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kawaii kimi niwa doku ga aru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ツンデレ受けとおバカワンコの学園モノで、ツンデレ受けと同じく読者も
おバカだけど懐深い攻めに癒され思わず絆されるようなストーリーです。
タイトル通り攻めの斗十郎にとって受けの慧介は可愛いけれど毒がある。
でもその毒自体も斗十郎には可愛いだけで、周りが慧介に抱いている思いとは
まるっきり違うものなのです。
慧介は学園の理事である親の権力を傘に来て傍若無人で何かあれば親の権力で
言うことを聞かせるのですが、実はそれは周りの色眼鏡であって、
慧介自身は親に言ってどうにかするタイプではありません。
それに父親に対しても従順なふりして、軽蔑している感じです。
そしていつものように慧介のバックグラウンドを知らないで絡んできた相手を
取り巻きと共に倍返ししているときに現れるのがケンカが強いと噂される斗十郎。
彗介を止めた時にその容姿に一目ぼれして即告白。
今まで彗介の周りにはいなかったタイプの斗十郎をあしらいながらも
周りとは違う自分への対応や好きだとところかまわず行ってくるおバカ加減に
呆れながらも何故か傍にいると安心してしまう。
でも意地っ張りだしツンデレなので斗十郎を目の前にすれば下僕扱い。
そんな時に取り巻きだった相手に騙され、彗介は今までの仕返しのように
強姦されそうになって、危機一髪で斗十郎に助けられる。
ベタなラブラブ展開に最後までならないけれど、後味がとても素敵な作品でした。
表紙からみてもわかるように、攻めくん(表紙右)が受け様(表紙左)にべた惚れです♡
ストーリーは王道学園青春ものって感じでした。
受け様は学園理事長の息子って設定もよくありますが、なんせこの攻めくんが一途で・・・一途で・・・受け様の為ならなんでもできちゃうんだろうなって思った^^
受け様も今までは理事長息子ってだけで、周りの人によいしょされてたんだろうな・・・それが自分の中では不満?!って感じだったのかも・・・。
攻めくんが好きなのに素直になれない・・・でもこんなに溺愛してくれる攻めくんに甘えちゃってるのかな!?♡まだまだ若いもんね(笑)って思いながら読んでました(笑)
純粋な攻めくんと少しずつ攻めくんを想う受け様が可愛らしいって思えた表題作でした!
表題とその番外を含め6本掲載の短編集。
前作のアパートものが初読みだったので、あ、作者さんにはこんな引き出しもあるんだ。。。と新たな発見でした。
父親が学園の理事長でその権力をかさに来てカツアゲはするはケンカはするは、きれいな顔に似合わずグレている砂島慧介に、入学式に一目ぼれしてからずっとアタックし続けているやはりケンカの強い見た目不良の斗十郎。
あまり斗十郎がうざいので、下僕にしてやると言いなりにしているようでいながら、実は彼に慧介は他の人間とは違う癒しを見つけていた。
硬派で誠実な大型ワンコと素直になれない超ツンデレの組み合わせがとてもツボなお話でした。
設定展開共に王道ではあるのですが、どこか冷めた慧介にちょっぴり切なさを感じます。
取り巻きが裏切って、慧介を罠にはめ暴行未遂になるのですが、その時の淡々とした表情。
そんな慧介が唯一きっと素で素直になれるのは斗十郎の前だけなんだろうな、とそのツンデレがかわいく見えます。
斗十郎は、慧介の命令には全くワンコで言いなりな部分がユーモラスだったりするのに、慧介を守る姿は男前。
もっと慧介を知りたいと、願うその一途な姿にちょっぴりキュンとします。
こういう男子好きだな~♪
【キミは誰のもの】
生徒会長に恋している下級生の若菜。
ヤクザの息子と噂のある藤白と会長には関係があると知って若菜は失恋する話。
若菜が主人公でありながら、絡みは生徒会長と藤白。
切ない片想いと、大人への階段という様子も見えるような気がします。
【見つめあったら最後】
高校の時から腐れ縁で身体の関係が続いている篤史と龍樹。
女子との付き合いが絶えず不自由もしないが本気で付き合わない篤史は、龍樹の目の前で女子に愛してるよと電話でささやく。
自分たちの関係にジレンマを抱く龍樹と、龍樹の愛情を試そうとしている篤史。
やりきれなさ、漂う。悪い男に惚れたもんだ(涙)
【同棲ゲームの掟】
