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yagisan yuubin
羊先生邮差
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
『マッチ売り』続編の『やぎさん郵便』の続き。
表紙は澤ですが、廣瀬×花城と澤×有原の2つのカップルについてのお話です。
本作の私的見所は、一つ目に廣瀬の祖父宅に花城と一緒に出向いて、過去に2人が出会っていた事が分かる所。2人の再会に運命的なものを感じました。
春画が結んだ縁?とでも言いましょうか笑
廣瀬の事を「清」と呼びはじめ、清にはいい笑顔を見せるようになる花城が可愛かったです。
もう一つは花城と廣瀬の関係を良く思わない澤が、仕組んだ企み。
有原と花城を会わせようとしたのか、廣瀬もそこに含まれていたのかが分かりませんでしたが、そこに自分自身も居合せてやろうという澤の底意地の悪さ!←褒めてる
結局有原追いかけていかなきゃならないことになってるし…。
なんやかんやで優しいんだよね、澤。
澤の生い立ちも前半で触れられているのですが、だから女性に優しいのかぁ。
本編ラストの「何でかは分からないけどお前だって事は分かる」っていう花城の言葉が良かったです。素敵でした。
読み直す度に思うのは、どうして『マッチ売り』は『やぎさん郵便』の1巻じゃなかったんだろう?ということ。
『マッチ売り』自体は前後編の2話だけで、そのあとは『やぎさん郵便』なのになあ。
1巻で偶然出会った花城と廣瀬、それに澤と有原。
花城は廣瀬の名前を「昔、聞いた覚えがある」と言い、澤は「最近知った名前と同じ」と思う。
その一方で、廣瀬も花城とどこかで会ったことがあるように感じている。
その辺りが繋がっていく本作。
祖父を通じて、廣瀬の幼い頃の記憶と花城がつながったことで、廣瀬はあらぬ不安を抱えることになります。
恋というのはきれいなだけじゃなくて、嫉妬や独占欲のような黒い感情も生み出すもので、生真面目を絵に描いたような廣瀬が今で言うと「恋人のケータイを盗み見る」ような行為をするほどに、花城への感情が大きくなっているのが感じられます。
花城の方にも変化が現れていて、廣瀬以外の人間に触れられたくないという強い拒否反応が出るように。
どれだけ体の経験があっても、そこに気持ちが伴っていなければ、それは単なる性欲処理でしかないわけで、廣瀬と関係を持ったことで初めて心と体の両方を抱かれて満たされた花城は、言ってみれば今、やっと初恋の真っ最中なのかなあ、と。
恋する2人も楽しいけれど、どんどん暴かれていく秘密も見逃せません。
手紙を人質に有原を好きなようにして面白がっていたはずの澤が、誰の目にも「新しい男に入れ込んでいる」ように見えること。
廣瀬に突っかかっていった澤が誰に嫉妬したのか。
そんな澤の生い立ちと過去の男たち。
澤の策略で花城と有原が対面したことで、廣瀬の相手が男だと有原に突きつけられた現実。
第三者である花城と澤だけが手紙の完成形の在処を知ったこと。
花城が隠したがっていたマッチ売りの正体を、廣瀬が知っていたこと。
暴かれた事実がどう作用していくのか、2巻も見逃せません。
捨てようにも捨てられない、情深い性格に育った澤の生い立ち編。
心が暖まる話は、物悲しい。
--
自分の為のメモ。
各章、戦後の昭和の風景・風俗を背景に、戦後復興の活気にあるれる街の日陰で起きていたちょっと悲しい時代の流れの下敷きになってしまった人の人生が描かれています。
露西亜文学、露翻訳は、戦中ならスパイ嫌疑や赤狩りで沢山死者を出したジャンルですから、陰がある。
9話
澤の生い立ちを、宿屋のおかみが語る。澤は、捨て子。 澤の為に、東京に残ってほしいと頼まれる有原。
10話
有原の訳を見た教授が筆跡に気付く。
11話
有原の肌の感触は、舶来品の絹のようだ、という話題で怒る澤。 澤の有原への片思い。
12話
広瀬の祖父と会う花城。 有原に会社へ届け物を頼む澤。
13話
ごろつきから娼婦を庇う澤 会社に着いた有原
14-15話
行き違いで帰社した澤。 上野駅の階段から突き落とされる有原。 上野駅までの道順を聴いた後、有原は出て行ったと聞き、澤は駅に向かう。 有原を助ける澤。突き落としたのは、澤の前の恋人?。
無人の事務所に広瀬が訪問。
16-17-18話の後は、「燐寸売りゼロ話」
「あめふり」
花城が祖父を訪問した日、広瀬が花城を見かけた話。
2CPのうち私は廣瀬×花城が大好きで。
出会ってひょんなことからお互い惹かれて素直に距離を縮めていくのが…萌え〜かわええ〜と何度唸ったことか。
草間先生とヨネダ先生の対談でも(澤が人気あるみたいだけど)廣瀬かかわいい、と仰っていてまさに!となった。
で!花城さん!普段不遜な感じなのに廣瀬の前では甘えたり弱音吐いたり頼ったり…あの美丈夫にそんなんされたら廣瀬でなくてもメロメロでっせw
でも花城さんからしたら、廣瀬ならいけるかも…廣瀬でないとダメ…てのがまた!!
