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10dance
ラブ要素が強くなってきましたねー。
1巻ではラテンの鈴木さんがセクシー爆発で大好きになっちゃいましたけど、今度はワルツの帝王の王子様っぷりに完全にやられました。照明が煌めいて、客席なんか見えるはずないのに自分と目があった!自分にお辞儀してくれた!と勘違い(←じゃないかも?)してしまう鈴木さんに完璧に共感してドキドキしてしまいました。そのあと、すぐに杉木さんに会いたくなって電話して駆け出してしまう鈴木さんが恋する乙女にしか見えません。
おふざけなのか、したくなっちゃったのか、キスのやり取りも何度かあり、勢いでもっとその先までしてしまいそうになる鈴木さんがなんとか理性を取り戻してやめてしまうシーンには、焦らされました。鈴木さんの気持ちはもう本人も気づき始めているようですが杉木さんがまだこの段階では謎ですよね。でも、パートナーのふさちゃんは鋭い観察眼で先の先まで見えてるって感じ。
とにかく、エッチ重視のBLじゃなくて、ストーリー重視のBLファンには堪らない作品でしょうね。
ダンスをコミックで表現するのって大変だろうなー、あんまり描が趣味じゃないかもなー、なんてぶぁーかな事を考え今の今まで手にしていなかったこの作品。。。10ダンスのあと、この作者さんの作品を全部買って即読みする結果となりました。今更ごめんなさい、井上佐藤さん、大ファンになりました。10ダンス以外の作品も楽しみにしています!!
うわわわわ(;゜ロ゜)やばいっ……!!!
ドキドキするぅぅぅっっっっ!!CDドラマを先に聞いてから読みましたが、どっちも同じ位いいっっっっ!そりゃ興津さんのお声が聞ける分、CDドラマの方がお得感はありますが、とにかく火花が散りそうな濃密な二人の関係性に、ドキドキが止まりません。はわわ、どうしよう。何をどうレビューすればいいのか分かりませんっ。漫画としても素晴らしいのに、BL的な要素もきちんと描かれている、「丁度良さ」がこの作品の魅力です!漫画として面白くても、キュンと出来ないと詰まらないし、ラブラブ度が低いと、一般の雑誌でどうぞ、となるし、LOVEラブシーンがなくても、愛とトキメキがばんばん伝わってこれば、有るのと同じです♥
連載が再開とのことでとても嬉しいです。井上さん無理せずがんばって~!待ってま~す!教えてくれたP姐さんありがと~う(*^▽^*)
「BL」だからって、やっぱりいちばん大切なのは、ストーリーの面白さですよね。何を当たり前のことを書いてるんだ? って感じですが、攻めの属性がどう、受けの属性がどう、セックスシーンの回数がどう…とかそういうことは、たいして重要じゃないんじゃないかな…って。
この「10dance」、ダンスを通しての2人の交流や、周囲のキャラクター(女性キャラふくめ)がとても魅力的だし、コミカルでありながら真摯なストーリーが少年漫画のように熱くて夢中になれるところが最高です。セックスしなくたって、読んでてキュンってなるし。
今年(雑誌を移籍しての)連載再開はとてもうれしいところですが、これまで単行本派でしたので、2巻収録時点以降のストーリーが気になって仕方ありません。3巻いつ出るのかなぁ? そして、新装版も楽しみです。
「10DANCE 2」、
1巻よりレベルアップしています、二人の関係も。
私だけでしょうか、鈴木の色っぽいこと。
やはり、恋する乙女は美しくなるとは
本当だったのですね。
鈴木のいぬっころのような表情大好きです。
3巻とっても楽しみです。
鈴木が「ムーチョ」と「無茶」がごっちゃになって喋っているのを杉木が「可愛・・」って言いかけるシーンが大好き過ぎて、そのシーンを未だに思い出してはニヤニヤしています!(ノ∀`*);
*ムーチョ(スペイン語):英語で言う「Much」、日本語で、「とても」「もっと」というような意味。とにかくスペイン語圏の人がよく使う単語*
ラテンの男性はセクシーというイメージと、スパニッシュの「チャチチュチェチョ」「パピプペポ」「ニャ二ニュニェニョ」が多い発音から、舌足らずでエッチでカワイイという鈴木の英語がハートの飛んでるふき出しにぴったりでゲラゲラ笑ってしまいました。
ダンスで表面化する心理描写や、ダンスを通してのイチャつきや萌えなどが計算されて散りばめられていて、ストーリーと設定の完成度が異様に高い!
小さいコマも書きセリフもいちいち面白くて、
ギャグあり萌えあり感動ありと、、、純粋に漫画として久しぶりに面白い作品に出会えました!
パートナーの女の子達もキャラが立ってて面白いし、過去作品「子連れオオカミ」に出てくるドラッグクイーンたちがゲスト出演したり、腕に勃起って書いてあるのを発見したり、、とにかくどのシーンもインパクトが強くて笑える〜。
みなさんの言う通り、友達以上恋人未満のチュウまでで、Hなしで完結しても全然満足ですわ 笑
1巻よりもさらにリピートシーン盛りだくさんの2巻でした。
ラテン訛りのかわいい口調の英語を話す鈴木に萌えました。
これはずるいな!と。
杉木も思わず舌を入れちゃうよな!って思いました。
世話焼き女房(兄さん?)の鈴木もグッド!!