高校生と社会人が同棲をしている。
夏休み、課題をしないとキスはおろかエッチはしないと条件を出されるが・・・
この二人の関係をミステリアスに推測させる話。
ガチ兄弟の禁忌が前半ライトにコミカルに展開しながらやはり、ラストでやりきれなさを演出している。
【17年目の熱】
営業マンの安東は街中でホームレスとなった高校時代の同級生・萩沼に再会。
金を知人にだまし取られアパートを追い出されたという萩沼を家に居候させることになる。
実は二人には高校時代の苦い思い出が、特に安東にわだかまりとなってしこっており、萩沼と一緒にいるのが複雑な気持ちなのです。
教師と関係があったという高校時代の噂と、居候になった萩沼が渡したまとまった金に疑惑が湧いて感情を爆発させる安東。
ホームレス受けという珍しい設定もありながら、シリアスにダークなのかと思いきや、エンドの在り方は心持ほっとさせて、萩沼!!とニヤリとする逆転執着劇でした。
どれも、先が見えない関係ばかりかもしれません。
完全にハッピーエンド、最後までめでたしではないので、不安定さを感じると首をかしげる人もあるかもしれません。
だけど、そうした心の機微や迷いや苦しみ、それらに軽くでも触れられる事によって短編ながら話が膨らんで読み応えとその後の想像という、お土産を残してくれる作品のような気がします。
エッチシーンは表情で魅せます。
萌×2に近い萌え評価です。
発売から一年も経っていたとは失礼ですが…。
ガタイの良い厳つい男子(斗十郎)が、綺麗な男子(慧介)に尽くすって
あんまり普段読まないタイプなので読みたくなったんですw
ただ言いなりになるだけじゃなくて、
ちゃんと常識があってフォローしてあげたりとか
受けに優しい攻めが好きなので楽しかったです!
理事の息子だからと反感を買うのも仕方がない程
慧介もそれまで好き放題だったので
暴行されても文句は言えない自業自得かもね…なんてダメですけどもw
でも斗十郎が助けに来てくれて良かった。
絆されて抱かれてもいいと思える気持ちもわかる!!
慧介に気持ち良くなって欲しかったけど、
初めてだし、好きな人を抱ける夢みたいな状態に舞いあがって
しっちゃかめっちゃかになる斗十郎が可愛かったw
しかもデカいなら痛いよなぁ…w
(しかし男性は大きさじゃないと思うんですけどもw程々が一番?ww)
痛かったのに、また後日2回目も許せてしまうのは
理事の父の言葉で傷つけたのではないかという罪悪感と
それ以上に好きって思えるから。恋っていいね…。
ワンコ攻めのツンデレ受けは微笑ましいな!!
『キミは誰のもの』
主人公が当て馬位置って嫌いじゃないです!
憧れている秀才で人望の厚い生徒会長の裏の顔…。
しかもお相手がヤクザの息子と噂されている素行の悪い生徒で
脅されて関係しているわけでもなく、
むしろ生徒会長が強く求めているようで…。エロかった。
ギャップが素敵でした。
『見つめ合ったら最後』
こういう受け攻め逆じゃね!?みたいな設定が最近とても好き!
可愛いタイプの攻め(篤史)と、凛々しい受け(タっちゃん)美味しい…。
タっちゃんはNOと言えなくて流されて関係してきたけど
篤史はタっちゃんの気持ちを確かめるべくわざと女の子との会話を聞かせる。
歪んでいそうだし誠実で無さそうに見えるけど
そうしないと保てないバランスが二人にはあったんだと思います。
きっちり確かめあったのなら、もう一筋でね!?篤史!!w
『同棲ゲームの掟』
夏休み中ラブラブしたい受け(哀)が、
攻め(潤)にH等制限されて我慢出来なくなって
お仕置きされるというお話なのですが、
最後「…ふぁ──!?」という設定だったので意外で楽しかった!
思わずまた読んでしまいましたw
『17年目の夏』
高校の頃過ちを犯してしまった同級生・萩沼に偶然逢い、
諸事情により一緒に暮らすことになってしまった安東は
当時の熱に浮かされるような悪夢を思い出し
また誘惑に負けてしまうのですが…。
高校野球時と美少年って王道っぽいんですけども
純情と衝動のタイミングがお上手というか。
種明かしもホッと出来ますし☆
短編集でしたが、いずれのお話も構成が練られていて
物足りない感が少ないんです!
読切りってどうしても「え、ここは?」みたいなのが
どうしても否めなかったりするんですが、
物足りなかったから続きが読みたい、じゃなくて
楽しかったからもっと続きが読みたい!と思いました♪
そして、既刊コミックスを揃えたくなりました!
