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yumeyume shinjuu
【ゆめゆめ心中】
発刊2013年、9年前のものですが未だに二巻は出ていません…。
というのも、ラストが衝撃的な展開で終わってしまい「どういうこと!?」と頭を抱えました。
内容がまったく変わってしまうような一枚絵でとても印象的でした。
ヤンデレに惹かれて購入したのですが、想像とは真逆の内容でした。
【羊の楽園】
痛い。とにかく痛くも愛を感じるお話でした。
受けが攻めのために体を売って、辛い時間に「羊を数える」姿が辛すぎて私のメンタルが折れました…。
ふわふわした絵柄なのに、なんでしょうこの胸を抉られる感じ…。
アンバランスさが絶妙で、やわらかい綿で首を絞められている。
◆ゆめゆめ心中(表題作)
まさか2巻へ続くとは思っていなかったので、思わぬぶった切りに悶々としてしまいました。1巻では伏線が張り巡らされるばかりで、登場人物達の関係性も複雑怪奇だったので、ストーリー的にもBL的にもこれから評価がどう転ぶかは未知数といった感じですね。発行日から7年も経っていますが、続編は連載されているのでしょうか? 是非とも単行本として発売して頂きたいです。個人的には唯一の良心のようだったゆずるの弟・良介が、何かしら報われる形になればいいなぁと思います。彼のシーンが一番の癒しでした。
◆羊の楽園
短編で、こちらも痛々しい話ではありましたが、私は結構好きです。好きな人のためなら何でもできるから、お金に困っているなら自分がウリをやって大金を稼ぐ、という発想に至る操。一見可哀想に見えるのだけど、誰も彼に無理強いはしてないし、あくまで彼の独善的な行動なんですよね。そこまでの執着を持てる、持たれることって貴重なことなのかもしれません。未来はありそうな終わり方だったので、後味も悪くはなかったです。
表題作のゆめゆめ心中は、ゆずるの弟である良介の大学の友達・たくみ×子供の頃の記憶のない図書館司書・ゆずるのカップリングです。
子どもの頃の記憶がないゆずるは、何度も同じ夢を見ていました。それは、小さな神社で誰かと遊んでいる夢でした。
けれど、いつも相手が誰なのかわからないまま目が覚めます。
そんなある日、弟の良介が同級生のたくみを家に連れてきました。
ゆずるは、おぼろげな記憶の中で、たくみがゆずるのかつての幼馴染みで初恋の相手だと気づきます。
憶えていてくれて嬉しいと言うたくみ。
再会できた初恋の相手に、ゆずるは再び惹かれていきますが、たくみと再会してからなぜか、白昼夢を見る回数が格段に増えてきました。
たくみくんと同じ施設育ちでたくみくんに片想い中のひなたくんと、ゆずるくんの義理の弟でゆずるくんに恋をしている良介くんの苦悩や相手を想う健気さがグッときました。
そして、一体誰なのかわからないあやとの存在も気になるばかりです。
最後の終わり方も謎が謎を呼ぶような、、そんな終わり方でしたし。
個人的に、私は伏線や謎を散りばめた上で最後に全て種明かしのある作品を好む傾向があるので、この作品のように全て描くのではなく読み手に想像させるような終わり方は苦手みたいです、、
小島ララ子さんの澄んだ空気のような世界観を楽しみたい方、自分で物語を補完しながら楽しみたい方にはぴったりの作品です。
可愛い絵柄なのに不思議なお話ですね。
作者さんは小説のイラストのイメージが強くて、コミックは初読みです。てっきり可愛いお話を書く方だと思ってました。
しかも!続きがあるなんて!2巻をちょうだい、早く!
「ゆめゆめ心中」
ゆずるは一体最後に何したの?何者なの?
たくみは本当はゆずるを好きじゃなくて、幼なじみの夢に見る子はあやとくんなの?
子供のゆずるに何をしたの?
男の子同士で四角関係なのでしょうか?
まだ続編が出てないようですね。早く謎の真相を知りたい!
