き渡っていて、とてもコミカルな展開は、非常にさわやかです。絵が、そこまで神というわけではありませんが、ギャグシーンの絵は、まさに神でした!笑 もう、本当に面白かったです笑 そのお陰で、御門のことは、読み終わる前には大好きになっていました。そして、いつのまにか、彼の幸せを願わずにはいられなくなるのです。
コミカルで、ギャグ的要素が大半を占めている分、キュンとするリアルでドラマチックなワンシーンに目を奪われます。(まぁ、そこで私の中の御門=受が決定したわけですが笑)そして、大切なストーリーやオリジナリティについても、エンターテイメント性があり、ユニークなストーリー展開に、作者のこの作品への思い入れが感じられ、非常に好感をもちました。ちなみに、その天然っぷりで完全に路線をはずれた舞台で活躍した小鳥遊嬢は、ぜひ花屋の彼と結ばれて欲しいな、と(勝手に)願います。
以上の理由で、神をつけさせて頂きました。次作も楽しみです!が、是非とも、このふたりの続きものを読みたいです。(御門の呪縛霊バージョンをもう一度観たいので?笑)
商業ホモ業界でざっくりタイプ分けすると陰受けやツンデレ受けや御門のような受けが多い中でのこの芹沢でしかも受け。しかも攻めよりも背も高い。それだけでありがとうございます。走り回りました。本当にありがとうございます。
前半は古株作家の信者買い用のギャグホモかと思いきや後半になるにつれ上手く恋愛要素を染み込ませてきたのが一味違ったし久々
前半のギャグもあったことでホモ読みながらテンションあがりました。おい、おい…なんでこんなジリジリ恋愛持ってくんだよ笑っちゃうじゃね…笑えないわ!なんだこれ続きめちゃくちゃ気になるッッ!!!!!って転げ回りました。読み終えたら作家さん自身初コミックだそうで…いや~初コミックでこれとはすごい思いきりですね(笑)!受け攻めも世間受けがいいのとは逆だし漫画の内容も思いっきりギャグ。作家さんが楽しんで描かれたのかなぁ~と読んでても思いました。そうあってほしいです(笑)
もう続き本当に気になります待ってますので発売してくださいお願いしますでも受け攻めが逆になったら心がボッキボキに折れるとおもいます(笑)
1冊読んで、桐乃先生の漫画のテンポにすっかり虜になりました!
勢いのあるギャグって水が合う、合わないがすごく紙一重なのですが、桐乃先生の妄想と現実のあわいが極限までぼやけた表現がとにかく面白くて夢中でラストまで読んでしまいました。
既婚者モノというおおいに人を選びそうなテーマで、ここまで軽快に飛ばしきったBLを初めて読んでので新鮮な驚きがあります。
最終的に攻め受けはどうなってるの!?だとか、もっと続きを読みたい~!!という気持ちももちろんあるのですが、あえてここまで描くっていうスタンスでもそれはそれで素敵だなと思いました。
(と思ったら続くのですね…!?楽しみです)
芹沢のどこまでも健康的な鈍感さのせいで二人の恋愛的な意味での進みはものすごく遅いですが、最終話で芹沢から部長への気持ちのピースがばちばちばちっとハマってゆく過程の勢いがめちゃくちゃ爽快で勢いのままに萌えました…。
部長と芹沢以外でも脇役のキャラの動かし方が本当に面白くて、桐乃先生の漫画をもっともっとたくさん読みたいという気持ちでいっぱいです。
(特に、プロジェクトのデータを消してしまい部署全体がぎゃーぎゃーパニックになっている際に颯爽と現れ、さらっとトラブルを解消してクールに去っていく部長のかっこよさ、そんな部長に「愛してます!」と叫ぶ部下たちのコミカルなシーンが本当に大好きでなぜか何度もあそこばかり読み返してしまいます…笑)
画面の印象も肩の力が抜けた感じのデジタル線で、若干人を選ぶかもですが自分はとても好きでした。とにかくこのテンションでもう何冊も読みたいです。
次作も非常に楽しみにしております!
軽い気持ちで購入しましたがドハマりしました!面白かった!
御門さんの廃人っぷりが可愛くて、ナチュラルなセクハラが可笑しくて、すごく愛らしい人格に既婚者という事実も覆い隠されてしまう感じでした(´ω`)タイトルがタイトル故に、ですが、既婚を重々しく描かれてはいないと思います。
体育会系な芹沢くんも天然っぷりがとても愛らしく、素直だしとても好感が持てました!まだ付き合っていない二人のイチャイチャがすごくすごく微笑ましい(´ω`)
奥さんも憎めなくて、まだ浮気に至ってないからかもしれないけどドロっとした感じは全くなかったです。個人的な見解ですが奥さんの方にも恋愛フラグがチラリと見えたので今後の展開が楽しみです!
攻受が逆転してもいいなあと思いました(´ω`)
他の方のレビューにもありますが、既婚者・・・ってどうなの?と思い、長い間手を出せずにいました。
期待せずに読んだ後、あまりにも良作でもっと早く読めば良かったと後悔しています。
こういうギャグ大好物です。妄想ですがちゃんとエロいです。
御門からの一方通行のセクハラだったのに、芹沢の○○ピアスあたりから雲行きがあやしくなってきました。アレ、どういうこと?と思いながら読んでいたら、衝撃のラスト!!