廣瀬も素直に応えようと健気で、花城も廣瀬がかわゆくていちゃいちゃしてくれるから萌え心をくすぐられまくり。
花城さん色っぽいわ服脱がせるの早いわでもすごいことしていた割に下品じゃない筋を通すとこは通すでかっこいい。
有原もエロかわいい。
澤は最初、廣瀬の邪魔をしていたのでやめて!と思ったけど…根は悪い人じゃないし有原へのプロポーズ的な言葉が澤らしい素直じゃない言い回しで笑ってしまったw
◾︎廣瀬(学生)×花城(出版社社長)
◾︎澤(花城の部下)×有原(学生)
有原のお腹すかせた犬みたいな風情が愛くるしいですね。花城は名実ともに猫。
澤みたいな爬虫類系のキャラクター、草間先生の作品では珍しいです。廣瀬のような年下わんこ攻めが多い。
澤は紛れもなくこの作品の主役ですよね。廣瀬より余程心の内が深く描かれている。澤と花城も寝たことあったんだな〜っていうのが個人的には笑えるポイントでした。そして早々に玉砕してると。
番外編「あめふり」の、廣瀬と花城の若かりし頃が萌える。ショタ萌はない人間なのに、廣瀬が可愛い〜
電子書籍(renta)カバー裏有り
今回は澤×有原はさほど進展せず。個人的に有原の行く末が非常に気になっているので少し残念でしたが、恋敵となる花城と有原が出会ってしまったり、廣瀬が自分の祖父と花城の築いてきた関係を詳しく知ったり、今後に向けていろいろと伏線の張られる展開となっていました。廣瀬と有原は今回も出会えず、その過去も明らかにされませんでしたが、今後もこの2人がどんな友人関係だったかは明かされないのでしょうか。とりあえずは、澤と花城の過去が描かれるのが先のようですね。
澤は依然として廣瀬に苛立ちを隠しきれないままです。ただ、その理由は前巻では花城を安易にとられてしまったからだったと思いますが、今回は有原への情から憤っていた部分も大いにあるように見受けられました。有原の気持ちを知らず、知ったところで恐らく応えられもしない廣瀬が、有原の肌の感触について語ることへの不快感や腹立たしさ。激情を露わにする彼に、花城から有原の方にベクトルがかなり傾いてきたか?と、つい期待を膨らませてしまいました。花城と廣瀬に関しては思ったより安定感が強まっていたので、彼らがこのまま別れずに済むのかも見守りたいと思います。
「やぎさん郵便」としては1巻目ですが、「マッチ売り」収録分の続きで第9話からとなっています。
鬼畜・澤が実は女性たちから可愛がられている気配り男だったり。
花城のトンネルでの客である露語の教授が、色んな状況をすっかり知っていて面白がってる食えない奴だったり。
澤が花城にまだ抱いてる複雑な感情だったり。
廣瀬が、自分のおじいさんと花城が元々知り合いと知って色々邪推したり何かを思い出したり。
花城がすっかり素直で可愛い廣瀬の事を大好きになってたり。
…と人間関係の背景的な描写があって、花城と廣瀬の関係が面白くない澤が、わざと有原を花城のオフィスに出向かせて顔合わせさせる…なんてひねくれてるんだ、澤。
でも、澤も花城への屈折した感情はまだありつつも、有原への想いが本格的になり始めた雰囲気。
いろーんな過去、というかつかみどころのない花城。
そんな花城が廣瀬をただ一人の相手と定めて。
複雑な思考回路の男・澤が、可哀想な男・有原にのめり込んでいく。
花城と廣瀬の2人は順当に行くとして、澤はこれからどんな行動をするんだろう?