鈴木のかわいさやいじらしさが目立つ巻でもあったように思います。
房ちゃんに嫉妬する杉木に対しては、もっと妬いて、
早く自分の気持ちを自覚しろ!と言いたくなりました。
(房ちゃんのキャラも好きです。)
「踊れ」の手の感じがまたよかったです。
魅かれ合う二人から目が離せません!
作者様が回復され、続巻が発売されることを心から祈っています。
待ち切れずに読んだ2巻。あ~、どうしようドキドキする。こんなに心が躍るBLは初めてだ。鈴木のダンスに音楽が加わって、体が自由に動き出した。「ラティーノは楽しくないと踊らない」音楽を聴くと踊り出す国の友人が沢山いるのですごくよくわかる!彼らは楽しいと条件反射みたいに踊りだしてしまう、そんな風に生まれついている。踊りだした鈴木に杉木が放った一言「やっぱりあなたは僕の憧れ」雑踏の中でそこだけ時がとまったような告白。この巻の杉木はとても積極的だ。2度目のキスは拒んだのに、3度目のキスは自分から仕掛けて、4度目にはそれ以上を誘うキスをする。でも杉木の中でまだそれは恋とか愛じゃなくて、大人の関係?興奮した試合の後に女を抱くような、そんな楽しみの一つ。こんな風に感じていたんじゃないのかな。だけど本当は違うんだ。無意識のうちに鈴木のそばにいる人間に嫉妬して、独占したがっている。チャンピオンのオナーダンスでリアナ(元カノ)のパートナーを務めながら、会場の鈴木を一心に見つめる杉木。恋に落ちる瞬間があまりに美しくして、私のまわりもスローモーションになった。鈴木は恋にそっくりな胸の高鳴りを杉木に感じているけれど「男となんて」と体の関係までには踏み込めない。杉木が世界チャンピオンのジュリオと話していた時、自分の存在までが消えたように感じて猛烈に嫉妬した鈴木。杉木の「特別」になりたい。「唯一」の人になりたい。「俺だけ」を見てほしい。こんな2人の間にある壁を壊すのはやっぱりDANCEなんだろうな。ラストシーン、公園での2人きりのダンス、ずっと眺めていたいと思うぐらい綺麗だった。
面白さが加速してます。
相変わらず表紙が骨格のしっかりした二人のダンスですが、2巻の方は1巻の真剣ダンスよりもめっちゃ楽しそう♪に踊ってる気がする。鈴木信也がちょっと犬っぽくてかわいい(笑)
相変わらず言い合いながらダンス練習してる描写がいい。スタンダードだったら優雅だし、ラテンだったら力強いし、セクシーだし(笑)何よりふたりのやり取りが本当に面白い。ダンスの練習もきっかけを掴んだっぽいし。
これからますますダンスしながら言い合いして練習していくんだろうか…。と、思った矢先に試合で海外ターンでした(笑)なんだかキューバ人の英語にものすごく興味がわきました。無差別で色仕掛けしているみたいなしゃべり方って、どんなだ!?…実際に聞いても分からないとは思いますがとても知りたい(笑)
そしてそして、海外慣れしてる二人ですが、やっぱり海外に行くと開放的になるんでしょうか。仲がちょっと進展しているように感じます。壁ドンでちゅーしてるし。大会の一悶着とか大会の高揚感も引きずってその後にもエロイちゅーしてるし(笑)でもまだ「仲良し」に戻れるレベルのことしかしてません。
まだまだ帯の注意で書かれている「本書は本格ダンスコミックスではありません。本格(予定)BLコミックスです」の方が、うさんくさい(笑)
しかしながら期待して次号!!
わくわくする♪とってもお勧めの一冊です。
漂う色香…ダンスのシーンなどは特にフェロモンが紙面から飛び出して届いてきたかのように、一コマ一コマにドキドキして止みませんでした。
個人的に鈴木の英語が可愛くて!すごくツボでした。聞いているわけでもないのにすごい淫靡な訛りなんだろうなと想像してニヤニヤしました。井上佐藤先生の表現力に脱帽です。
一巻二巻総じて、読後の満足感の中、ハタと…これで付き合っていないのか!と気付かされてまた悶えるという笑
昨年「このBLがヤバイ2014」でも上位だったこの作品。
今年の「2015」も上位でした!
やっぱりさすがですね。
だって、ホントに面白いですから。
2巻だというのに、まだキスシーンまで。
しかも、気持ちを自覚したのかしてないのか……みたいな、
曖昧な感じです。
それでも、そこがいい!
主人公(私は勝手に鈴木〈ラテン系ダンサー〉だと思っているが)は、
2巻の最後で、
「ああ、もうだめだ。耐えられない」
みたいな顔してますよねー!><
杉木〈スタンダードのダンサー〉への想いが溢れだして
止まらないって顔してます。
ああ、もうたまらなく萌えます。
キスシーンまでしかないのに、
この萌え!
ヤバイです!
主人公と矢上さん(女性)が話している時の
杉木の顔といったら……
コレ、明らかに嫉妬ですよね!?
しかも本人、多分自覚してない!
そしてその後の鈴木と杉木のダンス。
素晴らしかったなぁー。
次の巻も期待!
何か恋の進展がありますように!