冒頭で弟?が18までの記憶とのモノローグがありますが、ということはあの後に何があるの?離ればなれに?それともゆずるは死んじゃうの?
「羊の楽園」
貢ぎ愛ですね。切ないです。ボロボロになってお金を貢いで。相手にされず。
でも最後はもしかして?という終わり方でしたね。
暗!
読み始めていくうちに、暗さが増してきます。嫌な感じはなく、私は読めますが、人によっては苦手な方もいるかなぁ。。。
私は、ゆずるくんの登場ページで心を奪われ、神評価をつけました。
繊細な絵で可愛らしいのに、闇を描く筆者が素晴らしいと思います。
二巻に続くとなっていますが、出ていません。
物凄く気になる所で、終わってます。
兄に恋する気持ちの裏に何かありそうで、幼なじみを想う気持ちを押し殺して自分を傷つけて、失われた記憶に何かあると必死になって、登場する人物それぞれが、色々なものを抱えて明るく振る舞わっているのが、また悲しい。
完結していないので、読み終わった後に、色々と考えてしまう作品です。
ひとの”暗”の部分を、ララ子先生の甘く丁寧な線が描くことによって、真摯に、じくじくと、痛みを伝えてきます。
わたしはララ子先生の、そんな表現力にとても惹かれます。「ゆめゆめ心中」には表題の「ゆめゆめ心中」のほかに「羊の楽園」というふたつの作品が収録されています。
どちらの作品もとても痛いので、ドエムの読み物といえます。痛みに萌を感じる方は必見ですし、新たな萌を開拓してみたい!という方にもぜひぜひおすすめです。
わたしはじつは、「ゆめゆめ心中」よりもふたつめの「羊の楽園」が大好きです。
わたしは”ヤンデレ”にとても萌を感じる質です。しかしヤンデレというのは自己中心的な愛でしかないので、読後にはどうしようもなくおちこんでしまいます。(それもまたいいのですが、、、)しかし!この「羊の楽園」では、その自己中心的な愛がどうにもうつくしくみえるのです。それはひとえに、ララ子先生の表現力のたまものなのだろうなあと感じます。
1巻表記はないのに完結してなくて、続きが気になりすぎるところで終わってるのに、続刊はまだ発行されてなくて…
完結してから読もうと思ってたのに、電子セールに釣られたら、想像以上に気になるところで終わってる…
身体が弱くて子供の頃の記憶がないゆずる、引き取られてきたゆずるを子供の頃から守ってきた義弟の良介、たくみに会った途端にやっと会えたと涙するたくみ、たくみにずっと恋しているひなた。
子供の頃の秘密めいた記憶が気になるゆずるは、それを恋と取り違えてたくみと関係を持ってしまうけれど…
たくみとゆずるの出身地での事件や怪異、明かされてないけれど恋心とは違うと思われるたくみのゆずるに対する強烈な固執、良介やひなたの想いなどなど、1巻(※表記なし)は謎を投げかけられ、伏線が張られまくって衝撃的なシーンで終わります。
もう続きが気になって気になって仕方がありません!
小嶋先生、大洋図書さん、ぜひぜひ続きをお願いします!
久しぶりに読み終えたあとにいい意味でもやもやする感覚に襲われました。
はやく続きが読みたすぎる…。
同時収録の羊の楽園では、暴力表現ともふもふの羊のアンバランスさがエロさを引き出していました。
個人的にめちゃくちゃ好きな一冊です。
はやく2巻を読みたい…!
表紙はいつものララ子先生のふわふわとした色使いの中に、少しだけ不思議さが漂うような、何かを秘めているような。
回想がところどころ入るものの、いつものララ子先生ワールド満載の漫画……と思いきや!
最後の最後にどんでん返しというか、衝撃の展開というか、カニバを苦手にしない私としてもちょっと怖かったです(´∀`;)
カニバを苦手としない方はあまり読まない方が良いかとは思いますが、まだ決まったわけでも無いですし、とりあえず早く続編が読みたい!!!(笑)と思える作品でした。