イノセントラブ

innocent love

イノセントラブ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×247
  • 萌31
  • 中立16
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
26
得点
477
評価数
143
平均
3.5 / 5
神率
25.2%
著者
ひなこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784344830776

あらすじ

僕に、全部教えてほしい――。高校生の音人は、小さな頃から大好きだった幼なじみの大学生・なるちゃんにある相談を持ちかけるが…。

表題作イノセントラブ

近所のお兄ちゃん
高校生

同時収録作品禁忌~タブー~

高校生,先輩
高校生,後輩

同時収録作品勝てる気がしません!

高校生
高校生

その他の収録作品

  • 思春期は憧れ、そして学ぶ(勝てる気がしません!後日談・描き下ろし)
  • 禁忌~0~(禁忌~タブー~3人の出会い編・描き下ろし)
  • エンドレスラブ(イノセントラブ後日談・描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数26

このくらいの作品が好き

こちらもダークでしたが、このくらいのダーク執着ものが好きです。
一番好きなのは「知ってるよ。」

あまりにも執着というか意地が悪かったり、頭と心がおかしな攻めが出てくる作品は好みではないのでひなこ先生の作品を購入するときは本当に悩みます。

0

明るいのも暗いのもどちらも楽しめる

ひなこ先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
仄暗い 3
明暗 3
バカップル 2
エロ 2
な感じだと思います。

今作は表題作が2話分と短編が2作品同時収録されており、明るい話も暗い話も描かれているので、明暗が激しい1冊です。

表題作は年上の幼馴染み×純粋無垢な高校生のカプです。受けの音人くんは近所に住む年上の幼馴染みのなるちゃんが大好き。クラスメイトと遊ぶよりもなるちゃんと一緒に過ごす方が大事。そんな時、ある話題がきっかけでなるちゃんに幻滅されたと思ってしまった音人くんだけど…。
純粋無垢な音人くんがゆっくりとじわじわと汚されて侵されて、でも本人はそれに気付いてないし、嫌がるどころか喜んでいるのが、背徳的で堪らないです。結末としてはあまり仄暗い感じでは無いですが、よくよく考えたら、なるちゃんのやっている行動が危うくて垣間見える執着にゾクッとしますし、いやらしいことをされている音人くんがほんといやらしくて可愛いです。

同時収録の暗い話は残酷な狂気さを孕んだ2人を密かに動かしては、目障りな奴等に怪我を負わせている。でも最終的に高みの見物をしていた受けが攻め2人に踏みにじられる様に身体を組み敷かれる姿が、今までの女王様っぷりが嘘の様に泣かされて、でも少しずつ感じていく描写に萌えました。

同時収録の明るい話はまさにバカップル。初エッチをした後のお話ですが、真面目で大人しい受けが、学校内でもくっついて甘えてくる様になり、攻めも満更ではないがバレたらまずいと我慢をするが、やっぱり思春期な2人なのでなかなかそうもいかなくて。2人の甘々イチャラブ具合が可愛いです。キスマークのくだりは終始可愛かったです。めっちゃ癒される。

この1冊でひなこ先生の明るい話も暗い話も楽しめるので、色んなお話が読みたい人にオススメです。是非とも読んでほしいです。

0

怖い

3本の短編集。
ひなこ先生全作を読んだわけではないですが、好きな作品が結構ある中「何でもいいから消えてくれ」がめちゃくちゃ苦手でして。
本作ではその苦手なテイストのお話が2本でした。