今更ながら続刊が出ていたことを知りました。
そして、レビュを読んで購入を決意しました。
一巻のころから独特の世界観に心惹かれて、エロがないからこそ想像を膨らませる書き方にまんまとはまってしまいました。
井上先生は、私たちを世界の中に引き込んで旅させる力が非常に上手いのだなと改めて思います。
購入してから何日か、読まずにおりました。
楽しみすぎて開くのがもったいないと思っていたのです(笑)
私の思う展開じゃなかったらどうしようという不安もありました。
精神的にお互い乙女なところもあって、百合ップル的な雰囲気もあるなと思っていたのですが何度も読むうちに味わいが変わってきました。
ちゃんと男2人のプライドと駆け引きと尊敬と、互いにどうしようもなく惹かれあっていく様子が描かれている恋なのです。
ヘソにつながった見えない紐を手繰るようでワクワクしました。
小指を結ぶ運命の赤い糸ではなくて、ヘソをつなぐ見えない紐、いやむしろ綱でつながった2人…みたいな。そんな恋を見ている感じがします。
強い絆がこの2人にあって、鈴木が一巻で言っていた「俺を変えるようなすごい」人間が杉木であればいいなと願ってやみません。
えっと、なんなのカバー下…爆笑です。
今回はなにに注目したかというと、ハニカミ上目遣い+甘ったるい舌足らずラテン訛りの英語を話す鈴木。
キューバ人がほんとにみんなこんな感じだったら、メジャーリーガーとか大変なんじゃないのよさ(*´Д`*)~з なんて邪推しました。
意外にリベラルで境界線のなさげな杉木と、これまた意外に保守的な鈴木の今後がどうなっていくのか、世界戦で大物たちに舌を巻くような演技を鈴木がやってくれるのか楽しみ。
・・・3巻っていつなんでしょ。何年待つのかなあ。
飽きっぽい私が唯一雑誌も追いかけ続けている作品です。
井上佐藤先生の作品で続刊が出た時点ですごいと思ったのですが、二巻に突入して、さらにストーリー性が深まっているような気がしました。
杉木がジュリオに勝てない理由、ジュリオの現パートナーは杉木の元パートナーで…、杉木の大会を鈴木が見に行き…、房子から見た杉木…などなど。
ダンス漫画としての面白さも見せながら、――また、主人公以外の人物の視点も時折混ぜつつの、
そして杉木と鈴木の関係が徐々に明確になっていく展開でした。
いつもの井上佐藤作品なら、そろそろ濃厚なHシーンがあっても良さそうなんですけれど、まだキス止まりです。この焦らしプレイな続巻に悶えるのですが、しかしこのゆっくり進んでいく展開も私の好きなパターンの一つ。
もうキスしちゃってるから後はいつアレな展開になってもカモン!ですが、このままモダモダやっててもそれはそれで良い気も。
今のところ自分の中では鈴木×杉木、杉木×鈴木、両方見たいです。
どっちがどっちでもぎゅーんと来るだろうなと思ってます。
この作品は何となくですが役割を固定したらもったいない気がしています。
こういう作品こそリバって欲しい!!と個人的には思っています。
そして、ますますこの作品、音と動きが満たされた媒体で見てみたいという欲求が高まりました。
画面から感じる躍動感を、もっとリアルに感じたい!(という妄想)
なんて思っていたらなんとCD化の話が…!やはりというか、音源化きました。
そちらも非常に楽しみです。
そして麗人5月号の小冊子応募締め切りは6月10日(火)消印有効。
まだ出してなかった!今日出します(^^)
すごくBLぽっくなって来た2巻です。
1巻はBL?だよね~ って感じだったけど
2巻はBLです。 という感じ。
Hなし~まだなの…と読む前は ちょっとは(笑) 思ったんですが
Hシーンガッチリ有っても、それだけ っていうの沢山あるなかで
こちらは キスだけでも
ズット、ズーット エロい。
だいたい、嫉妬あり、独占欲あり、
これでラブといわず何をラブというんでしょう。
一番の萌えは鈴木の英語シーン。
ハートが舞う舌足らずな英語をしゃべる鈴木。
可愛いです。
世界に出て、可愛さにちやほやされる鈴木に
嫉妬する杉木。
そんなシーンを勝手に想像してニヤニヤしてしまうんですが。
ワイルド系から可愛いお色気系に
華麗なる転身の鈴木に拍手!
早く続きが読みたい。
そしてズ~ト続いて欲しいです。
この作品が好きすぎて、読みながら何度もページを戻って読み返しました。
レビューも書きたいけど良い点を絞ることが出来ず読み終わってから約1ヶ月もそのままでした(汗)※2014/05/19現在※
本題に戻り、もう最後まで行くのも時間の問題じゃないかい?と思わざるを得ない展開にドキドキしっぱなし。しかし、まだこのままの付かず離れずな距離感をもう少し見守っていたい!
この巻は、更に杉木氏の鈴木氏への恋情(笑)が際立っていました。まだ無自覚の域ですが、ベロちゅーを仕掛けたり、房ちゃんに嫉妬してある行動に出たりv鈴木氏のしなやかなダンス姿をみて惚れ直したり、鈴木氏からの着信に顔を綻ばせてたり!もうたまりません!!
鈴木氏は鈴木氏で、杉木氏の男前なダンスステージに心奪われて乙女になったり、ラテン訛りの英会話にハートが散りばめられて途端に男女問わず虜にしたり、チャラけているようで実は家事が得意とかギャップ萌え。受け攻め別として鈴木氏のよい奥さんになるわぁと感じました。なぜ頑なに自分の気持ちにブレーキを掛けるんだろう?(笑)
脇キャラもみな個性的で、杉木氏の学生時代からの友人アーネストやライバル・ジュリオも良い味が出てました。
1巻と同時に2巻も電子書籍で購入しました
毎日毎日読み返しています
目が疲れるので紙書籍も購入する予定です
無自覚で振り回す杉木先生
自覚が芽生え戸惑う鈴木先生
気付き始める女性たち?(房ちゃんはとっくにわかっている?)
