アーモンドを七粒 1

almond wo nanatsubu

アーモンドを七粒 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神66
  • 萌×274
  • 萌21
  • 中立8
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
21
得点
697
評価数
172
平均
4.1 / 5
神率
38.4%
著者
夏水りつ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
アーモンドを七粒
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784813030577

あらすじ

律儀で不器用な葉月が所属する商品企画部に、営業成績トップの同期・渡辺が異動してくる。自分とは違い、容姿も性格もいい渡辺。そんな渡辺に反感を抱いていたけれど、食事に誘われて以来、週末は渡辺の家で鍋を囲み、一緒に過ごす時間が密かに楽しくなっていた。しかし、渡辺にある秘密を知られてしまい、ふたりの関係は大きく変わり始めて…?

表題作アーモンドを七粒 1

渡辺:営業成績トップで異動してきた同期
葉月:会社員・商品企画部

その他の収録作品

  • after word

レビュー投稿数21

攻めざまぁと言えば(*^^*)

攻めざまぁのコミックを読もう!と思う時、手に取るお話。

受け様はサラリーマンの葉月。
リア充爆発しろ!と唱えてるような、拗ねた事言っちゃってるけど、真面目で優しい人。
天然入ってて、かわいいとこもあって。

攻め様は、葉月の同僚である渡辺。
こいつが、好青年の顔した軽薄なタラシですね、1巻では。

グイグイと距離を詰めてくる渡辺に最初は戸惑いつつも、一緒に過ごすことに慣れていく葉月。
付き合うようになってからも、いろいろ言い訳考えてるけど、渡辺に好意を抱いていってるのがよく分かって、結局は素直で可愛い。

一方で、葉月の眼鏡姿に固執してる渡辺の方は、青春ごっこを楽しんでるだけ、のように思い込んでるけど、次第にそう思い込もうとしている、ってヤツですよね。
そんな自分にイラついてて、殊更露悪的な言い方しちゃってるんでしょう(・∀・)

後書きで、華麗なるシャンパン一族が書かれてます(*^^*)
シャンメリー、可愛いねぇ。


さぁ、2巻へGO┌('∀')┘

0

2巻に期待

夏水先生は「恋してほしい」だけ既読でして。そちらはシンプルでわかりやすいストーリーで、まっすぐ相手を思うホストの子がいいなぁと思ったんですが。

本作もシンプルなストーリーなんだけど、渡辺が謎ですね。真顔の意味深コマが怖い〜ww

葉月は世の中のカップルを呪っているような、隠れゲイ?で、心中では葛藤しているみたいだけど、渡辺に簡単に流されるんだなと。
もっとひねくれたり、うじうじ拒む系キャラかと思いましたがw
一旦デキてからの展開が長いということですね。

タイトルの意味もまだわからないし、渡辺の考えていることや、どう進展するか、2巻に期待します。

0

すれ違いの考察

本音を言ってもらえない場合、どうしてもこちらは自分の経験則や主観で判断せざるを得ない。2巻にまたがる二人の物語は、二人の間だけでなく、多くの係わり合いの中、みな(モブも含め多くの登場人物)どこかに誤解なんかがあってすれ違ってしまう。そんなお話です。誤解(誤認)すれ違いのオンパレード。こうした二人だけでなく様々な人間関係に触れているのがこの作品の素晴らしさでもあります。

受けが本当に良い男なので攻めの行動や発言に振り回され傷つく様子は完全に入れ込んでしまい、攻めを攻撃する視点で読み進めてしまいがちですが、落ち着いて考えると攻めの行動も「そうなっても仕方ない部分はある。人ってそんなに強くないよね」と感じるに至ってます。

2

悪にはなりきれなさそう

 途中まで渡辺が普通に人当たりの良い好青年だと思っていたので、中盤で裏切られて良い意味で驚きました。葉月との付き合い方があまりにも自然だけれど、彼が葉月に近づいたのには意味があったんですね。切ない過去なのか、憎々しい過去なのか、とっても続きが気になります。

 対する葉月は基本的にツンデレキャラだけど、根は純粋な男性。仕事はできるようですが、恋愛には疎いタイプですね。渡辺といて楽しそうに過ごす彼の表情に癒されました。渡辺も葉月自身を好ましく思う瞬間がゼロではなかったように見えますね。個人的には眼鏡をかけていると少し女性っぽさが増す気がするので、2巻では裸眼の彼をもっと見てみたいかも。

