花鳥風月 2 初回限定版小冊子付

kachou fuugetsu

花鸟风月

花鳥風月 2 初回限定版小冊子付
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神96
  • 萌×271
  • 萌27
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
33
得点
849
評価数
201
平均
4.3 / 5
神率
47.8%
著者
志水ゆき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花鳥風月
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784403663826

あらすじ

俺の愛した男は死んだ。
おまえが殺したんだーー大輝。

糸の町役場の上司にして、大家のサバト。
黒ずくめの怪しい姿と、山の畑での早朝ライブ。
糸を驚かせっぱなしのサバトには、約束があった。
町に工房を持つ陶芸家・大輝と、一日一回、契約のキスをすることーー。

育ち始める恋、頑なに枯れようとする恋。
志水ゆきのストレートラブストーリー、恋が動く、第二巻!!

表題作花鳥風月 2 初回限定版小冊子付

隣家の外科医
復興課に就職

同時収録作品花鳥風月 3 (別カプ)

陶芸家
町会長兼復興課課長

同時収録作品花鳥風月 2 (別カプ)

組長だった亡き兄の跡目を辞退
若い頃に曜明と当時組長だった克也に助けられた

その他の収録作品

  • あとがき
  • CHARACTER PROFILES

レビュー投稿数33

可愛さと切なさが交互に

 一見と糸川は糸川の方さえ決心がつけば、安定感抜群のカップルになれそうですね。1巻で今までの人生を一見に告白しているので、もう恐れたり躊躇したりすることはなさそう。これから一見の手によってどんどん蕩かされていって欲しいです。

 火弦は陽明の下で純粋な犬としての慕い方と、人間らしい欲を持った慕い方の間で葛藤する姿が憐憫の情を誘いますが、同時にそこが愛おしくもあり。周りがなんだかんだ彼に甘いのは、そういう所が自然と相手の懐に入ってしまうからなのかなと。陽明に健気に尽くす彼は心から報われて欲しいと願います。

 沢斗の尖り具合は大輝が記憶を失う前も後も私は少し苦手なのですが、それをものともせず接する大輝を見ていて、彼にはあくまで可愛らしい一面として見えているんだろうなぁと感じました。大輝を通して、徐々に沢斗の魅力にハマれそうな気がします。

0

主に大輝×沢斗の出会い編、曜明の過去あり【地雷あり】

【一見×糸くん】
唯一順調カプ・合体も目前。

【曜明×火弦】
兄である組長が凶弾に倒れるも後を継がずに、田舎へ引きこもった曜明。
熱で倒れた火弦との座薬プレイ(プレイではない)。

すっかり忘れてたけど、実の母親と近親相姦関係だったーー!
地雷すぎて記憶から抹消してた。
でもそこが重要で、それを知った兄との約束、盃を交わした火弦との関係性。
「犬ならよかったのに」
くぅぅぅ。

【大輝×沢斗】
彼らの出会い編。
出会った時からツンデレを通りこしてクーデレな沢斗。
出会った当時の記憶を無くしてしまってる大輝。
人間国宝だった祖父と大輝が交わした約束とは……。

0

3CP…それぞれ良い

一見と糸はもう甘々で、今のところそれが増していく担当ですかね。
にしても、一見の糸への触り方がエロい。糸も敏感でエロい。

火弦の片想いが切ないと思ったら、曜明も火弦を思っていたんですね。よかった。
でも亡き兄の教え、実の親兄弟…杯を交わした者も…寝ることは罪深い、を守っているのか。
曜明の思考がシンプルでちょっと笑ってしまった。それこそ犬みたいでw
─初めてもらった 俺の犬 俺だけの犬 
─けれど 傷の癒えた犬は ある日 人間に なった
犬=火弦をもらってうれしかったんですね。

─猫は飼わない 寝返りは打たない 親兄弟とは寝てはいけない
シンプルにこれを守ってる。
でもこれをいつか破る日がくるんですよね(期待)

