いつまでもおまえのその声を聞いていたい――

俺とおまえが不埒な理由

ore to omae ga furachi na riyuu

俺とおまえが不埒な理由
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×237
  • 萌14
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
15
得点
281
評価数
77
平均
3.8 / 5
神率
22.1%
著者
ウノハナ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784047287563

あらすじ

大手飲料メーカーの生産部に勤める狩野は、マーケティング部の脇田と犬猿の仲だった。
ある日、大好きなロックバンド「エアローゼス」のコンサートの帰りに立ち寄ったカラオケボックスで、エアローゼスの歌を超絶上手く歌う人物を発見する。
よく見るとそれはなんと、あの脇田だった。彼もエアローゼスを好きだと知った狩野は、彼と打ち解けるようになり……!?
描き下ろしも収録!!

表題作俺とおまえが不埒な理由

26歳、大手飲料メーカー生産部の熱血男
同期でマーケティング部の完璧主義者

その他の収録作品

  • アフター5☆ショウタイム
  • あれから
  • あとがき

レビュー投稿数15

仕事も趣味もいい関係性

テンポ良く楽しく読めました(重要)

カラオケで盛り上がるシーン、脇田がかっこいいはずなのにコミカルになるのがかわいくておもしろくて好きです。
(バンドものって気取る系が多いイメージですが、気まジャガもそうでしたが、かっこいいところはかっこよくて普段は等身大な描き方がとても好みです)

そして、脇田の「やだ」の破壊力!
あんなにかわいらしくぎゅーっとされたら、そりゃ惚れてしまいますよね狩野。
その後も「やだあ狩野お〜〜」はエロかわいかったし。
でもそこで踏みとどまったのがえらい狩野。

そこから、ぐんぐんストレートに押す狩野がいい。
脇田もぐずぐず言わず意外と素直だったし(好き)

同じバンド好きで盛り上がる楽しさが伝わって、なんか懐かしかったです(エアロスミスのライブ昔何度か行きました)
そんな人と一緒に行くフェスなんて楽しさ半端ないですもんね。

仕事でも認め合う関係性がよかったです。

あわよくば、おまけで脇田の「やだ」をもう1度見たかったですw

0

神様、クラッチ様!

ものすごく面白かった!
ふと気付いたら、読んでる間ずーっとにやにやしてました。

飲料会社のマーケティング部と生産部。
狩野の天敵はいつも嫌味たっぷりに無理難題を押しつけてくる脇田。
毎日のようにバトルを繰り広げていた2人だったが…。

大好きなものが一緒で通じ合えるって最高ですね!
人付き合いの悪いキャラが相手にだけどんどんこころを開いていくのも大好物です。
心酔してやまないバンドのことで盛り上がってはしゃぐ2人が可愛いです。ノリが中学生男子みたいな感じで本当に微笑ましい。
そんな意外な一面を見てしまって意識してしまう狩野のわたわたも、誤魔化そうとする脇田の赤面も可愛い!

1人カラオケをしていた脇田が狩野と2人カラオケになって、狩野のいる世界にいたいからみんなでカラオケ…。なに、もう、素敵すぎるやん。
お互いに真剣に向き合いつつ、天井に貼ったクラッチ様のポスターに邪魔されつつも、すれ違ってもすぐに動いて仲直りしたり、必死で休みをもぎ取って野外フェスに行ったり。逃げずにお互いを大事にできる2人に痺れました。

とにかく可愛い2人です。
2人がおじいちゃんになってクラッチ様が天に召されても、一緒にDVD観たり、カラオケしたりしてそうな、ほのぼのと優しい気持ちになれる作品でした。
おすすめです!!

0

神様、クラッチ様が結びつけた二人

神様、クラッチ様!
飲料メーカーの同期で犬猿の仲の狩野と脇田。生産部とマーケティング部でいつも上から目線で無茶振りする脇田。わかるよ、生産部って営業からも工場からもギャイギャイ言われて板挟みだよね!

大好きなバンドのコンサートの帰り一人カラオケで余韻に浸っていると超絶上手く歌っているのはあの脇田!
こっから盛り上がって行きます。
狩野はどんどん脇田の意外性や可愛さに好きになっていきますね。そして友達以上の関係に。

とにかく忙しくてすれ違いまくりですがなんとか初エッチか?となったときに天井のクラッチのポスターが!

そして休暇をもぎ取って夏フェスに誘いお泊まり。今度こそ最後まで!イチャイチャタイムを仕事のトラブルの電話で中断されますが脇田も後押しして仕事に戻ります。その時エレベーターでクラッチ様と遭遇!

脇田が会社の人達と馴染んでいくのが嬉しいけど寂しい狩野。脇田が好きなのは狩野だけだよ!

大好きなバンドの曲をエンドレスで一人カラオケする爽快感と達成感。同士を見つけ語り合える嬉しさとその同士が超絶上手くしかも自分に歌ってくれるなんて。共感するしよく伝わって来ますよ。

0

ロックファンあるあるが詰まってる

バンド男子達の話はちょいちょい読むけど、バンドファン同士の話って初めて読んだ!

