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mainichi seiten shinsouban
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
義理★5 人情★10 純情★8 感情★100×6
ドタバタ:あったか:せつない=3:4:3
大好きなシリーズです。小説では泣かされるシーンが多かったですが、二宮さんの絵でみるとあったかさ倍増。愛蔵保存できるつくりの新装版に、感謝です!
ある日突然家族になった、6人の男たち。それぞれ違った生い立ちと境遇、性格や価値観の違い。町公認のホモ一家になってしまう突飛な設定ですが、一人ひとりの揺れ動く気持ちがとてもリアルなドラマ。これから辛いこと、苦しいこと、悲しいことがたくさんあります。けれど、この完璧ではないデコボコの家族があるから全部乗り越えて温かい気持ちになれる、年中雨雪嵐に襲われるけど毎日晴天!な物語です。
そんな大河ホームドラマの序章。人物紹介と、大人組カップル大河×秀のエピソードメインの1巻。2人の高校時代と、現在の気持ちがゆっくりと明かされて行きます。1番好きなのは次巻の勇太×真弓編。片想いが長すぎて枯れ気味の大人2人に比べ、勢い良くガンガン行ってくれます。
【帯刀家】
長男・大河(25):純情硬派な家長的存在。雑誌編集者。
次男・明信(22):帯刀家・常識担当の大学生。メガネの明ちゃん。
三男・丈 (20):ケンカ早く短気&短髪のボクサー。
四男・真弓(16):子どもっぽく振舞いマスコットキャラを演じる高校生。
【阿蘇芳家】
養父・秀 (24):作家。笑顔でトラウマと本心を隠す頑固な天然。
養子・勇太(16):親に捨てられやくざな町で育ったアダルトチルドレン。
『これが 俺の 情だ』(大河)
『そういうことって 僕の目の前を流れていくものだと思ってた』(秀)
前々から読みたい×②とは思っていた作品でした。
シリーズ新作が発売されたので良い機会かなと購入させていただきました。
思ったよりどたばたであっとホームなお話でした
BL的にはぬるいかなという感はありますが
男の子たちがわいわいしているのは見ていても癒されます。
昔の同級生
今の仕事相手
そんな相手がなんと姉婿とてコブつきでやってきた。
最後までかたくなに同居を反対する長男の真意とは!?
というこころなのでありますが、さもありなんな最後でしたなw
や、私は家族の目の前だろうと、ふすま越しだろうと
アンアンやっていただきたいというのが本音なのだけどね(゚д゚*ドルァ
実質のヘタレ長兄には無理か。まぁ無理だわな。
コブの子と末弟はこれからくっつきそうなイメージなわけだけど
ほかの子達はどうなのだろう。
だれかはちゃんと子孫を残していただきたいものですが
このままホノボノっとホモー展開も悪くないかなと思うのです。
絵柄はちょっと古いですがかわいくて良い。
*シリーズ全般についてレビューさせてください。ぜんぶ当たり外れないと思います!
Amazon Kindle Unlimitedでみつけて、シリーズ全巻読み放題できたので一気読みしました。
やはり15年近く前の作品だけあって、ジョークや言葉が少し古風です。個人的にはそこがまたいいな、と思います。最近はありとあらゆるBLがあって、過激なものも多いのですけど、こちらはその対極でかなり素朴で繊細です。
今どき(というか、昔でも)、家族でそこまで厳密に内面に向きあって、突き詰め合うことってないんじゃないかな。でも、たぶん誰しもがちょっとずつ我慢していたり、不安だったりする、そういう繊細な心の機微を思いやりあって理解しようとするのって、素敵なことだと思いました。(まぁ、うじうじすんなよw の一言で片付けるのも、それはそれで悪くないですけどね(*^^*)w)
とりあえず、ブラコン兄弟同士いっちゃいちゃしてるのが可愛くて、ずっと見ていたかったですw 個人的には末っ子がナチュラルに「まゆたん」と呼ばれているのがツボでした。シリーズの中では「花屋の二階で」の次男アキちゃんが好きです。いちばん地味なのに、注目するといちばん色っぽい子だと思うのです。
BLに萌えつつ、あったかい気持ちになれる良作です。