進む道は違っても、きっと一緒に生きていける。

るったとこだま 3

るったとこだま 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神11
  • 萌×215
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
11
得点
118
評価数
27
平均
4.4 / 5
神率
40.7%
著者
藤谷陽子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
シリーズ
るったとこだま
発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784041201107

あらすじ

優しい不良のるったと可愛いけど男前なこだま。順調に育っていくふたりの恋…と思いきや、進路の選択を前に微妙な距離が生まれてしまい…? 大ヒット青春グラフィティ、注目の完結巻!!

表題作るったとこだま 3

塁崎隆夫、受様の恋人で一匹狼だった元不良/るった
宮城こだま、明るく屈託のない攻様の恋人/こだま

その他の収録作品

  • (表題作なし)
  • きみがいたから
  • グラフティ
  • Only you
  • Waitz
  • リミット
  • ファンファーレ
  • こだまとるった I’m home 

レビュー投稿数11

か、完結!?

なんで完結なの!? そんな…そんなあ。・゜・(ノД`)・゜・。
このシリーズ大好きで、大好きで、毎回楽しみにしてました…
ついに完結と聞いて本当にショックでした。

なぜか、この話はいつまでも続くような気がしていたんですよね。
でも、よく考えたら、大きな敵?もなく、
ただ、るったとこだまがラブラブしてる話…
いつかは終るものでした(T ^ T)

本としては完結ですが、きっとこの二人はいつまでもラブラブな日々を送るでしょうね。そんな風に想像できる終わり方でした。

さて、本作では、るったにお友達ができますw
それで、こだまはぐるぐる。嫉妬とは違うと感じました。
やさしいこだまの独占欲なのかな?
とにかく、真っ直ぐなこだまの気持ちに涙が止まりませんでした(T ^ T)
るったが皆に受け入れられて嬉しいけど… という、どこまでも一途なこだま。ホントに可愛いです! るった、こだまを泣かしたら承知せんψ(`≡´)ψ

それと、海の家でアルバイトのお話が入ってます。
そこでは、こだまが告白されちゃいます。
その告白を断るときのセリフが/// \(//∇//)\
それで、るったはきっと現場をこっそり見てたんですね!
ホントに可愛いなあ!この、カップルは!

幸せな一冊!! ぜひご一読を!!!

4

完結

あぁもぉいいよ!神評価つけちゃうよ(ノ∀`)
最後のるったの言葉、もぉこれに尽きますな。
ほんと 畜生だよコノヤロウ。

前回は、楽しい学校生活及び~なお話でしたが
学年もあがり、進路について~のお話がメイン。
友達も増えて、学校にも馴染んで、進路を見出し始めた るった。
それはすごく良いことで、嬉しいことのハズ。
それなのに、この気持ちはナニ?
最初に好きになった人のほうが、、なんて言うけれど。。だけれども

こだまの葛藤~なお話なわけで
好きが大きく大きく育った、それが良くわかる作品。
なんだかんだで、最初からラブラブ~な二人な感じだったのですが
こうやって振り返ってみれば、やっぱり好きの気持ちは少しずつ膨らんで
それが好きから愛おしいに変わり、離れたくなくなる
自分の心の見たくない部分まで~なお話なのであります。
案外深いのかそうでもないのか。

卒業後~の二人。
これまた新婚さんでうれしい。
モノローグとしては、たいがいこだまがメインだったと思うのですが
最後の最後は、るった目線で~の光景が描かれていたのは
これまたミソだと思いました。
だってさぁ、もぉさぁ、好きな人に想われて
本当に、心のそこからの「幸せ」が溢れてる。
えいくそ。
面白かった!!

2

いい終わり方だった!

今までずっと読んでいて最後どういう風に終わるのかなーと思っていましたが、この終わり方は良かったです!

お互いがお互いのことを本当に思っているんだなーと、ちょっとした仕草や言葉、表情から伝わってきます。
藤谷先生はこういう描写がとても上手だし、すんごい好きだなー^^

これから先、年を取るごとに色々な問題にぶつかるかもしれないけれど、この二人なら乗り越えられる、そしてずっとお互いがお互いを愛し求め合って暮らしていくんだろうなと思えるような最後で大変満足です。

1

分岐点を迎えて

ルームメイトになったことから恋が始まった、不良のるったと真っ直ぐなこだまのお話の3巻です。とうとう最終巻になります。好きなお話なので、終わるのがもったいないと思ってしまいます。

今回は、今までは寮が同室で傍にいたけど、卒業を間近に控えてこれからどうするのかという問題が、2人の間に立ちはだかります。

るったが大学進学で、こだまは就職で。
離れても大丈夫だと思うけど、他の友達と仲良くしてるるったを見てると、不安に襲われるこだま。
そうです、珍しく今回は、こだまが不安になっていたのです。
好きだから嫌われたくない、離れたくないと悩んでるこだまにキュンとなります。

