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amai mizu
メイン二人がSITに所属する刑事なので、事件が起これば緊迫した空気にもなるが、全体的にはコミカルな雰囲気だった。独身寮のわちゃわちゃした賑やかさが男所帯のそれっぽい。
平河寮シリーズは初読み。他の作品を知らなくても問題なく読めて良かった。
最初のうちは、二人とも好きになれなかった。
遠藤が神宮司に嫌な態度を取る理由が、驚くほどくだらなくて子供っぽくて。
神宮司は知らない同僚をかばって罪を被ったけど、代理で出頭する自称犯人を逮捕して事を納めることについてどう思っているのか訊いてみたい。
そんな感じで好感度は低かったが、ゆっくりじわじわ印象が変わっていった。
遠藤は信頼した相手には心を開けるし、人の話を聞かないわけじゃない。食べ物に釣られ、快楽を積極的に求めていく無邪気さも良い。過去の出来事からくる刹那主義が変わっていくところを見たいと思う。
神宮司は遠藤相手にくじけず頑張れただけですごい。付き合ってからの方が心労が絶えなさそうな相手なのに……と思うと応援したくなっていた。
事件の捜査や突入シーンは描写がしっかりあって面白かった。訓練なんかも興味深い。ただやっぱり法律も捜査手法も背景も時代の流れで変わる点が難しそうな感じ。現代ものの宿命かな。
ラストは肉体的にくっついたけど、精神面ではまだまだこれからっぽい。この二人がどうなっていくのか、とても楽しみ。
一番好きだったのは篠口。悲しい過去があってどこか影があって思わせぶりな態度と意味深なセリフと。もうちょっとで主役カプを喰う勢いだった気がする。篠口メインの作品もぜひ読みたい。
わ〜、なんかもう最高でした。。
強い受け(肉体的・精神的に)大好き×刑事ものということで、どストライク!な作品✨
攻めも寡黙口下手攻めで格好いいんですが、この作品の魅力はやっぱり受けの遠藤です!!(個人的見解)
美人で気が強くて体も鍛え抜かれてて本当に強いんですよね。
そんな遠藤が抱える、普段は見せない脆さ…学生時代にテロで両親を失うという壮絶な経験を乗り越え、SATやSITで活躍する現在。
「猥談はできるけど、恋愛話はできない」「無意識のうちに精神的な支えを作らないようにしている」という先輩・篠口の遠藤評が切ない、、
思いがけずピンチを救われ興味本位もあり体は繋いだものの、まだ神宮寺に対し心を完全に預けたわけではない遠藤。
そんな遠藤をドン!と構え、優しく頬を撫でる神宮寺の男らしさに「どうか幸せになってくれ…!」と願わずにはいられません。
2011年の作品ということは、今からもう13年も前の作品なのですね。
全く色褪せてない…
素晴らしい作品にまた一つ、出会ってしまいました。
たまたま知ったこちらの作品、執着攻めが好きで高評価なので読んでみました。初読み作家様です。
シリーズ2冊目ですが前作未読でも大丈夫でした。
警察組織内の物語ですが、初めからかなり硬い文章で驚きました。硬派な警察小説という感じです。その合間合間にBL要素が挟まれます。
受け視点と攻め視点がかなり短いスパンで交互に入れ替わり、二人の心情がわかりやすく描かれます。
特に攻めの神宮寺はクールな外側から想像つかないような、受けの遠藤への長年の強い恋慕が伺えてとても萌えます。クールな顔をして心中は片思いでグルグルしてるのがかわいいです。
警察内(SIT)についてかなり詳細に描写されており、事件も起きてシリアスな展開もあります。
硬いお話の後の、後半の初めての濡れ場の場面は、描写が詳細でとても官能的でした。
遠藤は過去に背負うものあり、普段は男前で、かつちょっと空気読めないとか、とても多面性のあるキャラだなと思ったのですが、それが濡れ場になると艶っぽく誘ってくるのが、またギャップでとても魅力的です。
本編の最後、二人の気持ちが少し寄り添ったようなシーンではキュンとしました。
BL小説としては、少し糖度少なめと感じる方もいるかもしれませんが、私は警察小説とBL小説、両方の側面が楽しめてとてもよかったです。
ちなみに書き下ろしの「Aqua Dulce」は、その名の通り高糖度の甘っあまで最高でした〜♡
まだお付き合いには至ってないので、今後2人の関係がどう展開するのか楽しみです。2巻も必ず読もうと思います♪
北上れん先生の挿絵はイメージぴったりで良かったです。巻末に数ページ、スーツ姿の2人のイラストが付いていて最後まで萌えました〜。
天使のささやきの続編、平河寮シリーズ2作目です。