生産部(狩野/攻)とマーケ部(脇田/受)という、部署的にも犬猿の仲になりがちな部署で特に犬猿の仲な二人が、同じロックバンドが好きという共通の趣味を通して仲良くなり過ぎる話です。
コミュ障のバンギャ(私)が実生活で仲良くなるような男子はファン友ぐらいなんで、中々リアリティ溢れる男子像且つお話だった(笑)

そこら中に細かい信者あるあるが潜んでるし、二人が崇拝するカリスマボーカリスト(クラッチ様)が絶妙なタイミングでちょいちょい絡んでくるし、ウノハナさんの仕込んだ小ネタにまんまとクスッ&ニヤッとさせられます。
狩野も脇田もお前は私かなんだけど、特に中二病気味の脇田の言動と行動は共感ポイント多すぎ…
冷静に考えたら一番最初に二人がカラオケボックスで意気投合して抱き合うシーンの二人の台詞とか意味が分からないんですけどね、でも解るなぁ(笑)

1冊丸々表題カプの話なんで、じっくり読めます。
意気投合から急速に距離を縮めてキスは直ぐにしちゃうんですが、そこからが少女マンガか?ばりに焦らされました。
クラッチ様と仕事があれこれと二人の邪魔をしてきます。
こういうお約束の展開嫌いじゃないですw

ウノハナさんのリーマンものは、ストーリーにちゃんとリーマン設定が活かされてて、ラブコメでもガッツリ仕事の話を混ぜ込んでくれるから読んでて楽しいです。
特に今回は脇田が自分と同じ職種だから、こっちのあるあるもあーあるあるだわ~と思いながら読んでしまって、なんかこの作品、色んなあるあるがあるあるでしたね。
仕事には真面目な二人なので、仕事をないがしろにするようなシーンがないところも好きです。

とりあえず脇田が可愛いです( ´艸`)
たまらんです。
なんという分かりやすいツンデレ!
ウノハナさんの受けキャラには毎度悉くハマってしまう。

両方ノンケなんで、共通の趣味での意気投合がそのまんま恋に発展するなんてのはぶっちゃけやっぱりファンタジーなんですけど、そこら辺の葛藤とかは個人的にはあってもなくてもどっちでもいい派なので、面白かったし萌えたので満足です!
二人の距離感にたっぷり萌えさせてもらいました。
BLと匂い系のいいとこどりって感じ。

そして最後まさかのクラッチ様オチで、綺麗にノックダウンさせられました。
神様クラッチ様さまさま!\(^o^)/

3

すっごい気持ちわかる!!

ウノハナさんの作品を遡っていろいろ読んでるんですが、このお話はすっごく共感できることが多くてノリノリで読んじゃいました♪
洋楽ではないですが、過去にバンドの追っかけ経験があるんで、バンドあるある的にもすごく面白かった☆

共通の趣味ってめちゃくちゃ大きいですよね!
それまでは犬猿の仲でも、同じものが好きっていうだけで一気に壁が取り払われる感じ☆
このお話の狩野と脇田もまさにそれ!!
好きなバンドの歌をそこのボーカルさながら歌われたりしたら、もうそれだけで心が傾いちゃうでしょ☆
しかも普段ツンケンな彼が褒められて頬を赤らめたり、酔っぱらって無防備になったり、いつもは見られない可愛い部分を自分だけに見せてると思ったら!ねぇ♪

急速に中を深めていく2人ですが、そこかしこにエアローゼスのカリスマボーカルであるクラッチ様が絡んでくるのが面白いです♪
やっとエッチに持ち込めると思った矢先、天井に貼られているクラッチ様のポスターと目が合ってエッチを断念したり、やっと思いを遂げた2人がいちゃこらしてるところでクラッチ様と遭遇したり、ちょ、クラッチ様ってなりましたよ(笑)
エエとこで使うなぁクラッチ様(笑)

社会人として真面目に誠実に仕事に向かっているところも描かれているし、仕事のストレスをバンドで発散する気持ちはめちゃくちゃわかるし、共感できるところがいっぱいあって楽しく一気に読めました♪
しかし、フェスでの狩野の格好が虫取り子供みたいで可愛かったな(笑)


2

その美声が聞きたいんだ!

なんだろうね、結ばれた後に
「雰囲気やわらかくなたよね、最近」とか言われちゃうと
雌化しちゃった気がしなくもないのだけれど
ツンだと思っていた相手が・・・と思うと
攻じゃないが思わずにやっとしてしまいますな(*´∀`)ノ

飲料メーカーにお勤めの二人。
はじめは喧々囂々。まさに水と油
そんな二人だったのに、とある共通点で意気投合。
見た目に似合わず酒でヘベレケになった受が甘えてくる!?
ま、好きなものががっちりかみ合って。
なにやら可愛かったらそらねぇww

