ばらのすべて

bara no subetee

ばらのすべて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×24
  • 萌7
  • 中立6
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
13
得点
68
評価数
26
平均
3 / 5
神率
19.2%
著者
山田酉子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784829685358

あらすじ

アイドルの卵としてアイドル事務所に在籍する糸は、音信不通になっていた元事務所の先輩・植茂くんと1年振りに偶然の再会をはたした。糸にとって特別な存在である植茂くんだが、彼にとって糸は会いたくない存在だった。しかし、植茂くんのそばにいる猫柳という男が二人を引き合わせて……!?

表題作ばらのすべて

猫柳:チンピラ
植芝:元アイドル研修生・AV男優

レビュー投稿数13

久しぶりに、ダメだった・・・

ビッチ受けとか、どM受けとか、大好きで・・・
一途な攻めも、問題なく好みなんだが・・・

これに出てくる攻めは、イライラしすぎて完全にダメだった。

光と闇の主人公達のストーリーは、すごく良くて。当て馬の、悪党くんもいい仕事してたのに。

攻めが、チョロくてもだもだし過ぎて〜読んでてこんなにゲンナリしなのは、久しぶり。

設定は良いのにもったいない。
あと、主人公2人が〜顔が似すぎて、せめて髪の色とか変えて欲しかった。




0

表裏一体

面白かった!
アンダーグラウンドな話かと思ったら、そこに光の世界のアイドルがでてくるとは。
しかも、一途で純粋な天然アイドル君!

元アイドルの卵の植芝。
彼はドMの愛されたがり。
希望通り酷くされても、その愛は受け取らず……
結局、自分の性癖よりも真実の愛をとったのかな。
糸田川との顔の区別がつき難くて、ちょっと苦労しました;

そして、なんと言っても江夏がカッコ良かった!
ドSの受けなんて最高!!
中村との絡みが見たかったなぁ。

どうなるのかとハラハラしましたが、収まるところに収まって安心しました。
猫柳も魅力的だったと思う。

0

もうちょっと

植芝はSMで言うところのドMではないんだよね。
支配されたい訳でもないし、性質は果てしなくドSだから。
糸魚川も面倒な奴に惚れたな。江夏が普通にかっこよかった。
後半の持ち上げ具合といいスピンオフくるか?と思ったけど、どーなんでしょ?
あとがきで江夏は受けで中村に片思いと聞いて、ちょ、そっちください!!て思った(笑)

(2013.4.29)

0

撃沈。

アイドルものですが、まったくキラキラしてません。
元アイドルの研修生で今はAV男優をやっている植芝というだけでもダークさいっぱいなのかお判りかと。しかも植芝はどM。

そんな植芝に憧れていた糸と、植芝を食いものにしている猫柳。攻めの猫柳がクズで植芝利用するだけ利用して…という感じでまぁクズです。

銃とかクスリ的なものとか、ヤクザっぽいのとか、ダメ男 クズ男そういうものが描きたかったとありました。
確かにそういうものに満ちていますが、そういった奴らが我が物顔で登場してのさばるような話でもなく。
全員、ヒトクセある登場人物でキャラ設定は濃いけど、濃さを感じないのは何故か。みんな漂っているような不確かさというか。

植芝と糸が黒髪で似たような顔をしているので正直見分けに困ります。途中読んでてこれ誰だっけ?どっち?状態が多くて疲れました。

なんといったらいいのか、とりとめがなさすぎて感想を書くのも難しい…。撃沈。

0

もつれ込んでいく

ジャケ買いというより、タイトル買いでした。

フラットな気持ちで読み始めたはずなのだけれど
なんだか要らぬ情報が多い気がして気が散り、もつれ込んでいく感じになってしまった。ラストまで踏んばっても、なんとなく出口から先に行きたくない気分。

作者のこの空気は嫌いじゃないのです。
読み手は自由に感じとれればいい。

あとがきによれば、こういう人や物が出てくるBLが描いてみたかった、と。であれば、アイドルとの組み合わせが自分としては入り込めない要因だったのかも。キュンorハードな部分、どちらにも重点を置けないですしね。

