夜の静寂の出来事。

yoru no shijima no dekigoto

夜の静寂の出来事。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
児島かつら 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
サークル
nico<サークル>
ジャンル
Free!
発売日
価格
ISBN

あらすじ

※18禁
遙の家に泊まりに来た凛。その夜の凛と遙のそれぞれの思い。

表題作夜の静寂の出来事。

松岡凛
七瀬遙

レビュー投稿数1

お揃いの記憶がある二人

アニメの次回予告であった、無人島に何を持って行くかで凛が「枕だ!」と云ったら遙が「枕が変わると眠れないタイプだ」と云う。それが、こんな甘々な話に^^

泊まりにきたもののイライラしている凛。
風呂空いたぞ、と云う遙に「どーした?」と聞かれて「どーもしねーよ!」と噛みつく。
遙にはそんなカッコ悪いこと言えない。
"枕変わると 寝れねーとか!"

"今夜二人きりだぜ?寝るどころか寝れねーだろ"
"いや・寝かさねぇ…!"
風呂上がりの凛の熱い脳内会議を一蹴したのが、遙のお布団ぴったりひっつき敷き!
「やめろよテメー!離せよ!」
「何で」(←いつもの顔)
「生々しいだろーが!」(作者注:雰囲気を大切にするタイプ)
凛はそんな感じします^^遙は淡々とした表情で
「生々しいって 何が?」
…何なのハルちゃん小悪魔なの?
たまらず凛も"こいつ…天然なのかあざといのか"とイラつき胸ぐらを掴んで「こーゆー事に決まってんだろ」
とキスしようとしたら、凛の口もとに手をやり
「眠いから寝よう」(←いつもの顔)
…ハルちゃん悪魔なの?

興をそがれて布団を少し離して眠りにつく二人。凛は枕無し^^;

"何なんだよコイツは!"
"つーか何の為にオレはここへ泊まりに来たんだ?"
凛、悶々。目が冴えた凛はこの家が変わってないこと、遙とあいつら(渚と真琴)との関係も全然変わってないと思う。
"特に 真琴の ハルを見る目は変わらねぇ"

とか思ってたら急に凛の布団に入ってくる遙。慌てる凛に、
「何で凛が不機嫌なのか解ったから 思い出した」「スイミングクラブの合宿の時 オレたまたま夜中にトイレに起きたら お前コーチの所に行って」
「自分の枕じゃなきゃ寝れないって泣いてた」
知られてたー!!凛の顔に黒歴史の文字が浮かび、いたたまれなさに震えていると
「どっちにする?右側?左側?」
「あぁ?」(←恥ずかしい)
「腕まくら それなら寝れるかと思って」
…ハルちゃん、天使だ…。
虚を衝かれた凛は、お前バカだろと差し出された手をはたく。オレの事バカにしてるのか、何か狙ってるのか。
「お前が眠いっつーから手ェ出すのスゲー我慢してんのに 腕まくらなんかしたらヤバいの解れよ!」
遙は手をぐっと握って、オレだって今日そのつもりで泊めた。でも、生まれてからずっと住んでる家で、親の物もあるしばーちゃんの仏壇もある、真琴も渚もしょっちゅう来るから。
「この家で凛とするの 皆に見られてる感じがして どーしていいか解らない」
「さっきは…キス止めて悪かった…」
ハルちゃんデレたー!!
「じゃあ 押入れン中でするか?」
「え?」

子どもの頃、けいどろ(刑事と泥棒)をしていて二人で押入れに隠れてて最後まで見つからなかった事を凛も、遙も憶えていた。
二人で押入れで座って手を繋いで(!)押入れの中結構いいなって笑う凛。でも見つかったらどうする?って聞く遙。
そん時はまっすぐダッシュだ!ってニカッと笑う凛が初恋だった遙の想いは、異空間である押入れで加速した。

そんな思い出の押入れでする二人。
キスをしながら、何気に凛との秘密は多いなと考える遙。
押入れの事、枕の事、凛が留学中に帰って来た時勝負した事(←これはアニメ本編でも肝でしたね)…今の、これも。
凛との関係は、真琴や渚よりも濃くて深い…。

ぐっと来た所は、焦らされたのに押入れでするか?って対案を出す優しい凛。16、7歳で己の欲よりも遙の気持ちを尊重するなんてv
ページ数が少なくて物足りないんですが、凛の優しさと遙のデレ、押入れでバックでしちゃう二人に敬意を込めて^^

1

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