かえっちょ
darwin
総集編第2弾は『C.DARWIN2』(商業誌版『C.DARWIN』2巻&3巻とほぼ同内容)+書下ろしとなってます。
この書き下ろしが、「C.DARWIN2』のなかで語られている、狼・大地と羊・ラビの大人編となっており、これも必見モノです!
大地はラビの為に本当の自分を隠している。
昔と変わらない自分を演じ続けてる。
それは嘘だけど、ラビの傍にいるためであって、優しく甘い嘘なんですよね。
それにしてもこの『C.DARWIN2』で、「ラビに殴られる大地」というのが完全に固定化されたのかな(笑)
こんなに殴られ、泣きまくる攻め君も珍しいのではw
そしてラビの難しさが語られいるのもここから。
彼は愛された経験が乏しいから、大地からの愛情も疑うし、逆に怖くなる。
彼にとって誰かを信頼することなど元々は自殺行為であったし、恐ろしく勇気を必要とする行為なのでしょうね。
一度は逃げ出しはしたけど、やっと大地に手を伸ばせたラビ。
自分は愛される存在になってもよいと、自信を持つことが出来つつあったのかと思います。
彼にとってそれだけ大地の存在が大きいのですよね。
ラビの言葉とは裏ハラな想いに涙してしまう一冊です。