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shouwa genroku rakugo shinjyuu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
長らく積んでいてやっっっと読み始めました。
ドラマ→アニメ→原作という、源流へ遡る順になってしまいました。
でもそれでよかったかも。先に原作を読むと人物の声とかどうしても自分のイメージが固まっちゃうから。
雲田先生の作品を読むのが久々で、読み始めたら、ああ雲田先生だあぁぁ〜とうれしくなって。
キャラがみんな生きているんですよね。
人間味がある。愛らしい。どこか憎めない。
ストーリーはもちろん、雲田先生が描かれる人物が大好きです。
与太郎がまさに人懐っこくて実はかっこいいのにアホかわいくて。
八雲師匠とのやりとりなんかもう最高。
八雲師匠がまた深みも色気もあるすばらしいキャラで。
小夏もいい。
小夏と八雲師匠、小夏と与太郎のやりとりもいい。
松田さんもいい。
言い出したらキリがない。全員と、全員のやりとり全部がおもしろい。すばらしい。
与太郎のセリフの
「寄席ってのはあったけぇんだよ」
「落語の世界は駄目な奴にだってちゃんと優しいんだ」
が、雲田先生が描かれたいこと、描かれる作品世界そのものだなと思いました。
ストーリーに触れずじまいですが、それはもういいかなw
内容を知っているのに、こんなにワクワクするとは思わなかった。
あ、アニメは原作通りかと思ったら、一部細かくところでアニメで描かれていない場面があり、うれしかったてす。読んでよかった。まだ1巻ですけど。
でも大傑作なのは間違いないと確信しています。まだ1巻ですけど(2回目)。
アニメを観た時、終盤特に泣くような場面じゃなかったはずなのにずっと目頭が熱くて。
原作ではどうなるか楽しみに読み進めたいと思います。
BLだと思って、この作品を読むのはお勧めできません。なぜならBL要素は介入する余地がほぼないと言ってよいような作品だからです。確かに八雲のビジュアルはやけに色っぽく、受け臭がすごいです。また、雲田先生もBL漫画家さんですので、BLに決まっている!!とはやる気持ちはよくわかります。が、繰り返しになりますが、これはBLとカテゴライズしてはいけないと思います。BLというエンターテインメントというより伝統文化の伝承をテーマにした本気度の高めの作品だからです。ちなみに私は妄想と現実をごったにした人のレビューのみでBLと勘違いし読み始めたよこしまな腐女子です笑
落語心中はその名の通り落語と心中しようとしたほど落語を愛した噺家のお話です。落語と心中するとはどういうことなのか。心中する者の心持とは。
ここから飛んで私は近松門左衛門の心中ものを読みまくりました。近松のシナリオは文章が5・7・5で紡がれ、しかもそれでいて意味が通っている。衝撃を受けました。それはさておき、この作品を読む方はいろいろ考えてみたい人、日本人としてのこころを考えてみたい人におすすめです。
何かと話題になっていた本作、落語のお話ということですぐ読んでみよう!という気にはなれず敬遠していたのですが作者様がBLを描いている方と知って非BLの本作も読んでみました。
落語についての知識は全く無い私でも特に違和感無く読み進めることができ、上手くまとまっていてよく出来た作品だと思いますが特に良いと思う所も悪いと思う所も無く、私は1つの作品として面白い!と感じることが出来なかったので続きは読まないと思います。
話題作だったので表紙を見かけることも多く目を惹かれる表紙のイラスト。ですが漫画として動いている絵はあまり好みでは無く少し残念でした。
BL作家様が描かれた非BLやマイナーな題材の漫画も普通に読みますが今回は「BL作家様が描いた非BLとマイナーな題材」が組み合わさっている事により私には合わなかったのかなと感じました。この作者様のBL作品は楽しんで読めそうな気がします。
非BL作品です。読んでなるほど!