0

波乱の予感にザワ…ザワ…

攻めザマァ・後悔する攻めなどが読みたく、答姐などで度々目にすることがあったこちらの作品を手に取りました。

攻めザマァ作品だという事が最大のネタバレなので、できれば何も知らずに読みたかったというのが本音ですが、もう何年も前の作品ですし今更言っても仕方がないのですが、記憶を消して読みたい作品でした。

序盤は受けの葉月が拗らせたキャラだなぁとは思っても、攻めの渡辺が悪い男だなんて思えないんですよね。
「ほんとあいつに似てるよ」辺りで一回「ん?」とはなりますが。
2人の距離が近づいて、話が進めば進むほどに渡辺の裏側が見えてきて苦しくなります。
やはり悪い男だった渡辺…でもね、心底ドクズな悪人とは思えない。
子供が熱を出した女性社員の仕事を代わってくれたり、葉月を手に入れた後もどこか冷酷になりきれない、どこか優しさが感じられるんですよね。

1巻のラストは切ない感じでto be continued…
すぐ2巻読めるのはリアルタイムじゃない唯一の良さかな。

あとがきでいきなりアーモンドティーチャー登場。
作者さんの作品を初めて読んだ者としましては面食らいましたが、ナッツ擬人化とな…ナニソレ面白そう!
そしてクソかっこいいアーモンド先生。
こちらの作品ではシャンパン一族笑
こういうの大好き。

2

アーモンドは秘密。

攻めザマァ作品だとトピで、度々挙げられているので、気になっていました。
私も意地悪な攻めにはザマァ展開でお願いしたい。受け様に酷い仕打ちをした場合には、それ以上の苦しみを味わって頂き、改心して欲しい‼︎ なんて、強く願ってしまいます。

本作の、上巻ではまだ種まき程度。葉月にとっては疑惑の域を出ていません。
渡辺は10代の頃、遂げられなかった恋を。見た目がそっくりだという葉月に投影しては、恋人ごっこをしている。そして、何か違ったのか知らないが、もう直ぐ葉月を捨てるつもりでいる。どうして?何故?

ツンデレの葉月は、小動物の様に警戒心が強い。冒頭、見知らぬカップルたちに心の中で毒付いている程。自分に恋人が居ない事を僻んでいるかの様に。もしくは、自分がゲイだという事で、大っぴらに出来ないという事から、相手が見つけられない事に苛ついているのか。
とにかく。素直じゃ無くて、どん臭くて、不器用で、憎まれ口ばかりが口を吐いて出る葉月がどうにも可愛く思えなくて。これは最後まで完走できるか心配になってしまう。
ツンデレも過ぎれば、お手上げですよ。

ところでタイトルのアーモンドはどういう意味なのでしょう。小動物の様に、7粒、ぽりぽり食べている葉月はある夜「しまった、7粒以上食べた…。」と1人で慌てている。
7粒以上食べたらダメなのか。そうなのか?

あとがきには新しくシャンパン兄さんが‼︎ 夏水先生の擬人化とお友達のラクダさんとの会話はとっても楽しみなので、久しぶりに嬉しかったです。

3

悲しい予感が常に

再読です。表紙の葉月の様子から辛い切ないお話なのかなあと思ったのですが…。

葉月のこじらせ具合にまるで自分を見ているようでした。反省。

同期のパーフェクトな渡辺に親しく声をかけられたり毎週誘われ、でも素直になれず意地をはる葉月が可愛い痛ましい感じで。

渡辺がやたら葉月にメガネをかけさせるのも気になってました。2巻を読んだので理由は知っているのですが。

渡辺がどうにも一癖ありそうな何か隠しているようなうさんくさい感じがプンプンしてハラハラしてたら、イブの待ち合わせで友人らしき人物に本音なのか爆弾発言を。
渡辺もなんだかゲイなのか違うのか。最低発言したり何かありそうでしたが。

葉月が可哀想で。あんなに心を許さないように警戒してたのが、心も体も開いていたのに!
気になるところで続く。

夏水さんの擬人化も毎回とっても面白いですよね。しかも今回はオチまでついて。シャンメリー!確かにお兄さんのようにはなれないよー。

2

じわじわとくる良さ

最初読んだときは、あんまり好きくなくて、もう読まないだろうなって放置してたんだけど

ふと、あれ、この本どんな内容だったっけ?って気になって
2度目読んだら、なんだこれ良作じゃんってテンション上がりました。

おそらく、渡辺さんから葉月に近寄っておきながら、
陰では「遊び」なんて言ってて、なんだこいつってなっちゃうところや、
葉月の恋愛になると若干うじうじ系なところが嫌だったんだと思います。

