snowsheepさんのマイページ

レビューした作品

女性snowsheepさん

レビュー数0

ポイント数0

今年度--位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

牛丼食いたい

以前年下攻作家さん、現花嫁もの作家さん、の魚谷しおりせんせいの作品です!

いやー、私花嫁ものってよくわかんないんだよな!(←もっと歯に衣をだな)
あと、年上攻も萌えないんだよな!(ごめんなさいごめんなさい)
とか思いつつも楽しく読ませていただきました!

お話は、インチキ占い師の託宣で、花嫁として白羽の矢を立てられた従姉妹を救うために18歳主人公が身代わりとして花嫁になるという場面から始まるのですが、
いくらインチキ占い師のたくらみを阻止するためとは言え、
18歳の同性の男の子に代わりに花嫁になれ!って嫁(候補)側の親族一同(?)の前で交渉始める32歳男ってどうよどうよどうなのよ。
大金持ちなんだから、16歳少女と契約結婚して→5年後離婚→慰謝料山盛り、位してやればいいんじゃね? 一体何がそんなに嫌なのよ。
と思ったけど、
そうか、なるほど攻様はむしろ最初っからゲイの人だったのね!(えっ)
最初に18歳少年を見た時に見初めてましたって奴なのね!(※違います※ 正しくはおまけペーパー『おいしい唇』で判明しますよ。ああ、牛丼食いたい)

しかしあれだなー…
大学進学して上京して、家賃やら生活費やらかかると思っていたのに、身元のはっきりした方との【同居】で費用浮いて良かったねー!
と純粋に信じているのに、実はその手塩にかけて育ててきた長男が実は夜な夜な凌辱を…
なんて、
私そんなご両親のことを考えると、かわいそうすぎていっそ笑えてくる……orz
(※そういう話ではなかった。良かった。)
花嫁ものなので、初夜はやっぱりあるんだけど、あとはふつうに同居しているうちに愛が芽生えてきちゃうふたりなので、痛いところはなくて良かったです。
(ちな、最後にはご両親も息子が文字通り花嫁さんになったことをナチュラルに受け止めてて、不思議な世界だと思ったけども、大団円ってとこなのかな)

しかしその攻様がね、なんかある時を境に突然花嫁さんに愛を表現するようになって、
それがもう唐突すぎて、当の花嫁さんまで「???」状態で、笑ったなー。
くさっても32歳、人生経験は豊富なわけで、そんな人がごくごくふつうの18歳少年にメロメロとかって、萌えないけど(←ひつこい)可愛いかもしんない。

あと、タカツキノボルさんの挿絵が麗しかったです!

最近めっきり花嫁作家さんになってますが、先生にはまた、年下攻もの書いていただきたいなあ…(切実)
出版社さん&せんせい、どうぞご検討よろしくお願いいたします\(^o^)/

全俺が泣いた…!(号泣)

【媚薬の処方箋】の番外編です!

泣きました……

本編では敵(?)キャラだった榛原(はいばら・本編時30歳)を主役に、彼の20歳~33歳までが描かれています。
この作家さんの本は初めて読んだんですけど、本編のあとがきで、普段は10代ばかり書いているというようなことを言ってらしたので、こう、全寮制男子校で登場人物総BLでキャッキャウフフな作品書いてらっしゃったりするのかな推測。(全然違ったらごめんなさい)
とか考えつつこの本読みましたら……

熱を持て余してゲイストリートにお相手探しに来る主人公とか。
自分より体格のいい男性のおちりを狙うゲイの方とか。
大学生ふたり×20代の3Pとか。
キャッキャウフフな10代どこ行った。

なんていうの、出版社というフィルターがない分、本編よりずっと文章が生き生きしているし読みやすいし、えっちシーンはえろかったです。

主人公の榛原が調香師という香りを扱う職業なので、随所に実在の香水が出てくるのも香水好きにはとても楽しく読めました。
心に大きな空洞を抱えた主人公が、最後に救われるというのは、やはり涙なしには読めませんね!

