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kamikakushi ryoukitan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ただしBLとは(ボウズラブ)なので問題ないのです。なんのこっちゃ(笑)
はー、やっぱり好きだわ、トジツキ節。この、ホラーでありながらミステリチックで、陰影の濃い、不思議な世界に入ったような感覚はなんともいえない。
感想は、BL目線でいきましょう。
【九十九ちやきが所属する祓い屋会社の社員寮は、その名も「神隠しの森」と呼ばれるところにあった。そこへ新しく、蛇ノ目白王丸という男がやってくる。白王丸はどうやら呪い屋の一族のようで…】
白王丸→→→ちやきです。白王丸のあれは恋というか、執着のようなものですかね。今まで誰にも気付かれなかった自分が呪い返しによって傷つけられ、初めて他人に認識されたと思い込み、ズブズブと執着していくという…。でも、キスもできないいくじなし。不満を溜めに溜めた白王丸がちょっとブチギレたときには、なんかとんでもないことになるのかな?と思ったけど、なりませんでした(笑)
蛇の目のこととか九十九のこととか、母親との関係なんかも、本当は設定を活かそうとすればもっと長くできるんでしょうけど、BLにならないから無理なんですかねー?続きが読みたかったです。
タイトル通り、祓い屋さんの寮が舞台の群像劇風BL。
BLといってもラブまで行っていない感じがありますが、物語として面白かった。
生まれつき見える性質の若者(男子)が集まる寮。
オーナーさんやリーダー格の人たちなどそれぞれのキャラがたってて面白い。
渋谷が舞台というように、雰囲気は最近の若者たちの群像劇。
主人公は、ちやきでチャキと呼ばれている、クールな坊主頭。
このチャキに惚れている、恨蛇の目蛇の目が同じ寮に住み込むことに。性質が反対の二人。蛇の目はアタックするけどチャキはとりあわない。
二人の関係が発展する前に物語りは終わってしまい、二人の出自や色々な伏線が回収されないままで不完全燃焼でした。
雰囲気がある作品だっただけにとても残念。続きをぜひ描いて欲しいけど、2011年の作品だしなあ。。
久々にトジツキ先生の御本を読みました。電子が出るまでに10年…出してくださって感謝。当時はこのタイプの絵柄の作家さん結構いたんですけど、今は殆ど見なくなりました。絵には流行があるなぁとしみじみ。
BL色は薄いです。となってくるとオカルト方面の濃さに期待するけど、それも一般漫画と比較しちゃうとちょっと物足りない。傘の女を白王丸があっさり消してしまうところは心惹かれました。描かれていない面白い設定が沢山ありそうで、1巻で収まる作品じゃないんだろうな。寮の面々も個性豊かで、彼ら一人一人との絡みでももっと展開できただろうし。なんとも勿体無い。
2021年8月、酷暑につき。
少しゾーッとするお話を再読。
はいいけど、昔に評価だけ入れてしまっていて萌確定になってしまった…
今読んでみると「萌x2」。
B系ボーイズ、ラッパー、スケーター男子などなど、が抜群にうまいトジツキ先生の面目躍如。
そんなボーイズが住んでいる裏原宿の「社員寮」が舞台。
何の会社?実は「祓い屋」なんです。
独特なバイブスと日常に溶け込むオカルト。
お祓いボーイズの1人がみんなの留守中に勝手にやってしまう「一人かくれんぼ」。
依頼主の家にある「長持ち」に憑いている花嫁御寮。
友人のラッパーのライブ中に起きるラップ音。シャレじゃなくての心霊現象ね。
梅雨時にチャキを待ち伏せる「傘の女」。
そういう怪異を解決しつつ、主人公のチャキと、同じ血筋でチャキを探してやってきた呪い屋一家の蛇ノ目の因縁が絡み合うストーリー展開です。
正直…
BLと言っていいのか。
蛇ノ目はチャキに執着していて、彼自身はその感情を「恋」と呼んでいる。
しかしその内情には怒りも恨みも復讐心も憧れも、色々な感情が入り混じって。
一方チャキは同僚としての行動は許容しているけれど、蛇ノ目の過剰な感情は一切受け付けない。
「傘の女」には実はチャキの秘密がある。
それが「視える」蛇ノ目は残酷に断ち切ってしまう!
このいきさつあっての続きをぜひ読みたいわけだけど…
本作の発刊は2011年、今2021年。
今のBボーイ系ファッションやスケボーの世界観をトジツキハジメ先生に描いて欲しいし、もっとBLのニオイも入れてみて欲しいし。
でもやっぱもう続きはないよね…
どっちかな。どっちでしょうね。
表紙の黒髪が蛇ノ目 帽子を被ってる方が九十九ちやき
ホラー要素ありでBLテイストな話でした。
蛇ノ目がちやきに執着してるんです。
出会ってすぐに好きだと告白しておきながら、蛇ノ目の中は真っ黒でした。
なんでかって?