引き込まれる作品です。
少しずつお話と四人の関係が進んで来ましたね。
花城が廣瀬に一途になって可愛くなりましたね。でも番外編を読むとかなり年上なのかな?廣瀬の祖父との関係は本当に絵の売買だけだったのかな?
そしてトンネルの下の事が廣瀬に知られていて取り乱す花城。廣瀬はなんでも受け止めるようですね。
有原に対抗心を持っているようですが押しとタイミングとチャンスが味方についたのかな。
澤は傲慢に有原を犯し、しかも今の恋人の花城に会うように差し向けます。酷い!せめて手紙返して解放してやって!しかも上野駅で澤絡みの男から突き落とされて、なのに有原の昔の男と誤解して。
でも上野駅へ駆けつけたり助けたり有原に情がわいてるんですね。花城のことも忘れてたし。
有原が薄幸でなんとかしてあげて!でも本人はそう悲観的でないのが救いです。
澤に変化の兆しが!薄皮一枚ずつ剥ぐ程度だけど有原に少し執着したり他の男に嫉妬する様子が出てきました。よしよし。
手を差し伸べて「そうか 帰るぞ」と言ったあたり、なんか澤の優しさが見えた気がしたんだけど気のせいかな?
この二人の先はまだまだ見えません。
廣瀬は安定のワンコぶりなんだけど、自分に自信がなくて花城に好かれる理由が欲しいと思ってる。
理由なんていらないから!
あなたの花城はあなた以外には触られたくないと思うまでに変化しちゃったから!
もともとは欲望を満足させるために男娼をやっていたようなあのビッチな花城が。
シンデレラには笑いました。
はめないと分からない運命の相手(笑)
まだまだ手紙の中身までははっきりしませんが少しずつ全容が見えてきました。
澤さんの生い立ちも語られてました。
でも有原がまだ謎が多いですね。
でも、何となく二つのカップルの輪郭が見えてきた気がします。澤さんがなかなか厄介な性格で、いったいどうしたいの?!と思ってしまう場面もありますが駅まで有原を追いかけていったのでようやく素直になってくれそうでホッとしています。
最後に収録されていた「あめふり」で小さい頃の廣瀬くんが出てきて、お上品な感じで可愛かったですね。
それと、有原の口許のほくろが色っぽいです。
ナンバリングされてませんが一巻。
そして読まれるならば『マッチ売り』からでないとわかりませんので、実質二巻みたいなものです。
大学生の廣瀬×出版社社長の花城。
花城の部下の澤×廣瀬の友人の有原。
この二組のカップルが、先行した体だけでなく心も寄り添っていくために足掻くお話です。
子供のような大人、子供に見せる大人、子供なのに大人、大人にならざるをえなかった子供。そんな四人が。
男前な花城、良いですねー。
廣瀬を殴ろうとした澤に本を投げつけて阻止する辺り、綺麗系の男なのに容赦ないところが好きです。
みんなけっこう恋に溺れて女々しくなっている節もあるのですが、その中で男らしいのは有原と花城でしたね。
受けの方が強い!(笑
攻め二人の方が余裕がないです。特に澤がね!
プライドが邪魔してます。
お互いが腹の探り合いで、過去の男の影とか気にしなくてよいものを気にする。
こういうカップルって、ラストでもしうまくいっても将来的には破局しそうだよなあと思ったりするのですが…(涙
評価はシリーズ通してとなります。
マッチ売りから続くシリーズ2作目。
手紙を破く澤の表紙もいいですが、ペロッとめくったカバー下に萌えが詰まってます!1枚の絵でコトの経緯が察せられる・・・w 褌萌えの方には是非見てもらいたいです(^///^)
今巻で個人的見どころシーンは何と言っても
『受けサミット〜廣瀬清高を巡る戦い〜』です!
(片方は既に恋人であり、もう一方はゴング前から戦意喪失なのですが)
澤の企みにより顔を合わせることになってしまった2人。
廣瀬の恋人を目の前に廣瀬の友人ではないと他人の振りをして固まる有原。
目の前に居るのが恋文の差出人だと察知して牽制を入れる花城。
ショックを受けた顔で握りこぶしを作る有原が切ない(つД`)ノ
でも、花城もしたくてしてるわけじゃないですよね。
罪悪感でモヤモヤしつつも廣瀬を取られたくない恋心で動いてしまい。
このシーン、有原の気持ちを考えると痛々しいのですが、BLで1人の男を巡って駆け引きし合う受け2人というのを見ないので新鮮さもあり、ドキドキします。
花城も言ってますが人の縁なんて運とタイミング。そして早い者勝ちですから。敵に情けなんてかけてる余裕がないほど廣瀬にハマってる花城がイイです。廣瀬に笑いかける笑顔にキュンキュンします( ´艸`) 〜♡
しかしながら、受けサミットが見られたのは面白かったのですが、
澤は何が目的でこんな企みをしたのかが読み取れないのですよね…。
100%有原が傷付くと分かりそうなもんだけど。。。
有原の廣瀬に対する想いを断ち切るキッカケにしたかったのか?
