隣の食卓

tonari no shokutaku

邻人餐桌系列

隣の食卓
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×225
  • 萌20
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
13
得点
207
評価数
57
平均
3.7 / 5
神率
15.8%
著者
嶋二 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥629(税抜)  
ISBN
9784799714256

あらすじ

「…お前って、キス魔なの?」
妹弟たちを養うオカン系男子の実のお隣に、ちょっと(?)変わった欣朗が引っ越してきた! あいさつ初日からオジサンに泣きつかれていた欣朗を見て“ホモだ! "と確信した実だったが、手料理を食べたときの彼の笑顔に不覚にもドキッとさせられて――?
フツーすぎるリーマンが、フツーじゃないお隣さんに懐かれ、居座られ、巻き込まれちゃう表題作ほか、十年来のこじらせ片想い&イジメから始まる執着愛、収録。

*リブレ出版様の新年特別企画として、端丘先生の『妄想くんのふたりあそび』描き下ろしペーパーをお付けいたします。

表題作隣の食卓

妹弟を養う長男で会社員 佐藤実
隣の部屋の住人 久我山欣朗

同時収録作品世界で一番幸せな言葉

再会した高校時代からの友人 緒方
女装癖のある会社員 名波

同時収録作品二人だけの国

下雅意 航 高校生、いじめられっ子
栗生 いづみ 高校生、いじめっ子

その他の収録作品

  • 本日の献立
  • カバー下:あとがき

レビュー投稿数13

このマンションにこっそり住みたい

一つのマンションが繋がりになっている、オムニバス形式の作品。
表題作は、隣人がホモだと思っていたけど、なかなかいい人間で、気づけば食事を一緒にする仲になっていたノンケの話。
結果的に二人ともノンケだったので、あれ?じゃあいつ互いに好きになったんだ??と読んだあとに疑問に思ってしまいました。 家族愛か強い作品かなぁ。

そして2作目は、女装癖があり同じ職場のノンケに恋している話。
女装して一般男性からプロポーズされた主人公。でもそれを愚痴っている相手が本命で不毛の恋ですかが、案外トントン拍子で進みます。
女装が好きというよりも、女だったらあいつの隣にいられたのにという思いからの女装がズシンときます。

そして3作目、イジメた相手に弱みを握られやられる主人公。受か!!となりました(笑)
心の中では、好いていた相手なので、結果的にはハッピーエンドで、私はこの作品が一番好きかなぁ。

3作品が、少し繋がりがありそれを見つけるのも楽しかったです。

1

食べ物は期待しないで読みましょう

食べ物BLを求めていた頃に出会ったこの1冊が、初めて買った嶋二さんの作品でした。
「食べ物!食べ物!」と思って読んだので、初読のときは肩透かしを喰らいました。

同じマンションに住んでいる人たちが、いろんなところでつながっているオムニバス。

【隣の食卓】 萌
4年前に両親を亡くしてから、妹弟と3人で暮らしてきたリーマンの実。
そんな実一家の隣の部屋に越してきた欣朗(よしろう)は、玄関先で男と修羅場を繰り広げるような「ホモ」で…。
欣朗が変質者に遭った実の妹・藍を助けたことから、ごはんを食べに来る仲に。
でも肝心のごはんは吹き出しで見えなかったり、見えても食べ終わった大皿くらいなので、そこを期待してはいけません。
変質者騒動がメインで、実のオカンっぷりが発揮される場面はほぼなくて、なぜ絆されたのか分かりにくい上に、実と同じような体格の欣朗が、普通に痩せ型のJK・藍の制服を着られるというマジカルでミラクルなツッコミポイントも出てきます。
もう1話あったら、確実に萌えたかもしれません。

【世界で一番幸せな言葉】 萌2
高校時代の友人・緒方と再会してから、週1で飲みに行っている名波。
名波には緒方に言えない秘密が2つあって…。
好きだった相手と疎遠になって、数年後に再会っていうパターンは多いですが、そこにさらに女装趣味という秘密が加わるとより複雑ですね。
ただ完全に女性にしか見えない女装姿でも見抜く辺り、緒方もなかなか…。
こういう「どんなお前でもお前」という攻め、いいですよね。
途中、胸が千切れそうな切なさも味わえますよ。
ちなみに名波は前出の実の上の階の住人で、緒方は実の同僚でした。

【2人だけの国】 萌2
クラスメイトでゲイと噂される下雅意をいじめる栗生。
気になる子の気を引く方法が分からなくて、こっちを意識してくれないモヤモヤがいじめという形になってしまうパターンです。
ただこちらの作品、とても黒くて、このページの攻め受けを見た方や既読の方はもうご存知かと思いますが、そういうことなんです。
いじめてた方がそっちというパターンは、結構胸に来るものがありませんか?感動というのではなくて、「つらい」という意味で。
つらいなあと思いながら読み続けていくと、最後のページでつらさが全部昇華されます。
下雅意が実の下の階の住人で、実の妹・藍が2人の同級生というつながりでした。