ちょこっと本編の主人公カップルが出てくるのもにくいです。笑顔。

尚、ネタバレですが、ここで胸熱なのは、結局なんだかんだ言って、榛原の(いわゆる)初めての男、ってあの人なんだー!って所でしたね!
個人的にはそういう設定あまりこだわらないし、まあ結果論なんだけど、あの長いゲイライフの中でねー。と思うと、ちょっと純愛っぽくて泣けた。
(※なにがどうなのかは読んでネ)

あ、当然というか年下攻です。
こちらから先に読む方もいないでしょうが、キャラのビジュアルは本編の方でちょこっと見られますよ!
機会があれば本編主人公カップルの方の同人誌も読んでみたいです。(こちらも年下攻です)

香水好きさんには楽しめるお話

あらすじ読んで、もっとこう、耽美的なお話かと思ってたんですけど(美しき調香師とかね。媚薬とかね。)いやいや、普通に現代日本が舞台の、ちょっと事件に巻き込まれちゃったりもする系の、元義兄弟の年下攻すれ違い再会もだもだLOVEなお話でした!

私香水好きなので、天然香料とか処方箋とか、そういう(説明的な)部分も興味深く楽しく読ませていただきました。

『元 義兄弟』という聞きなれない言葉の通り、再婚の連れ子同士で義兄弟になって、その後片親の死去によって籍を抜けて他人になって、そういう訳で『元義兄弟』のふたりの12年ぶりの再会から始まるお話なのですが、
中盤でその理由が明かされるとはいえ、別に籍抜ける必要なかったくね?だって未成年だったじゃん?
とか、他にもいくつか読んでていくつか突っ込みどころのあるお話だったんですが、

中断時期があったとは言え、実に小○生のときから両片思いとか、
攻は受が好きなのが自分の父親(※受の義父)だと勘違いしつつそれでも好きだったとか、
そもそも12年ぶりに再会して、ふつうBLではそんな場合、会わなかった間もずっと好きだった……がセオリーなのに、正直双方とも忘れかけてた(笑)とか、
ちょっとした設定に心躍りました。
(でもやっぱりねー、実生活ではやっちゃいがちなポカかもしれないけど、せっかく元弟にボディガード頼んでるっていうのに、何度も何度もボディガード放置(?)して敵陣(?)にふらふら行っちゃう受さんの行動ってちょっと大丈夫かこの人。とは思ったわね。)

年下攻には評価甘くなりがちな私ですが、実はこの作品には同人誌の続編があって、敵さん(仮)のお話なんですが、そっちにつながると思えばこそこの本も楽しめる。という、すみません逆転現象が……。

尚、封入特典(かな?)のサイドストーリー『誓いの方程式』は、調香師&探偵という職業ゆえに生活時間すれ違いのふたりの合鍵をめぐるお話でした。可愛かったです。

本屋さんBL

なんですけど、あくまでも主役は書店の日常で、
たまたまそこで働いてる人たちが男子同士でLOVEってたよ!
という印象で、
個人的にはそんなBL~萌え~ ってはならなかったです。
普通にまんがとして面白かった。
(これも年下攻だと思うんですけどねー)

業界の裏側ってこうなってるんだよ、
みたいなの大好きなので、本屋さんのお仕事ってこうなってるんだーといろいろ興味深くかつ楽しく読ませていただきました。
個人的には海外旅行のガイドブック買うときしか、もはやリアル書店さんにはお世話にならなくなってしまっているのですけど、
学生時代、本屋さんに日参してはいろいろ立ち読みさせてもらってたなあ…と懐かしく思い出しました。(いや、そのあと買ってたけどね!)

王子の帰還 コミック

ぢゅん子 

ダイエット女子におススメ!

世の中のダイエット系腐女子ちゃんは、
一家に一冊この御本を常備してダイエットに励むべき!!!!
モチベーション上がるよぉ~?(ウフフ)
だってな、あのチビデブ(※愛情込めてます)が努力に努力を重ねた結果、
あーんな王子様に変身して、
あーんな(元)王子様を手に入れちゃうんだぜ?
(ここで肉い いやニクいのは、あのチビデブ(※愛情 以下略)が原型です!ってBefore/After並べられた時に、ああ…確かにこの王子はあのチビデブ。と納得できちゃうビジュアルってことだ)

