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「女だったらど淫乱になってるねこれ……」
utsukushii yasai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
onBLUEで毎号毎号、ドキドキしながら読んでました。
人づきあいが苦手で、上手くいかない自分にうっ屈した小説家の太郎が、
酔った勢いで絡んだ八百屋の治樹とエッチにもつれ込んだ事で見せた淫蕩な姿はマゾだった。
この太郎のイヤラシサに煽られるように、Sを見せる治樹と、それによって今までの自分から何かが変わっていく太郎。
この太郎のマゾ属性が何かわかるんだ!!
常識的な枠にはまってガチガチに身動きできない太郎が、セックス行為の治樹による責めを受けることで解放される姿。
「むり、むり」と言いながら「もっかい」と啼きながら懇願して「こわして…こわして…こわれたい」
ホモとか清く正しくないのは駄目だと言いながら、それが上辺だとわかっている治樹にお仕置きされて、治樹の言葉の責めに「僕はわるい子だからぁ」と自ら認めて失禁するシーン。
もちろん、治樹も理性を失って子供のような欲望だけにまみれて懇願する太郎がエロいと思い、欲情もするのだが、その彼がかわいいと思う。
それは太郎の日頃とのギャップ。
本の中の半分以上を占める、この行為だけで彼等が見えてくるからとてもスゴイ。
セックスってSMって人間そのものなんだと!
太郎が恋人の元カノと別れたのは、彼女に関心がなかったから。
今回は気にしながらも、治樹との出会いで仕事にのめり込んだ故のすれ違い。
決して、元カノの時のような無関心ではないと思うのだが・・・
先行きの展開は全く不明です。
とにかく、SMは破れ鍋に綴じ蓋と言うけれど、この作品はそのパターンではなくて、ほんとうの自分を知るという、枠を壊して新しい自分との出会いを描いているようなSMなのです。
素敵な作品だ。。。
エロいけど読ませるミーコハウスさんの本を、複数巻でガッツリ堪能できる!
それだけでもとても嬉しい事なのですが、
コチラの本、内容もすごーーくよかったです♪
よかったというか、…単純にとっても好みでしたw
爽やかな八百屋(25歳)× 人生に疲れた風貌の小説家くずれ(31歳)
最初は、
ちょっとケンカっぽくもなった2人でしたが、
家呑みして酔わせたら受けは、ぽわ~っとなってスッカリかわいらしく変化。
おまけに、
下ネタに話を持っていくと、
ズリネタは活字で、女がどう感じているか事細かに書かれてのがイイとか、
女に生まれてたら絶対ど淫乱だったと思う、とか言い出す。
そんな発言を、
かわいいと感じ始めているノンケにされて、
理性を保てるゲイ(攻め)が、どれだけいるのでしょーかw
攻めがベタな罠をかけたら、あっさり受けはひっかかり、そのままエッチへ。
1回イったら冷静になってしまうだろうという攻めの予想は外れ、
受けは「もっと、する…」と。
そして攻めに付いていたゴムを取って、
気持ちいいことをしてくれたナニにお礼をと、進んでフェラ。
「ほんとに……、女だったらど淫乱になってるね…」
そう攻めに言われると今度は「淫乱」の言葉に感じて、もう1度言ってとねだる…
どんどん明らかになっていく受けのMっ気、
そして、その欲求を上手に満たしていく攻め。
いい体して、爽やかで、美味しいご飯を作ってくれて、こまごまお世話をしてくれて、
笑顔のかわいい、年下ワンコの様な攻め。
でも、手綱を相手に渡したりはしない。
受けの反応をよく見て、欲求を、快楽を、引き出して高みへ高みへと導いてくれる人。
ニッコリ笑って、
手錠&目隠しをしたり、
手錠&ローターinで放置したり、
ローターを入れたまま挿入して啼かせたり、
受けの腕をガムテープで縛って、ナニを紐できつく縛って、優しく言葉責め…
あ、最後、受けは堪らず漏らしてしまっていましたよw
(これ全部、2回目のエッチの日のことです)
それなりのコトをヤっているのだけど、
かわいがる
その言葉がとてもピッタリとくるセックスでした。
そんな優しいSに何度もイかされて、
生活にも変化が出てくる受け。
でも、攻めと恋人にはなることは望まない。
その理由、その過去…。
そして、優しい笑顔が印象的な攻めにも、痛い過去があるようで…。
かわいいけれどエロくて、
でもエロいだけじゃなくて、人の内面や本質にも迫り読ませる本だと思います。
2巻が楽しみでなりません!!