もちろん、そんなこだまに、るったが気付かないはずがなくて。こだまの気持ちを受け止めて、「こだまも夢も手放すつもりはない」と言い切ったるったに感動します。
こだまと出会って教師になる夢を見付けたし、自分が一番居心地のいい場所を見付けたし、るったはこだまと出会えて本当に良かったです。それはもちろん、こだまも一緒だけど。

結局、卒業後も一緒に暮らすことになった2人。楽しいことだけじゃなくて、切なさや苦しさも乗り越えてきた二人だし、これからも幸せに暮らしていくんだろうな~と予想できる結末が嬉しいです。

3

とてもよかった

るったとこだま、最終巻となりました。

最終巻を読み終わって思ったのは、るったとこだまがお互いに出会えてよかったな‥ということです。
それまで一人で不良として怖がられていたるったと、転入生としてやってきたこだま。1巻はこの二人がふっついて、るったの恋が叶いこれから‥!という感じでした。
2巻はるったの舎弟が出てきたり、二人の仲が深まったり、こだまのるったへの想いが強くなったかな、と。

そしてとうとう最終巻。
進路というものは高校生カップルには最大と言っても良い壁ですね。もちろん二人も悩まされます。
こだまはるったへの初めての独占欲に悩んだり、わがままを言ってはいけないとか、るったの理想であろうとしますが、やはり想いは溢れてしまうものですね。

こだまのるったへの大きな愛を感じる巻でした。
るったとこだま、二人は進路は別々なものの、これから先もずっとルームメイトです。ルームメイトとという呼び名もきっと変わってきますね^^*

なんだか二人の男子高校生の3年間の恋愛とそれからを1巻から最終巻までで読めた気がします。
一緒に成長したような、ああ、こういう悩みもしたなあとか思い出すことも多々ありました。

きっと二人はこれから壁にぶつかったり、すれ違うこともあるでしょう。でも必ず別れることなくいつまでも仲良く一緒に笑って生きていってくれるはずです。

とても良い最終巻でした。

藤谷陽子先生ありがとうございました!!

2

どんな自分になりたいのか

本作は受様と出会うまで一匹狼と怖れられた元不良と
ごく普通の明るく可愛い高校生カプの続刊になります。

高校卒業後の進路を絡めつつ
二人の関係がより深まって行く展開です。

喧嘩早く腕っ節も良さから
周りからも浮いた存在だった攻様ですが

受様と付き合い始めてからは
協調性が育まれて皆にとけこみ
充実した日々を送るようになっていました。

そして迎えた2年生の2学期、
進路調査用紙を渡された攻様は
将来について改めて考えるようになります。

攻様は
実家や親戚筋の人間を毛嫌いしていた為
家に関わる事を避けていたので
未来の事など考えた事は有りませんでした。

しかし、ある日
攻様に懐いている後輩から受様が
パティシエ希望でフランスに行きたがっている
と知らされてプチパニックに!!

パティシエ志望でフランスに行きたい?!

初耳すぎた上に
受様の出した進路希望は「就職」記載だけで
パティシエの「パ」の字も
フランスの「フ」の字も有りません(笑)

受様にはっきり訊けない攻様は
悶々状態で自身の進路は白紙状態。

で、担任に呼び出されてしまいます(苦笑)

攻様のお家事情を知る担任には
とりあえず大学に行くのも手だと薦められますが
受様の事で手一杯の攻様は生返事を返すだけです。

そんな攻様に担任は常に
どんな自分になりたいのかどんな場所にいたいかを
目標にしろとアドバイスします。

5年たって成人した自分が
何をしているかは想像できなくても
受様を手放す事は出来ないだろう事は確かです。

それならば答えは簡単です。

日本との時差が7時間、飛行機で12時間でも、
フランス語が公用語でも…

攻様が出した結論とは?!

最新刊にして完結巻の本巻は
夏休みのエピソードから始まり
就職にからんだお話がメインとなります。

気になる上記のお話は
後輩君の早とちりによる誤解でして
パティシエ希望なのは
受様の女友達のお話だったというオチです(笑)

キチンときいてさえいれば…的な感じですが
友人同士でもこんな事って有りますよね?

そんなほのぼのとした雰囲気が
本シリーズの魅力なので
誤解が解けた後はラブラブあるのみ♪

悩みを解消した攻様は
将来について真剣に考えるようになり
後半は攻様は進学、受様は就職を目指して
それぞれが頑張るお話になりますが

女友達の恋を応援したり
攻様のバイト仲間に
受様がちょっとヤキモチを焼いたりと
浮き沈みポイントはしっかり抑えつつ

冬を乗り越えて卒寮して
新しい一歩を踏み出した所で終幕となりますが

この2人なら今後の山も谷も一緒に悩んで
乗り越えて行くんだろうなって感じで
とっても楽しく読み終えました♪

今回は二人のラブラブシーンが
結構いっぱいでBLぽかったです。
藤谷作品なので激しくはありません(笑)