描き下ろしはオールキャスト。
吹っ切れた栗生が潔くて萌えます。

食べ物目当てだとガッカリするけど、「食卓を一緒に囲む仲」=心を許している相手というのに気付くと萌え度が上がる1冊でした。

2

話によるかな

ほんわか萌え話もあれば、女装話、いじめ〜無理矢理〜両思いの話もあり。私はほんわかがいいな。

0

うーん。色々唐突です。

前から気になってたのがやっと読みました。

うーん。なんというかお話がみんな唐突で。ついてけない所もありました。

佐藤家の兄妹は全話に登場しますね。

なんかBLなので当然男性や男の子同士の恋愛なんですが、なんかエッチがむりやりそこへ持っていった感じで。

隣の食卓
もノンケ同士なのに抵抗感もなくいきなり?だし。ほのぼのハートフルにさせようとしたようなんですが…。

世界で一番幸せな言葉
も高校からの両片想いとは!でも全然最初そうは見えなくて。受けの片想いがようやく書かれて、そうなのかぁ切ないねえどうなるのかな?と思ってたら最後にいきなり実は攻めもずっとすきだったと。
いやいや、そんな様子あった?

二人だけの国
性的イジメはとても読むのが辛いのです。
受けは攻めに絡んでひどいことします。やり返されてるうちに心境の変化が?
まさかのハッピーエンドとは!
そしてそっちが受け?
この作品が一番印象に残りました。

0

表題作ではない!

1つのマンションの住人をオムニバスで描いた作品ですね。
この本の真髄は、表題作ではないと思いました。
下雅意×栗生の話が痛くて切なくてイイのです。
下剋上・執着・ヤンデレ好きは読むべし。

1

あったか、ほのぼの。でも引っかかる箇所もあり。

短編集でした。
嶋二さんの本は一度全部揃え、全部手放したのですが
やっぱり読みたくなってしまい、再び揃え始めているところです。

この本も良い味出してくれています。
ちょっと引っかかった話もあって、それが残念だったのですが…><
3編の話が収められていました。

   ◆◆   隣の食卓   ◆◆

表題作です。
隣の住人(受け)がホモだと知ってしまった
一家の大黒柱のサラリーマン(攻め)の話です。

両親が事故で亡くなり、妹と弟を養う身となった攻め。
隣の住人である受けはとても人懐っこく、
あっという間に攻めの家族と仲良くなり、毎食の食事を
一緒に摂るようになります。
毎日、家族の食事を作っているのは攻め。
そんな攻めの食事を美味しいと言ってくれます。

あるキッカケから受けが攻めのことを好きだということを知ります。
そして受けはホモでもないことも判明。
2人は男とセックスするのは初めてながら、エッチしちゃいます。

家族と食卓、とてもあたたかいお話でした。
それでいて萌もあり、ラストはバンザイな感じの話でした。

   ◆◆  世界で一番幸せな言葉   ◆◆

高校からの付き合いである受けと攻め。
しかし、受けはずっと攻めに片想いをしていました。
しかも、攻めに隠していたことがあったのです。
女装をし、男と付き合っており、プロポーズまでされていました。
(その男とはエッチしてないので、男とはバレていない)
一生、好きだという気持ちは隠し通すつもりの受け。
うーん、女装して男を騙したりしているヤツでなければ、
一途だなぁって同情もできるんですけどね……むむむむ。

ある日、女装姿を偶然攻めに見られてしまい、動揺する受け。
ホモであることもヤケになって打ち明けてしまいます。
どうせ友人関係が終わってしまうなら…と思い、
受けは攻めを誘惑し、そして2人は一線を超えます。

女装姿で偶然攻めの隣を歩くことになった受け。
そしてポツリと…
「俺がオンナだったら、隣にいられたのかな…」と。
うおお、胸がドキュン。切ない!
受けは確かに人を騙すような酷いヤツかもしれないけど、
心情を考えたら、可哀想でなりません。

しかし、攻めはずっと受けのことが好きだったと判明。
そのまま再びエッチへ…。
次の日の朝には、なんとプロポーズ!
あー、もう人騒がせな!
ごちそうさま!(笑)

   ◆◆   ニ人だけの国   ◆◆

イジメられっ子 × イジメっ子のCPです。

散々、学校で攻めのことをイジメ続けた受け。
うう、イジメって駄目です。
イジメ、ダメ、ゼッタイ!! ですよ、全く!

