Krovopizza
tenohira ni taiyou wo
シリーズその4。堂々の完結です。
ページ数は90ページ強!
絡みはたっぷり20ページ以上あり、
心情描写も丁寧で…。
もうただただ感無量。読めてよかったです。
冒頭からラブシーン。
最初は男同士のセックスに戸惑うように、だが激しい雨音とシンクロするかのように徐々にヒートアップしていく、とてもドラマティックなシーンです。
組敷かれ涙する達海はどれだけ後藤を好きなのか。
切なげな表情が堪りません。
後藤はそんな達海を強く抱きしめ…。
エロいわ切ないわで萌え殺されそうでした!!!
その後、寮に皆が帰ってくるまでの日々を
恋人同士のように過ごす二人。
やがてキャンプが終わり友達に戻るが、
後藤は吹っ切れず達海を思い出して自慰。
達海は達海で、カッコつけて別れを切り出したのを、一人で後悔しています。
二人が、失った相手を太陽のように眩しげに思い出すのが切なすぎて泣けます。
すれ違っていても息ピッタリなんですね( ノД`)…
ラスト、それぞれの決断がまた心憎いです。
達海のため彼女と別れた後藤。
引っ越した後藤に自ら会いに行く達海。
友達のような気安い会話から始まり、最後はしっかり抱き締め合う二人が良かった。
だいぶ回り道だったけど、
同性で親友で、アスリート同士という関係から恋人になるまでの不安や葛藤が丁寧に追われていて、とても心に沁みるラブストーリーとなっていました。
「何も言うことはない!」などとレビュータイトルに書いたわりに語ってしまいましたが…。
まとめると、より多くの方に読んで頂きたい、
本当に大好きな作品だということです☆
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