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kocchi mite kamatte
看著我.在乎我
私が購入した2冊目のBLです。
あまり人と関わりたがるタイプではない古林は、ある日図書室で放課後を過ごしていると自分とは正反対の氷見山に話しかけられます。はじめのうちはぎこちなかった二人でしたが、本を通じで距離が近くなっていきます。そんな二人の間には流れる沈黙すら心地よく感じられ…。
学生らしいキラキラした恋愛が描かれていて、読み応えというよりも後味重視の方に読んでいただきたい作品です。シチューを食べるというより味噌汁を飲みたい人向け(?)
エロシーンは限りなくゼロです。登場人物の照れ顔が可愛いのでエロいのを読んだときくらいの満足感はあります。
私がまだ腐女子初心者のときに購入させていただきました作品なので評価が少し甘めかもしれないんですけど、萌2で!!
是非たくさんの方に読んでいただきたい作品です!
結構前の作品を引っ張り出してきました。
みつこ先生、!表紙が綺麗だなぁと思ったことがもう7年も前なんて、信じられない。
◾︎氷見山×光樹
ちょっとチャラそうな高校生×真面目で本が好きな高校生のド王道ストーリーです。また、そこで光樹が貸す本が「羅生門」という微妙なチョイス…なんというか本気の本好きは初手で選ばなさそうというか…偏見です。
高校生にもなって周囲のウザ絡みも謎だし、電車のエピソードもなんかこう…自分にはグッとはこなくて。
同時収録はスピンオフですが、似たり寄ったりな感想です。この頃はweb漫画から拾ってきてそのまま紙本出すみたいな風潮があって、編集がないせいなのかもなぁと思ったり。
最近の先生がどんな作品を描いていらっしゃるか、また読まないと!
あらすじやレビューを調べずに表紙買いしちゃったけど完全に失敗でした。
冒頭でありがちで安っぽいトラウマの説明が始まったところですでに後悔…。
こういう人気者の攻めが暗くて友達の少ない受けを好きになって…みたいな話好きな方なんだけど、この作品は全く萌えなかった。
ストーリーの進め方が説明っぽいというか言い訳っぽいのかな。
一応最後まで読んだけどキャラの見分けもつきづらいです。
表紙みたいに綺麗な絵で丁寧に進めてあればよかったのになぁ
表紙がとても綺麗なので期待してたんですが、絵に関しては見事に表紙に騙されてしまった感じです。この方の描かれるキャラクターの顔はすごくカッコ良くて色っぽいと思うのですが、その他の部分(体や背景など)が全くその画力に追い付けていないです。顔はプロの人が描いて体や背景は素人さんが描いてるのかな?と思うくらいの画力の差です。
サイトに掲載していたものを~と書いてあったので、もっと綺麗に描き込んでとは思いませんが、せめて顔と体のバランスはもう少しどうにかしてほしかった…
シチュエーションやカップリング、キャラクターはすごく好みな感じだったんですが、そこが気になってしまって私は駄目でした…残念です…
高校生のクラスメイトが意識し合ってくっつくお話。
地味な委員長くんとクラスの人気者くん。
人気者くんの取り巻きくんと委員長くんの幼馴染み。
ふたつのカップルが成立。
どちらのカップルも、
どの子もみんな、
いろいろと、独りよがりで、一人で暴走しがちな恋だけれど、
まさに、恋愛初心者の高校生たちが、自分の中にある恋心に気付いて右往左往するのがメインのお話だから、展開が微妙に唐突だったり拙いのは、彼らの若さのせいにしておこう。
絵はとても綺麗。
ただ、表情のバリエーションがもっとあると、キャラが見分けやすいのにね。
「狭い教室のヒエラルキーの中で、少年達は恋をする。」
この帯のコピー文句に引きつけられますが、読み終わってヒエラルキー=階層構造や上下関係?
確かに学校という狭い世界の中の物語だけど、ヒエラルキーはあまり関係なく重要でない。
むしろ、主人公のこだわりと臆病さにあるのです。
母親が男と出て行って、父親も亡くし、喪失ということに畏怖を覚えるが為に人付き合いが苦手なクラスの委員長。
彼に図書館で声を掛けてきたのはクラスでも人気者の氷見山。
委員長の読んでる本なら読めそうだからオススメを教えてと言われ、彼は父親の思い出のある古い本を貸す。
氷見山が本を返してきた時、クラスメイトがその本を取り上げ引っ張ったために破れてしまう。
大事な本なのに事を荒立てたくなくてゴミ箱に捨てる委員長。
氷見山はその本を拾い修繕して委員長に渡す。
今まで人と深く付き合うことをせず、人の気持ちを見て来なかった委員長が、氷見山という人物と付き合うことで、様々な心に触れる話。
恋愛としては、好意の始まりだと思う。
委員長がちょっと意識しすぎな感もある。
勉強を教えに氷見山の家に行った時、身体が接近しただけでビックリして逃げてしまうのは氷見山を意識しているという表現だったかもしれないが、そこから彼が氷見山を避ける理由・・・親しい人を失う喪失感への恐怖・・・へいきなり飛んでしまっているのが、
恋愛も友情もないまぜになってしまっていて、空気読んでくださいという感じで、
彼等の行動もなにもかも、全てが彼等に恋愛感情ありきで進んでいるところが、読んでいて感じる違和感です。
いいたいことはわかるんですけどね。
そしてまた、氷見山の妹が登場して兄には以前金目当てで近づいてきた友達がいて、あまり友人を家につれてこないという話をしたのですが、氷見山は信じるなと言ってましたが、この妹の登場は一体何?
この氷見山がどうして急に委員長に声をかけて好意をもっているのか、ラストにエピソードが描かれている。
委員長に声をかけて気にかけてくれる同級生・愛場が登場して複雑な目で委員長と氷見山を見ているので、てっきり愛場は委員長が好きなのかと思ったら、氷見山だった驚き!
委員長を呼び出して氷見山を好きにならないで!と言う事で、かえって委員長の気持ちを自覚させることになる、かわいそうなアテ馬なのだが、
その後の【愛場くんと理央くん】で救済されている。
この理央は生徒会長で、委員長の幼馴染で色々な相談相手。
彼が愛場くんを翻弄して囲っちゃう話なのだが、ちょっと唐突で強引だった。
作者さんがwebで発表した漫画を本にした1冊だそうだが、表現したいものやどういうストーリーにしたいのかはわかるが、見せ方が今一つ。
人物も氷見山と愛場などそっくりでわかりづらいので、変化はつけてほしいかも。
そんな惜しい点がめについて、この評価となりました。