目の前にいるのに手の届かないひとに、恋をした。

はらぺこうさぎと恋するオオカミ

harapelp usagi to koiduru ookami

爱上饿兔的狼

はらぺこうさぎと恋するオオカミ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×226
  • 萌16
  • 中立7
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
12
得点
214
評価数
61
平均
3.6 / 5
神率
18%
著者
神田猫 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784041209684

あらすじ

厳つい顔の社長秘書・史郎が出会った幸は夜間大学に通いながら家計を支える健気な元気青年。惹かれあうけどのんびりまったりモードな二人のじりじりやきもきラブ・エンカウント! 史郎の弟・辰郎の恋も収録★

表題作はらぺこうさぎと恋するオオカミ

29歳,強面の会社社長秘書
うさぎカフェバイトの夜間大学生

同時収録作品 猫かぶりとけなげな忠犬

幼馴染の大学生
幼馴染の大学生

その他の収録作品

  • はらぺこうさぎと恋するオオカミ~実は大胆なカップル編~
  • あとがき

レビュー投稿数12

厳つい顔攻めとふんわりウサギ受け

表題作は可愛らしいお話でした。
しかめっ面が通常運転の攻め。ウサギが大好きで触りたいのに逃げられてばかり。
そんな彼の目の前に逃げないウサギが!

勤労苦学生の受けがいつもお腹すいてて可哀想。
でも奢られたくないって、立派ですね。
でも頼れる人がいることはいいことですね。

しかしBLにこんなことを言ってはいけないと言いつつ何度か書いてるんですが、受けが攻めへの好意を自覚して打ち明けたらいきなりエッチだよ!早くない?いいのそれで?まあファンタジーですから。

温泉旅行で必死で理性と戦ってる攻めも面白かったです。

収録作
攻めは表題作の攻めの弟だそうで、顔良し頭良し家柄良しなんですね。幼なじみの受けと同居したとたん襲って。絶倫です。

でもいつも都合がいいとか楽だとかお前が一番だとか言って受けが可哀想。そしたら実はそれが愛情表現だったんですね。嫉妬深くて受けのバイト先にも通って牽制して。
思ったことを伝えようとしたらS発言ばかりで。

そんな攻めにも出来ることは応えようとする健気な受けでした。

それにしても男同士なのにみんな当たり前のようにしてて、その辺は問題なしなんですね。

1

ロップンの重量感

前半が表題作、後半が「猫かぶりとけなげな忠犬」と言う、二つのお話が収録されています。
表題作は、ウサギが引き合わせてくれた強面サラリーマンと苦学生のお話。
この苦学生の幸くんがとても頑張りやさんで、だけどお腹がすいてるから食べ物を出されるとついついモシャモシャ食べちゃうようなほんわかした子で可愛いです。お相手の史郎さんは苦学生の幸をウサギみたい…と可愛がりますがだからといって金銭を安易に与えたり、高いものをご馳走したりとしないところが大人でとても好感の持てるキャラです。

後半の話も含め、全体的にエッチは突然進んでいたりしますが口下手なカップルながらも攻めの不器用さを受けがうまくカバーして導いてあげると言うのがよかったですね。

1

裏ネタで吹き出したw

コミックの半分ずつの長さで、2カップルの話が収録されています。

「はらぺこうさぎと恋するオオカミ」
「はらぺこうさぎと恋するオオカミ~実は大胆なカップル編~」
強面だけどウサギ好きな有能秘書×万年空腹な苦学生。
強面な史郎が真面目なのにコミカルで面白かったです。あと、20ページ目のロップイヤーのメアリーがとっても可愛かったです。一瞬で、ウサギに指をしゃむしゃむとかじられた過去を忘れました(笑)お姉さんの名前が「福」というのも素敵でした。

「猫かぶりとけなげな忠犬」
叩いたら猫が逃げていくのに爆笑しました。釣り目だけど可愛い達郎が良かったです。

自分の心中のツッコミを、作者様が予感されていたの?!と思うくらい、反映されていて文句がない1冊でした。
眠くて倒れた幸を史郎が抱くのを「休ませてあげなよー」と思って読んでたら、次の話では無理をさせて反省している史郎が登場していて、私の中の好感度があがりました(笑)

そして、あとがきの直前にあった「裏ネタ」で吹き出しました。まさかの兄弟ですかっ!

