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boulangerie no oujisama
契約から始まった関係かと思いきや…なお話です。
デパート勤務新人の花井は、部長に超人気パン店オーナーの王子(苗字です)の出店交渉の任務を任されます。それは、使えるものは色仕掛けでも、という非情なもので。
そして、今まで難攻不落と言われてたのに、なぜか花井には自分のマンションに来いと言ってくるのです。花井は、王子を落とせるのか…という感じのお話です。
実は2人が昔出会っていたとか、花井の存在が王子がパン職人になるキッカケだったとか、可愛い内容になってます。
おまけに、王子の溺愛ぶりが突き抜けてて気持ちイイし、花井をマスコミや部長から守った時には本物の王子様みたいでカッコ良かったです。
ちなみに、出てくるパンが美味しそうで、読んでる間パンが食べたくて困りました(苦笑)
王子様のようにキラキラでしかも凄腕のパン職人に対して出店交渉をさせられる花井咲也。
花井には昔別れた恋人がいる以外は人に好かれたことはなく、愛された経験がない。
ところが花井はその別れた恋人の面影を王子に抱いてしまった。
その恋人も昔公園で佇んでいた僕にパンをくれたっけ。
…ということになると結論はまぁ、ミエミエなわけですが、それだけではないのがこの本の面白い所。
個人的にはとにかく話に絡んでくる部長の存在が面白かったのです。
過去のトラウマもあってデパートに拘る花井に付けこんでるのと、自分が必死なのもあって「色仕掛けでも王子を落とせ」などといいながら、実際に付き合いだしたら「スキャンダルになるから手を引け」とか言い出す根っからの小心者。
そしてその小心者でありながら部下に対しては圧倒的な圧力を持つ。でも見た目自体はおっちゃんワンコなわけです。
こういう主人公を窮地に追い込むキャラって悪人面が多いんですがこの人そんなに悪い顔つきじゃないんですよ。そこがね、新鮮。
みんながみんないろいろぐるぐる考えて頑張ってるんだもね。
表紙のイラストに惹かれて購入。
デパート同士で出店争奪戦が起こるほどの人気パン屋のブーランジェと、デパート勤務の下っ端社員の話でした。
表紙のクオリティとは裏腹に、本編は黒目がしっかり描き込まれている顔とそうではない顔のギャップが別人のレベルで、慣れるまで戸惑います。
初対面と思わせてメインのふたりは実は…という運命と再会ものでしたが、気になることがたくさんあってうまく物語に入り込めませんでした。
開始早々「カラダを使ってでも契約を!」と言う上司に引いていたのに、早い段階から契約よりも「ブーランジェを落とす」ことが目的にすり替わっていることに違和感。
後半ではその上司が「まさかカラダの関係では…」みたいに心配しているのも不思議でした。
上司から圧力のかかった強制枕営業なのに、追い込まれた主人公が思い浮かべた選択肢が「①悪魔と契約する ②契約できなくてデパートをクビになる ③悪魔と契約したけどバレたらデパートクビになる」で理解がついていかなかったのですが、ここの「バレたら」って「会社に」ではなく「世間に」という意味だったんですね。分かりにくくて後半まで違和感でいっぱいでした。
もうひとつ、従業員から「ブーランジェは愛する人を笑顔にするためにパンを作っている」と説明された主人公が「ブーランジェには好きな人がいる!」と傷つく場面では、「愛するひと」=家族や友人ではなくて「好きな人」という発想についていけず、主人公がショックを受けて盛り上がる間、傍観してしまいました。
種明かし後の「手紙」のことも、たまたま公園で会っていただけなのにどこに手紙を出したの?もしくは誰に託したの?と考えてしまって、感動できなかった…。
感情の流れや設定がわたしには突飛すぎて、置いていかれることが多かったです。
テーマとしては「自分が夢を追うきっかけになった運命の人との再会」で、主人公たちの過去の出会いやそれぞれのバックグラウンドはしっかりしているのに、細かい設定がうまく作用していないという印象でした。
パン職人で超有名な王子様
そのパン屋出店を依頼している
デパートは数多くある
そのデパートの一つに務めている新人社員のお話です
デパートの上司からどんな手を使ってでも王子様をおとせと
命令??される・・
こんな感じですが
実は、2人は昔知り合っていたという過去思い出つきでした
自分の作ったパンで食べた人が笑顔になれば良いと思うきっかけを作った出会いが元という
ラブリーなお話でした
おまけ的なチビキャラの漫画はとっても可愛いです
「ブーランジェリーの王子様」
王子悠也のつくるパンを星空デパートの目玉にしたいということで、花井はどんな色仕掛けを使ってでも王子に近づくように命じられるのです。
ブーランジェの王子と称される王子ですが、やはりどこか気むずかしいところがありそうです。そんな中、花井だけが王子に近づくことを許されるのです。王子の方も積極的に花井を部屋にあげたり、キスをしたりと何とも積極的です。
王子がなぜそこまで積極的なのかも読んでいくうちに分かるのですが、直接的な愛情表現が萌です。
「無敵の店長様」
王子のお店で店長として働く紫月と、彼のことが好きで堪らない高宮のお話です。
高宮は日本人なのに、直情的な「好き」を繰り返すのですが、紫月はいつもそっけないのです。高宮は普段、犬のように見えるのに、体の場面では何だか猛犬に見えました。紫月はストーレートな愛情表現も、甘い言葉もささやかないけれどしませんが、高宮には大切なものをあげたようです。(笑)