蛇ノ目は片目を髪で隠している。
それは目が傷付いて見えないからで原因はちやきが蛇ノ目呪詛を跳ね返したこと。
それで、蛇ノ目はちやきがどんな人が気になり仕方ない。
最初は恨んでたけど、ちやきのことを殺してやりたいくらいに。
でも、ちやきが頭から離れなくてちやきのことを調べまくっていたら蛇ノ目の中でちやきは特別な存在に。
キスもエロもないけど
「ちやきさんはもっと僕に興味持たなきゃだめだよ」
って蛇ノ目のセリフに萌えました。
「僕の目をダメにしといて興味ないとかありえないでしょ」
蛇ノ目の部屋にはちやきの写真がたくさん貼ってある。
よくある、ストーカーのような感じで壁にたくさん。
蛇ノ目は攻めか受けかわからないな。
どっちかな。どっちだろうね。
蛇ノ目もちやきも蛇が先祖らしいです。
梅雨の時期になったら女の人がちやきの家の近くに立ってるんですが、正体は蛇で蛇ノ目がちやきと関わって欲しくない為かちやきを怒らせる為か殺してしまうんですけどね。
ちやきはお母さんに愛されなかったのでその人のことをお母さんだと思っていたのでちょっと悲しくもある。
出来れば続編希望。無理だよね。
続編は読みたいけど、エロなしキスなしでもBLとして楽しめたので神評価。
ホラーも結構好きだしトジツキさん好きだし、
こりゃ読んでみないとと思いつつ
あらすじやら表紙の感じから
絶対甘くないし切ない系じゃないと予想しながら読みましたら
まさしくBINGO!!w
でも、祓い屋のプロ達(全然そんな風には見えない奴ら)が
社員寮に住んでるとか、
祓い屋の真逆の人間、呪い屋がニューフェイスとか。
自分の呪詛を撥ね返した相手が男なのに恋しちゃったって!
そんな恋の始まりもあるのね…w
その時右目を駄目にされて、最初は恨んだのに興味を持ち、
調べていくうちに同族だと知り、どんどん惹きつけられた。
誰にでも優しいんじゃ特別じゃない。
呪っても恨んでも、それ以外頭にないくらいになって欲しい。
だから怒らせたくて、でも謝ってなんかほしくない。
小さい頃から、爪を噛むクセが抜けなくて、
誰かに自分だけをわかってもらいたかった。
九十九が、九十九だけが気が付いてくれた。
そんな蛇ノ目の粘着質な恋。
トジツキさんだもの、もちろんB-BOYスタイルです。祓い屋なのにw
そのちぐはぐ加減と、重苦しそうなのに淡々と進められるお話でした。
これで終わりじゃないよね…?
全然ラブが足りない!!本当に足りなーい!!
続いてるのかな?まさか終わりじゃないよね…??
(しつこくもなってしまうよ!)
でも最近こってりしたのばかりだったので新鮮でしたw
物語の内容もなかなか面白い
恋愛というよりは、お仕事がメインな印象を受けました。
蛇ノ目の好意というか執着というかが少し歪で私得でしたww
攻めはちょっと歪んだ人が好きという方は面白いと思います
ただ、蛇ノ目はちゃきに絡みはするものの恋愛面での内容は薄めかと…
雑誌を購読していない私には、「これは完結?それとも続くの?」と言った感じでした。
しかし、怖い(幽霊、妖怪)系が好きな方には、BL面だけでなく楽しめる要素があると思いますし、トジツキ先生独特の空気は味わえるので良いかと思います。
“祓い屋”たちの住む男子寮では、事件も珍客も日常茶飯事―――!?
クセ者ぞろいの祓い屋たちが織りなす奇想天外オカルト・ラブ!!
気のいい仲間たちがいれば幽霊なんて怖くない!
でも一番手強いのは、後輩からの告白!?
『だって、恋しちゃったんだもん'』
憑き物祓いのプロ“祓い屋”達が集う、奇妙な社員寮『神隠し寮』。
住人のちやき(表紙絵右手前、受)は、ある日入寮してきた新人蛇ノ目(じゃのめ 表紙絵左奥、攻)に、
出会ったとたん「恋しちゃった'」と熱烈に懐かれて大迷惑!
幽霊事件はお手のモノ。だけど今度の相手は一筋縄ではいかなくて・・・!?
個性豊かな面々と不気味な来訪者の騒動を描く奇想天外百物語!
根暗年下×年上男前ボウズといったカップリングでしょうか?
本当に個性豊かなキャラクターさん達が沢山拝めましたv
ストリート系というんでしょうか?Bボーイ系&スケーター系の人達やら、おデブさんやら根暗君(蛇ノ目)やらの集まりです!!
ちやきは祓い屋で、蛇ノ目は真逆の呪い屋です。
最近のトジツキ先生の作品(この作品も含め)は、我が道を進んでいますねvvv
個人的には、以前の作品には興味がなかったのですが、ここ最近の作品は大好きで、お気に入りの作家さんになりつつありますv
このままトジツキ先生には、この世界観を大事にして突き進んで行ってもらいたいですv
この作品は、続き物になるんでしょうか?是非、次巻を希望したいです!
読者さんの好みは選ばれると思いますが、普通のBLには飽きた!という方に、おススメしますv