曜明が実の母親に乗られていたのは、苦手な近親相姦だけど、1巻から感じていたBLファンタジーの世界観により、変にリアリティがないのでその辺は生々しくなく逆に助かりましたw

大輝とサバトの過去編があったので、次巻で進展があるとうれしいです。

今のところ、曜明と火弦のCPが好きかな。
火弦の切ない片思いに萌えるし、そんな素振りを見せなかった曜明が実は火弦を憎からず思っているのがわかって、俄然この先が楽しみになりました。

0

ほのぼの1組、ひりひり2組

新キャラ・丹羽(吉利谷の右腕)が登場する2巻。
それぞれにまた進展がありますよ。

1) 一見×糸くん
糸くんのどこかに指が4本入るようになりました。

2) 大輝×サバト
サバトにとって大事な思い出のある窯。
崩れてしまったそれを建て直さないことに決めた大輝。
そこに土砂崩れの一報が入って…。
後半で「今の大輝」と「失った大輝」の事情が少し明かされます。
最悪の出会いからいがみ合いつつも、無神経で粗野だけど嘘のない大輝に、野良猫が懐いていくかのように少しずつ距離を縮めていった辺りで終わるので、先が気になることこの上なし。

3) 曜明×火弦
田んぼに落ちた糸くんを助けたことで、体調を崩した火弦。
曜明は火弦の変化に気付かずに、子供が熱を出したという兄の妻子の元へ。
切ない!!切ないんですよ!!
曜明の過去から、本妻の子である兄と、愛人の子である自分の立場や、母との歪んだ関係が兄にバレたことで、兄から言い渡された「親兄弟と関係を持つことは人殺しより罪深い。2度とするな」という言葉が呪縛となっているのがわかって…。
「犬だったらよかったのにな」の一言が切なすぎる。

という感じで少しずつ事情が分かって来たものの、気になるところで終わっているので(一見×糸くんを除いて)、取り急ぎ3巻ですよ!

1

この時はまだ…。それとも、もう、なのか。

「本当に犬なら よかったのに。」熱を出して震える火弦を寝かしつけながら、思う曜明さんの胸のうちとは。7巻まで読了して振り返ってみれば、やはり曜明さんは彼なりに火弦を愛していたとも取れるのです。ここでは、曜明さんが火弦を拾い、当時の組長であり尊敬する異母兄でもあった克也さんから「初めて貰った、俺の犬。俺だけの犬。」との経緯が簡単に説明されており、同時に克也さんから、「親兄弟と寝てはいけない」という戒律にも似た心得を思い返すのです。(杯を交わした兄弟は血の繋がりが無くても、実の親兄弟と等しい。火弦は弟分だから、という。)

一方、山王町で慕われていた祖母には到底及ばないという劣等感を持ちながら、町長の仕事に勤しむ沢斗と偉大な陶芸家を祖父に持つ、大輝との出逢い、過去編。今、大輝に塩対応になっていて、それ故に苦しみも感じている沢斗との次巻にも及ぶ物語の始まりが描かれています。
なので、この巻は3組ものカップルや吉利谷さんの登場に関わらず、あまり読み返す事はなかったのですが、曜明さん、本当はいつから?とか、もう火弦を愛してたよね?(気づいてないだけで。)などと思い返すことになる重要な巻だったと気付かされます。
そしてそして、冒頭にはおまけな感じで、一見さんによる、糸くんのアナル調教中が‼︎ はぁ、糸くんのここを使うのはいつになることやら…。現在、7巻絶賛発売中ですが、そんなシーンは皆目無く。当分先になりそうな気配です。最初シャツを着ていた筈の糸くんが、途中から裸エプロンにされてるのは、一見さんのオヤジ趣味⁈

4

サバトのツンに萌え

じゃあ今日は四本入れてみようか
やらしい!!!

糸くんが裸エプロンで着実に慣らされていってます。準備が着々と!