刺激を求める方には
か・な・り・物足りないかなとは思いますが
BL初心者さんにはぴったりなお話です。

本巻はカバー下にも
藤谷さんの描き下ろしがありますので
チェックお忘れなく!!ですよ。

なので今回は
お話はほのぼの系でもH度数はモロ高めな
おあいれびんさん『男の子だもの!』をご紹介します。

1

思いが充溢したんだね

萌え心を沢山感じさせてくれたこのシリーズもこれでファイナル~
男の可愛さを惜しみなく堪能させてもらったシリーズでしたよ。

二人もいよいよ進路を悩むシーズンに突入なんです、でもなんだかこだま君が
らしからぬ感じで不安に取り込まれてる様子
そして男に磨きをかけたるったも進路を悩み始める
でも今回は成長のあかしか、るったの方が一足お先に未来を見つめはじめる
これも全てこだまと出会い、こだまに影響されながら良い成長をした結果かも
でも、こだまは何故か未来が見えていない、それは先に好きになられて
案外落ち着いて付き合ってきたこだまが初めてるった以上の思いを自覚したから
お互いに離れてしまうのではないかと言う漠然とした不安、
昔は単純にるったに仲間が出来て放せる友人が多くなっている事に喜んでたこだま
でもいつの間にかそんな姿を見て素直に喜べない自分に嫌悪
独占欲なんて思いに悩まされ、るったに嫌われたくないと・・・

二人の思いが数年の付き合いでどんどん熟成してきたんだなぁ~って感じなんです。
好きだから不安になるし、今までのような付き合いじゃなくなる不安
別々の進路の事で悩んで心細くなる
恋愛って切なくも苦しい事があるんだよねって実感する内容でした。
でもそんな気持ちがあるからこそ、乗り越えた時の幸せもある訳で
ラストも幸せがにじみ出てるようなストーリーでした。

1

かわいい!!に尽きる

ついに完結ということで、1巻から入手して読みました。

街の不良だった?るったと、高校の寮で同室のこだま。
ついに高校3年生ということで、進路が分かれるとき。
もちろん2人は、ずっと一緒にいたいと思うけど、
こだまは就職、るったは、大学進学。

進路が分かれることへの当然の不安が生じます。
でも2人なら大丈夫!

楽しかったのは、卒業後の2人も描かれていることです。
ずっと幸せでいてほしいと思わせてくれる素敵な2人でした。

1

これから先を想像させるラスト

少し前の作品ですが、高校生の揺れる想いが表現されていて
素敵なストーリーだと思いました。
1巻から3巻まで通して安心して読める作品でしたが
特に3巻は、3年生になってそれぞれの進む道を模索し始めたあたりから
相手に対する気持ちと、これから生きていく自分たちの将来を
両方考えて、悩むところが非常に人間らしくまた高校生らしくて
ストーリーに引き込まれました。

好きな人と離れたくない、自分や大切な人の将来を考えた時に
何を優先し何をあきらめ、何を信じどう歩んでいくのか・・・
誰もが一度はぶつかる問題に、同性を愛してしまった主人公が
何をどう選択して前に進んでいくのかすごく楽しみでした。
大好きな人といつも一緒にいたい、独り占めしたい
信じているのに不安になる・・・
そんな高校生の揺れる気持ちがとてもよく伝わりました。

不安な気持ちを自分だけでのみ込んでいても
もっともっと不安は募るばかりで、全部を吐き出すことで
また一歩前に進み二人で未来を開いて行こうとする、るったとこだま。
1巻からるったがどんどん男らしく成長し
こだまのことを誰よりも大切に愛していく様子に
ちょっとうるっとし、こだまが羨ましくも思えました。

高校を卒業した二人が、進む道は違ってもまた一緒に暮らし始め
幸せいっぱい。
Hシーンもさることながら、生活感あふれるラストはとても暖かい気持ちになり
るったの「・・ああ畜生、しあわせだ」という最後のセリフが
すべてを物語っていました。

こだまは就職し、るったは大学に進学一緒に暮らしていても
それぞれの生活がそこにあり、新しい環境の中でまた新しい仲間と出会い
ここから先またいろいろと誤解したり、いらぬ心配をしたり
何度ももめたり喧嘩したり、我慢したり理解し合いながら
また、愛を育んでいっちゃうんだろうなぁ・・なんてつい考えてしまうような
描かれていない二人の未来を想像させ、
いつまでも二人を見守っていたくなるような
そんなラストでした。

1

完結巻

◾︎塁崎隆夫(るった)×宮城こだま
3巻も出てるのにちるちるの評価はそんなに高くないんですよね〜なんでだろ?
こだまがぐっと男らしくなってきました。あともう少し背があれば、こだまとるったも有りだな笑

2巻後半以降るったの成長物語感が強くなりました。社会適合物語というか。家族との確執というのも、そんなに重くなく、高校生らしい反抗止まりだった気もする。その辺、あとがきにも書かれてます。
3巻中盤からはこだまの成長物語かな。20代中頃ぐらいまではお互い世界が広がるのを止めるのは難しいし、いちいち嫉妬してるわけにもいかないと思うけど、複雑な気持ちになるこだまは可愛い。
高校生から大学生になる不安を丁寧に描いてるので、もっと読まれてもいい作品だと思うんだけどなぁ

0

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