前作天使のささやきで生意気なSAT所属だった遠藤がSITに異動して1年後、同じくSATから異動してきた神宮寺が同じ平河寮に入ってきた。この2人、年は同じだが学年は1つ違いで神宮寺は遠藤が気になる存在なのに過去の誤解から遠藤に完全に嫌われてしまっているという不憫な状況。
当たり前といえばそうなんだろうけど、かわい先生警察の取材や過去の事件などもしっかり調べておられるようで、SATとSITができた経緯や担当した事件なども分かりやすく書かれていて、警察のことが分からなくてももちろん読みやすいお話になってます。
遠藤は大学生の頃にハイジャック事件で両親を亡くしていて、当時母親が入院していた神宮寺はその状況の過酷さを僅かなりとも分かる状況にあって、そこから警察での再会(遠藤は神宮寺のことは知らない)からの誤解を招いた過去の事件。でも神宮寺は大学の頃から遠藤のことが気になってたんです。
そして遠藤はムードもロマンスも何も無い男(笑)。快楽に流されるような生き方なんだけど、やっぱりそれは両親を失ったことが大きく影響していて。そこも含めて神宮寺は遠藤を守りたいと思う。
遠藤が神宮寺に向けてる思いが恋情なのか、そもそも恋愛感情を遠藤は理解しているのかっていう所に関しては疑問もあるけど、たてこもり現場に突入する時に身を呈して庇ってくれた神宮寺にようやくその気持ちを理解できるようになったのかな、とSITならではのストーリー展開にアッパレです。
「墨と雪」を読んで神宮寺×遠藤カプに興味を持ったのでこちらを読みました。
黒澤×篠口カプも素晴らしかったけど、こちらのカプの方が親近感がありました。
そして先に「墨と雪」を読んでて良かったです。でなければ篠口のキャラがただ嫌な奴で終わってたと思います。
「墨と雪」を先に読んでても、こちらの作品では篠口のキャラは好きになれたかったですから…。その理由はやはり神宮寺のキャラの魅力に尽きると思います。
一気に好きになりました。不器用なところだとか、口が達者じゃない点も良かったですね。遠藤の背中を守る発言と実行力に痺れました。
何を考えているのかを悟らせない篠口よりも、表情や行動に出やすい神宮寺の方が遠藤にはお似合いだと思いました。
遠藤が篠口をそんな対象に考えられないのは、遠藤の野生の感なのではと思ってしまいました。なんたってずっと黒澤がいたわけですからね。www
遠藤さん、かわいいです。
細身だけど強いところ、空気読まずに発言するところ、ヤンチャ受けの良さを再確認できました☆
神宮寺さんのひたむきな感じがまた良いです。
そんな流れあり?!って思って読ませていただきました。
宮津さん、篠口さんなど、周りの人達がにぎやかで楽しかったです。
みなさんしっかりキャラが立ってて好感が持てました。
とくに篠口さんの底知れない感じが好きです。
2人のお仕事のストーリーもしっかりあって楽しめました。
これをきっかけにシリーズで読ませていただきました。
楽しく読んだのですが、受(遠藤くん)のキャラにハマれず…。
いろんな意味でめちゃくちゃ”男の子”だわ~という印象を受けました。
もうちょっと情緒が欲しいというか…、男子としてはいろんな意味で正解なんですけどね~。可愛いヤツではありますが、好みの受ではなかったw
本作では最後まで両想いになりきれてないところにじれったさをおぼえました。
神宮寺が遠藤くん大好きなのはわかるんですけど、遠藤くんのなかではそこまで感情が育ってないようにみえました。今まで不仲だった1つ違いの先輩後輩の誤解が解けて、それどころか実は神宮寺が中学生みたいに遠藤くんを意識しちゃってただけ、というところから、、”え、俺のことそんなに好きなの?”で、キスも嫌な気はしなかったし、信頼できる奴ってわかったし、試しにやっちゃう?的なノリに見えてしまいました。”一緒に気持ちよくなろうぜ!”、清々しいんですけどね。もっと後ろ暗い感じでもいいんだよ、遠藤くん。
とはいえ、神宮寺の遠藤くんへの恋心が尊くて、、これからきっと両親を失ったときに遠藤から欠落してしまったなにかを二人で補填していく、もしくは、それに代わるなにかを見つけていくのではないか、という期待のもてる雰囲気がいいな~と思いました。
あと、個人的に好きなベッドサイドトーク”どっちがどっち問題”。遠藤くんが、”今日は、どっちが入れる?”と聞いてくる一連の会話が好きなんですけど!”両方男なのに”ではなくて、”こっちめっちゃ気持ちいいから、お前もどう?”っていう優しさ?からの提言というところが、もう徹頭徹尾ブレないキャラだな~と思ってニヤニヤしてしまいました。面白いヤツ!