修羅場になるのを楽しく傍観していたかったのか?
最初読んだ時は廣瀬への嫌がらせだと思ったのですが、その後の澤→→有原を見てると違うと思うし・・・ううーん、澤はややこしくて難しいです。
でも"有原に対して優しい"という部分だけ分かり易いのに萌えます(^///^)
「マッチ売り」でもレビューしましたが、
神過ぎてレビューできなかった作品で、
「やぎさん郵便2」を読んで、
もう一度「やぎさん郵便」を読み返そうと思いました。
今回は澤や花城が印象的でした。
澤の過去が捨て子だったり、
澤の昔の男が有原を駅の階段から突き落としたり。
(てっきり有原の昔の男だと思ったら違った)
そのクールさはクールで強がらなければ
生きていけなかったのかなと思ったりもしました。
そして澤が有原との関わりを匂わすような発言を花城としたり、
有原を花城と合わせようと仕掛ける・・・
でもどうして仕掛けたのか、私にはわからないです。
花城への恨みなのでしょうか?
にしても今読めば澤は有原に情が湧いてることがわかります。
やっぱり有原のことを話す廣瀬につっかかったり、
有原が上野駅に行ったと聞いて走って会いに行ったり、
有原の前の男に対して怒ったり(これも嫉妬ですね)
嫉妬しまくりでしたね・・・何で初めて読んだ時、
わからなかったんだろう。
でもわかりにくいですよね!?
所謂ツンデレのツンしか殆どない感じです(苦笑)
でも澤の気持ちを考察するのが面白いとも思いました。
また、花城は廣瀬に出会ったことで変わりましたね。
花城は絵関係で枕営業してたんでしょうね・・・
きっと沢山の人と寝たんだと思います。
だけど廣瀬以外の男と寝ることを拒否する・・・
これは大きな変化だと思います。
花城の”今まで人に触れられてあんな嫌な感じしたことなかった
他の奴に触れられたくないって そんなのどうするんだ
清以外は…”という心理描写ではっきりわかります。
きっと今まで本当の恋愛をして来なかったから
ある意味初めての恋愛をしていると言った感じなのかもしれません。
花城を本気にさせる廣瀬って凄いですね(笑)
廣瀬も花城がマッチ売りの(男娼をしている)ことを
きちんとその事実を受け入れる心の広さはステキです。
花城がばれるまでだと思ってたと臆病になっていても
廣瀬が受け入れてくれたから、
その後は何処か安堵しているような印象を受けました。
きっと廣瀬ならどんな花城でも受け入れてくれると思います。
あと「マッチ売り 零話」と「あめふり 番外編」も興味深いですね。
零話はもう花城が舌使いがエロくてエロくて(笑)
指舐めてるだけなのにひゃ~ってなりました(笑)
もっと見たくなった・・・(笑)
あめふりも実は花城と廣瀬は昔会っていたんですね~
何か運命を感じますよね。
このシリーズは「マッチ売り」の続編で物語に深みがあるから、
読む度に色んな発見をする味わい深い作品だと思います。
再読して良かったです!
いよいよ「やぎさん郵便2」を読みます(o^^o)
*マリン*さま
足あとペタペタ(笑)
私もこのシリーズ、とても気になっているのです。
小説の挿絵ではよく見かけるこちらの作家さん。
漫画でも売れっ子さんなんですねー。
↑ロクでもない人がちょっと良い事すると、いい人に見えるヤツですね!
