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nanmi ryuusuke no gouman na seisan
存外こういうの好きですwww
ヤクザものが好きってことじゃないのですが、今回比率ヤクザ多めな短編集。
>>南美隆輔の~
ムショに入る前、「欲しいものはあるか」の答えが、顛末でしたねw
最初からねらっていたのかと思うとなんだか胸が高鳴ります。
小さい頃から一緒にいた相手。
どんな形であってもそばにいたいと戻ってきてしまった場所。
手に入れたいものは同じだった。
最後のハッピーエンドがなんだか沁みたo(TヘTo) くぅ
「俺が飢える前に~」の台詞にキュン。
>>愛で縛ればいい
受・・・・ま・・魔性ですか((((;゚Д゚))))
幼心な序盤から、大人になっての~まで。
こっそり他の男を銜えこんでるとか・・・・
人生の背景が背景なのですが、あまつさえ執着の果てに~
気が狂ってでも求める愛。
一度は体験してみたい・・・かも
>>殺め川戀の道行き
おぼっちゃんが、落ちぶれて娼館におめしかかえ。
よくある設定ですが、娼館とか、楼閣とか、非道な責めとか
萌えます(*´∀`*)スイマセンw
そこで再会したのは、いつか自分が求めた相手
失って心をいためていた相手。
憎んでいるに違いない、だからこんな行為も・・・・・
一度くらいは客をとらせてやってもヨカッタノニ(酷
ハッピーエンドです。
攻が他の男とまぐわっているのを目撃してしまう場面。
このどうしようもない受の衝動。好きw
>>言うに言えない
いつかかならず、これ迎えにきちゃうんだろーな。
死して再会とか悲しい結末は考えない(´;ω;`)
>>リトルウィング
「兄さん、兄さん」と求めて泣く受をだくほどに
なんか愛おしくなっちゃったんだろうな~とジワーと感じました。
や、うん。なんか、そうも一途に好きになって苦しんでいる受って
すごく愛おしいものに見えてしまう。
一途で健気な子が好きなだけなのだけど。
くわえてちょっぴり不憫だとさらにまる。
トータル。
ちょっぴり重めな話が多めなのですが、
ほどよい重さと、悲しさに加えて。
幸せエンドな締めくくりなのがすごくバランス良です。良作
『リトルウィング』
孝一と悠二、京一と隆二で、それぞれ別々の兄と弟を想いながらの
「好きだよ.... ゅーじ...」だったんですね。
それを知って読むと、ヤクザ京一兄さんの表情、心抉られます。
あとがきと、ぴえぴえ3号さんや茶鬼さんのレヴューがなければ気が付きませんでした。
ヤクザ兄が弟を回想する絵とかを安易に出してこないところが、またニクい(でも、それがないから、このマンガだけじゃ気付かないよ~!)。
深井先生の作品、今どきのフワフワ雰囲気BLマンガとちがって、ホント、
ストーリーに手が込んでて、たまらない。
BLに何を求めるかは人それぞれ。ほかの方も書いていらっしゃる通り、この1冊、どれもけっこう死人が出たり題材もダークだけど、どのお話も希望の光が差し込むエンディングなので、私の読後感は「晴れ」でした。
ヤクザだったり、貴族だったり、遊廓だったりしますが、ざっくり括ると、主従ものです。
対等でない関係にこそ萌えるって感じでしょうか。
深井さんの作品って、大体に於いて主従って言うか、身分違いが萌えポイントですが、この本では設定がヤクザだったり貴族だったりするので、特にそれが顕著になってます。
受けはあくまでも華奢で、攻めは大柄で男らしい体格。
年齢は逆転ありですが、その場合の体格差は人種の差で埋めて、胸の薄い華奢な受けは絶対キープです。
この、「胸の薄い華奢な受け」がメガネでスーツだったりすると、より一層萌える。
そんな感じで、大好物の大盛り盛り合わせ。
満腹致しました。
ヤクザもの3本、遊郭主従もの1本、外国主従もの1本の合計5本の短編集。
深井さん独特の、バッドを匂わしながらハピエンにこぎつける、周囲の人間が死んでいたりとか、決して軽いノリではない、深井節とでもいいましょうか、本領発揮のような印象を受けます。
実のところ、こういう展開が嫌いじゃなくて、むしろ好みなので満足な1冊ではないかと。
表題はちょっと怖い執着愛かも?
親が組の顧問弁護士の関係で、小さい頃から色々と世話になっていたヤクザの男をずっと好きだった主人公。
組の会長の息子に襲われそうになったところを彼に助けられ想いが通じるという単純明快な組み立ての中に、彼等の過去や過去の想いが組み込まれて読ませる作りになっている。
若頭補佐・南美が好きで傍にいたくて弁護士になった理央。
しかし、その想いは実は南美のほうが強く、ずっと以前から理央を自分のモノにするために、そして彼を守るために会長と約束を取り付けていたという仕込みが。
一見シリアスなんだけど、一番ツボったのは・・・
組長の息子に襲われそうになって指まで入れられちゃうんですが、南美に助けられれた時、彼に「初めては南美さんがよかったのに、指だって自分・・・」という発言を理央が!?
