山田BL

yamada bl

山田BL
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×24
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
32
評価数
10
平均
3.3 / 5
神率
0%

あらすじ

「我々、山田と申します。」

執筆陣がオール「山田」の前代未聞のアンソロジー‼︎
「山田BL」

山田J太
山田シロ
山田酉子
山田2丁目
山田パピコ
山田パン
山田ぼたん
山田まりお
山田ユギ
山田ロック

エッセイ ヤマダサクラコ、山田マリエ

表題作山田BL

同時収録作品昼も夜も/山田ユギ

白石
高瀬課長

同時収録作品百戦練磨のこの俺が/山田シロ

峰雄馬、17才
喜多嶋学、17才

同時収録作品食えない男/山田まりお

柴崎櫂、キャバクラ店社長、27才
伊波、風俗系広告営業マン、35才

同時収録作品となりも山田くん/山田J太

?山田太郎、17才
?山田一郎、17才

同時収録作品おねがい、君の愛を食べたい/山田パピコ

ユキジ
かっちゃん

同時収録作品風紀委員は忙しい/山田2丁目

熊川、友人思いの高校生
犬山(風紀委員)、妄想癖あり

同時収録作品遠慮はご無用です/山田ロック

古屋大空(たいすけ)、商店街「三河屋」三代目
篝眞澄、書道教室の先生

その他の収録作品

  • キミのとなり/山田パン
  • 恋彼コンプレックス/山田ぼたん
  • 山田同盟/山田酉子
  • Yamada's ESSAY/山田マリエ・ヤマダサクラコ
  • WRITER'S COMMENTS

レビュー投稿数2

山田もいろいろ

確かに「山田」さんって多いですよね。
でも、今回の「山田BL」の先生方で私が読んだことがあるのはお二人だけでした…
今回お目当ては表紙も担当されている山田ユギさんでしたが、それぞれ面白くて買って満足のアンソロジーでした。
なんと言っても「アンソロジー」というと一応「お題ありき」なわけですが、今回の「山田BL」は作者様の名字が山田という縛りだけで内容は正に十人十色。そこが逆に良かった。
10作収録されております。以下掲載順に。(作者様敬称略)

「昼も夜も」山田ユギ
さすがユギ先生!タチxタチ同士ながら惹かれてしまう。さて、ひねくれ上司はどうする?という話。思いがけない展開で面白かった!

「百戦練磨のこの俺が」山田シロ
BL未満。好きな子に手を出せない子とちゃんと愛を感じてる子のお話。

「食えない男」山田まりお
疲れた営業マンが、営業先のイケメン社長(年下)からちょっかい出されてて、信じてなかったけど…

「となりも山田くん」山田J太
BL未満。地味っ子の高校生2人。片っぽはリア充・彼女目指してジタバタしてるけど、ツレはずーっと無口。僕はあなたとで楽しいです、と。これ好きでした!

「おねがい、君の愛を食べたい」山田パピコ
これは切ない〜。報われないノンケへの恋をエロエロに描いています。

「風紀委員は忙しい」山田2丁目
妄想癖が激しく、男女が2人でいると性行為をするから取り締まらなければ!と屋上に注意しに行く風紀委員の犬山。取り締まりなんてやめろという熊川がキスしてきて「これであいつらと同じ」と。
なんか読んでてドキドキしちゃいました!

「遠慮はご無用です」山田ロック
年の差!和服壮年のポテンシャルって…爆!

「キミのとなり」山田パン
友達が「彼氏」を連れてきたらモヤモヤしちゃって…というあるあるネタ。でも可愛い。

「恋彼コンプレックス」山田ぼたん
幼馴染のキモださ君は眼鏡を取ったら実はイケメン。モテだしたらヤキモチと独占欲がわいてきて…

「山田同盟」山田酉子
名字戦争が終わり、鈴木と佐藤以外の名字は地下に潜った…レジスタンス運動の情報を得るため潜入する捜査官。とはいうけどゆる〜い雰囲気です。

「Yamada's ESSAY」
まず山田マリエさん。魔夜峰央さんの娘さんで、ガチムチやヤンキーがお好きだそうです。
続いて、ヤマダサクラコさん。攻めの照れ顔・泣き顔にこだわってるそうです。

「WRITER'S COMMENTS」
執筆陣皆様よりの一言。山田で良かった、というコメントが多かったです。

4

新しい作家さんみっけ!

山田と言う苗字くくりのBLアンソロジー、面白いこと考えましたね。
ただ、アンソロジーなので好きな作品、それほど印象に残らなかった作品と色々ありまして、評価は真ん中としておきました。

個人的に一番面白かったのは、山田ロックさんの「遠慮はご無用です」
この方初読みの作家さんだし、カッコいいけど中年の男性が出てくるので、「若いに限る!」と豪語している私としては好みじゃないはずなんですが、ものすごく面白かったです。年の差はありながらも付き合うことになった二人がエッチのあとになんだか浮かない顔。理由は…って話なんですが短編ながらも二人がひかれた理由ややりとり、キャラの人となりなどが丁寧に描かれていて、物語に入りやすかったです。

もう1つは、トップバッターの山田ユギさんの「昼も夜も」。
会社の上司と部下と言う立場でお互いにゲイだとわかっていても、二人ともタチと言うこともあってなかなか踏み込めない。そんな二人の恋の駆け引きのお話でした。先程の作品同様最後のオチにビックリしました。

それと、最後にパタリロの作者魔夜峰央さんの娘さんの漫画も収録されていて、パタリロを知っている世代の私としてはちょっとテンションが上がりました。

3

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