ということで表題作【王子の帰還】のメッセージは、
『為せば成る。為さねば成らぬ何事も』

尚、ここで素晴らしいのは、王子は元王子のおかげで生まれ変わったけど、
元王子も王子のせいで生まれ変わらざるを得なかった、ってとこですね。
高めあう相互関係。素晴らしいです。
(あ、当然だけど年下攻です)

夏に向けたダイエットのおススメ本としてご紹介しましたが(笑)
もちろん他の2本も秀逸で、
思春期の少年たちのセンシティブな情景を描く【メタモルフォシス】。
It's no use crying over spilt milk、水がこぼれたそのあとを描く【彼のとなり】。
それぞれに堪能させていただきました!

それにしても、手がセクシー。
唇がセクシー。
私この作家さんの本はこれの他にはエロエロな同人誌(テニス鳳宍)1冊しか持っていないので、もっとエロに特化した商業誌があれば、それも読んでみたいと思いました。

春待日和 コミック

桃月はるか 

今はやりのシェアハウス的な。

あれ…?
私表題作の【春待日和】(元バスケ選手で現運送会社社員×下宿の管理人さん)って、
年下攻だと思って読んでたんですけど……
他のレビュアーさんの記事にも作品情報にもそんなこと

一 言 も 書 か れ て な い。

あれ……???
表題作年下攻よね? そうよね? 違うの?
私の頭がくさっているだけなの……?
(いや、でも攻は白河『さん』って呼んでるしな。受は晴己『くん』って呼んでるしな。
うん、年下攻で間違ってないよ私!)

ということで、こちらの御本は収録作4本中3本、
実に75パーセントが年下攻の御本です!
Yeah!!
ネクタイに割烹着の癒し系管理人さん+まかない付きの下宿を舞台に3カップルと、
あともう1本は東京のイケメン有能リーマン×青森出身30歳リーマン。のお話。

個人的には下宿3本目
【待宵日和】
が好きで、大学の後輩の売れない役者×大学の先輩の会社員。のお話。
とにかくうまい具合にすれ違いすれ違いすれ違い。
5年ぶりの思いがけない再会と、年上の矜持で意地はって素直になれなくて逃げたの後輩のせいにしちゃって、でもそんな先輩を大きな心で受け止める後輩…!
いい子だなこの後輩君!(売れない役者の推定27歳だけれども…。)
こんなの弟に欲しい。

1ページ1ページ丁寧に描いてらっしゃるんだろうなー、というのが紙面から伝わってきて、好感が持てました。

手に職持ってる男ってかっこいいですな!

自動車整備工29歳と、そこの工場の息子高校生のお話です!
毎日機械油まみれ汗まみれで仕事している整備工29歳と、匂いフェチの高校生のお話です!!

さあもうこれ以上書く必要はないだろう!
読め!
本屋に走って今すぐ読め!!
(あ、いや、ここはちるちるだった、カートに入れて今すぐ買え、のが良いのか…)

ってなもんですよネ。ウフフ。

しかしそれにしてもこの受さんカッコいいんです!
一重でしょ、肉体労働だから腹筋割れてるでしょ、つなぎが似合っちゃってるでしょ、頭にタオル巻いちゃってるでしょ、(エンドレス)
つまり、手に職持ってる男ってかっこいいです!
サラリーマンも良いけれど、自分の腕だけで生きてけます、っての、いいよね……。
しかもそんな人がオトされちゃうのよね…。
なんというロマン。

そして年下ゆえにちょっとO BA KAな男子高校生。
クールなふりしてるけどいざとなると全然余裕がなくて押せ押せで、
友人にもらった媚薬を飲ませてみようかな。とするけどとっさに取り上げちゃって、で、これ、どうしよう。と思って自分で飲んじゃうとかなんという超展開。
素晴らしいですね!\(^o^)/

あと、書き文字がすごく可愛いんです!
ずっきんずっきん とか ガンガンガン とか擬音ね。
(…? こう書くとなんかあやしい音みたいだけれども)
そこだけパラパラ追っても楽しいです。

あと、ドイツ菓子職人と雑誌記者のすごく短いお話も収録されてます。
これも分かるわ、ギャップもえって奴ね。

それにしてもガトーさんとこの御本はいつもどれもデザインが素敵。
帯も秀逸でした!