しかし一途なのはいいけどおバカすぎるよ。ダメな男らも、最後までどうしてもカッコよく見えないままだったので残念です。

それでも、先のレビュアーさま方の感想を読むとどれにも頷けます。
私には、そんな不思議な後味の作品として心に残りそう...。

3

もしかしたらハッピーエンドだったのかもしれない

初めて山田さんの著作を読んだのは、TLでした。やたら女の子が酷い目に遭っている話ばかりでしたが、本来ならばかなり苦手な話の筈なのに、何故か残るものがあったのは、その女の子たちが皆、その事態を普通に受け入れて淡々としていたから。

この話に出てくる植芝くんは、その女の子たちと同じ気がしました。
痛めつけられたり疎まれたりしないと、満たされない植芝くん。
そんな植芝くんを真っ直ぐに好きな糸田川くん。
光と闇は決して交われない。

どう考えても幸せにはなれないであろう彼らのこの結末は、もしかしたらハッピーエンドだったのかもしれません。

暗闇の中でひっそりと声を顰めているような植芝くんの存在の妖しさだけが鮮明に残る作品でした。
何だかとてもつらいです。

時々、糸くんと植芝くんの区別がつかない事があって、混乱しました(笑)

3

アイドルだと思って手に取ると…

アイドルものということで、かわいくて甘甘で元気なキャラが出てくるとか
トップを目指してライバルとがんばる友情とか
そういうのを期待して読むと衝撃をくらいます。(私だけ…?)

メインの二人ではないですが
元アイドルで闇社会に堕ちた美少年と、現在のトップアイドルの二人がいて
潔いほどに二人のあいだに温かい感情はなく
堕落した美少年が、実は自分のことなんか愛してくれない彼のことが
狂おしいほど好きというドM。この設定でぞくぞくできる方は楽しめる
のではないでしょうか?私はこの二人のお話をもっと読みたかったです。
(主人公?のお話はその点、甘いほうにも辛いほうにも振りきれておらずイマイチでした)

5

けだるい雰囲気と美少年の嫉妬がよかった

暗めのストーリーですが、けだるい表情のイケメンキャラがたくさん出てきて萌えましたw

アイドルの業界が舞台で、デビューを巡り嫉妬し合う描写が個人的に好きなテイストでした。
美しい彼らのギラギラした部分に萌え。

脇ですが、江夏くんが男前すぎて素敵でした。冷たい発言ばかりなのに、いざという時守ってくれる的な部分がよかった。
主人公の2人のカップルのもっとラブラブなシーンがみたかった!後日談でもいいから!

2

ふむ

終わりよければすべてよし。
なんだかんだで収まるところにちゃんと収まったなと思う作品。
トータルとしてはちょっと暗めなテイストで
多くは語らない形なので、雰囲気読みという感じがしなくもないのですが
終わってみれば可愛らしい作品だったかなと思うのです。
ずっと好きで憧れてて。
好きな人にはもちろん優しくしたい。と一途な攻。
とにかくひどくされないと燃えない。ひどくされたい
殴られるのも痛いのも快感として捉え求めてしまう受。
結局のところ報われない片思いの話なのかと思いきやwwというところですな。
ひどくされるほうが萌えるから冷たい言葉をおくれ。な受との
最後の会話に思わず癒されました。

猫さんは結局当て馬でしたが
エロはこの人とだけなので存外美味しいところはちゃんともらってるのかな。

難を言うなれば、植芝くんと糸くんの区別がつかなくて
チカチカします。なんとかならんの

3

アイドルなのに

こんな方向からくるのね。

芸能界アイドル物と裏組織でSMっぽいの、BL的にはそれぞれどちらも定番なネタではあるけれど、
それを、この軽くてかわいい絵柄で、こんな風に両方絡めてもって来たのかぁ。
えと、これ、商業誌でだして大丈夫?

この薄暗くて生命感の薄い、よろよろした感じの絵とか、あんまり救いのない感じのわかり辛いお話は、結構好きかもしれない。
いや、寧ろ、かなり好き。
って言うか、実はとっても、いい。
確かにちょっとわかりづらいかもしれないけど、こういう省略が行き詰まったような絵とお話に抗えない魅力を感じるのって、私にもMの素質があるって事なのかな。
久々に「神」にしようかと迷ったけど、「神」に結構近い「萌×2」です。

4

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