物語的に大きな山は無かったものの
テンポもよく、楽しく読ませていただきました。
カラオケ行きたくなった

1

ちょっと恥ずかしいけど愛しい働く男達

初読み作家さんです。
面白かったです。
主人公2人の設定が、ほんとにいそうなリーマン達だったので、かなり恥ずかしい2人ではあるんですが、なんだか愛しかったです。
あとがきによると、2人は26歳で大手飲料メーカーに勤める同期。
26才と言ったら、大卒だったら就職してから4年目でそろそろ仕事にも慣れてきて精神的にも余裕が出てくる時期で、自分の趣味にかける時間もとれる頃。
この2人にはエアローゼスというバンドの大ファンという共通点があるのですが、コンサートの帰り、仕事帰り直行したからスーツのまま、1人でカラオケでエアローゼスの曲を熱唱したり…普段のストレス解消にもカラオケ行ってそうですが、こういう若手のリーマン、いそうですよね^^;
まだ20代中盤でパワーもあって、学生のノリにもついていけるであろう頃。
職場では厳しくて眼鏡でツンデレな受け様が抜群の歌唱力で歌い踊りまくっている様子は、ギャップもあって、笑っちゃうけどなんだか微笑ましいです。
気持ちが通じてからは、攻め様が男前に二人の関係をリードしてカッコよかった。^^
仕事もきっちりやる二人は、プライベートとのバランスも上手く取れる働く男達でした。^^

5

洋楽スキーには堪らない☆

AerosmithとGN'Rの名前をミックスした架空の洋楽バンド「エアローゼス」!
どっちのバンドも大好きなので、
エアローゼスの楽曲はどんな感じなんだろう~と想像しながら読みました☆


狩野と脇田。

仕事で犬猿の仲だった二人が同じバンドのファンだと分かり
どんどん仲良くなっていく過程とか、
ライブ前のテンションとか
天井のポスターに見つめられ、Hを断念しちゃう流れとか
分かりすぎるくらい分かる!w
のめり込むとつい神聖化してしまうし、自分と同じ趣味の人間が身近にいたら
テンション上がって急速に距離が縮まるのも、すごく共感できる流れでした☆

この二人の間には常に音楽があって、ちょっとした誤解が解ける場面でも
カラオケの一室で、マウクめっちゃハウらせながら…w
すごく二人らしくて好きなシーンです。


しっかしエアローゼスを完コピできる脇田は
見かけによらず声量とかシャウトはものすごいんだろうな~と
変なとこで感心してしまいました☆
(最後に出てきたホンモノは、名前やキャラ的にタイラーに似てる…?w)

マイクの持ち方とか、翼が見えるような熱唱とか、
激しさと繊細さを併せ持つボーカルイメージが絵により伝わってきて
実際に洋楽を聴いてるみたいで楽しかったです♪


友人同士が恋愛感情を自覚するまでがやけに早い気がして
ちょっと評価が下がってしまいましたが
好きなものに夢中になる気持ち、それを誰かと共有したい気持ちが活き活き描かれている世界観には大変共鳴でき、好きな作品です☆

4

ちょっと物足りないけど話はよいです

大手飲料メーカーのオフィスラブ。
生産部の体育会系リーマン×マーケティング部の繊細で真面目なリーマン。

部署的に受キャラが攻キャラに命令することが多いため、はじめは仲が悪かったが、お互いに好きな海外アーティストのロックバンドが同じで、ライブ後のカラオケで偶然出会ってから意気投合。
ふだん付き合いが悪く、カラオケなどいくイメージがない受キャラがめっちゃ歌がうまく、隠れた一面を自分だけが知っているという攻めの優越感や、相手にだけ心を許せるという受けの親密さなどが手伝って、それ以来、犬猿の仲だった二人がだんだん打ち解け、恋愛に発展する模様を丁寧に描いている。

ストーリーも設定もけっこうちゃんとしてるので、ふつうに面白いし、1冊まるまるこのカップルなので長さがあり読み応えがあります。
ただ、個人的な萌えツボと合っていないのか、キュンキュンする場面が少なかったのが物足りなかったかな…。
お互いに恋心を自覚するのがスムーズで、男同士ということへの葛藤が少なかったからかもしれません。
まあ、個人的な萌えは少ないけど話自体は面白いので、未読であれは1度よんでみてもいいかもしれません。

《個人的 好感度》
★★★・・ :ストーリー
★★・・・ :エロス
★★・・・ :キャラ
★★★・・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成

5

趣味を通じて

それまでは犬猿の仲だったのが、ぐっと近づき仲良しになって、
それが高じてバカップルに行き着くお話。

1冊まるごとこの二人のお話なので、出会いからの紆余曲折が、職場でのお仕事とともにたっぷりと描かれています。
それまで二人ともノンケだったので、お互いを意識して、それが恋愛なのだと認めても、いざとなると未遂、寸止めと焦らしておいて、夏フェスなんていう最高のシチュエーションでの成就エチ。
お話は、成就してからもそれなりにちょっとした波乱はありますが、おかげで更にお互いの思いの深さを知ったりして、、、。
最後にはおまけで、オフィスエチまでついてきて、BLらしさ満開でした。

それにしても、この二人が好きなのがロックバンド「エア・ローゼズ」だったから、BLになったけど、これがAK○48とかモモクロちゃんだったりしたら、やっぱりBLは無理かもね。

4

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