□表題作
冒頭、なるちゃん、なるちゃん…と出てきた段階でヤバい奴やんとわかってしまいました。

なるちゃんが熱を出して体をあたためようとする時、音人が服を脱ぐの、え〜!そこまでする?となりました。服を着たままでもいいでしょうに。

音人に三田が唐突にキスをするのも違和感で。
変な人しか出てこないの?と、

なるちゃんは執着攻めというやつで、これも愛の形かもですが「イノセント」な音人を洗脳してただ怖くて私はこういうのは苦手です。


□禁忌
ただただ怖いねん。
そこに愛はあるんか?!て感じ。
エロが見たい人にはいいのかな。


□勝てる気がしません
絵が違いますね。
そしてエロいことしか考えられないんですかね。

0

狂気度の違う3作


3作品が収録されています。
狂気的な作品と、真逆の明るい作品が混じっていて面白い本だなぁと思いました。

狂気順はこちら。

 <暗>                          <明るい>
【禁忌~タブー~】>>【イノセントラブ】>>>>【勝てる気がしません!】

中でも一番狂気を感じたのは【禁忌~タブー~】。
ひなこ先生、そんなのも書けるの!?と嬉しくなりました。

次いで代表作の【イノセントラブ】。
そして、その二作とはまったく真逆の明るくて可愛らしい作品【勝てる気がしません!】
3作品とも学生もので共通していました。(イノセントラブは受けが学生)

しかも、書き下ろしが3作品分あってお得感!

執着攻めが好きな私のドンピシャは代表作の【イノセントラブ】。
腹黒年上攻め×純粋な受け。
物静かで大人の余裕さえ感じる攻めの成美が、受けを洗脳して囲っていくストーリーです。

共依存的なものものあるので、私はハッピーエンドだと思っています。

【禁忌~タブー~】は3Pものを彷彿とさせる作品でした。
受けも美人で猫かぶりで性格が悪く、攻めの不良二人を手玉に取っていたと思ったのに…というストーリーです。

ただ、いいところで終わってしまうので、その後がとても気になります。
攻めの狂気が最高なので、もっと続いたら神評価でした。

そして今までの作品を浄化するように【勝てる気がしません!】が最後に収録されています。
2作の仄暗さを打ち消す太陽のように眩しかったです(笑)
それくらい闇のない、可愛らしい作品でした。

内容は、エッチしたてで次のエッチへ向けてお互いがソワソワしてる学生のお話。
狂気が1ミリも入ってないです。

本当に振り幅が大きくてびっくりしました。
そして、どちらも良い…。
久しぶりにお腹いっぱいの一冊に出会えました。

0

怖かったり、やばかったり

洗脳っぽいものを感じたり、罠があったり、人間の怖さに震え上がります。
そんな中に同時収録されている、あっけらかんとしたDK2名が本当に救い。

【イノセントラブ】(2話) 怖2
近所に住む年の離れた幼馴染・なるちゃんにべったりな音人(おと)。
音人が高校生という年齢よりもだいぶ幼いし、体も小さいので、ショタ風味です。
なるちゃんの闇が深いのと、その半分くらい音人にも闇を感じて怖かった。

【禁忌ータブーー】 しゅみじゃない
狂犬のような先輩2人に命令して、嫌なやつを潰してもらっている正(しょう)。
優位に立って言うことを聞かせていたつもりが…。
こちらではどういう経緯で2人が後輩である正の言うことを聞くことになったのかは不明なままですが、だいぶ胸糞の悪いストーリーなので、暴力、複数、下剋上、陰謀というキーワードに地雷を感じる方は要回避です。

【勝てる気がしません!】【思春期は憧れ、そして学ぶ】 萌
初えろすをしたばかりの男子高校生CP。
快感を知ってしまったら、それはもう猿のようにそればっかりになってしまうお年頃。
優等生風の子が色気だだ漏れになってるのが妙にツボ。
体育の柔軟のシーンが最高でした。

【禁忌ー0ー】 怖
正が先輩2人を下僕扱いするきっかけがこちらに描かれています。
蜘蛛が巣で獲物がかかるのを待っているような怖さ満載。

【エンドレスラブ】 危
表題作の描き下ろし。
この2人は完全に2人の世界にイっちゃってました。

地雷が多めの方は注意してください。

1

表紙の印象とはだいぶ違う

ひなこ先生は可愛い作品と怖い作品の振り幅が大きくて、それが表紙では分からない…デビュー作の「知ってるよ」的な可愛さを求めて買ったらヒェッとなってしまいそう。

◾︎イノセントラブ
成美はただの変態じゃないか!!!
エンドレスラブまで読むと音人は幸せそうだからいいのかなという気持ちも出てくる。音人は洗脳されただけかもしれない…