ほのぼの甘々なカップル話ににやにやしたいときにお勧めです。

1

わんこ系ならぬうさぎ系

かわいいなぁ。と思いましたが、かわいいなあと思っただけでした^^;
萌えのようなものは一切感じなかったです。理由はいろいろあるんですが…

強面秘書×健気なビンボー大学生。受けの幸はワンコ系というよりウサギ系です。外見はきゅんきゅんするし、貧乏でいつもお腹をすかせていて、学費のためにバイトして一生懸命。史郎に庇護欲がわくのは自然な展開だと思います。

ですが、かわいくてかわいそうな子を応援したい、と恋がごっちゃになってる気がしました。
ぶっちゃけ、何故恋になった?て思いました。
恋するってその人に欲情するってことだよね?と自分は思ってるのですが、確かに最後のほうのえろいシーンは慣れてきてよかったのですが、最初のHシーンはすごく違和感を感じました。

外見に似合わず可愛いもの大好きな史郎が幸のことをうさぎのようにかわいいと思って、いい子だって思って、きゅんとすると思って・・・
この「うさぎに対する可愛い」と「性欲込みの恋」の差が自分の中でごっちゃになったままHシーンにきたので何だか違和感が~^^;

それと、こういうストーリーがきちんとしたお話の場合、登場人物が自分をゲイだと宣言してない(おそらくノンケだろうと思われる)場合、同性同士だということに全く触れないお話って、この作品に限らずですが、なんか納得できないんです。
特にこの幸のように受けが性格も外見もほんっとうにかわいらしいキャラだった場合、何故女の子じゃダメだったのか?なんでBLなのか?って思ってしまう。

あと、わりとさらさら読めちゃう内容だったのでシリアスコメディーどっちつかずであっさり終わったかな、て感じがしたのと、史郎がそういうキャラだとは分かってるのですが強面でずっと同じ表情なので感情移入しがたかったです。

後半の「猫かぶりとけなげな忠犬」ほうが好みでした。
幼馴染でいじめっ子といじめられっこカップル。
受けにひたすらいじわるな攻めは苦手なんだけど、この攻めは割とストレートに最後はデレてくれるのでよかったです。

神田さんの絵柄は凄く好きです。次に期待します。

2

うさぎカフェに行きたくなります

「見つめないで。ココロが…キュンとしちゃう」のセリフと共に兎の絵が、裏表紙に描かれています。もうそれだけで、キュンときます。本編もこの兎に負けず劣らず、キュンとできます。

兎を触ったことがない(逃げられるから)秘書の史郎は、公園で兎を連れ、お腹を空かせた幸と知り合います。兎を食べられる(そんな馬鹿な!)と思った史郎は、幸にドーナツをプレゼントします。ドーナツを食べながら涙をこぼす幸を見て、なぜか胸の高まりを感じる史郎。その理由が分からず、幸に会えるのを楽しみにするようになるのです。

史郎は、目つきは怖いけど世話好きで優しくて男らしくて、いい人です。気持ちが表情にダダ漏れなのが面白いです。対して、幸は、一生懸命頑張る、健気なコです。笑顔が可愛くて、エッチの時は色っぽくて、史郎が夢中になるのも納得です。

温泉旅行では、兎のお面をかぶってエッチを我慢しようとする史郎と、自分から襲おうとする幸にニヤニヤします。神田さんの描かれるお話は、相変わらず甘々だなと実感します。作品中に出てくるうさぎカフェに、私も行って癒されたくなりました。