曜明の親兄弟とは絶対に寝ないという誓いが…。糞親のせいで斜めな思考になっちゃったのかな?寝返りうたないとか。
杯を交わしたら親兄弟も同じだから。

火弦が今回も切ないです。風邪がひどいのに曜明は姪の為に駆けつけようと。
少しは火弦にも優しくしてあげて!
そして土砂崩れで帰って来た曜明に座薬を入れてもらう火弦。火弦は恥ずかしくて死にそうですがこちらとしては美味しいです。二度目だって!
一緒の布団で抱き締めてもらいながら寝て。
火弦が犬ならよかったのにとはやっぱり可愛がりたいのかな?それとも気持ちに答えてあげたいのかな?
昔は眠るのが怖い火弦を布団に入れてあげてたんですね。萌え!

一見と曜明が知り合いでしたね、どんな繋がりが?

そしてそして大輝とサバト。大輝は記憶を無くしてこちらは無くす前の大輝ですね。
大輝はサバトが男なのに虜に?
ヤバい状況で助けてくれて添い寝!
風呂に入れるかキスするかの究極の選択にキスを選んだサバト。サバトからキスしようとするはところでおしまい。キュンです。
祖父と孫が二人ともサバトの祖母とサバトにひかれて。

サバトも偉大な祖母の影響や村人に何かと縛られて葛藤してますが大輝がカラッと良いこと言いますね。恋の予感が。サバトのツンツンが可愛らしいです。

0

沢斗と大輝の間にあったあれこれ

第2巻。
発売時、1・2巻同時発売だったのかな?だから一気に読んで凄い「持ってかれた」感があったなぁ、と。
2巻では、糸くんがどんどん一見に調教?され、火弦は諦めようとすると曜明から優しくされ、後半は沢斗と大輝の出会いと反発しながら距離が縮まりつつある描写、で構成されています。

糸くんと一見の関係は、一見が大人で優しくて甘い恋人で、初めての糸くんに急がずになんでも教えてくれる…ように見えるのですが、なんか一見は実際は糸くんに愛情なんか無くてただ遊んでるだけ、みたいに見えるんですよね〜。
火弦はワンコを通り越して本当に不憫で、こちらも後の展開を知っているだけに可哀想で仕方ない。
沢斗と大輝もね〜…この2巻でも大輝に何があったのかは出てきません。ただ、頑なな沢斗の心に強引に入り込む磁力を持っていたことはうかがえる。
沢斗は大輝への恋に落ちるのか⁈というところで第3巻へ。

0

後半は過去編へ。

小冊子付いてない方が見つからなかったので、こちらにレビュー。
冒頭から、一見 × 糸くん はエロい!! 晴れて恋人になってもう一見は待ち切れないんでしょうか…(笑) しかも結局最後までやったのか分からず!? 3つもカプがあるので仕方ないですが、小出しなエロシーンが物足りない。

火弦 × 曜明 はなんか切なくなりますね…。杯を交わした者は親兄弟同然だから、恋人にはならない、なんて。火弦がかわいそうすぎる。曜明の無感情っぽい顔があまり好きになれないんですが、座薬プレイはエロかったです。曜明の好意ははっきりしないので、シュールに見えなくもないですが(笑)
大輝は記憶喪失にでもなったのでしょうか。まだはっきりした事情は分からず。あまり性格は現在の大輝と変わらないように見えます。
そして最後の、サバトのデレ!! すごいいいとこで終わった…。

1

涼しい顔して指四本

今回は曜明さんと火弦、大輝と沢斗のお話でした。
曜明さんは、火弦のこと、どう思ってるんだろ?親兄弟とは関係を持っちゃいけないと言われたから、血が繋がってなくても、杯を交わした兄弟のことは好きになっちゃいけないとブレーキを掛けてるのかな。火弦は、その理由を知らないから、悪い方にばかり捉えて可哀想。吉利谷が火弦を可愛がるのは、なんか意味があるのかな?等々、物語は始まったばかりなので謎は謎のままなんですね。
大輝と沢斗も、今、沢斗が大輝に冷たいのは、大輝が思い出せない昔の二人の思い出と関わりがあるようで、これまたうまくいかない。二組のカップルとも切ないお話なので、既にくっついた一見先生と糸くんが所々に挟まってくれると癒されますね。