聖女バルバラやアーネストの用意する曲のリズムの事など気になる小ネタあり
鈴木先生の英語聞いてみたいな~
ハートで表現とはなんともかわいらしい(CDだとどうなるんだろうか?)
あんなにセクシーなのにかわいいなんて
杉木先生をメロメロにして欲しい
あ~待ち遠しい
早く続きが読みたい
でもずっと終わって欲しくない
2巻になってBLっぽさが出てきました。
その昔、告白andキスがゴールだった時代の少女マンガを、男性脳バージョンで丁寧に描いてる印象を受けました。
恋心を自覚するまでの葛藤は、まさに少女マンガの十八番でしょう。
キスシーンで「ぎゃああ!やめてぇぇ!!」と心の叫びを上げてしまったのも、鈴木に乙女心を重ねてしまったからかもしれません。(キモイこと言ってすみません・・・)
この恋心は下半身にひきずられたものじゃないのよ!といった、まるで思春期の少女のようなメンズラブです。(少なくとも鈴木は)
しかしHシーンがないと満足しない読者がいるのもまた事実!
(むしろ本来の私はエロエロ大好物です。)
そこで私は、実際のラテンダンスの映像を見るのをお勧めします。
マンガのダンスシーンがより官能的に感じられます。
できれば競技ダンスとしてのラテンダンスではない、楽しむためのラテンダンスが良いですね。
ダンサーの美しくコントロールされた肉体美を味わった上で読んだら、エロ度が倍増した気がします。
「セクシーな体にそそられる」感覚を養えば、新たな扉が開くことでしょう。
★追記
鈴木のタトゥーの聖バルバラはキューバでは最も有名な神の一人で、キリスト教と共存するため編み出された宗教混合主義において、アフリカ宗教の男性神チャンゴと表裏一体の関係らしいです。
聖バルバラとチャンゴは共に雷の神ですが、とりわけチャンゴは男性の美と力、そしてダンスと音楽の神でもあるそうです。
宗教画は文字を読めない人にもわかるように「これはあの神だ」とわかるアイコンが予め設定されています。
調べてみると聖バルバラは塔や孔雀の羽が目印らしいです。また、殉教者を表す棕櫚や殺されたときの道具である剣を持つ姿も見受けられます。
チャンゴは多少バラつきがあるものの、片手には両刃の斧を持ってます。
ここで、鈴木のタトゥーの聖バルバラが孔雀の羽ではなく女性を抱いていたことが気になりました。
バルバラは現トルコ北西部出身で宗教画では白人女性に描かれており、チャンゴはアフリカの黒人男性の姿をしています。
杉木が「ブラック・マリア」に見えたのは、本来別々の神である黒人男神と白人女神を混合した姿を描いたからでは?と思いました。
もし、片側に抱いていたのが混合される前の本来の聖バルバラだとしたら?
悲しい歴史で混合された二人の神の分離を表現した図柄だとしたら、反対側にいるのは・・・そこで私の脳内回路が機能停止しなさいと警報を出しました。
反対側は股間に近いですし、宗教的な事柄は非常にデリケートでもあるので、BLレビューではここまでに致したいと存じます。
何度読みかえしても面白い!
2巻にして、いわゆる「普通の恋愛展開」も見せなければ勿論エッチもないのだが。
それを凌駕する、ダンスを通しての心理展開と次々と開いて見せて行くキャラクターの魅力が、
次はどうなっていくんだろう?というドキワク期待感を増幅させていくのです。
極端だがもういっそのこと、際どいことや事故的エッチは多少ありながら、本番エッチ無しで4巻くらいいっても我慢できるかも?(笑)
鈴木と杉木の関係は、ダンスの上にこそ成り立っているモノ。
そこに過去のアレコレもありそうなのだが、それが素地として互いへの憧れにつながっていて、その感情が恋愛に至るには・・・
今回は鈴木がかなり杉木を意識して葛藤する展開をみせましたが(葛藤とはいえ深刻すぎないノリがよい♪)、杉木が曲者臭いぞ~
ひょっとして、この人まっとうな恋愛というのをしてきたことあるのかな?
そんな疑念が自分の頭をよぎったりもしながら。。。
鈴木の英語が色っポイと吹き出しにハートマークちりばめられてるのが笑った!
この作品、ダンスという競技があればこそのものでもあると思うので、そこのバランスが絶妙なのだな~♪
ある種、スポ根モノBL展開(大人的)みたいな、読み応え見ごたえも含めた大いなるエンタメ作品に仕上がっている気がするのです。
そして相変わらず、作者さんの肉肉しい肉体を描くその肉体から溢れ出るフェロモンが、エッチなしの色気を補填して充分にエロさをかもしている、その点が憎いほどにカッコイイ!