あれは現実か、妄想か、謎のまま終わってしまって、、、でもその終わり方が斬新で良かったです。一方が既婚者なので曖昧にしてあるほうが良いのではないかと思いました。
二人はどうなるのか???
ギャグのセンスが神です。
上司攻(ゲイだけど政略結婚で既婚者)と、結婚でしょげてた攻にまた活力をもたらした部下受(受といってもガタイがいい)のキャラも最高だけど、脇を固める攻の妻もいい味出してて、BL的に禁じ手をやすやすと飛び越えて、逆になくてはならない脇役になってます。
受は天然鈍感ワンコだし、攻も浮気するつもりはないから、受へのただのセクハラ的な接触と妄想だけで満足(我慢?)してたとこを、受がだんだん自分の気持ちも、「アレ?俺セクハラ受けてる?」⇒「アレ?気持ち悪くないのはセクハラじゃないよね?じゃあ恋?」的になったとこで終わりですが、この二人の将来が気になって眠れませんww
桐乃せんせい、なんとかしてくださいー。
あらすじと表紙だけだとハズレかな~?と思い、気になってたんですがなかなか手が伸びませんでした。
冒頭からラストまで、テンポも良くて明るく笑わせてくれる面白いBL漫画でした。
既婚者ってことで「窮鼠はチーズの夢を見る」的な三角関係とか泥沼なやつかな?と想像してたんですが、全然違いますねっ。
押せ押せでカッコいい攻めがわたしは苦手なんですが、表紙だけだとそれっぽいですが、とんでもない変態、変質者でした(笑)むっつりじゃなくて、ガッツリすけべ。一見カッコいいんですけどね。
奥さんも登場するのですが、可愛らしく嫌味のないキャラの奥さん。政略結婚で、セックスレスですが、一応仲は良さそうです。主人公と奥さんのやり取りも笑わせてくれます。
漫画の雰囲気やギャグセンスとかエロセンスが、九州男児とか新也美樹、腰乃っぽい、お三方が好きな人は好みにマッチする作品だと思います、
今後も作家買いしそうです。
エロは主人公の妄想やセクハラぐらいで、部下のさわやか青年の方が受けっぽいですが、
個人的には主人公に受けてもらいたい、なんて願望が(笑)
キャラクターもそれぞれ個性的で、面白くて、好感持てて良いですね。
前情報なしで読んであまりの面白さにのたうちまわりました。
BLとしてではなく漫画としてのエンタメ力、今季最高です。
とにかくこのまま突き進んでほしい!
今いちばん続きがきになる作品です。
はぁー、カッコ良い。ずっと見ていて飽きません、二人とも。どっちもタイプ。どっちも素敵♪
部長の御門玲様も、新入社員の芹沢啓太様も、両人とも背が高くて、体格も良く、それでいてスマート♪
ページを捲るのが楽しみになるくらい美形な二人。
部長の御門は正真正銘のゲイであり、男性相手のプレイボーイ。
最初読み始めのころは、まるでホストのように華があり、派手で気障なイメージが全開でした。
そんな御門がいつしか影のような覇気のない人間になってしまいます。
御門にはやくざの様な怖い父親がおり、「結婚するのと、東京湾に沈むのと、どっちがいい?」と恐喝され、生きる道を選んだのです。
ところが、その2年の結婚生活のおかげで御門はヌケガラのようになってしまいました。
そのヌケガラになった時の絵がまた楽しくって笑えます。
まったく覇気がなく、え、これ人だったの?と思えるくらいの影のような絵でした。
そうして全ての意欲を失くしてしまったある日、新入社員として入ってきたのが芹沢。
芹沢は正真正銘のノンケです。体育バカで、ピュアで、天然で、そしてお尻がキュッとしまっていてカッコ良い♪
芹沢がある日、アイスを食べるシーンがあるのですが、その絵が実にエロチック。
それを見た瞬間から御門は影ではなくなりました。
お互い上司と部下という関係ではありますが、純粋に相手に好意を持ち、とても良好な関係になっていきます。
ですが、きわどいシーンは山ほどでした。
気づくとそれは妄想で、妄想と現実の境が曖昧なところが面白いし、作者の力量を感じさせます。
御門は心の浮気というのでしょうか、妄想はたっぷり重ねますが、決して浮気をしたり、奥様を裏切ったりはしません。
そこがまたカッコ良いと思わせるのですが、カッコ良いだけでなく可愛いと思えるシーンも何度もありました。
絵も、デフォルメされた二人が可愛くて、漫画チックで、もっと見ていたい、もっと書いて欲しい、そんなコマ絵が盛りだくさんでした。
最後になりますが、最初は多くの読者と同様私も、御門が攻めで芹沢が受けと思っておりました。
ですがここに来て、どうやら逆転しそうな予感が致します。
私も正直「えー」と思いましたが、いやいや逆でも良いかも、桐野先生ならばそこらへん、実にうまく料理して下さるのではないかと思うようになってまいりました。
もともと御門の性格は素直で可愛いし、受けとしての素質は十分あると思うからです。
ああ、早く3巻が出ないものでしょうか。待ちきれません。
ぺこ <(_ _)>
即買でした。 久々にきた面白い!!!!!!! が頭を駆け巡るコミックでした。
面白さとほろっとのバランスをお試し下さい。