Sはこうあるべき!と常々思っている理想のSでした。
SМで大切なことはSのМに対する扱いです。Sに全てがかかっている。
八百屋・治樹はМの様子をよく見ていて、
何を与えたらいいか理解している素晴らしいSだと思います。
そして小説家・太郎は真性М。
ノンケなのに挿れられることで喜ぶなんて!
(ノンケの殿方でもS嬢にディ○ドや道具で後ろに入れられて、
喜ぶМな方がおられますものねぇ。)
SМってSはМを単にいじめればいいというものではないですよね。
よくある勘違いSはストレスのはけ口にМをイジメるタイプ。
Мの気持ちを無視した自分本意なプレイをするSです。
それはただのイジメ、ただの暴力であってSではないと思うのです。
そこのところを、相手の様子をうかがいながら、
相手が欲しいものを的確に与えているSの様子を描いてくれているだけでもう神!
しかもちゃんとそこに愛があるのが良いです。
もちろんエロエロなプレイ内容も素敵です♪
治樹も太郎もちょっと変わった所があるかもしれないですが、およそ普通の人たち。
治樹はセレブでもヤクザでもなくただの八百屋。
太郎も花嫁にされたり監禁されたりするわけでもなくただの小説家。
日常にひっそりと潜んでいるSとМの人たち。
それに気がついたSは美しい野菜を育てようとこころみ、
それとは気がつかずに自分の理性が崩壊するМ・・・。
そこがまた魅力的なところでもあります。
次回もこの路線で行って欲しいです。
途中で急に自分本意なSになったりしたら興ざめです。
次巻、果たして治樹が手塩にかけた野菜はどれほど美しく育つのでしょうか。
美しく、美味しく実っていることを願います。
「女だったらど淫乱になっているねこれ……」の帯
いやいやいや、男でもど淫乱でしょこれヽ(^o^)丿~♪
松本先生って、言っちゃいけない癖があるようなキャラばかりで、いつも楽しみなんですが、本作もホント良いですね~!
受けの年上「太郎」が、面倒臭がりの生活疲れで細い釣り目ですv(←表紙)
攻めの八百屋「藤田」は、飄々と嬉々とSしてくれる世話焼き兄ちゃんですv
その八百屋がね、見てて気持ち良い程にいろいろヤッテくれています!
目隠し+手錠プレーで、太郎をピクピク過敏にさせてみたり、
ローターで随分なガマンさせてみたり、
尿か白濁か分らない放出させてみたり、
これらそれらが、売れない小説家の貧相な体を開発させていくのです。
そして、従順で欲しがりの太郎の様がどんどん可愛くなってくるんですよ~!
^m^ムフ
その太郎、藤田とエロしまくって体は疲れても頭はスッキリなのか、スランプだった小説のペンが走り出して、何だかヒットの予感ですw
次の巻はいつかな?ワクワク♪
(1)は、体もエロ指向も合って良かったね!の2人、太郎の小説家業も、藤田は実家の八百屋の父親と確執があるみたいだしで、
(2)では、どう転がって行くんだろうね~?すごく楽しみだ~!
松本ミ先生にお願い!
この路線の手を緩めずに、この2人を更に美しく美味しくしてやって下さい♪
太郎のエロ顔と欲しがりなセリフ、も―もー大好きです!!
ローターとか玩具プレイだいすき♡とon BLUE掲載時思っていたそんな作品がコミックス化。
サラサラとした表紙に淡い色鉛筆のような色彩、そしてビビットな赤の帯。
本の装丁の異質感がこの作品を象徴しているような感じです。
陰気でなんとなく惰性で生きている作家のおじさんが、どM淫乱受けに目覚める。
なんとなく買った八百屋さんの野菜をしおれさせてしまう太郎さんですが、八百屋の治樹とエロ発言をきっかけに理性大崩壊。
女目線でこれまでセックスを妄想してきた太郎が、かつて付き合っていた女性のトラウマをも越えてエロエロに開発されていくのがじわりじわりとイイ…!!
手錠、目隠し、ローター、放置プレイとなかなか涎の出るようなプレイをする二人ですが、優しく攻める治樹とそれを悦ぶ太郎さんなので痛々しい感じはせず。
むしろ一緒にご飯食べたりしている様子がほのぼのしている作品です。
仕事も軌道に乗り、セックスしてえなと思ったところで思い出すのはかつて付き合っていた女性のこと。
「俺またやっちまってる…?」という言葉に、太郎さんが変わろうという努力をしているのがなんとなく見えます。
二巻が楽しみですね~巻末のボーナストラックの身体検査ネタも可愛かった!