やっぱり30代はオヤジじゃないだろ

(いや、この御本ではオヤジとか言ってないんですけどね…
某T&Bでいくらおじさんとか言ってても、30代はお兄さんだよ。
と御年39歳の某砲○投げ選手のニュースを見つつ思ったね。)

はい、ということで表題作の主人公は32歳サラリーマンの新山さんです!
この人、経歴がおもしろくて、元々はふつうにノンケで彼女もいたんですけど、
ごたごたした出来事があって、
で女面倒くさい…と思ってゲイの道に来たという…
しかも受けてます。
更に3Pとかやっちゃってます。
もともとバイの素質があったってことかなーと思うけど、恋愛なんかこりごりだ、で終わらないでゲイになっちゃうってずいぶんフリーダムな人だな!

恋愛も仕事も、いろいろ、どうでもいい感じで日々過ごしていた新山さんですが、
やっぱり愛されたし、愛したい。という気持ちがどっかであって、
えーと…落ちたら面白いな。位の気持ちでコナかけてたバーのバーテン(年上だと思ってたけど実は大学生!どんだけ老け顔だよ…ウフフ)に、逆にオトされちゃうわけですね。
平気なふりしてるけど実は傷を抱えている年上のお兄さんを、あれよあれよという間に引っぱりあげてきちゃう年下。って本当にいいものですね。
ノンケ同士でもないし、ゲイとノンケでもないし、なんか、不思議な印象のお話でした。

それと、大学のメガネ研究会(なんという俺得…。でもせっかくだから伊達メガネの方はもっと色んなメガネかけてほしかったなー)のお話と、
色鉛筆×鉛筆削りの擬人化のお話が収録されています。

複数作品が収録された御本だと、たいていどうしても好きな作品そうでもない作品が分かれちゃいますけど、こちらの御本はどれも等しく、楽しく読ませていただきました!

食っても太らないってマジ裏山!

↑それが…感想かよ自分……orz

甘いもの大好きな大学生・航(こう・受)は、幼なじみの親友・保高(ほだか)と同居している部屋にケーキ屋の跡取り息子である後輩樹生(みきお)を泊めることになって、

えーと…ケーキ食って食って食いまくるんですが全然太らないんですね。
本当に羨ましいです。
(そこから離れろ自分)

年下攻好きの私ですが、今回は保高(同い年)攻め推し!
ずっと好きだったけど、この関係を壊したくないから自分は親友ポジでいい…と何年も耐えてて、いや、もうほとんど昇華しかけるくらいまでになってたのに、思わぬライバルの出現で理性が!
とか本当に美味しいです。
こういう子には本当に幸せになってもらいたい。

…なので、描き下ろしは……正直わたし的には蛇足でした……
やっちゃってもいいけど、でも心はひとりのものであってほしかったです(泣)

あともう1本、トイレでのひとりえっちを見られちゃったフツメンとイケメンのお話。
が収録されています。

お兄ちゃんカッコかわいい

『恋姫』が素晴らしかったので、同作者さんのこちらも読んでみたのですが。
わたし的には微妙でした。

まず、
ショタコン教師と学生服を着たロリ少女(えっ)の幼なじみ愛【一途なの】シリーズ。
それこそ、好きになったのがたまたまロリ少年だっただけ、と言われたらそこまでなんですが、女の子みたいなのと付き合いたければ女の子と付き合えばいいんじゃないか。とどうしても自分思っちゃうので、…うーん。
あと、生徒に手を出すような教師、まとめてビク滝ちゃんにダイブしていただきたいと思ってるので自分……ううーん。

後半は、コピー機のリース会社の社員・熊木くんと、【一途なの】の受のお兄ちゃん(イラストレーター)のお話【わがままキッチン】シリーズ。
年下攻ですよね、Yeah!
カッコいいけど実は乙女なお兄ちゃん。COOLなふりしてるけど嫉妬で殴りつけちゃう位好きだったとか、カッコかわいいです!
小ネタというか、くすっと笑えるかわいいお話。

けど『恋姫』読んだ後なせいか、なんかそこまで心が震えなかったので……それがちょっと残念でした。