5

うさぎが愛くるしい

本誌に載っていた時から、ほのぼのとした雰囲気でふたりの距離が徐々に近づく恋模様が好きで読んでいました。
絵柄も安定していて、始終ふわふわとした受け攻めの会話を楽しめます。
受けがうさぎカフェに努めているので、うさぎがちょこちょこ出てくるところもあり、とても可愛らしいお話になっています。
貧乏学生な受けと、社長秘書な攻め。
見かけによらずうさぎが好きで触りたいとそわそわしている攻めにギャップ萌え。そして、意外とたくましい受けにある意味きゅんとさせられました。
書き下ろしで、攻めの心情を理解している受けが良い奥さんのようでした。ふたりとも違った意味で可愛いので、お似合いのカップルだと思います。

もうひとつ収録されている大学生ものは、腹黒鬼畜攻め×苦労性受けの話です。しょっぱなから致しているシーンから始まるのが印象的です。暴君に良いように扱われ、遅刻する受けが可哀そうですが、それと同時に可愛かったです。
攻めからはどことなく色気が漂っています。対人用と受けの前とでは、表情と言動が全然違っており、その差も面白いところです。
攻めの考えていることが読めずにぐるぐるして、微妙にすれ違っていく様には、とても萌えさせられました。
後半の話では、思ったことをそのまま口に出しす攻めに怯える受けの様子に笑ってしまいました。
攻めに振り回される苦労性な受けってとてつもなくいとおしいです。

2

猫かぶりより

強面のお兄さんの方が好き。

表題作は、目つきの悪い無表情の強面のせいで動物にも懐かれない主人公が、ウサギにキュンキュンする話。
あれ?
ウサギに恋するんじゃなくて、ウサギを通して知り合った、苦学生の子に初めて恋をする話。
人としての機微に疎くて、恋とは無関係だったような彼が、苦学生の幸に出会い、幸の素直な心に触れて戸惑いつつも、大人なので結構ガツガツ突き進む、そして、迷走する。
この不器用な感じがいい。
それに対して、後半の「猫かぶりと~」は猫かぶりの俺様攻めに翻弄される健気ワンコくんのお話。
残念なことに、こっちの攻めみたいな「お前だからワガママ言うのさ」系の俺様攻めには全く萌を感じないというか、ぶっちゃけこの手のダメ男は嫌いなんで、萌×2はかなりなオマケ。

3

ほのぼーの(*^_^*)

ほのぼの・・・この一言につきました(笑)←イイ意味でね^^

仏頂面な攻めに天使なみのかわいい受け!
苦労しいてる大学生の幸・・・なんせ可愛いです^^でも純粋なところが好感がもてました!受けが可愛かったり美人だったりして苦労人はわりと自分を売る(言葉がよろしくありませんがお許しを・・)子が多かったりするけど彼はそんなことしないから、応援したくなっちゃうんですよね・・・そして私と同じ気持ちになってるのは言うまでもなく、仏頂面の攻めさん(←逆ね!攻めと同じ気持ちになってる私ね・・・(笑)
攻めさんは受けさんを大事にしてあげたいんだな~って本当に伝わりました♡
温泉に行くんですが、ムラムラする攻めさんの葛藤は最終的には顔を見なければという結論にいたり、ウサギのお面を装着&受けクンにも装着させる始末(笑)
でも、受けクンは攻めさんとラブラブしたかったみたいで、その気持ちもしっかり男らしく伝えてたのがよかったです♡
終始ほのぼーのな内容だったです^^
激しいBL本の間に小休止として読みたくなる本だなーって思いました♡

2

無骨な優しさが最高

強面なのにウサギが好きで触って見たいなんて長年の願望を持っている社長秘書の
甚野さんが、攻めキャラなのに大人の男の可愛さが感じられて良かった。
それに受けの幸も見た目はウサギみたいだけど、以外にしっかりしてて、
単に守られるだけのキャラじゃないのも今感度高いキャラでいいです。