現在連載中のものを読むに、まだまだ太郎さんのエロティックラブは続いていくと思われるのでそういう意味でも神評価にしてしまいました…!
太郎さんの性欲が募るとわたしも楽しい。
続きにも願いを込めて・・・・・。
ミーコハウス先生、作家買いしているんですが、なかなかコミックスがでなくて、、、。
今回のこの本、初出がon BLUEだけあって、かなり振り切ってて、
もう、大好き!
大体カバーイラストがこれですもん。
ほとんど掛け軸から出てきた幽霊みたいな絵。
on BLUEのコミックスって、どれも大抵装幀デザインがいいんですが、このデザインはホントに素敵。
それで、この本がミーコハウスさんの本だなんて思えないところが凄い。
ミーコハウスさんって、「テレビくんの気持ち」みたいな、一見かわいいイメージで、実は「恋のまんなか」みたいなシリアスなところもあって、それがon BLUEみたいな場所を得ると、こういう風に花開くのねって、このコミックスを読んで感心した。
このお話はまだ続いているようで、次巻も楽しみ。
正直、同日発売の秀良子先生・たなと先生・ヤマシタトモコ先生の新刊を予約する際に
なんとなく一緒に注文しました。
on Blueを読んでいないため、表紙とあらすじのSM物というので
「流血系?」と勝手に誤解していました。
でも、読んでみてここ最近で一番のヒットです……!
すっごく面白い……!
表紙は野菜スープだったのですね(笑)
とにかく受けのたろうさんがエロい。
攻めの藤田がもともとS嗜好がないにもかかわらず
たろうさんを相手にすると加虐的になっていく感じ(でも甘い)が自然で逆に怖いです。
たろうさんの過去のエピソードとコンプレックスと、現在の状況が1つずつ重なっていき
さりげないセリフの1つ1つが後で胡椒のように聞いてくるような、話の進めかたが読んでいて「うまいなぁ……」と感じます。
季節感を感じさせる細かい表現がエロにリアリティを加えてて素敵です。
冬だからなのか?エロシーンの息が白いんですがそれだけでエロシーンに体温を感じるんです!
あとみなさんも言っているように表情がどれも素晴らしくてとにかくえろい。
たろうさんがどんどん可愛く見えてきます。
続きが気になっていてもたってもいられなかったので
on Blueも買ってしまいました。
単行本の続きは on Blue vol.11 に掲載されてます。
表紙にうっすらと書かれている
「The beautiful greenness」=美しい野菜
vegetableじゃなくてgreennessなんですね。
greennessなのはいったいなんなのか……
2巻が出るのがとても楽しみです。
収録作品
「美しい野菜」
vol.1 on Blue vo.5 2012/4
vol.2 on Blue vo.6 2012/7
vol.3 on Blue vo.7 2012/10
vol.4 on Blue vo.8 2013/1
vol.5 on Blue vo.9 2013/4
vol.6 on Blue vo.10 2013/7
bonus track 書き下ろし 3頁
あとがき 1頁
本文167頁・表紙下無し
カバーデザイン:堀井 菜々子(GENI A LOIDE)
淡いベージュの表紙に質感の違う真っ赤な帯が印象的……
清く正しくありたい夢みる少年は、甘くとっちめられるわるい子のようです。
Mに尽くすSって読んだことがなかったので新鮮でした。
行為(好意)を重ねることで互いの心の深いところにある心理がゆっくりと澱のように浮きあがる様子にワクワクします。
自分の本質に気づいていないふたりが次第に目覚めていく感じです。
鬱屈とした日々を過ごす小説家:太郎は八百屋の治樹に野菜を押し売りされた夜、銭湯で再会します。
ひょんなことから口論となりますが、その後なぜか太郎さん宅にあがりこみ家呑みすることに。
太郎さんは人嫌いまではいかないもののコミュ障気味で無神経な物言いをします。
治樹も銭湯で再会した時の印象はけして良くなく最初はとっちめるつもりでくっついていったのに酔ってタガの外れた太郎さんが可愛くて、つい勢いで体を重ねてしまいます。
甘く苛めるたびに零れる太郎さんの可愛さを発見した治樹が、あれよあれよとSに目覚め、太郎さんにハマる姿が自然体に描かれています。
治樹は元々Sってことではなく(素質はあったと思われます)太郎さんの隠れた喜びを知り、その反応を楽しんでいるだけです。
体から始まった関係だし、とにかくエッチ場面が多いのですが話が進むごとに気持ちの部分がクローズアップされていきます。
ふたりは独り言や会話で素直に心情を吐露するため何を考えているのか分かりやすくなっていますが、『謎』もそこかしこに転がっています。
特に太郎さんの「ホモとか清く正しくないのはダメだと思うし…俺は清く正しくありたい。」というセリフがとても強く心に残ります。
どうしてそんなことを言うんだろう。
彼は思っている以上に元カノとのことに傷ついているのだろうか?