カラッとした強い受け(根は拗れてる)が無骨ながらに大きな愛情で絆されていくの大好きです!お前なら良いかって思わせる包容力を持つ攻め!!
なんといっても遠藤が!!美人、強い、強気、切れ者、義理堅い、さらに開けっぴろげで飄々とズケズケしてるいのに心に抱えるものがあり恋愛下手。で感じやすい!!最高か!
遠藤の逆恨みでギクシャクしていたけど、神宮寺の真っ直ぐさ、緊迫した任務で守って体現してくれたことで絆され、軽く誘っちゃうとか!ヤバい!!!色気ムンムンな絡みじゃないのにヤバい!!!からかい気味だったとこからの快楽追っちゃう姿!全てにおいて、神宮寺が、あーーもうっ!!ってなるの頭抱えたくなるほど分かる。
神宮寺は口下手な分、時折出る言葉がどストレートで刺さる刺さる!遠藤の奥底の不安を包み込んでくれる愛情深さ!命の選択を任されるほどになって感無量。体育会系恋愛下手な2人は微笑ましく、真に心を通わせるシーンは胸熱、事件はシリアス見応え抜群、ぎゅうぎゅうでした!
「甘い水」ってタイトルの意味を知った時は遠藤の儚さ寂しさと生命力も感じてギュッとなりました。執着しようとしてこなかった遠藤が未来を約束したい、神宮寺になんかしてやりたいって思えるようになったの良かった。バディものも好きで、オトコオトコの世界、アサルトスーツのカッコよさも沁みて、あ~こういうの好き!!が詰まったお話でした!!!
Kindle版挿絵なし。北上先生の描く男性が好きなので見たかった(泣)
SITとSATの区別すらよくわからなかった無知な私でも、最後まで面白く読めました。遠藤が人気なのは納得だけど、かわい先生の年下攻めが元々好きなので、神宮寺もかなり好きなタイプの攻め。受けへの尊敬や思慮深さが、なんとも言えず良い…。簡単には手出しできない相手への、抑えきれない想いがにじみ出ていて、キュンとしてしまう。
ある日キスをされたことで、神宮寺を意識するようになった遠藤が、戸惑いながらも徐々に惹かれていくという感じも良かったです。体の関係はラストまでないけど、そこで一気に萌えが爆発するので全然物足りなさもなし! 思わずニヤニヤしながら読んじゃった。
上司や先輩後輩など、脇役の面々もみんなかっこ良かったので、挿絵なしなのが心底悔やまれる。女性キャラが一切出てこないのもイイ!
