男前に育った後輩とクールな眼鏡美人の先輩、12年越しの再会愛。

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  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%
著者
祐也 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784796405072

あらすじ

退社して地元に戻った大賀は、なりゆきで高校時代につきあっていた四方と同居することになる。家庭の事情でつらかったときに癒してくれた優しい先輩。でも、彼の卒業と同時に一方的に別れを告げられ――。共同生活の中、再び想いを募らせた大賀に対し、四方は「美化された記憶の感情でその気になってるだけだ」と一刀両断。けれど、実は四方には大賀を受け入れられない理由があって…?

表題作リプレイ

失業中のシェアハウスの持ち主
高校時代に大賀にイタズラした先輩

その他の収録作品

  • リフレイン
  • あとがき

レビュー投稿数2

再会して立場が逆転のリバ風

先輩後輩の再会もの、高校時代にとっても可愛くて小さかった大賀が
2歳年上の先輩に可愛いからと色々されちゃった過去があり、その初恋の相手である
先輩の四方と父親が亡くなって相続した家をシェアハウスにしたことから偶然再会。
今でも忘れていない大好きな人との再会で浮かれたのもつかの間、
四方から妙に距離を取られてしまい、困惑する大賀。

学生時代の一時の関係、実は双方が心に痛みと空洞を持っていた時期で
互いに相手の存在で慰められた過去がありました。
でも四方にすれば、大賀を利用してイタズラしていた罪悪感があるのです。
学生時代の四方には思いもよらない辛いことがあって、当時可愛かった大賀に
慰められていた、大賀も母親を失って家族がバラバラになった寂しさを抱えていて、
四方に抱きしめられ甘える事で寂しさを乗り越えた感じです。

でも一つだけ頂けないと思ったのが、自分が四方にされた事をやはり2歳年下の
後輩に同じような事をしている。
その後輩も妙なつながりで大賀のシェアハウスの住人になったりします。
三角関係になるのかと思える展開ですが、そんな事にはならなくて、
過去のトラウマを抱えた四方と学生時代とは体格も身長も四方を追い抜いていた
大賀との再会してもう1度恋を始める話を軸に脇キャラの動向も絡めて描かれたラブ。
再会して攻め受け立場が逆転する内容ですが、違和感なく楽しめます。
過去も優し繋がりだった気がしますが、再会してからは大人になった分、
トラウマも含めて相手を守り愛そうとする優しい感じがするストーリーでした。

3

止まった恋のやり直し

祐也先生の絵柄って、お目目が大きくてちょっと昔の少女漫画風。私は結構好きです。
本作は2013年作品で、ルームシェアものです。

父親が亡くなって建て直した家が遺された。その上ちょうど色々疲れていたので会社も辞めてしばらくゆっくりしようという大賀。
引越しを手伝ってくれた安頭(あんず)先輩がここに住まわせてくれと頼むのでいいよと言い、安頭先輩が勝手に同居人募集をするのもいいよと言い。
結果、募集してきたのが…
そのいち。高校時代の後輩でもてあそんじゃった馬美(ばみ)。
そのに。高校時代の先輩で、もてあそばれちゃった四方(しかた)。

そんな偶然ありますか?
…というご都合な設定からはじまります。

物語は、急に別れてしまった四方への焼け木杭的な恋の再燃が主です。
(逆転して同じ境遇の馬美には恋愛感情ナシ!冷たいよね…)
実は酷いトラウマを抱えていた四方に対して、大人になって体格も逆転した大賀は今度は自分が四方を包んで支えたいと。
この辺は、過去は四方x大賀、今が大賀x四方という攻守の逆転もあるっぽいです。

…はじめは頑なな四方先輩。だけどだんだん可愛く素直になっていきますよ。
ただし、こういう経緯の物語で馬美や安頭先輩の必要性あったか?というのがちょっと引っかかる。安頭先輩はオッサンなのか若いのか、作画も曖昧でした。

0

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