もういっそ、互いのパートナーは互いしかないとショービズに転向する結末なんかあったり・・・などチョロっと思ったりネw
そうした今後の予想が楽しくて仕方ない本なのです。
番外にて『子連れオオカミ』に登場したあのオカマちゃん軍団が登場してみたり、1話は女子目線のモノがあったり、実に楽しい1冊となっておりました。
もう、文句無し来年の3巻がすでに待ち遠しい1冊です。
二人の距離感がすごく好きヽ(*´Д`*)ノ
というか、黒髪さん。。。名前どっちだっけw
の、色気がすごい。むわむわする。あの子天然の魔性やとおもうねん。
1巻から読み返したいこの作品。
面白かったです。ダンス漫画としてだけでも結構いけると思う。
二人でダンスの練習を始めた二人~から始まる今作ですな。
お互いの動きがシックリきすぎて~というくだりからの
どんだけやねんというな。
まるで磁石な二人がすごくエロスでした。
レンアイ面でも少しずつ動いてきている感はハンパ無いですが
がっつりくるのはこれから先なのでしょうかね。
とりあえず、すべてがカワイイ。
今後が楽しみな一作でした。
前回の終わりではスタンダードで上手くいかず二人はすれ違う…
という感じで終わりましたが、杉木の友人のアーニーの一言をきっかけにそれが解決します。
なので今回の一番の波はイギリスが舞台のワールドチャンピオンシップスでのジュリオとの対決です。色々切なかった~
鈴木は大会に出ませんが、杉木の計らいでテーブルを用意してもらいそこでニーノ達から沢山のことを聞きます。今回衝撃だったのはジュリオのパートナーのリアナが杉木の元パートナーでプロポーズもしたところで寝取られてしまったという…
そしてもう一つ、何故杉木が一位になれないのか。ジュリオと杉木の実力はほぼ互角で、その僅差を埋めるコネクションが杉木にはなく、会場で一位を取れると信じ続けているのは杉木だけ…ここが本当に切ない…彼が頑張るほど業界は盛り上がり、観客は苦闘の末負ける杉木を見に来る。ここで笑顔で喝采を浴びる杉木に場面が映るのが何とも言えない気持ちにさせられます。鈴木と同じようにこちらまで悔しい気持ちになりました。
今回もジュリオに負ける杉木、だけど彼は折れずに微笑みを絶やさず力強く踊ります。
鈴木はなんで(折れないんだ。なんで崩れないだ。)と心の中で杉木に糾弾します。ここは本当に杉木のダンス一筋で魂なんだな、と強く感じました。
この漫画のダンスシーンの作画はいつもすごいのですが、今回はよりダイナミックで惹きつけられました…空気を切り裂くように激しく動く厚い体、杉木の怖いほど真剣で色気溢れる表情にうっとりです。この大会の杉木、ヤバいくらい格好良い!!客席の鈴木と踊る杉木が目が合うような瞬間の見開きページが素晴らしいです。ここで鈴木が恋のようなものを感じますがそれを心の中で否定して消し去ろうとするのがまた…両想いまでは遠そうですねぇ…
この大会のあと、杉木の宿舎で二人で会うのですがここが萌えましたよー。見た目によらず鈴木は世話焼きなしっかりものでした。対して杉木はお菓子を食い散らかすわ、服は脱ぎ散らかすわ(笑)女王様になるし!
ここでの鈴木の手料理、キス(ここ凄い迫力でした。まさにダイナミック・キス←)、ベットで二人で寝る…んんん!もぅ付き合っちゃえ!とじれじれさせられましたよ。
今回のキスで鈴木はヤバイ何かを感じて振り切って無理やり終わらすのですよ〜もうお前とはしねぇ、と言ってたので暫くキスはなさそうです…残念よ…
そして杉木のコーチであるマーサとの電話でのやり取り…そろそろ引退を勧められていました。
引退は待ってください、やり残したことがある、という杉木が切なかったです。
今回は気になる伏線がたくさん出てきた気がします。まとめると…
・鈴木のタトゥーは聖バルバラ、なぜ彫ったのかは言いたくなさそうな様子
・杉木の回想で出てきた子供時代、父親が何だかあやしい感じ(顔は出てない)…何か違和感を感じた。
・一巻で初めて鈴木が杉木をDVDで見たときの杉木の黒いドレスを着たパートナー、あの女性は房子ではなかったこと。
などなど盛りだくさん謎が出てきました。まだまだ続きそうですね!
最後、夜の公園で手を取り合って踊るシーンはロマンチックです。二人の表情が輝いてますよ!
今回もいっぱい萌えを吸収しました!特に杉木の不屈の精神、鈴木の心情の変化が見所です。今まで読んだ中で一番好きな作品になりました。二人の関係、10danceの行方が次回も楽しみです。
BLなのか?ぐらいダンスな漫画
1巻から面白くて、2巻でどんな波乱がと思ったら
引っ張りましたねー
うーん悪くないんですよー
良いところでゴーンと落として頂きたいし
初めての長編なんだろうし
がしかし、あまり長いとダンスやら専門的な事が
目についてしまうんですよねー
でも、他の作品見る限りではなかなかゴツい作品を描かれる方なので、すっごい楽しみです。
続き物の第2巻です。
タイプがまったく違う二人が、社交ダンスを通じて徐々に強く惹かれ合っていく様子を魅力的に描いた作品です。
舞台は社交ダンス界、主人公はラテンダンサー、お相手となる人はワルツ等に代表されるスタンダードのダンサー。ダンスのタイプそのままに、主人公は大胆でワイルドで男らしいセクシーさをもった直情的なタイプ。女の子はくどきたい典型的なラテンの男です。
反対にお相手は、少し複雑な性格でちょっと意地悪。そして高飛車。ストイックな性格だけど真面目というのとは違い、いわゆる「いい性格」といった印象です。
関係性の重要なポイントは、種目は違えども、いわゆるライバル関係に似た雰囲気があること。また、性格がまったく違う故の反目、そして逆に惹かれてしまう部分があること。どちらが攻め・受けでもおかしくないような雰囲気。こういった関係性が好きな方にはたまらない作品だと思います。
1巻までは恋愛よりもダンスを主題としたストーリーがメインに展開されてきましたが、2巻に入り、ようやくBL要素が見えてきました。BL的展開はもちろんのこと、ストーリー部分にも十分厚みがあり、社交ダンスの世界を楽しみことができます。
現時点で受け攻めはまだはっきりしていません。多分主人公が受けなのかな?という雰囲気はありますが、逆になる可能性もあり、どちらでも楽しめるという方におすすめしたいです。
男らしい体格同士、女性的でなく男性的なセクシーさと積極性を持った受けが好き、また、どちらが攻めかわからないようなリバっぽい雰囲気が好きな方にはとにかくおすすめ。
萌えとストーリーとボリューム感をすべて満たす商業作品と出会うのはなかなか難しいですが、個人的には、キャラ設定が好みな上に、ストーリー展開や社交ダンスの要素も楽しむことができ、ここ10年くらいで1番萌えた商業作品でした。
著者の絵が少し苦手だったのですが、リバっぽい〜というこちらのレビュータイトルで買う決心がつきました!買って本当に良かったです。ありがとうございました(//∇//)
それくらいのエロスが、飛び散ってます!この先の杉木と鈴木、二人の信也から目が離せません!!