今回は特に、34頁からの澤の行動にじたばたしまくり。
花城に今度の相手についてたずねられた澤。有原の事を手触りで表現する澤の言動に、廣瀬が思い浮かべたのが東北出身の友人有原。しかも廣瀬の口から「触ると手の熱で溶ける 雪みたいな」と語られる…。これは『廣瀬だけは変な風に触ったりしなかった』と、廣瀬だけは違うと信じている有原を踏みにじるような言動ですよ。
これに澤がカチンとくるんですが、←ココすごくよかったです。花城の横やりは入りますが、『さーわー!!かっこいいよぉぉ』とじたばたしました。
…よく考えると、ロクでなしがちょっと良い事するととってもいい人に見えるマジック炸裂してますが、不問ですw
そして前後しますが、有原が「思い返せば面倒見は悪くないと思いますが 嫌がらせを受けた方が多いです」と、澤の事を連れ込み宿のおばばに言うところは身悶えました。
好きな子にする嫌がらせするとか~!!こっちがこそばゆいッ!!
でも、そうゆうのもっとください!! 大好物ですww
澤と有原の目が離せないところが今回多くて、よかった!
物語的にも、がちっと衝突するようにセッティングしたのに、少しずつずれて、結局はすれ違う目の離せない展開!!
この物語は読むたびにいろいろ思うところがあっていい。
なんどもなんども読んで、その度に新しい発見があります。おすすめします。
そしてそしての表紙裏ww
その下帯は有原のですよね?しかも腕に持ってるのは有原の着物??
履物転がってるし……。
∑(゜∀゜)あっ!
澤の背後にはまっぱの有原転がってるんですね?わかりますww
って見えないから!澤ちょっとずれて~~~!!!(笑
マッチ売りの続き。
社長の部下、澤さん視点なので、有原が沢山出てきて大喜びです。
何でしょう、この可愛い生き物は!
嗜虐趣味はないのですが、有原にあんな事やこんな事したいのはよく分かります。何かそういう人を呼び寄せてしまうんでしょうかね、有原さん。
洋装が多い中、ずっと一張羅であろう羽織と着物でたまらないです!
未だ続くのですね。
続きが気になってうっかりシトロンを買ってしまったのですが、これだとかコミックスで一気に読む楽しみが減ってしまうので、どうしたものか。
ああ、続きが気になる。
初めて読んだ一年前と比べて、ずいぶん楽しめるようになったなあと、最近草間先生の漫画を全て読み返して思ったものですから、「成長」とはBL理解力において、ということです。
去年の時点でも面白かったのですが、それから数百冊のBL本を読み漁り、(BL界で)男が男に恋するとはどういうことか、朝から晩までこの独特の文化に浸かって馴染んでしまった今だからこそ、余すところなくその魅力を堪能できるのが草間先生の漫画の奥深さです。
もし、BLを読み始めて間もない人がこの漫画をつまらないと感じたとしても、「しゅみじゃない」と判断するのを少なくとも1年は保留にされたほうが良いと思います。
これが店頭に並んだ時、買うかどうするか散々悩んだことをおぼえています。
この漫画を買ったら…きっと草間先生ワールドにハマッてしまう!と。
スペースの都合で、それはまずい、と。
結局、発売から約一年後に買いました。
「マッチ売り」と二冊同時に。
「やきさん郵便」の9話から17話までが入っています。
後ろには「マッチ売り」の零話、番外編「あめふり」。
「あめふり」はきっと、オールカラーらしいのですが、モノクロなのが残念でした。
一冊目は花城の色気全開ですが、二冊目のこの本では黒子の有原の色気が凄い!
そしてこの二人、どちらも怪我をします。
原因は、男の本気の恋心、そして他者から嫉妬心。
色気のある男には、怪我はつきものでしょうか?
それから別のシーンでは。
澤の嫉妬のホコ先の変化と、嫉妬の露呈が面白い。
このへんの描写が大変素晴らしいなぁと思います。
好きなシーンは嫉妬丸出しの澤のシーンもですが。
宿屋のばぁちゃんと有原のやりとりが、非常に面白かったです。
そして、廣瀬ん家のじいちゃんを花城が起こすシーン。
あれは非常に印象的でした。
そして、P61の廣瀬の手のひらのアップが、何故かものすごく好きです。
顔じゃなくて手のひらなのに、感情が見え隠れするのが凄い!と思いました。
正直な事を言うと。
「大東亜戦争」の時代の作品は避けていました。
私の周囲には年寄りがとても多く、戦争体験者がとても多かった。
子供の頃から、あの時代の話を沢山聞かされてきました。
そのせいでしょうか?
戦争時代を扱ったBLは、いつも避けていました。
このお話は戦後なので、大丈夫かな?と思って買いました。
本当に買ってよかったなぁ、と思います。
前作「マッチ売り」発売から早2年。待望の続刊です!
