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sonote ga koi ni kiduku made
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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作者さん、初の商業コミックです。
citron掲載で最初からずっと追っておりましたが、最初のインパクトと物語の謎に、その展開を期待したものでしたが、途中お休みを挟んだ頃から何故か失速。
一冊にまとまって続けて物語を追うことで、この作品の良さがもっとみえてくるのかな?と期待したのですが・・・
とてもパーツはいいのです。
5歳のある記憶だけを喪失している少年と、クオーターの美術教師とのの再会。
少年と幼馴染との関係。
記憶喪失にまつわる父親に関する出来事と、自分に関する重要な過去。
それぞれが組み合わさってランディングを迎えるのですが、パーツパーツはいいのに、その踏み込み方と比重の掛け方が足りない。
何か一つ忘れ物をしているような気がどうしてもしてしまうのです。
絵のトーンはとても丁寧です。
一見青年マンガ風で、とてもリアリティのある人間を描いています。
ただそれによって、ちょっと人物の色気が足りないところがちょっと残念な気もしないでもない。
とても、いいものをもっているとは思います。
絵も要素も。
恋愛という部分の心の描写に弱さを感じるような気がするので、そこがもう少し掘り下げられたら、もっとよかったのにな、と思わずにいられません。
鳴海の父親は画家だったが事故で亡くなったという。
母親はその父の絵が好きだったのだが、その絵が残っていない。
病弱な母の為に自分が絵を描いてあげようと、選択教科で美術をとるのですが、そこで出会ったのがクオーターの美術教師・神楽坂。
鳴海のあまりの絵の下手さに、神楽坂から課外指導をうけることになったのですが、神楽坂に頭をなでられた瞬間、鳴海に突然感情の波が押し寄せフラッシュバックと共に欲情を、そして気を失ってしまうのでした。
そんな鳴海を気にかけて心配する幼馴染のしげ。
神楽坂と鳴海の間に何かあると邪推した彼は先走って鳴海に告白するのですが、振られてしまう。
このフラッシュバックをきっかけに、鳴海が自分のうしなった5歳の記憶を、そして神楽坂との関係を知ろうとするのです。
鳴海の突然の欲情にまず、つまづきました。
何故?どうして?
そしてその手の感覚から呼び起こされる過去の感情といったものをあらわしたかったのかもしれませんが、いかんせん、当時5歳の幼少です。
それがどうして欲情というものになってしまうのか?
そしてそれが恋愛感情にむすびつくのか、多分そこが理解できない部分だったと思います。
むしろ、親友のしげの存在のほうが、しっくりきます。
いっそ、神楽坂があて馬で、その存在に鳴海が悩みながらしげと、、の方がなっとくできる展開が生まれたのでは?と思わなくもないのです。
そして、神楽坂についてもそうです。
当時、かわいがっていた、懐かれていた、というものはあるにせよ、ショックな場面を共有したという過去があるにせよ、いきなり恋愛感情に発展するものなのか?そこが不思議でなりません。
物語のシリアス展開とはうらはらに、鳴海の亡くなった父親がとても良いキャラクターで登場していました。
むしろ、神楽坂はその父親に惹かれるほうが妥当だったのでは?と。。。
ちょっと、本編カプが今一つだったと気のお約束、脇キャラが大変に気になる、脇キャラが立っている、その徹を、このお話も踏んでしまっているような・・・
本体に描かれた4コマ漫画のできあがってからの二人という、コメディタッチのやりとりには、本編のしがらみがないので、歳の差カプという面の楽しみがとてもたくさんあります。
実に、もったいない、もったいないな、作品だったのでは?
しかし、冒頭にも述べたようにパーツ画力共悪くないんです。
どうか、色々な作品をもっと書いて、この作家さんのいいところをもっと魅せてください。
今後も見守りたいです。
表紙の男臭さで買いました
熊男とか 加齢臭漂うようなやつ読みたかったんですよね たしかその頃 ←若かったあの頃?
くさい臭いフェチです 違う! 積み本崩し中です
たまに夢に見る父親との幸せな時間
思い出せるのは大きな手 ただそれだけ
高校の選択授業で選んだのは美術
画家だった父の血はどこに流れたのか? 絵心のなさすぎる自分に嫌気がさすが
そんな時にかまってくっる大人の存在
なんとなく読めるんですよね 展開は
なのにイヤミなく引き込まれる 独特な雰囲気
絵の書き方を習ううち 先生のゴツイ手に触れたところから動きだす運命の歯車
親から与えられなかったやすらぎを与えてくれた人たちを守った青年の10年と
抜け落ちてしまった10年を取り戻していく少年
なにが加齢臭漂う じゃいッ!
なにが なんとなく読めるんですよね 展開 じゃい!
読みながらもう大反省大会ですよッ!
正直 小さな天使に恋するより 昼メロなみの執念を期待して その父親と恋に落ちるモンだと思い込んで読んでいましたので ←不倫ダメ絶対派ではないのよ 申し訳ない
トラウマ部分の(父親の死の真相)描写より 愛しいものを守ることに重点を置いたぶん中の人たちの「優しさ」が強調され 読みごたえ的なところを言われれば物足りなさはあるのだけれど 重さと読みやすさのバランスがよかったからなのかな? 個人的には大満足な1冊
ただ 欲を言わせていただけるなら
クセは強いが汚いものが何もなく あっさり歳の差乗り越えて初恋成就させた彼らのその後は かなり気になるよね
※ カバー下で魅せた 神楽坂の溺愛系天然大型年上犬モードはたいそう気に入ったのですが