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私の相手をしてくれませんか…? 一夜限りの相手は、大企業の御曹司だった。立場の違いに戸惑うも、諦めきれなくて――。
shinshito norainu
すごくドストライクな設定なのですが、あまり人気が無くて不思議…。自分はマイノリティなのでしょうか。お金持ちの御曹司で美人おしとやかな感じの受けとチャラ男で遊び人だったけど好きな人には誠実な攻めの格差BL的な王道なストーリーですけど、こういう王道大好きです。こういうのもっと増えてほしいんですが、あまり人気が無いのか増えないですね…。男らしい受けが主流すぎて…。格差恋愛にありがちな御曹司の方が結婚させられそうになるのを攻めが邪魔に入って…っていう王道ストーリーがいいんですよ!個性なんていらない王道展開が見たい(笑)!ってのは言い過ぎですが…汗。
初読時に評価確定していました。
BL歴が何年で、何冊くらい読了していたらレベルアップするのかは分かりませんが、1500冊ほど読んだ今、もう初心者を名乗らなくてもいいかな。
読んだ本が増えるにつれてパターンが見えたり、先が読めたりするようになりますね。
それと同時に作品の細かいところまで気になるようになって、読書量と萌えは反比例だなあと思うことがしばしばあります。
そんなわけで初読時に「萌2」をつけたこちら、どれだけ萌えたんだろうと楽しみに読んでみましたが、今のわたしには「萌」止まりでした。
あるゲイバーに通う常連たちの、3者3様の恋を描いた1冊です。
初心で堅物なおぼっちゃまくんがプレイボーイと一夜を共にして以降、自分の殻を少しずつ破っていく表題作は、過程は良いんです。
チャライケメン×黒髪美人で眼福、ときめきも切なさも味わえます。
ただラストから描き下ろしの間が気になる。
今後起きるであろうものっすごい騒動をかけらも見せず、ハッピーな部分だけ拾って終わり!というのがすごく気になる。
2組目は表題作の2人のキューピッド的役割を果たした社長の出番。
バリタチを自認する社長のガードが脆すぎる。
「そんな簡単に落ちちゃうの!?」というくらい、本当にあっさり。
萌えるよりも引いてしまうスピードでした。
最後は、2組目の社長が「からかうのが楽しい」と言っていたヒデちゃん(駅員)と、終電が出た後の駅で体調を崩して動けなかった聡介(リーマン)。
嵐のような一目惚れ同士の恋の始まりと、その後に続く隠し事に予想はつきつつもドキドキしました。
作画が美しいです。
2組目の腹黒秘書×社長は好みが分かれそうだけど、1組目と2組目は一般受けするタイプのCPでした。
初心に返りつつ、細かいところには目をつぶって、イケメンと美人のあれやこれやを楽しむことだけに専念したら、「萌2」に辿り着けるのかもしれません。
こちらの御本には、
チャラ男×御曹司の【紳士と野良犬】
年下秘書×アラフォー社長の【絡み合う視線】
20代後半駅員さん×30代後半会社員の【真夜中のメロディ】
の3作品が収録されてます。
私、年下攻至上主義なので、特に年齢を明記してない表題作も年下攻と思っていいのかな!と思いつつ読みました。
で、タイトルの
『ひとりリバ*年下の悪い男にオトされるアラフォー社長』
ですが、真ん中の【絡み合う視線】ですね。
正直、社長(元(?)攻)が他の子とあからさまに絡んでいるシーンはないので、そこまで
『うわあぁ!こんなかっこいい攻さんがスーパー攻さんにオトされちゃったYO!!』
ってほどの萌えはないんですが、
秘書さん(攻/短髪×メガネ)がですね…なんかもう悪い男!
仕事はバリバリこなすけど、
ゲイバーでは社長好みの可愛い男の子を片っ端からかっさらってお持ち帰りしまくり、
じわじわと色気で社長さんを侵食しつつ、
とどめにはどっちの方が上手いか勝負しましょうみたいな。ホテルで社長さんの目の前でホントに男の子抱いて見せちゃったりするわけ。
(でその××も乾かないうちに今度は社長さんを ゴホゴホ いや私なんちゅう下品な言い回しを)
その秘書さんの色気に社長さんついにオトされちゃうわけなんですけども、
秘書さんがどういうきっかけで社長さんを好きになったのかが語られないので、
たとえば定番の、学生時代やさぐれていたところを社長さんとの接触で立ち直って、そんでずっと追いかけてきてました!
という純愛系もいいな、と思いつつ、
いやむしろ実は
すべてが罠。
すべてが演技。
愛なんかない。
社長さんはただオトされただけ。
とかいうのでもいいなあ。ウフフ。とか思っちゃったりして、別の御本にも社長さん出てるようなのでそっちで語られてたら私赤っ恥\(^o^)/ とか。ゲホゲホ。
3本とも、とある1軒のゲイバーを通してつながった世界のお話なので、別のお話のカップルが、別のお話にちょこっとゲストで出ていたりするのが可愛かったです。
王道といえば王道なのですが、
私には、これといって、萌ポイントがひっかかりませんでした。
初体験だという受とゲイバーで出会い、一夜を共にしたところ
攻は、気にいったため、再度会いたいと伝えたところ
受にとっては、家の決めた婚約者と婚約する前に
1度だけ、自分の性癖を確認したかっただけであり、
もう会わないといわれてしまう。
攻のことが気になるけれど、
御曹司としてのレールを守っていこうとする受と
それでも好きになってしまった攻の物語。
う~ん。王道といえば、王道で良いのですが、
もう1回読みたいなとは思わない作品でした。