②での杉木の色々と秘められてた物事も浮き上がり、ワクワク感ハンパないです!そして今回、なんと言っても鈴木のハート溢れんばかりの吹き出し!!CD化のあかつきには、どう表現されるのか!?興味尽きませんですよね~♪
そしてこの二人が一体どこへ向かうのか!?(色々妄想しておりますけど…)ホント楽しみに次作待ってます。
チルチル様で、購入予約してたのに、待ちきれず電子書籍で購入…そして二度買い悔いなしです♪
待望の2巻!
BL的な進展はあまりないですが、
擬似セックスのように熱く官能的なダンスシーンに目が釘付けです☆
イギリスの試合に出る杉木。
観戦する鈴木は、
杉木がライバルのジュリオにパートナーを寝取られたこと、
コネがなくてずっとジュリオに負け続けていることを知ります。
憤りを隠せない鈴木ですが、誰より悔しいであろう杉木は
そんな感情をおくびにも出さず、
常に最高のパフォーマンスで観客を魅了してきた。
アスリートとしての、悲しいくらいの矜持と誇り高さに
思わず胸が熱くなりました。
(その後の鈴木のオカンっぷり&ベッドでのじゃれあいにはひたすら萌え♪)
まだキスどまりな二人ですがとにかくエロい!!
一緒に踊っていても、遠くの舞台にいても
もう踊ることが相手への求愛行動のように
互いに意識しまくりです。
個人的ツボシーンは「PERREO」(犬の交尾)ダンスの一コマ、
杉木に片足あげさせて「腰振れ」って命令する鈴木。
無防備な体勢や、挑発的なセリフにかなりドキドキします!!
あと鈴木のラテン訛りの英語はマジでかわいすぎる!!
ラテン訛りの英語ってたしかにどこか舌っ足らずで
母性本能をくすぐるな~と思わず膝を打ちました。
ひそかに萌えてる杉木もかわゆw
また、二人の間に流れるプラトニックな空気も素敵です。
「あんたは俺の―― 唯一の好敵手……わかるか?
世界で唯一人だ」
この鈴木のセリフがすごくいいなと思いました。
恋人でもなければ、ダンス上のパートナーでも(今のところ)ない二人ですが、ただ一緒に踊ることを互いに狂おしいほど強く求めていて、一緒に踊ることで更なる高みを目指している。
とてもストイックで純粋な関係にギュッと胸がしめつけられます!
このままエロなしで本格ダンスコミックスの道を突き進んでも
十分名作になりそうですが、
でもそこは井上先生だし(麗人だし)、
きっとリバで(ここまできたらどっちも見てみたいです)、
恋人モードのイチャコラもガッツリ描いて下さると
信じています☆
今のところ、BLになりかけの大人の恋の話といった感じでしょうか。
前回よりはだいぶお互いの気持ちが歩み寄ってきた感はありますが
やっぱりこの話は、danceありきなので、二人の躍動感あふれるdance
そして、身体のラインや表情に色っぽさを感じます。
本格的なdanceの世界のことはぜんぜん知らない素人ですから
その辺のことだけでも、かなり読んでいて楽しいし新鮮です。
どんな世界も同じだろうけどdanceの世界で生きるということが
どんなに努力が必要で、強い精神力や体力が必要だということを
一番理解しあっている男同士2人が、これからどんなふうに生きていくのか
お互いをどんな存在として位置付けていくのか、すごく楽しみです。
相変わらず「(予定)」のままというか、
お互いに、すっかり「恋」なのに、必死になって心の声から耳を塞ぎ、でも、身体は自然にお互いを求め、
恋愛要素は、もう匂い立つようで、あと一歩、その一線を越えれば、と、すごくじれったい。
でも、絵は、途方もなく肉感的で官能的。
もう、この作品、このまま、この二人がセックスする日が来なければいいのに。
本格BLとしてはちゃんと結合シーンまで描いてナンボやろけど、結合しなければBLって言っちゃいけない訳じゃなし、
このまま、ジレジレした挙げ句、どっちが受け攻めかで更にすったもんだして、結局結合しないままで終わっても、もういいかって気分になってきた。
あと何冊続くのか知らないけど、このままジレジレとずっと続くといいなぁ。
1巻とは打って変わって、目は合わせずともお互い素敵な笑顔。
大の男つかまえて「かわいいなぁ」なんてほっこり…してたら!