ようやく恋愛が始まった、かも?というところで終わるため、すぐさま2巻を読まずにはいられない。続編もまとめての購入がおすすめ。
途中までは遠藤の神宮寺への思い込みと誤解からくる態度に好感が上がらず。
神宮寺が何をしても気に入らずカッコいいのもしゃくにさわるしで。
神宮寺も遠藤が気になって仕方ないのが途中から好きだからだと書かれるようになって。
しかし誤解の経緯がわかるとそりゃ誤解するわなと納得。
篠口さんの入れ知恵?で遠藤が神宮寺と段々話をするようになり、誤解が解けて神宮寺の恋情が伝わってからは読みやすくなりました。
事件で本当に神宮寺が遠藤を守ってくれて。
遠藤に欠けていた部分が神宮寺の男気と愛情で埋められていくようでしたね。
いきなりエッチも遠藤!なんで?と思いましたがトラウマ故に恋愛感情がわからない遠藤ながらも神宮寺を受け入れてみようと思えたんでしょうか。
ここまで読むと遠藤が愛しくてたまらなくなります。
辛い経験のせいで恋愛感情をシャットアウトして子供のまま、美味しい料理と快楽に弱く、でも一撃必殺の攻撃力を持ち、明るくてデリカシーがなくてズバズバつけつけ物を言って、とっても敏感で神宮寺からしたらとんでもなくエロいと。
最後の短編では神宮寺の必死の誘いに乗ってデートに。そしてホテルでしっぽり。
遠藤も神宮寺の愛情に心地よくなってきてますね。もっともっと包まれて欲しいなあ。
遠藤が神宮寺の想いと同じ想いを持ってくれるようになるといいなあ。トラウマを克服するか恋愛感情がわかり神宮寺との関係に幸せを感じてくれたらいいなあ。
天使のささやき→Zweiと読んできて、一番読みたかった甘い水です。
男前な寡黙ワンコ×強気美人で、すっごく好きなカップリングでした!
誤解から遠藤に嫌われてきた神宮寺ですが、遠藤を追っかけてSITに移動してくるワンコっぷりにキュンときます。
遠藤は天使〜では見られなかった一面(食べ物に弱く快楽主義)も魅力的な人物。
神宮寺が勢いで遠藤にキスをしてしまい、でもそれを機に関係が変わっていく様子が良かったです。
しかしながら、あんなに嫌っていた神宮寺とよくHする気になったな…と、遠藤の思考回路は理解しづらいです。
身を挺して遠藤を守り、そして「遠藤が死んだら泣く」という神宮寺の言葉があったからですが、よく抱かれる気になったな、と(^^;;
快楽主義な遠藤の体は素直で感じやすくって、猿轡でのHでしたが萌えました(*´Д`*)
神宮寺とセフレ以上恋人未満な関係になったところで今作はおしまい。
過去の辛い経験もあり恋愛感情に疎い遠藤が、今後どのように変わっていくか…2巻を読むのが非常に楽しみです(´∀`*)
こちらは好き過ぎて、以前にレビューを書きかけたもののグダグダになり、一度は断念した作品です。評価もかなり前に入れてました☆
萌え萌えに萌えたんですよねー。特殊部隊、美人受け、ワンコ攻め、惹きつけられて止まない要素で構成されてるんですもの、萌えないわけがなかろうー!な感じは今も褪せてません。
さて、かわい先生の「甘い水」は、警視庁特殊班捜査係、略称SITに属する精鋭の男たちの物語。寮シリーズの中の一つでもあります。
攻めの神宮寺は年下ワンコ、憧れの遠藤に中坊のようなことをやらかし、好きな相手から嫌われてるところから始まっているという不器用な奴。
受けの遠藤は美人で気が強く、能力高し。だけど、帰国子女ゆえか上司にも歯に衣着せぬ発言をし、上からは煙たがれているという・・、もう最高に魅力的な男なのです。
この上巻の内容をさっくりいうと、SITという特殊部隊の状況と寮での日常を縦糸に、不仲な二人(遠藤の方が嫌っている)が、距離の縮めて、命懸けで犯罪者が立て籠もるところへ突入し、濃厚に愛が芽生えるまでが描かれています。盛りだくさんです。
脇を固めるキャラも、後に「墨と雪」では主人公の篠口や、宮津先輩など、好感が持てていいです。
人間的な彼らがアサルトスーツを身につける男たちであること、ここが何ともいえない魅力になっているのではないかと思います。
