指先の恋情

yubisaki no renjou

指先の恋情
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
23
評価数
9
平均
2.9 / 5
神率
0%
著者
文月あつよ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784796405850

あらすじ

基本、他人に興味がないはずの絹川嵩明だが、最近気になる存在がいる。ヤバい奴らと繋がっていると噂のヤンキー・千木良匡司だ。
ひょんなことから昼ごはんを一緒に食べるようになったのだが、うまい手作り弁当を自分で作ってきたり、時々色気のある表情を見せたりと、噂の人物像とはまったく違っていた!
しかもその料理をする指先が、なんかエロイ!! 欲望を抑えきれなくなった嵩明は──!?
一匹狼のお料理ヤンキーに、冷め気味のイケメンが恋をする!
ポジティブ男子とコンプレックス男子の、方言ラブ◆も同時収録!

表題作指先の恋情

絹川崇明 匡司の指が気になる
千木良匡司 噂では評判の良くないヤンキー

同時収録作品厄病神に恋をした

福武 九州の田舎出身
絹川克行 東北の田舎で育つ 委員長

同時収録作品この感情を

伊織 藤吾からみると、従弟で、数年ぶりに再会
藤吾 伊織からみると、従兄 耳が弱点

その他の収録作品

  • 絹川兄弟①
  • 絹川兄弟②

レビュー投稿数2

複雑な気持ち

指に欲情する・・・それが千木良への第一印象だった、絹川。

絹川の弟には彼氏がいて、その彼に作るついでに一緒に作ってくれた弁当を
千木良と交換することになり、それがきっかけで度々一緒に食べることが増え
一緒に過ごす時間が増えると、増々千木良のことが気になって・・・
噂ではヤンキーだという千木良だが、イメージとは違っていた。

弟が男と付き合うとことに嫌悪感を感じているのとは裏腹に
自分は同性の千木良のことが気になってしょうがない。
言ってはいけないとわかっていて、つい心にもない
弟を傷つけてしまうようなことを言ってしまい・・・
落ち込んだ絹川が一番に頭に浮かぶのは、やはり千木良のことで
弟たちを見ていると、本当は羨ましいと思っている自分にも
ちゃんと気づいている絹川。
そんな正直な気持ちも、千木良の前では素直に話せるのに・・
心のどこかに「男同士」という世間ではまだ受け入れられにくい関係に
こころのどこかでブレーキをかけようとしているかのように見えました。

好きなのになかなかそれを認められずにいて
だけど、心も体も千木良といると熱くなって
男相手に欲情してしまう自分に、素直に向き合えるまでに
少し時間がかかっただけで、弟たちのことも認められた時
絹川も千木良に告白できたのかな。

自分がまさか男を好きになるなんて・・・
と戸惑う心理描写が、細かく表現されていて
絹川の微妙な心の変化がとてもよく理解できました。
その絹川に対し、ヤンキーと噂されてる割には家庭的で優しい千木良が
すごく上手にリードしていて、いいカップルだと思いました。
二人共が攻めで・・と思っていましたが、結局自分が受け入れる側になる千木良
そんなちょっとした絹川に対する優しさや思いやりが千木良を
増々イイ男に仕上がっていて、カッコいいのに可愛い受けになってます。
指だけで空イキした千木良にムキになって「自分ので気持ち良くする」
と張り切る絹川も、可愛いかったです。

その他に絹川の弟で方言にコンプレックスを抱えながらも
明るい友達に励まされながら、友情が愛情に変わる高校生のお話と
幼なじみの従弟とルームシェアをしていくうちに恋に落ちていく
大学生のお話が収録されています。




2

空振り

ネタバレ有です。



表題作
お腹を壊しそうな弟の弁当を、捨てようとしていた崇明。
それを目撃し、止めようとする匡司。
崇明の、匡司の指への執着物語。幕が上がりました。

弁当の中身だけを交換。男子生徒がやっているのをよく見かけました。
間接キスだけど、なんか物足りないわねぇと感じたり。
弁当箱丸ごと。うん、無いな。一度は見たかったなぁ。
ここまで来ると、何かしらストーリーがありそうだし。
本編から外れて、そんなことを思っていました。
本編は、違う展開で弁当を交換します。
弁当用に、胃薬を持ってくる匡司。なんか萌えた私。可愛い。
そして、その指先。キーボードが喜びそうね。

さらっと危ない発言をする崇明。
が、イラスト効果もあってかあんまりいやらしくない。

そして、まさかの濡れ場での匡司の空イキ。魅せるわね。
萌えました。

匡司のヤンキーの噂。語られず。 
その方向性の展開は、出てきません。

厄病神に恋をした
過去の暗い過去を思い出しつつ、
方言という共通点を持つ、福武を見る克行。
二人の性格は、正反対。
克行は、福武の性格に、少しイラッとしながらも意識し始めます。
福武の乳首責め。そして、克行の心理描写。
さらに、山小屋というシチュエーション。
其処に至るまでの過程を見ても、ちょっと出来過ぎたかなぁ。
萌えはしたんですが。
あんまり方言重視な感じもしませんでした。

この感情を
久しぶりに再会した、従弟、伊織。
藤吾に俺様な態度で接します。
そして、とにかく耳を攻める伊織。
私、彼にとっても萌えました。
俺様描写が可愛いわ。
とか思っていたらやっぱりワンコでした。

表題作が、良かったので、萌で。

2

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