アナニー?アナニーですよね?ww思わず噴き出した1コマ♪
過去は辛いものがありますが、全体を通せばそれでも甘い話デスv
『愛で縛ればいい』
これも執着愛で、甥×叔父の禁断愛という、激しくてドロドロの展開です。
祖父の愛人の息子でその血から隔離されている叔父・雪広に興味を示し、小さい頃から懐いていた甥の治。
彼等は肉体関係を結ぶのですがある日雪広は姿を消す。
雪広の尋常でない依存症が恐ろしいです!
ナレノハテは性奴隷として監禁されること。
彼にとってはそれが幸せなのでしょうが、囚われた治は果たして幸せといえるのか・・・
読む人によっては嫌悪をもよおす展開か?
『殺め川 懸の道行き』
親の破産で遊郭に男娼として売られた坊ちゃんがそこで調教師として再会したのは、元下男で仲好くしていた男だった。
遊郭というある種の閉ざされた追い詰められた場所の中で貫かれる主従愛は、恋愛に発展していく。
冒頭が身投げから助かる話で始まるので、すわ!バッドエンド!?と予想してしまうのだが、、結末として彼等に困難は多すぎるのです。
『言うに言えない』
英国(?)貴族の子息と、その近侍との主従愛。
これって歳の差が20歳近くあるはずなのですが、受けとなる近侍の若い事!
おやじ受けと呼ぶに呼べない(汗、、)
『リトルウイング』
これは「晴れたる青空」の中に収録されている話の関連作品。
ヤクザの男の方のその後の話になるんだそうですが・・・
作品を引っ張りだせなくて、どの作品だったのか思い出せないのですが、ひょっとして「僕はあなたの犬だから」でしょうか?
あれは禁忌兄弟モノだったと思ったので、、
今回、代議士の兄を犬のように慕う弟の秘書が、兄の命令で自殺を言い渡され、仕方なく飛び降りようとしているところ、ヤクザに止められる。
そして、そこで兄への想いを吐露して、、という展開になるので、ヤクザの男がこの弟秘書に心を動かされるということは、多分その話関連なのかな?という気が、、、
カオスの中から本を引っ張り出さねば!
端的にいえば、あとがきの深井さんの言葉通りヤクザ・ヤクザ・主従・主従・ヤクザな1冊。身分差バンザイ!
すべて2009年以降の雑誌に掲載された比較的新しい作品ですが、初期の深井さん作品を彷彿とさせる全体的にダークで痛くて重い雰囲気。
「愛で縛ればいい」はどうにもハッピーエンドとは言えないけれど、他の作品は明るい未来を思わせる終わり方でした。
絡みも緊縛・監禁・道具・人前などディープでダークなシーンが印象的すぎて、「言うに言えない」あたりはそこまでダークではないのに、なんだか全体的にはやっぱりダークな印象しか残らないw
個人的にいちばん好きなのは、「リトルウイング」
ろくでもない兄に秘めた思いを寄せていた弟が、兄に頼まれ自殺しようとしていた時にヤクザと出会うところからはじまる短編なのですが、痛くて切なくて、でも幸せなこれからを感じさせるED。
あとがきで、「晴れたる青空」収録作と関連していると書かれていたので、ひっぱりだして読み直してみました。「俺はあなたの犬だから」が、攻の過去の話ですね…。
もう因縁というかなんというか。さらにぐっとくるものがありました。
あまあまほのぼの主義の方には全くもっておすすめできませんが、重くて切なくて痛い作風が好きな方にとっては良作かと思います。
絵はあまり好きな絵柄ではないのですが、ストーリーに惹きこまれました。
ラインナップは、ヤクザ、ヤクザ、遊廓、子爵、ヤクザと、癖どころを揃えた感じです。他の方が詳しいあらすじは書いて下さってるので省きますが、多かれ少なかれどのお話もちょっと行き過ぎた執着や闇を抱えたキャラばかりなのですが、一途さや健気さの方が先にくる感じで不思議と嫌悪感はなかったです。そして最後はそのカプなりのハッピーエンドがちゃんと用意されてる。ちなみに私は、遊廓に売られた男女郎とかつての下男の話が、一番好きです。
凌辱シーンなんかもあるので、苦手な方は注意して下さい。
深井先生の作品は初読みでしたが、他の作品も読んでみたいと思える一冊でした。
出版社のあらすじ読んだ時には大丈夫と思ったのですが・・・とにかく重い作品。
覚悟して読んだつもりが、私にはハードル高かった作品。
コレで良かったの?と問いかけたくなるが、色々な愛の形があるからと思わずにはいられない。思わないと辛い。
絵さえ好みならいけると思っていたけど、読後の気持ちが重く痛々しい・・・。
絵が好みなので残念。
もちろん、この手が好みの方にはたまらないのでしょうが。
明るく、かわいい話が好きな方にはおススメしません。