ただ、タイトルの甘い水とは何なのか、それはまだ上巻では分かりません。
甘い水の意味を知ったとき、さらなる感動があるとお約束します。ですから、これから読もうとされる方には、上下巻揃えてから読まれることをオススメいたします。
何かシリアスなものが読みたくなり、手に取ったのが本作。
警察ものです。「天使のささやき」のスピンオフとのこと。
ホントはそっちを先に読むべきだったのね~(>_<)
本作が面白かったので、いつかきっと読む(`・ω・´)キリッ
さて本作ですが、かなり沢山の登場人物が出てきます。
それにちょっぴり難解な警察用語も。
心して読まないと、こんがらがってしまうかもしれませんよ~、念のため。
メインの登場人物は、神宮寺稔(攻め)と遠藤啓一(受け)の二人です。
同じ29歳ながら、学年は遠藤(受け)の方が1年先輩。
攻め受け双方視点です。
神宮寺(攻め)はすらりと長身(185cm)で、良い体格。新しくSATからSITに配属。
片思いの遠藤(受け)を追って、特殊班への配属を希望しました。
BL好きにはたまらない素晴らしい動機です(笑)
片思いは大学時代から。
ハイジャック事件後、偶然見かけた遠藤(受け)をずーっと忘れられずにおりました。
でも根っからのゲイではありません。
たまたま好きになった人が男(遠藤)だっただけで、実はノンケです。
ワンコ攻めで終始敬語は崩れません。あの最中ですら(笑)
良いです!敬語攻め!遠藤(受け)のことを大切に想っている感が伝わってきますもん。
対する遠藤(受け)は若干線が細く、年齢よりも若く見られがち。175cm。
1年前にSATからSITに配属。一撃必死の戦闘武術ムエタイを習得。
ですが、作中その技で格闘するシーンはありません、ザンネン。
頭は切れるのに神宮寺(攻め)への対応は大人げなく、ある誤解から毛嫌いしています。
こちらもノンケです。
そんな二人の恋の行方。
誤解が解け、徐々に神宮寺(攻め)に懐き始めた遠藤(受け)が可愛いかったです。
ある日、神宮寺(攻め)が放った一言。
「(遠藤が死んだら)俺は泣きますよ」
この一言が効きました。
遠藤(受け)の神宮寺(攻め)に対するかたくなな態度が崩れていきます。
徐々に柔らかくなっていくのが分かり、微笑ましかったです。
とはいえ、まだ「好き」までは行きません。
行かないものの気持ちのいいことが大好きな遠藤(受け)
最初のHは自分から「ヤってみるか?」と誘うのです。しかも、
遠藤(受け):「ヤるのかよ、ヤらねぇのかよ」
神宮寺(攻め):「・・・ヤります」
Hに至るまでの経緯や最中も、めちゃくちゃ楽しくって微笑ましくって萌えました。
一見デリカシーのない会話もまるで気になりません。
うん、遠藤(受け)のHだったら絶対こんな感じ!と妙に納得。作者様の力量を感じました。
でも、1巻ではまだ「好きになる」までは行かない、しぶとい遠藤(受け)なのでした(笑)
かねがね読みたかったんですが、やっと読めました~
getできた本を見るとなんと第三版!(しかも発売から2.5年あとに)
中古本をよく購入させていただいておりますが
BLで初版以外の本ってなかなかお目にかかったことのない私、かなりびっくりしました(笑)
そんだけ売れてんですね・・・
れん先生の挿絵たどりで到達していた本ですが、あまりの人気になかなか手に入らず
ようやくです!
まじで面白かったです。
大好きなファンタジーではないので、神評価はできないのですが、かぎりなく
神に近い萌2。
受けさん(やんちゃ・くっきりぱっきり竹割った性格 想像してたのと違ったー)が大好き!
1巻では、まだ硬い鎧(他人には見えない)に覆われてる感がありましたが
2巻で、忠実 大型犬(ジャーマンシェパードっすね)攻めさんにくるまれて どれだけ柔らかくなってくのか 楽しみです!
篠口もどうからんでくるのか、楽しみでしょがない!(え、もう一絡みあるよね?)