イジメられていた仕返しのように、受けの彼女の前で
受けにキスする攻め。
変な噂を立てられるのが怖くて、攻めに怒る受け。
しかし、そんな受けにまるで復讐するかのように、攻めは
レイプをします。
しかも写メまでとられてしまい……。

うう、こんなイジメの仕合っこ、見てて気持ち悪いよー!

それから何度も犯されながら体の関係をもつ2人。
でも、実は心のなかで、いつも自由な攻めに憧れ続けていた受け。
いい雰囲気になって終わりです。

でも何だかなー!
納得いかない!
イジメられっ子とイジメっ子がこんな簡単にくっつく訳ないだろー!!
恨みこそすれ、私だったらこんな風には思えないなぁ。
甘いわ!(喝)

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

3番目の話さえなければなー…「萌×2」な評価って感じだったんですが。
残念ながら、ひとつ落として、この評価です。

イジメはやっぱり、どんな時も許しちゃ駄目だよ、うん。

他の2編はとても嶋ニさんらしい、ほんわかした良い話でした。
だからこそ、残念!
次作に期待です。

3

3つの同じマンション内での話

〖隣の食卓〗
表題作で題名の通り隣の部屋の住人の食卓の話です
色々あって仲良し3人兄弟と一緒に夕飯を食べる関係になった欣朗(社長)
妹ちゃんの痴漢を助けたりその妹ちゃんのことを気遣って帰り道に迎えにきてあげたりと中々優しい彼(痴漢も逮捕しちゃうよ)にホモ(違う)だとは知りつつ惹かれていく実
こういうほわほわしてるとこが嶋二さん好きです
〖世界で一番幸せな言葉〗
この本は女装回が多いので嫌いな方にはおすすめ出来ないです笑
私もこの話はあまり好きにはなれませんでした(女装嫌いとかでは無く)
シリアスならもっとドぎついのが良かったですね~
強引に行為に持ち込むには好きでした
〖二人だけの国〗
嶋二さんにしては重い話だなぁと思いました
ホモだホモだといじめられてる下雅意といじめてる栗生の話です
最初はいじめてるのに色々隠していじめ続ける栗生が好きにはなれなっかったんですが、周りにばれてしまった後のみじめな感じと下雅意のブラックがたまらないですね~
ネクタイで拘束無理矢理~や自宅でもあれこれ強引み笑顔で楽しそうな下雅意が素敵
どんどん開発されて依存しちゃう所も最高です!
終わり方もさっぱりしていて残るものが無くてすっきり出来て良かったです

1

ほんわかするー( ´ ▽ ` )ノ

読んでいて胸があったかくなるお話。
あー、みんなでご飯を話しながら食べるのっていいなぁって実感させられます笑

実は私この作品が初嶋二さんコミックでした。
表紙の可愛さに惹かれて買ったら、もうほんわかしていて癒されました♡

短編も入っているのですが、全て同じアパートに住んでいる住人のそれぞれの恋模様のお話。
地味にそれぞれのキャラにつながりがあって読んでいて楽しいです。

絵も綺麗で繊細なのでおすすめです。
ぜひほんわか癒される作品を求めている時には読んでみてくださいー♪

1

やっぱ流行ってるから?

この作品は女装っこが二人でてきます 笑

久我山みたいなぽやっとした受け嫌いじゃないですw
嶋二さんの作品って結構多いですよね。
女装ノリノリでしたがヅラは自前という。(何で持ってんの?)

緒方x名波も女装ものでしたねぇ。いやしかし名波の女装は結構まるきり女なので、苦手な人は注意かも。

一番最後の話が一番好きでしたね。いじめられっこxいじめっこ。
嶋二さんの病み系結構ツボです。
一番最後に付き合ってるって言ったと聞いた下我意が泣くシーンは胸キュンでした。

0

芋づる式ではないよ

同じマンションを舞台にした、3組のカップルの3つのお話。
それぞれのお話は、ちょっとづつ登場キャラが関連あったりするけど、それぞれ全く別のお話。
むしろ時間軸的には、同時期に並行して起きているそれぞれの生活なり事件を描いている。
一話目は、隣に越してきた職業不明の男と、両親を亡くして兄弟3人で暮らしている家の長男(サラリ-マン)のお話。
2話目は、1話目のサラリーマン君の職場の同僚と、同僚君の高校時代からの友人君のお話で、友人君が舞台のマンションに住んでいる。
3話目が1話目の兄弟の妹と同じ高校に通っている同じマンションの子とそのクラスメイトのお話。
同じ時間軸の話なので、同じ場面が視点を変えてちょこちょこ出てくるところがおもしろい、
これで、人物の見分けがもっと付きやすいと,ずっとわかりやすいのに、ちょっと残念。

0

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