それに何度もウサギが出てくるけれど、とってもピクピクうさちゃんが可愛くて
いつもは猫萌してる私ですが、うさぎもなんて可愛くて愛らしいのかしらと
胸キュンしてしまう、きっと攻めキャラ甚野さんもこんな気持ちなのかもと納得。

幸のバイト先から逃げたウサギちゃんが取り持つふたりの出会い。
ウサギを非常食なんて言っている幸からうさちゃんを守るために持っていた
ドーナツをご馳走する甚野、でもそのわずかな時間の中で幸にウサギに感じる
胸キュンを覚える甚野なのです。
全体の雰囲気も甘くて可愛い萌がたっぷり詰まっている1冊になっていました。

3

キャラクターが魅力的☆

神田猫さん、初CIEL
表題3話+描き下ろし&2話構成1本で、割とがっつり出来てます。
しかし!特に表題、キャラクターとかしっかり出来ているのでこの3話だけだと物足りない!
1話目がキス2話目でエッチと進むんだけど、このカプなら2話でのエッチさえ早急すぎてそこはじっくり3話目にしてほしかった!
それだけにちょっと惜しいのですよね~
いつもCIELだと短編が多くてモノ足りなさを感じる事が多いのだけど、3話あってもモノ足りないとは・・・
同時収録の2話は、長さも見せ方も程良くてよかったのです。


強面の顔のせいで大好きなウサギにも逃げられる社長秘書をしている史郎が公園で出会った腹をすかせた苦学生でうさぎカフェバイトの幸。
彼のしぐさや表情がうさぎのようだと、恋に落ちてしまうと言うもの。

この史郎が強面設定ですが、いつも眉をしかめて不機嫌そう。
だけど「にこ」と笑った顔は結構男前でしたよ!
この顔のせいで恋にも縁がなかったのでしょうか?キュンキュンした感覚が何だかわからなくて社長に言われて自覚する。
対して幸は両親を亡くしてから、大学生の姉と二人互いに働きながら大学に通っている勤労学生。
食費を切り詰めて学校へ通っているからいつも腹を空かせている、頑張り屋のイイ子です。
最初の出会いでドーナツを上げたのもあったりしますが、この史郎が幸が苦労しているからと何かを援助するのではなくて、心からの気持ちで接しているのがまっとうな距離感でとても好ましいです。
もちろん幸も、そのところのケジメがきちんとしているし。
史郎は硬派というか、真面目なんですね。
いつも頑張っている幸を癒してやりたいと、温泉旅行に誘うのですが、エッチをすると疲れさせてしまうから禁欲しようとするのですが、幸はせっかく二人だからと・・・
そんなすれ違いも、互いを思う気持ちで初々しくていいな♪って思えるのです。

せっかく史郎が強面設定なので、動物に怖がられるだけじゃなくてもっと他のエピソードも欲しかったかな?と欲張ってしまいます。
作者さんがうさぎがうまく描けなくて、とありましたが、すっごくカワイく描けてます!


【猫かぶりとけなげな忠犬】は幼馴染の腐れ縁モノ
家が隣で幼馴染の藍輔と辰郎は、大学も同じで一緒に暮らしていて、何とカラダの関係がある!
なんとなくなし崩し的に~互いに「好き」と告白したわけでもなく~
外面はとてもいいのに、辰郎にだけは傲慢な俺様の藍輔。
だけど、それが嫌ってわけじゃなくて辰郎は受け入れてしまっているのです。
二人とも、無自覚というべきか不器用と言うべきか(笑)
そんなすれ違いのオバカップルのお話はとても愉快なのですが、この辰郎が表題の史郎の弟ですって!!(驚w)
とりあえず互いが好きって事がわかって、言葉が足りなかった事を自覚した藍輔、彼が天然ドSだったので2話目の展開は実に愉快に♪

どちらもキャラクターが立っていて、よかったです☆
だけど、ちょっと表題が惜しくて萌×2寄りの萌えです。

8

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