前作のあとがきでは、つぎの巻で完結とのことでしたが・・・完結してないw
帯の『複雑な感情と関係が絡み合う単純な恋愛物語』という文言が言い得て妙な印象です!
今作も、花城と廣瀬、澤と有原という4人をとりまく人間ドラマが繰り広げられています。
花城と廣瀬はすっかり甘い雰囲気。花城の廣瀬への惚れ込みっぷりが!
対して、互いに惹かれつついまいちすれ違ったままの澤と有原。
そして、有原と花城の初対面…!
Hなシーンはないに等しいのですが、そこはかとなく漂う色っぽさ。
特に澤と有原の今後がすごーく気になります!早く3巻が読みたい!
今回もカバー下が、むふふwwww (最初の感想がそれかよ!)
澤のねじくれ具合が大好きなのでムハムハしながら読みました。
何のかんのと有原のことが気になるご様子。ねじくれてるから、まだまだだけどね。そこがまた萌えるのです。
社長が廣瀬のことかなり本気な姿がかわいいです。
そして、大人たちより学生さんたちが「柔らかくて・大きい」いや、ナニの話じゃないですよ!器のお話ね!www
マッチ売りの続刊であるやぎさん郵便、表紙からして澤と有原に何かしらの進展があるかと思いきや、また中途半端なところで終わってしまった。また、あと2年ほど待たなきゃいけないのか…なんたる!
花城と廣瀬は、お互いの気持ちを確認しあって幸せになれそうだから(2人とも可愛かった)、次巻はぜひ澤と有原を幸せにしてやっておくれ!
シトロンコミックスはカバー裏があるから嬉しいですよね。何気にこれが楽しみだったり(^-^)
寄るお年並みで忘却力ばかりが成長しつつある今日この頃、
2年の月日は、ほんと、あっという間のようでいて、やっぱり長かった。
なんの言い訳かというと、
前のストーリーや人間関係が全く思い出せません(泣)
いいえ、全くというと正確じゃないな、
「マッチ売り」に掲載分をまるっと全部忘れたって言うだけならまだしも、
その間のシトロン掲載分が断片的に記憶に残っていたりするからよけい混乱する。
それでも、そんなことお構いなしにおもしろいところが悔しいなぁ。
「マッチ売り」発掘したら出てくるかなぁ。
2年じゃ地層のそんなに深いところには埋まっていないはずなんだがなぁ。
オマケ
カバー下のシンデレラの話が楽しかった。
草間さんは、好き過ぎてレビュー出来ないという作家さんのお一人です。が。
ただもう自己満足の為にこちらへ書かせていただきます。
独特のタッチ、各キャラの性格別の描き分け、
キャラの個性、周りの人情溢れる人物達、美味しそうな食べ物…。
特に爺さん&婆さんは秀逸です。(今作はちょっとしか出ないけど婆さん)
阿婆擦れ・花城が清だけにしか触られたくないっていうのが
もう、ものすごく良かった!!!
清は花城がトンネルに立っていた事を知っていたにも関わらず
「この人に好かれる理由がほしい」なんて…健気…。愛です。
そんな事思わなくても、もう花城は君にぞっこんだから!!
澤は有原に執着めいた感情を見せ始めたし、今後に期待せずにいられません!!
…ところで、東北出の有原…。
色が白くて柔らかいけど湿りけがあって、表面が冷たいような男。
私は東北ですが、こんな色っぽい男性を見かけた事がありません!!
探してみたい気もしますが、あれほどの人はいないでしょうね…。
そういえば以前、何かの説明で、草間さんが有原の事を
“ほくろ”呼ばわりしていたのを思い出してしまいました。
私は黒子フェチですけどね。
黒子って呼ぶのもキャラへの愛なんでしょうかw
そして、下世話で大変申し訳ございませんが、
『マッチ売り 零話』での花城の舌技が気になりました!!
さぞかし…(自粛)
あああ、もう!!!
草間さんってどうしてこんなになんとも言えない世界を描けるのでしょうか!?
答:草間さんだからこそ。
…失礼致しました。
「予定調和」な物語は、読んでいて安心だけど高揚感がない。
「やぎさん郵便」は着地点が見えない。
解説にあるように、物語自体はシンプルな恋愛ストーリーで、
結論は「誰かと誰がかくっつく/わかれる」しかない。
でも、複雑な人生背景と、複雑な感情を持った大人たちの物語なので
物語がどこに着地するのかまるでわからない。
それがとてもワクワクする。どこに連れていかれるんだろうか?