目元がセクスィーなんですよ……!
線のタッチも細すぎなかったですし読めて良かった!!
萌×2寄りの萌です!!
6つのお話(カップリングは5つ)が収録されており、様々な萌えが散らばっています。学ラン、優等生、可愛い攻め、過去の記憶や後悔などなど。
萌えのツボを要所要所で突かれる、彩りある一冊でした。短編集であるがため、大きく悶えるまでに至りませんでしたが、この小さな萌えたちに始終心をツンツンされ続けました。
[可愛い花には毒がある/毒ある花にも蜜がある]
学ランで大型ワンコ萌え……ッ! 斗十郎のことをからかいつつも、ご褒美はきちんとあげるのだからなんだかんだ慧介もイヤな子じゃないんですよね。
友人関係に関して、損得でしか結べないでいる(そして慧介自身もおそらく、立場上損得だけの関係をなかば諦めている)慧介が唯一心を許せる斗十郎のことを、もっともっと正直に認められるようになればいいなと思います。そうしたら、きっと慧介のことを純粋に友人だと思ってくれる仲間も集まるんじゃないかなぁ。
で、この作品は描き下ろしである「毒ある花~」の方に一層萌えました。可愛い花~をuno!でご覧になられたなら、ぜひとも毒ある花~も!
ちょっとずつ心開いて斗十郎に素直にな(りつつあ)る慧介が可愛いです。斗十郎メロメロ、野獣にもなりますってそりゃあ! この作品は、いつかまた続編を見られたらいいなぁと思いました。
[キミは誰のもの]
のっけからセクシーで読み手である私の気持ちは若菜になっています。
ヤンキー×優等生、いいですよね! しかも生徒会長!! あるあるですが、ここにまざる執着受け要素、しかもややM。
またこちらの主導権を握っているのが藍原先輩っていうのもいいのですよね。司に愛されつつ司の所有物になりたがる真反対の優等生の図式はとても美しい。「今まで隠し果せてきたんだ」と言う先輩がしごく儚く見えました。もしかして、ここはいつか離別してしまうのかもしれない……今の瞬間を、大事にしているんだろうか。
[見つめあったら最後]
可愛い攻め萌え!
しかしこうもタッちゃんが振り回されていると、少し可哀想に思えてくるのですよね。篤史の奔放さが罪だなぁ。妬いてほしいなんてとても自分勝手。自信がなければ言えないことですもの。
でもタッちゃんこそ、篤史のこぼれ落ちそうな大きい目に見つめられると逆らえないのだから、お互い様なのかもしれません。大事にしてもらうんだよ!
[同棲ゲームの掟]
お話の途中からやや予想がついていましたが、兄弟もの。
仲直りセックスの燃え上がりを見つめつつ、ラストの哀しみがドーンときました。純愛だけど、潤哀なんだと気が付いたら余計に「いけないこと」かともの悲しくなりました。
[17年目の熱]
過去での後悔、たまらなく好きです! また安東のこの責任転嫁っぷりも良い。
下手にまじめであるからこそ、そうして悶々とするんだろうなと思いました。だって萩沼はサラッとしていますもの。過去は過去として受け止めながら、安東を操る術も持っている。巧いです。
文日野先生があとがきで、「萩沼の小汚い様をもっと書きたかった!」と仰られており、今後はそれを期待する私です。当方ももっと、汚れた萩沼を拝みたかった……!
綺麗で汚いのがいいのです。過去の美しくやや危ない姿と、今もまた別の意味で危うい雰囲気に囚われる安東に萌えました。
表紙の慧介と斗十郎は淡くピンクがかっており、その甘い様子がこの一冊にぴったりだなと思いました。
そして全体を通して言えるのは、エッチシーンにおける受けの目元のセクシーさたるや……! 汁より肉感より、私はこういう艶やかで淫らな視線を魅せる系が一番好きです。
表題作「可愛い花には毒がある」が一番良かったです。
ヤンキー主従の主立場である慧介がまずかわいい。美人な顔立ちで、理事長の息子で、でもこっそり悪いことしてて、主従の従立場である斗十郎をパシりながらも飴と鞭のさじ加減が上手で……もうかわいい!無理かわいい!という感じです。
でもこの慧介のかわいさは斗十郎がいてこそのかわいさで、慧介だけだったらそうでもなかったのかなぁと思いました。そこらへんのキャラクターのたて方が上手だと思います。
続編の「毒ある花にも愛はある」の方がボリュームもえろさもアップしているので、気に入った方はぜひ続編と合わせて読むとよいですよ!