うーはやく読みたい~
らぶらぶあまあま とか 凌辱もの とか 超エロエロを期待されている方は
ちと違う と思われるかもです。
後、続きものでも大丈夫な方でないと。これは2巻読まずにいるのはなかなか難しいと思います。
警察ものの小説としては、とても面白く拝読致しました。
突入のシーンの迫力や誘拐事件の顛末など、この手の話が好きな私はワクワクしながら読んだのですが、BLとしては…心理描写、というか遠藤の心の動きがあまり見えなったのが残念です。
犯人確保のシーンで神宮寺に守られた事とかがきっかけだったんでしょうけども、あんなに嫌がってた相手にセックスを持ち掛けるって事はそれなりに心境の変化があったと思うのですが…その移り変わりをもう少し読みたかったなぁ。
2を読めばもう少し楽しめるのかな?と思ったのですが、2を読むかどうかは迷っています。
タイトルは「甘い水」なのに、甘くないwこれからどんどん甘くなるのかなぁ。
そのまだ甘くない雰囲気が良いなと思いました。
二人はSAT時代からの先輩後輩。
後輩君はSITへ異動した先輩を追って来るのですが、SAT時代のある誤解から微妙な距離感があってなかなか近づけない。
先輩の生い立ちが絡んでいて、「恋愛」ってことがあまりわかっていない先輩をなんとか頑張って攻略してく後輩君って感じでしょうか。
どちらもノンケなのに戸惑いつつも意外と思い切りが良くて漢らしいです。
男前受けが好きなんですが、個人的にはあまり今までにない感じの男前受けな雰囲気が素敵な先輩です。
まだ恋愛と言うよりは体だけの関係にも見えてしまう二人ですが、ラストは結構可愛らしくいちゃいちゃしてました。
あっ甘いじゃんw
2はもっともっと甘くなることを期待してます。
SITが出動する話はあまり重くもなく怖い目にもあわずさらっとしてます。
事件での活躍が二人の絆を強くしていくんだろうなぁ。
次はどんな事件で活躍するのか楽しみです。
当て馬?の篠口さんがもっと出てきても良かったのにって言うくらい素敵でした。
警視庁特殊捜査係・SITのお話。
今、二巻まで出ていますが今後はどうなのかなあ。
二巻でタイトルの意味もわかって、話は一応おさまっています。
ひじょうに続編を心待ちにしているのですが。
かわいさんの作品では多い、攻め受け両方の視点で進む作品。
受け視点が断然多いBL界ですが、わたしはこの方が攻めの気持ちもはっきりわかって好きです。
攻めの神宮寺は、SITの新人。
学生時代の偶然の遭遇から受けの遠藤に惹かれ、現在のSITへも前の配属先のSATへも遠藤を追いかけての転属。
受けの遠藤は、SATに引き続きSITでも神宮寺の先輩株。(一学年違いですが)
些細なことから神宮寺を毛嫌いしている、女顔に似合わずキツくハッキリ物を言う男。
それってば逆恨み?というような出来事が原因でひたすら神宮寺を嫌っていた遠藤なので、SATから引き続きSITでも顔を突き合わせなければならない状況にイライラ。
神宮寺の方はひたすらそういう意味じゃなかったのにと後悔しながらも、寡黙なのでうまく伝えられない不器用さ。
こんなふたりですからどうやってくっつくわけ?と思っていたわけですが、遠藤の性格がネチネチ系でなく良い意味でも悪い意味でもハッキリスッパリしているのでなんとか収集ついたのではないでしょうか。
やっぱり乙女でなくとも、体を張って自分を守ってくれた相手にはクラクラーっとしちゃうのでしょう!
そんな男前な遠藤ではありますが、中身はひじょーーに!ガキンチョです。
『おまえは小学生か!』と、わたしが篠口(SITの先輩)ならゲンコツかましちゃうかも。
小学生からまったく精神年齢は未成長ではないかと。
でもでーも、そんな部分が遠藤の魅力でもありますね。
気が強い受けというのはたくさんいますが、こういう遠藤タイプの受けは少ないのではないでしょうか。
ツンツンではなく、あくまでも男らしい体育会系で、こっちまでスカッといたします。
かわいさんの書かれる警察物全般に言えることですが、読んでいて、『これってあり?』と感じるような嘘臭ささがないのが凄いなといつも感じます。
警察は全容がまったく見えない職種ですから、フィクション部分も多いでしょうし、それが当たり前ですよね。
ただ、読み手にそれを感じさせるのはナシだと思うのです。
読んでいる途中でそんな風に冷めるのは、かなりガッカリしますので。
そういう理由だけでもこの本はオススメしたいです。
そして、北上れんさんのイラストが、もうもう!神です!!
漫画はまだ未読でイラストでしか存じ上げていないのですが、こちらの作品のイラストがあまりに素敵過ぎてー!