そんな気持ちで2巻も読み切りました。
この先何が起こるんだろうか?
2巻はそれぞれの背景が少しずつ明らかになる巻で
激しい恋愛感情のやりとりや、濡れ場は少ないです。
でも、有原が澤の生い立ちを知って少し心を動かされたり
花城が恋文の主である有原と対峙して、イケズをしかけたり
花城が廣瀬以外の男を受け付けなくなったり
それぞれの感情がゆっくりと、でもはっきりと形を持って変化する
読者もそれを追体験する(特に有原が澤の生い立ちをしるところ)
そういう巻でした。
でも今回一番心をわしづかみにされたのは
途中途中でさしはさまれる食事シーンw
絶妙に冬の季節を感じさせてくれる!!
それがうまいなあと唸りました。
宿のお婆さんが火鉢であぶる海苔とか・・・
花城が食べる「冬の鰻重」とか・・・
あってもなくてもいい場面かもしれないのだけど
ないとすっごく物足りない!!
絶妙でした。
『マッチ売り』から
えっ!?約2年!?
また人間関係がおもしろくなってまいりました。
それぞれのわざわざ語られることのない過去と言葉にならない想いは、個々の心に複雑に重なっていき、そして人間関係の内面も複雑に絡みあい…簡単にほどけなくなっていきます。
あーおもしろい。
…とはいえ、マンガとしてオチをつけないわけにはいきませんからね~。三巻はどうなってしまうんでしょう…。
…つーかこのペースで三巻で終われるんでしょうか?
四巻になっても五巻になってもいいから、じっくり丁寧に描いていって欲しいです…。
花城も澤も廣瀬も有原も自分の感情に正直になって…(そんでちょっとグチャグチャのドロドロになって…)四人それぞれが腑に落ちる形でオチつけて欲しい。
『マッチ売り』の時からストーリーが進行し、キャラクターに厚みが増した分、私的に〈萌え〉も増えてしまって
「いや~!どうしましょう!」
って感じです。
その中でも、(アバズレなのに)純愛まっしぐらの花城の笑顔にはやられました…。
あと…花城と有原の初めての対面で、有原を恋文の主と感じた花城が有原にちょっとした意地悪を言うのですが…それも人間臭くて萌えました。
草間先生の作品は1から10を感じ取らなきゃならんような所があるので、その難解さを攻略するみたいな楽しみ方が出来るのも面白いですよね。
前回同様、カバー下にもオマケがあります。
真面目な本編とのギャップが楽しい!!
本編だけでなく、単行本的にも読者サービス満点、文句なしの神コミックスです!
待望の「マッチ売り」続編!
えぇ2年近く待ちました。なのに何故!?又続くの~!!
今本気で「Citron」の購入考えてます(笑)
草間先生、いつまでも待ちますから!先生が納得のいくラストになるまで描き続けて下さいまし!焦らされた方が美味しさ倍増しますしね!!それまで楽しみに待ってます。
さてあらすじについては、前述の方々の素晴らしいレビューを参考にして下さい。
なので私は自分の萌えポイントのみ書かせて頂きます。
草間先生は、どうしてこんなにキャラの描き分けがお上手なんでしょう。
キャラの性格と衣装も合ってますよね。
時代背景に合わせた衣装なんでしょうが、今風の細身スーツに萌えない私には、このクラシカルスーツがツボでして…ついでにスーツ+カシミアコートも!
映画「アンタッチャブル」の衣装が好きな私には毒で御座います。(注:高いから持ってませんよ)
廣瀬の学ラン+マント姿も、変に世慣れていない真面目な人柄が表れていて良い。
有原の着物+ショールに黒足袋+下駄姿が、儚げで見るからに薄幸そうで…何故だろう?私の嗜虐心が疼く。
とにかくお話以外で色々な萌えを与える作品で御座います。
次…次はいつだ~!?
参考にならないレビュー、失礼致しました。
_(._.)_
「マッチ売り」のあとがきでは、あと一冊で終わりの予定とありましたが、
こちらの本のあとがきでの作者の言葉を見ると
「 案の定と言いますか、まさしく終わっておりません!