裏!裏表紙!裏表紙のセクシーさたるや!
気を抜いてかかったらド肝抜かれそうな気配がするこちら。
二人の思いは恋愛という形に変わったのか?
2巻を読む前、まずはじめに思ったことはこれでした。
結果的に言うと、
「匂い始めてる」
といったところでしょうか。
杉木は鼻の下を伸ばし、鈴木は耳の心臓をおさえる。
お互いがお互いにダンス以外に影響を与えていることが分かる箇所が
ところどころ垣間見え、まだハッキリと恋愛になっていないからこそ、
その微妙なスレスレのラインに、読んでいるこちらまできゅんと
来ちゃいます。
ダンスはおろか音楽さえも知らないことが多いですが、井上佐藤さんの
描くダンスシーンにはページを開くごとに魅了されます。
ダイナミックで繊細。
セクシーで綺麗。
何度も繰り返し読んでいると、「今これはどんな音楽で踊っているんだろう」
なんて気になりだしたりもして。
現時点では、井上佐藤さんもあとがきで仰っていたようにダンス漫画としての
色が物凄く濃いですが、杉木も鈴木も、お互いを見る目が普通でないのは
明らかなのが分かるし、少しでも肌が触れ合わないと、身体も心も何かを
失った感覚になり始めているんだろうと思います。
相手が自分を見ていないとイラついて腹立たしくなって、なんて。
それって、いわゆる…?
ラストは、まるで最終回かと錯覚するような二人!
「深夜のパートナーは俺」
だなんて、
『信也の深夜のパートナーは信也』
なのかーと勝手に思ってテンション上がってしまってました(笑)
深夜だけでなく…な二人を続刊に期待します!
今までにない作品ですが、私には思ったより、普通でした。
エロすぎるエロさには驚きました。
琥狗ハヤテ様や岡田屋鉄蔵様の作品が好きなので絵は好きです。
とりあえず、2巻の表紙もですがダンスシーンが恐いです!
話に入り込めなかったです。BL界での私はまだ未熟者、この作品は大人すぎたのかもしれません。
この気持ちをどう表現していいかわかりませんが、
数年後、機会があったら読みたいですね。そしたら、この作品の良さがわかるかなと(..;)
1巻からのダンスについてお勉強してほうほうと思っていて
お互いダンスという枠でぶつかりながらも分かりあえる存在だったのが
2巻目にしてぐっと距離が近づきましたね (*´∀`*)
これは「恋」じゃないと言い聞かせぶりwww
後半一緒に踊るところなんてすごいよかったし
公園での2人はもう・・・3巻への次回予告・・・
これはまた凄い展開になっていきそうですね(;´Д`)
それにしても絵的に太もものパッツンパッツン加減が
エロくていいいですね!
強烈な個性を放つ登場人物、
LOVE抜きでも惹き付けられる魅力的なストーリー、
官能的で豪華なダンスシーン、
思わずニヤッとするユーモラスな描写……
1巻からワクワクドキドキだった本作だが、
2巻になって更に恋に落ちた二人に(って認めないけど)、キュンキュン!
ダンスのスタンダードチャンピオンの杉木信也と、
ラテンの日本チャンピオンで、キューバ育ちの鈴木信也。
名前はたったの一文字違いなのに、何もかにもが正反対な二人。
互いに自分の専門のダンスを教え合うことになって、
反発しながらも魅せられていった1巻。
2巻では、舞台はイギリスに移る。
杉木の試合があり、それを鈴木見に出かけるのだ。
鈴木のラテン訛りの舌足らずで色っぽい英語が、
ハート♡トーンで描写されているのが、おかしい!
今回も一位は取れずに二位に甘んじ、しかし誰よりも観客を沸かせる杉木。
背筋の伸びた生き様に、鈴木のハートも私のハートも鷲掴みだった。
その後、杉木のフラットを訪れた鈴木との夜。
このやりとりやエピソードが、甘くイチャイチャしているのなんかより
よっぽどいいのだ!
勿論ダンスシーンのエロスは、1巻にもまして濃厚。
鈴木も杉木もそれぞれにいい大人でそれなりに遊んでも来ているが
互いに向かいあった時の、まるで初恋のような純情さや可愛らしさもいい。
試合後蕩けるような表情で鈴木に電話する杉木を見ながら、
房ちゃん(←杉木のパートナー、既婚者、彼女もとっても素敵♪)が
「初恋みたいな切望ぶりで追いかけていたダンサーを、
今はどんな気持ちで見ているのかしら」という場面があるが、熱くてピュア。
Hはないけれど(しょっちゅうキスはしているけどw)
BLの醍醐味が前面に出て来た2巻。
今後の展開が本当に楽しみ!
(受け攻めがどうなる?と思っている読者多いですよね?
僕ならあなたの好きにしていいとか言っちゃっている杉木の女王様受けもいいけれど、
実は乙女な鈴木受けもいいなぁ!)
ダンス漫画としてもBLとしても綺麗すぎて今一つ萌えられなかった1巻は「かっこいいダンス漫画&美術品」として、目の保養役でした。
恋が始まってもおしゃれな感じで共感はできないだろうなぁと思いながら買った2巻でしたが、うわぁぁぁ。静かに、それでいて力強く波が押し寄せてきました。萌えの波。でもまだまだクライマックスじゃない、始まったばかりのドキドキがもうしばらく続いてくれそうな気配が嬉しい2巻でした!