どうせなら『平河寮シリーズ』はみな北上さんで統一して頂ければ良いのに、それならまた買っちゃうのに!と勝手なことを思っております。
でも、本当に萌え萌えーなんです。
表紙だけでなく(もちろん表紙も超素敵)。
ああ、自分のボキャブラリーの少なさが呪わしいです。
北上れんさんのイラストがお話に合っていて最高です。巻末に3枚カットが入っているのですがどれも素敵で見惚れます。
この本は約2年前に出まして、ずっと読みたかったのですが値段の経過を見てからと思っていたらなんと2年も値段が下がらずということで
(自分のチェックしている範囲のことですが)
人気の作品なのではないかと思っています。内容については、この険悪な二人がどうやってくっつくのだろう??というくらいすれ違ってましたが、ちゃんとセクシーな展開になってくれて焦れましたが楽しく読めました。続きも早々に購入したいと思います。
『天使のささやき』にちょっとだけ出てた、遠藤と神宮寺の話。
遠藤を追ってSATからSITへ異動になり、平河寮に入った神宮寺。
SAT時代にささいな行き違いがあり、遠藤は神宮寺を疎んでますが、
実は神宮寺は遠藤の事が、ずっと前から好きだったんです・・・
口下手な神宮寺が誤解を解けずに、遠藤に冷たくあしらわれている様子は、
なんとも可哀そうです・・・
そして篠口に嫉妬して、思わず遠藤にキスしてしまい、激しく後悔する神宮寺。
後日、とうとう積年の想いを遠藤に告白します。
でも、それをきっかけに、少しずつ二人の関係が好転。
そして、ある政治家の拉致事件で、神宮寺は完全に遠藤の信頼を得る事になります。
お話は、神宮寺と遠藤両方の視点があるので、それぞれの気持がよく分かります。
特に神宮寺視点の時は、どれだけ神宮寺が遠藤を想っているかが分かって良いです!
神宮寺、遠藤が可愛くて可愛くて仕方ないんですね(笑)
一方、遠藤目線の時も、最初は自分を嫌っていると思っていた神宮寺が、
実は自分に対して恋愛感情を持っていたと知って、
戸惑い揺れ動いていく気持がすごくよく分かりました。
遠藤、個性的で男らしくてルックスも良くて、本当に魅力的な受けです!
受けとしてはかなり私の好みのタイプかも(笑)
ちなみに、篠口も良いですね!彼の過去も気になります。
エッチも凄く良かったです!
神宮寺、遠藤好き好きオーラ出しまくり(笑)
「キスかセックスかどちらかだけなら、俺はキスがしたい」と言った神宮寺に、
キュンっと胸を掴まれました・・・本当に遠藤が好きなのね~
そして、遠藤の挑発的な態度にも萌え。
でも、遠藤はまだ、これが「恋愛」かどうかは微妙な感じ・・・
今後の遠藤の気持の変化にも注目です。
2巻が楽しみです!