でも、何故か2回目以降はすごくそういうのもひっくるめて
主人公たちが好きになるというか
葉月の真っすぐで純粋で、ひたむきで?(語彙力なくて伝えられない葉月の良さ。。。
渡辺さんは1巻では、良くないところが出てきちゃってますケド。。。
葉月が可愛すぎて、葉月目線で読んでしまうので
渡辺さんの行為にちょっと裏切られた感が否めなかったです。
よくよく見返してみると、やたら葉月の眼鏡姿に拘っていたなぁと
夜の営みの時や、デートでコンタクトで来たときとか
っていうか、葉月の評価「眼鏡だけ」かよって
かなりイライライライラー渡辺さん最低ー
ついには、渡辺さんに対して裏切られた寂しさと合わせて
怒りも感じてしまいました。

「青春」って言ってめっちゃ嬉しそうにしてたじゃんよー
なのに、「遊び」とか言い出して
「男相手に本気になるかよ」とか
えーどゆことーなにがあったのー渡辺よー
ってなりました。。。
葉月より振り回されてるかも。。。

まぁ、眼鏡じゃないときの葉月を見るようになって
代理じゃないと気付いたのかな?遅くね?
ちょっと不良に憧れる男子高校生的な感じなのか?
そうだとしたら、恋愛に不器用すぎでしょう~~

4

頼むぞ、渡辺~~~!

 夏水先生の作品は絵が綺麗で攻めがかっこよく受けが可愛く、どれも好きですが、逆に言うと、中でもこれが一番好き、という一押し作品はこれまでありませんでした。この作品は、これまで読んだ先生の作品の中で、一番リアルな男同士の恋愛な気がして、私の一押し作品となりました。

 リア充カップルに毒づく葉月(受け)ですが、久しぶりに同じ部署になった同期でイケメンの渡辺(攻め)に構われるようになり、渡辺の意図を解せぬままプライベートでも行き来する仲になっていきます。そんな折、仕事の帰りに渡辺と寄ったバーで、「ゲイ」という単語に過剰反応してしまい、葉月がゲイであることに気付いた渡辺と一線を越えてしまいます。
 一方の渡辺は、葉月が受け入れてくれたことにほっとしつつも、「青春を取り戻してる」という顔にはどこか影があります。付き合いだしてから、どんどん表情が豊かになって渡辺を好きな気持ちが態度に溢れている葉月と、どこか恋愛に本気になれてない様子の渡辺の対比が切ないです。
 そして、ついに葉月が、渡辺とその知り合いが、自分のことをそっくりちゃんとして噂しているところに居合わせ、「ちょっと遊んでるだけ」と言う渡辺の発言を耳にします。
 最後はもう、葉月が可哀想だし、続きが気になるしで、泣けてきました。

 この作品が私の中で神作品となるかどうかは、この後の渡辺君の頑張りにかかっています!
 頼むぞ、渡辺~~~!

2

シャン○リーで乾杯!

イケメンの渡辺もいいのですが、なにより受けの葉月が可愛らしい。渡辺をなかなか信じなくて、優しくして壺を売り付ける気だな!とか、俺をだしにして、女性票を稼ぐつもりだな?みたいなことを妄想するのが可笑しくて。そんな葉月がだんだん打ち解けて、OLの噂話に腹をたててるところが可愛いですね。ゲイばれして、体の関係を持ってもなお、俺は別に…となかなか認めないのも、素直じゃないんだからーって、可笑しくなっちゃいます。

そんなほのぼの路線で進んでいくものとばかり思っていたのに、渡辺の裏の顔が出てきちゃいましたね。葉月を泣かせることだけはやめてほしいと願うばかりですね。

そして、大好きなあとがき。
今回はなんと!シャンパン一族ですって!!
もう、ほんと、夏水さんの擬人化はそれだけでまとめてコミックでシリーズ化してほしいです。
今まで、ブ○ボン家のせいでスーパーのお菓子売り場でブ○ボンのお菓子を見るたびにニヤニヤしていたのに、今度はお酒コーナーでもニヤけてしまいそうです。

4

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