◾︎禁忌
全員ただの変態じゃないか!!!
雑な感想ですみません。正ちゃんみたいなクズが落ちるのが見たいってのは分かる。

◾︎勝てる気がしません
前2作が怖かったので、ドキドキして読んだらピュアピュアだった。あとがきにも書いてありましたが、何故この本に収録されてしまったのか…!七原(受け)がとんでもない行動を起こすとか、謎のフリがあった扉が開くとか、くるぞくるぞと構えていたのに肩透かしをくらった気持ち。

2

依存と執着

レビューに怖いとか狂気とか書かれていたので、気になり購入。予想通り、攻めの執着萌えな自分にはドンピシャだった。レビューに感謝です。

表題作、一見優しそうな攻めだけど、ねっとりした愛が息苦しく、重ーいのがいい。窒息しそう。こういう腹黒攻めはやっぱり眼鏡だよなあ。
受けは高校生のわりに性的な知識がなくて、天然というよりはちょっとアホの子っぽい。でもそれも、攻めが小さい頃から、必死で純粋培養にしてきた結果だと思うと萌える。ふたりの体格差にも萌え。
目的がよくわからなかったのが盗撮。結果的にはお邪魔虫を撃退することになったけど、元々はなんのために撮ってたんだろ。フツーにオカズにするためとかなら、この受けちゃんなら隠し撮りなんかしなくても喜んで撮らせてくれそうだけどな。
ともあれ、読者に攻めを「なんかキモチワルイ…」って思わせるのには大成功なエピソード。描き下ろしの初めて結ばれたお話を読むと、受けは幸せいっぱいなのに、なんか最後のセリフに「ヒィ…ッ」となるw

「禁忌~タブー~」
これは自分にはちょっと理解できないタイプのお話。二人がかりで持ち上げといて貶す、っていうのはわかるんだけど、最初からそれが目的で近づいてるのか?
これが愛なのかただのストレス解消かなんなのかが、ちょっとよくわからなかった。まあ受けも相当な奴なので、二人からレイプされてても胸糞ではなかったが。

「勝てる気がしません!」
高校生カップルの可愛いお話。こちらは一切病み感なしで、ひたすらほのぼのしている。受けも攻めもお互いのことが大好きで、暇さえあればいちゃつきたい。その気持ちはわかるけど、高校生カップルの話って校内でもパンツ脱いじゃうから、読者としてはハラハラしちゃう。

最後にそれぞれのお話の描き下ろしエピソードがついていて、お話の並び順もよかったのだが、気になる部分が一点。
ベロチューで舌と舌が絡まってるコマに、修正(ぼかし)が入ってるの。普通は性器のみじゃないのか…と若干の萎え。修正の基準がよくわからなかった。

0

柔らかな洗脳。ひたひたと迫る執着。

とにかく、ゾッとします。表題作の「イノセントラブ」の執着愛において、何がイノセントだよ⁈ と引く事必至。読んでいくうちに、幼い頃から依存する様に仕向けられた音人の純粋な愛着の方を「イノセントラブ」と言うならば、納得します。線の細い美少年で、純粋な思慕を寄せる音人の身体を蹂躙する「なるちゃん」。この一見、オタクっぽい雰囲気のルックスと冷たい目付きには本当に薄ら寒いものを感じます。音人の無邪気な笑顔と対象的。音人は学校の成績は良いみたいなのに、こと愛情や欲望に関して、頭が弱い。クラスメイトの三田が爽やかなイケメンなので、救いになって欲しかったのに…。多分、この二人の間にはもぅ誰も何も介在出来ない。