・・・次となる三冊目に入るのは本編をラストまでと
・・・花城と澤が出会った頃の過去話なると思います。 」とのこと。
ということで、ラスト前までのそれぞれの想いをお楽しみ頂く本となっております。
話は、連れ込み宿での翌朝、有原と宿のお婆ちゃんとの会話から始まります。
有原をすっかり気に入った様子のお婆ちゃんの口から語られるのは、澤の幼い日のこと、
そして澤が連れてくる男の中でも、花城が一番のアバズレだということ。
そのアバズレ花城と有原の初対面のシーンでは、まるでその場から空気が消えたみたい。
目の前の男が
自分が恋文を宛てた男を、「お気に入り、愛人」にしているという「社長」だと知った時
ついさっき「今日お前と寝たい」と自分が告げた想い人に、恋文を書いた男だと知った時
それぞれふたりが示す態度の違いが印象的で、さらに物語りに引き込まれます
そしてそれぞれが、その後巻き込まれる事態により自分の今の素直な想いは明らかに…
「マッチ売り」に比べて、今回は肌を重ねるシーンがぐんと少ないです。
というか、ほとんどでてきません。
でも花城が、廣瀬の隣りでは色っぽさよりも安心感を表わして
とても穏やかな顔をしているのが、とてもいいのです。
そうそう、色気でしたら「マッチ売り 零話」でどうぞ。
意中の男をたぶらかすなと怒る女に対して、飯屋で口での仕方を教える男娼花城
女の指を丁寧に舐めしゃぶるシーンには、思わず喉をならしてしまいましたw
個人的にグッときたのは、廣瀬の「どうして俺なんですか」のセリフ。
ああ、やっと言えたのね!
ラストじゃなくても、素敵なシーンが今回も満載、どうぞ心焦がして読んでください♪
もちろん表紙裏も忘れずに!
澤の手にある布は…あれですよね? その表情で持たれるとすごくムッツリに見えるww
それにシンデレラってw じゃあ澤は義理姉ってことですかね~?
初めてのレビューがこの作品です。
草間さんの描く男の人がとてもきれいで 大好物なのです。とにかく私の頭が話に付いて行くのに必死。何度も読んだのですが ???な所ばかり。でも好きな方には たまらない物語です。純粋な年下攻様 とてもいい。
受様が自分でもう他の奴に触られたくないって気づくのがよかった。
早く 3巻が読みたいです。
citoronで毎号コンスタントに掲載があるわけでない作品なのに、この作品は、「あ、2年分の掲載だったんだ!」と思い出すほどにそんなに時間が経ってない感じがします。
それに、以前の草間作品の傾向は登場人物のセリフが、意味ありげで何かを示唆するような言葉を使って、あとで、「ああー!」みたいな部分があって、それが少し難解に思ったりしたことがあったのですが、ここ近年の作品はそういう部分は残ってはいるのですが、非常にわかりやすい関係性になっているような気がします。
2巻にもなって、人物の関係や気持ちが見える展開になってきたからかな?
それでも、今回は思わず登場人物達にクスクスとさせられる、小気味いい展開になっていました。
澤は花城が好きなのかな?と思うほどに、花城が可愛がりそして花城にくっついている廣瀬が面白くなくて、今回ちょっとした嫌がらせを。
でもね、それは花城への執着というよりは、ひょっとして恋文の書き手の有原を自分に向けるための、引き止めるための、ちょっとドSな仕返しだったんじゃないかな?って思うんです。
この澤が、いつもむっつりして笑わないし、悪人みたいだし、とても意地悪なんだけど、ひょっとして、究極のツンデレなんだろうか?
廣瀬を追って上野駅へいった有原を更に追いかけて行くところあたり♪
って、この本の中で非常に魅力的なキャラクターだとは思うのです。
花城がトンネルでマッチ売り(男娼)をしているのを廣瀬はしっているのですが、ひょっとして彼がまたそれをやってるんじゃないか?って心配になってる。
でも、花城はすっかり廣瀬に夢中で、もう廣瀬じゃないと!という感じが明確♪
電車でうたた寝してしまって、廣瀬の膝枕で寝ているシーンは微笑ましかったですね。
会社に有原が来たときの冷たい態度は、嫉妬の何者でもないと思うのですよw
他に、過去の気になるエピソードとして、会社の本当の社長(サイパンから戻らない、ということは戦死?)の事、
廣瀬の祖父と花城は面識があり、スレ違いのような出会いを廣瀬が子供の頃果たしていたというエピソード【番外編 あめふり】
あとがきにて、作者さんが、本当は短く終わる予定が長くなってしまってと。。。
もちろん、ハッピーエンドが待っているのですが、私たちの知りたい、澤と花城の出会いとか色々な戦前・戦中の過去話が待っているみたいです。
時代背景と絵の雰囲気がベストマッチのこの作品。
色々なエピソードが愉しみです♪