志水ゆきさんの作品としては、たぶんまだ始まったばかりの二巻、これからこのキャラクターたちがどう絡み合って幸せをつかむのか、楽しみです。

4

やりどころのないそれぞれの想いが交錯する

この巻を読んでいる時点で、4巻まで読了済みです。

この巻は
「一見 × 糸」、
「曜明 × 火弦」、
「大輝 × 沢斗」
それぞれの話が中盤過ぎまで、まんべんなく描かれ、
中盤過ぎからは
いよいよ「大輝 × 沢斗」の過去編が出てきます。


「一見 × 糸」は、随分とあっけなく、恋人同士になりましたね。
もっと一波乱も二波乱もあると思ってたのですが、あっさりと……。
後程、なにかこのCPが他のCP話とかに絡んで来たら
面白いなーと思いつつ読んでいました。


次に「曜明 × 火弦」。
調子を崩し、熱を出す火弦。
そんな時、先代組長の妻子から連絡が入り、
子供が熱を出したとのことで曜明が出かけていきます。
曜明が家を出た後、嘔吐し、倒れ、苦しむ火弦……。
ひたすら曜明を想い、それながらもただの犬で
いようとする火弦がなんとも憐れで、可哀想でなりません。
どうか、火弦……泣かないで…。

しかしその後、曜明の危機を聞きつけ、逆に曜明の
目の前で倒れてしまう火弦。
このあとは座薬プレイ☆
座薬プレイなんて、楽しく感じそうですがとんでもない。
意識しまくる火弦と、なんとも思わない曜明のギャップが
なんとも複雑です。
その後、寒さで震える火弦を温めようと、添い寝して火弦を
抱きしめる曜明。
まったく意識していない曜明の暖かさに、
「決して好きになってはいけない人」と思いつつも、
好きでたまらない気持ちが抑えられない火弦に同情して
しまうシーンです。

曜明は過去に寝ていた自分にキスをした火弦に、
杯を交わした相手は血の繋がりはなくとも、実兄弟に等しく、
その相手と寝ることは人殺しより罪深いということを
教えていました。
ここで素朴な疑問なのですが「犬」扱いをしている火弦と曜明は、
杯を交わしてるんですかね…?
ここが今後キーになってくるのではないかと思います。


そして、中盤以降はいよいよ「大輝 × 沢斗」の過去編。
過去の大輝がいい男だったわけではない…。
ただ沢斗の初恋を捧げた男だった……それが沢斗の全てです。

大輝の初恋の人は、沢斗の祖母。
そしてその面影のある沢斗に大輝は、最初、外見から
惹かれ始めます。
しかし、沢斗は祖母と比べられるのが嫌で、大輝を遠ざけます。

もー、ホント沢斗は、「ザ・ツンデレ」という感じですね。
ツンデレを絵に描いたら、きっとこんな風になるのだろう…
そんな風に思います。
でも、それがカワイイ!><
ツンデレ受け好きな私にとったら、これはとっても好みの
登場人物でもありますし、好きなシチュエーションです。
大輝もチャラ男に見えながら、包容力のある男ですし、
いざとなれば、やる男です。
うーん、たまらないCPですね♪

ストーリーは、「キスをするか温泉に入らせるかの2択」で
大輝の予想を覆して「キスをする」を選択する沢斗。
そして、沢斗からキスをしようとして……?

と、気になるラストで次巻に続きます。

◆◆◆

だんだん距離の縮まる大輝と沢斗。
このまま、どうか少しずつツンデレな沢斗の心の壁を
溶かすように、大輝が大きな心で包み込んでほしい…
そう願わずにはいられないラストでした。

大輝と沢斗にこれから待ち受ける苦難……
それが少しでも彼らに優しくありますようにと
願わずにはいられませんでした。

3

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