同時収録の「禁忌〜タブー〜」は自分が王様だと思い上がっていた、正ちゃんを二人がかりで陵辱する、受けザマァな展開です。

ここまでズッシリと重い気分に占められますが、三本目の「勝てる気がしません!」が良い感じで緩和剤になっていて、ホッとさせてくれます。とても短いストーリーですが、付き合いたての高校生バカップルが、エッチなことをしたくてしたくてたまらない‼︎っていう、キャラクターも可愛くて、癒されます。

それぞれ「描き下ろし」もプラスされており、「禁忌〜タブー〜」は、エピソード・0 とでも言うべき、物語の発端。「イノセントラブ」はその後として、「エンドレスラブ」。「勝てる気がしません!」は、番外編として「思春期は憧れ、そして学ぶ」。ショートストーリーながら、物語の世界観を深掘りした様な内容になっていて、読み応えのある一冊になっているかと思います。怖いけど見たい。そんな作品集で、時々再読してしまう…そんな病み付き感をそそります。

2

表紙の攻の髪型で好き嫌いして読むのを躊躇したら損します。

久しぶりにひなこ先生の作品を読み返しました。腹黒「なるちゃん」に、いたいけな「音人」が美味しく頂かれちゃう話しでした。なんせ音人が可愛い。同級生が懸想するのも分かります。音人の無邪気な行動や言動に攻もかなり煽られてます。そのグッと我慢する表情がまた良いです。なんて魔性なの?囲いこんで世の中の汚い物や欲望から守ってるつもりらしいが、世間知らず故にこれからが恐ろしいです。音人が社会人になってからの攻がのあたふたぶりが読みたいと思いました。前に読んだ時の記憶より、エロエロでした。

3

「禁忌~タブー~」のダークさがたまりません!

ひなこ先生はコメディも楽しくて大好きですが、背筋が寒くなるようなダークな話が印象に残ります。
同時収録の「禁忌~タブー~」のゾクゾクぶりがたまりません!秋のリンクスフェア2016小冊子に番外編が載ってます。

「イノセントラブ」「エンドレスラブ」
物腰柔らかなお兄さんと、純真でかわいい男の子のホッコリした幼馴染ものに見せかけて…執着策略家×無自覚エロテロの話です。
年下の幼馴染・音人(おと)を手にいれるため、本人がそうと気付かないように周囲をシャットアウトして、自分だけを見るように仕向ける策略家の成美。音人の前ではあくまで優しいお兄さん、でもそれ以外に対する冷酷な視線!それが本当の顔でしょ。
音人は今時ありえないくらい純真。でも「中をかわいがられてるみたいだから舌のキスが好き」と無自覚にエロテロを仕掛けてきて、成美が執着しちゃうのがわかる!
二人だけで世界を閉ざそうとしてるところが好きです。

「禁忌~タブー~」
真面目そうな雅臣と、ストッパーがない危うさを見せる伏見。
二人は後輩の正の言いなりで、正の気に食わないやつらに制裁をくわえる下僕のような存在。
二人を意のままに動かすことが楽しかった正だけど、周囲にバレそうになって二人との関係を切ると伏見に拉致され…待っていたのはセックス依存症の雅臣で、正は下僕だった二人にカラダを貪られる。
この因果応報的なダーク設定すごく好き!雅臣の豹変ぶりも、伏見が従っていたのはこのふみにじる瞬間のためだったんだっていうのも、嫌なはずなのに感じてしまってる正の顔も、すべてがイイです!
そして最後のコマ…落とされた正のこれから気になっていたので、秋のリンクスフェア2016小冊子で番外編を読めたのはすごく嬉しい♪

「勝てる気がしません!」
恋人になったばかり、彼しか見えてない高校生の初々しさがかわいいです。
そしてエッチなことも我慢ができなくて学校で…初々しいけどエロい。

この一冊だけでも、ひなこ先生の作風の幅広さがわかります。

1

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