fiona0109
オリジナルの「鋼の錬金術師」は読んだことがありません。
最初に作者さんからの断りがあって、「超過去捏造です。ロイを勝手にいじくっています」とあるので、この作品でのロイの過去は九號さんのオリジナルなのかな?
幼少期とイシュヴァールでの戦いの経験が大きく覆いかぶさっていて、シリアスな内容となっています。
エドはイシュヴァールでのロイの働きについては知らないようで、ロイの部下たちがロイが任務で冷徹になることを色々と話しているのを立ち聞き、思わずその部下たちに突っかかってしまいます。
喧嘩になった理由をロイに問われても言おうとしないエド。ただ腹が立って仕方がない。
BL的な要素もあるんですが、2人(特にロイ)の精神面の方に重きが置かれている作品だと思います。
錬金術師だからこそ背負っているものの重さがあり、エドも形は違うけれども同じ重さをロイと共有している、というお話だと思います。