相変わらず何でもない顔でキスをしたり、ダンス&ネタの域を出ない範囲で絡みあったりと、クールなやりとりに徹する2人ですが、漏れ出る雰囲気が確実に甘くなっています。かっこつけない、純粋にただ「好き」という気持ちがぶわぁっと流れ込んできて、恋する嬉しさ楽しさ疑似体験。
お互いに自覚しつつある気持ちを抑えて言葉にはしないしHにも至りませんが、「会いたい」「触れたい」という気持ちは抑えきれず。杉木のもとへ息を切らせながら走る鈴木。父にそうしたように、自分の頭をなでさせる杉木。あの鈴木と杉木が、なんという純情。子どものように恋をしています。ちょっと隙を見せたぐらいじゃほだされないんだからね!と構えていた心があっさり溶けました。
ダンス漫画としても、煌びやかだけではない世界が見えてきて、興味が湧いてきました。努力したぶん報われるスポ根漫画のようにはいかない世界。そこで踏ん張り努力を重ねながらも表面には出さない杉木。ライバルとして惹かれあう2人。
1巻では早くらぶらぶモードに突入してほしいと思っていましたが、今はまだ恋は恋のままで、それを原動力にとりあえずダンスを頑張って欲しいと思いました。
◆あらすじ◆
杉木にスタンダードのレッスンを受けるものの思うように踊れず、悩んだ末にレッスンを辞める決意で杉木の教室を訪れた鈴木。
しかし、方法論が間違っていたことに気づいた杉木が音楽をかけてレッスンしてみると、鈴木の体は見違えるように軽々と動き出します。
「間違ってなかった やっぱりあなたは僕の憧れ」
と微笑む杉木。その言葉が鈴木の中で何度もリフレインして――
イギリスはブラックプールのダンスホールで踊る杉木を目の当たりにして、杉木の輝きに魅せられるラティーノ鈴木、鈴木のラテンの指導やイギリスでのモテっぷりで彼のハンパないセクシーオーラやチャーミングな一面を再認識させられる杉木…と、今回は二人それぞれの魅力全開!
同志として、ライバルとして、そして特別な存在として?強く相手を意識していく二人が描かれています。
◆レビュー◆
正直なところ1巻の段階では萌えに火がつかず。
男同士で社交ダンス!というだけで最高の萌えネタなのは理解できても、がっしりムッチリの男二人がスタンダードで華麗にターン・・・って、私の中では萌えより先に笑いの方のツボに入ってしまって。
あの何かと濃ゆーいラティーノ鈴木に、頬を紅潮させながら
「センセv なんかバラが見えてきましたぁっ」
なんて言われても、 困 惑 の二文字しか浮かんでこなかったんですが。。。
世間では萌えると評判の作品なのに、なんでだろ…と思いつつ手にとった2巻。
ところが、冒頭の
「やっぱりあなたは僕の憧れ」
という杉木の言葉で、いきなり萌えが噴出!
ラストシーンではもう萌えの大洪水でした。
ラテンのレッスンで、ラティーノ鈴木が官能的な言葉としぐさで杉木を煽るシーン(いや単にダンスの指導としてですけども)なんか、ラティーノのエロオーラ炸裂!
二人のダンスパートナーとしての一体感が、はっきりとSEXの昂揚感とオーバーラップする…のは、私だけじゃないはず。いや、作者は完全に確信犯です。
これがもう、普通に濡れ場を見せられるより数倍エロい。
今度こそはのHありを期待していた2巻ですが、こうなってみるとHなしで良かった気がしています。
HありのBLはゴマンとありますが、Hなしでここまでエロスを堪能させてくれるBLにはなかなかお目にかかれないので。
そういう意味で、今回は1巻に比べて「BL」な面がはっきりと前に出てきたと言えそう。
一方で、ストーリーも恋の進展も、しっかりとダンスを軸に進行する上、ダンスシーンの美しさにもウットリ! 質の良いダンス・マガジンという点でも1巻以上な気がします。
ダンスが恋で恋がダンス、踊りながら一体感と昂揚感を感じていく二人に妄想を掻き立てられつつ、同じ高みを目指していく二人の同志という側面にも魅せられ…
これだ!読みたかった「10DANCE」は!という満足感で満たされた1冊でした。
もういっそ10DANCEには男二人で出場してほしい!!(それはムリ?)
待望のシリーズ2作目も期待を裏切ることなくダンスの世界へ誘ってくれます。
ラブ的要素もふんわりありながら露骨な感じもせず、だからと言って友情とも違う。
二人のダンスに対する情熱が作品から溢れんばかりに出てきて惹き込まれ過ぎます。
ダンス、それも社交ダンスなんて全然興味も欠片もなかったのにこの作品で
にわか社交ダンスのファンにまでなってしまう。
この作品に出会ってから社交ダンスの奥深さを知ったと言っても異過言ではないのです。
スタンダードにラテン、インターナショナル スタイルの10種目を目指す話ですが
ダンスにまつわる人間関係もこの2作目でなにやら色々ありそうだと感じる。
それに受けだとか攻めだとかそんな分類もこの作品を読んでいるとどうでもいいやって
思ってしまうくらい対等に、または互いに憧れながら切磋琢磨してる気がするし、
ダンスに次ぐダンスとページを捲るたびに煌びやかな世界へ誘われます。
CDにもなるということなので、音源としてのイメージ通りのCDならそれはもう、
素晴らしいものになるのかもと興味ありますね。
この同じ名前の二人がどんな風にダンスの道を極めていくのか今後も目を離せない。