太郎さんは可愛らしさと同じところに本当の自分を閉じ込めているような気がして治樹と同様に私も太郎さんに興味をもちました。
そして治樹は『お仕置き』と称して太郎さんの閉じ込められた本当をさらけ出そうと柔らかい口調でいやらしく導きます。
与えられるのは痛みによる苦痛ではなく開放を目の前にぶらさげた甘美な抑圧。
「わるい子です!わるい子だからぁっ!」と連呼する太郎さんに痺れます。
ロータープレイが本当にエロぃ…。
その開放とともに無気力だった太郎さんの作家活動にも血が通います。
太郎さんは遊びに来た治樹そっちのけで執筆に没頭します。
治樹は働く太郎さんをカッコイイととらえ太郎さんをゆったりサポートします。
できた嫁です…攻なのに(笑)
そんな治樹に我慢をするだけして別れを告げていった元カノを重ねてしまい、ふいに危機感に襲われる太郎さん(笑)
ようやく太郎さんも人間に、とニヤニヤしました。
治樹もゲイとしてのこれまでに絡んで父親との確執かあるようで、ただ明るい寛容な人ではないことが話の隙間に軽く暗示されています。
そのへん、明らかになるのかな?
愛情という養分で美しい野菜に育てられつつある太郎さんが治樹に対して『どんな感情』を育むことができるのか、期待をして次巻を楽しみに待ちます。
表紙の絵が苦手に思い、手にするのを躊躇っていた自分に飛び蹴りをくらわしたい。
言葉攻め+生活能力の高い攻、と設定だけでも美味しくいただけたうえ、好みのSMを見つけた!!と思える作品でした。
先生がインタビューで、
「自分史上たぶんいちばんえろいです。」
とお答になっているのを拝見したその時から
とても気になっていたのでついに買ってしまいました!
実はなんとなく購入を躊躇していたのです。
表紙の絵がユーレイっぽくて、
もしかしてどこかに怖いお話が入っていたりするのかしら~?
と思っていたものですから。
でも皆様のレビューからそうゆう話ではないと分かって、
買って…大正解でした!!!
もうもうっ!
攻め様がとっても自分の理想の攻め様だったのです><
受け様である太郎のことをかわいいなぁ~って
思い出してニコニコしている治樹にキュンとしました。
そして!
とろとろになってあられもない姿をさらけだしている
太郎さんにコーフンいたしましたっ!
おねだりしたりして・・・ああもうっ><
キュンキュンが止まりません☆
優しいSに自分を解放するМ。
身も心も、許したり許さなかったり、なお話になるのでしょうか~?
次の発売も楽しみに待っていま~す☆
表紙だけ見ると、単純なSMもので受けがひどい陵辱の仕方をされて…というものを想像してしまいますが、全然単純なSMものではなかった。個人的には今年読んだ中で一番面白かったBLでした。
地味でネクラで心を閉ざした受けが攻めによって解放されていくストーリー。
ガードが硬そうなのに酔っ払うといっきにスキだらけになってしまうダメな大人の受けキャラ太郎さんが本当にツボでした。
そんな太郎さんが、年下の八百屋の治樹によって精神的に解放されていくのですが、その手段が「初めての男同士のSMプレイ」と「八百屋だから届けられる美味しい野菜を使った料理」という2軸あるのです。夜はひどいSMプレイを仕掛けてくる癖に、その翌朝には美味しい料理をふるまってくれる攻め。このコントラストがいいです。SMプレイと美味しい料理が同じ地平にあって、受けの精神的な解放を促しているのが、この作品の新しいなと思えるところでした。
また、太郎さんが解放されていくストーリーと並行して、太郎さんと治樹の、セックスまで至ってるんだけどつきあってるかどうか曖昧でわからない初恋みたいなドキドキラブストーリーが走っているのも素晴らしいです。
受けと攻めがお互いに顔を赤くしてドギマギしてしまう感じのBLが好きであれば、楽しく読めるかと思います。