平河寮シリーズ。
男ばっかりの警察もの。独身で若い彼らは寮住まいという素敵な設定です(笑)
3月生まれ遠藤啓一と4月生まれ神宮寺稔。
神宮寺がSITに配属されたところから物語は始まります。
たった数日の生まれの違いで先輩後輩、さらにちょっとした誤解から敬遠し合っていたふたり。
とにかくこのふたり、性格が違いすぎる(笑)
「天使のささやき」ちらり登場していた遠藤が本当に愛すべき男です。
先輩の篠口に餌付けされているあたり可愛くてしょうがない。
神宮寺のほうは、男は黙って・・・みたいな。そして、神宮寺の遠藤に対する思いは真摯で純粋です。
とりあえず、いたしちゃったんだけど・・・遠藤はまだ恋愛にたどり着いていないような気がします。
それは、作中で篠口が神宮寺に言ったようなことが根っこにあるのかもしれないし、遠藤の元々の気質かも知れないんだけど・・・。
神宮寺の苦労は続きそうだし、篠口もこのままとは思えないしとりあえず2へ続きます。
いやあ、独身男性寮ってほんとに素晴らしいですね。
って、実際住んでる人からしたら、このシリーズの影の主役(笑)宮津先輩のように早く幸せ掴んでここから抜け出したい!と願うばかりなのかもしれませんが。
こちらはSITのお話。
悲惨な過去を持っているがゆえに、無意識に恋愛に対してブレーキをかけているかのような遠藤。
しかもその遠藤に誤解され、激しく嫌われてるってんだから、最初から前途多難な神宮寺ですが、しっかり「待て」ができる躾の行き届いたワンコなのです。
結局最後までラブには至ってないこの二人のお話は、2巻に続くのですな。まだ未読。
遠藤の胃袋を掴んで、徐々に飼い慣らしていたところだった篠口さんは、鳶に油揚げ状態で気の毒です。どっちがお相手でも話としては成り立つだろうけど、やっぱ年下ワンコ攻めが好きなので、篠口さんにはまた別のお相手がみつかりますようにと祈っておこう。
しかしこのシリーズ、かわいさんの作品と知らずに読んだら気づかなかったと思うほど、私が読んだかわい本とは違う香りでした。
数多あるBLのなかで、好きなキャラは誰?と聞かれたら『"甘い水"の遠藤啓一(29)です』と即答できる私が…
遠藤の魅力を箇条書きにしました。
・観賞レベルの美人
・キツめの美形
・整った女顔
・そのわりにモテない
・歳より若くみられる
・174センチ
・帰国子女で英語力抜群
・頭がかなり切れる
・元SAT(今SIT)エリート
・SPからも引き合いがあった
・部下は大事にする
・仕事熱心
・職務に忠実
・警察オタク
・ムエタイ得意(攻より強いかもしれない)
・瞬発力と攻撃力高い
・敏捷でスレンダーな肉食獣を思わせる
・空気読めない
・自己主張強め
・鼻っ柱の強い
・デリカシー無い
・おとなげない
・気性が激しい
・開けっ広げ
・食欲旺盛
・人懐っこい
・動きが妙にエロい
・複雑な恋愛が苦手
・過去のトラウマ
・天涯孤独
・ナイーブな部分もある
・トラウマに気づけない弱さ
・それでも明るく振る舞う強さ
・刹那主義
・しなやかな筋肉
・息を呑む速攻
・挑発的で色っぽい
・男らしい
・艶めいた声も出せる
・けっこう声出る
・長い睫毛
・感じやすい
・快楽に忠実な身体
・乳首弱い(自己申告)
・エロい
・かわいい
おすすめです、遠藤。
愛しくてしょうがないです、遠藤。
最初は受け様の態度は固く誤解がも深いです
攻め様の個性は冷たいけど実は優しいんだ
前から攻め方は受け方のことを意識してるっと感じられた
ストーリーの背景は警視庁相関
優秀な二人、考え方も違うんだ
しかも介入者はいるらしいね
時々心境を影響されます!せつないな~
エッチシーンの部分は素敵です
縛るのは厳しいけど雰囲気はいい♪
最後は両思いと感じるんだが
なんか何かもっとあるんだろう
もっと読みたいの気持ちがある
とってもいい本でした!
警視庁特殊犯捜査係SIT所属の二人が誤解から敬遠していた
距離を事件捜査と絡めながら次第に心を通わせるお話。
受け様は1年後輩の攻め様の事を誤解から嫌っていた。
SAT時代の不名誉な失敗ネタを攻め様に笑われバカにされ
攻め様からも嫌われている思い込んでいる。
でもそれは完ぺきな受け様の誤解なんですよね。
本当は攻め様は受け様の気を惹きたくての行動で
まさに恋愛に不慣れな子供のような思いからで・・・
攻め様の気持ちを知った受け様ですが
受け様には恋愛自体がよく判っていない。
肉体的な快楽はわかるのに、人を好きになる
感情をどこかで失ってしまったように。
それは受け様の抱えているトラウマで
本人も自覚していない深層心理で愛情を
切り捨てる事で心を自衛している。
攻め様もそんな受け様のトラウマを偶然知っていて
受け様を守る気持ちもあり、決して焦らず
思いを注いでいく様子がとても良いです。
そして受け様も攻め様の気持ちに答えようと・・・
設定自体はとてもシリアスなんですけど
脇役や受け様のキャラもあり悲壮感がありません。
逆に読み終わると心が温かくなるような1冊です。