雲田はるこさんは一般、特に青年誌で描いても違和感ない作家さんなんですねえ。
『ITAN』はなんのくくりになるのかは存じ上げませんが(苦笑
刑務所から出所し、その足で尊敬する落語家・有楽亭八雲へと弟子入りした元チンピラの与太郎。
そんなハチャメチャな与太郎、過去を抱えている大名人の八雲師匠、そして養子でありながらも八雲を嫌う小夏(八雲と同門の名人で、故人の助六の娘)。
この三人がメインで一巻は進みます。
うーん、昔住んでいたお祖父ちゃんの家を思い出させ、ひじょうに懐かしい。
時代自体も昭和なので、落語という今は少し忘れられがちな文化がすごくマッチする雰囲気です。
雲田さんの絵柄はすごく独特なので好き嫌いが分かれると思いますし、わたしも好きかと言われると『うーん』と悩みます。
悩みますが!なんとも味のある作品です。
長い間弟子を取らず、自分の落語も助六の落語も自分が抱えて死ぬと決めていそうな八雲師匠の懐へ、スルッと入っていった与太郎。
こんなに一人の人間を尊敬し尽くし、そして生き甲斐を感じる物に出会っている与太郎を見るのも心地良いですし、八雲師匠が秘めていそうな情念も切ない。
なんと言いますか大人の漫画でした。
古くは『やじ○○学園道中記』『有○倶楽部』、そして『花より○花の○く』など、色々な少女漫画で作者さんの経験談の書き下ろしマンガがありましたが、こちらにも収録されております。
寄席へ行こう!な経験談マンガ。
こういう書き下ろしマンガ大好きで、すぐ行きたくなってしまう(苦笑
でもさすがに寄席は勉強して行かないと、話がわからなそうですね。
しかし、他の落語家さんの弟子としてちょい出した萬月さん。
好きだったー!また出て欲しいです。
人に薦められて読んでみたんですが、おもしろいと言えば、おもしろいおはなしだと思います。まんが、コミックとして、ちゃんとおもしろいし、とても読みやすいし、先が気になるような展開、エピソードも、すごくお上手だと思います。うまいマンガ家さんなんだと思います。
でも、萌えがない。
わたしの萌えるところがない。
わたしが、このジャンルに求めているのは、古い言い方ですが、胸キュン的な萌えなんですけど、それがありませんでした。ほぼ、まったく。
普通のマンガを読んでるのと同じだったら、ボーイズラブを読む意味がない。
どんなにうまいマンガ家さんでも、萌えが重ならないなら、まるで読む価値がないんですよね。
自分に、このマンガ家さんと同じ萌えがあったら、同じような萌えを持っていたなら、もっとおもしろかったのかもしれないな、ととても残念に思いました。
こういう、お上手な描き手さんと萌えが一致すると、作家買いもできるし、楽しいですよね。
自分が残念で悲しい。
失礼します。
昭和元禄落語心中はBLではないと思われます。
作者の雲田はるこ先生はBL作品も書いていますが、本作は違います。
BLではないと思って読むとまた違うように見れるかも知れません!
雲田はるこ先生の書くBLはもっと萌が沢山あるので気が向いたら是非読んでみてください。
失礼しました。
刑務所の満期を終えて出所してきた、与太郎は、その足で自ら勝手に師匠と慕う八雲のところに赴きます。そこで、弟子にしてくれと懇願し、あっさりと弟子をとらないことで有名な八雲の弟子になるのです。
かつて八雲には、同期の助六と競った中でしたが、助六はすでに鬼門に入っております。その助六の子どもである小夏と、身の回りの世話をする松田、八雲、与太郎との生活が始まります。
与太郎の本名や生い立ち、なぜ刑務所に入ることになったのか、助六の最後、小夏の怒りの先など、まだまだ明かされていませんが、八雲の中に生きている助六を見て、二人の関係がどうだったのかなど気になりました。
与太郎が、『落語の世界は駄目な奴にだってちゃんと優しいんだ』という台詞があり、落語界、与太郎の温かさにほろっときました。
昭和という時代、「落語」という時代の過渡期に差し掛かった芸能を題材に、雲田先生の絵が見事に合っています。
非BL作品です。
間違えないでね!
本屋の一般書の一角に平積みでドカンと置いて有るのは さすが!です。
BLだけの先生ではなくなりました。
うれしいですが 悲しいです。
先生が遠い場所へ行っちゃうよ~。
まだまだBLもたくさん描いてください!!先生!!
今回は 落語家。
今までの雲田はるこ先生は 絵がポワンポワンとやわらかい印象でしたが
この作品では するどさが光り人物画が引き締まっています。
落語をしているときの 目の動きが生きています。
落語家の手の動きが 落語を聴いている感覚になります。
私は落語が大好きなので これからの展開をさらに期待しています。
表紙が素敵!そして雲田さん作品。と言う事で購入してみました。
与太郎が八雲師匠に惚れて(BLの意味ではなく)弟子入り、努力の末に一流の噺家になる、というぶっちぎりの青春モノ(?)かと思いきや、ちょっと違うんですね。
どうして八雲師匠は弟子をとらない主義を撤回して与太郎を弟子入りさせたのか、とか。
六助と師匠の関係は?とか。
う~ん、これからどうなるの?と楽しみになるお話でした。
ただ、他の方も書いてらっしゃいますが、非BLらしいですが、八雲師匠が色っぽ過ぎて腐のにほいが~~~。師匠、渋いし、色っぽいし、どうしてくれようか…!
落語の漫画かあ、BLじゃないんだよなあ…しかも続き物だしなあ、でもほからなぬ雲田さんだしなあ…。と二の足踏んでました。
ご本人のサイトで「えろ無しなまぬるBLだと思って頂いても」とのことだったし、えーい買ってみるか!と。
買って正解です。素晴らしいいぃ!
雲田さんって今更だけどやっぱすごく漫画がお上手!メリハリがあって読み手をぐうっと引き込む力が強いです。
この一冊でなんと深みのあることよ。場所が移ったり時が流れて行ってもむりやり詰め込んだ感じが一切なし。登場人物が次々出てきても、えっと…とはならない。
漫画としてあたりまえのようで、これがいかに難しいかってよく思うんですよね~。読む側が「ん?」とならずにその世界にのめり込める漫画って案外そう多くもない。
刑期を終えたその足で、八雲師匠の元に弟子入りを頼みに行く与太郎。
弟子は絶対に取らないことで有名な八雲が、あっさり受け入れてしまうのは、与太郎自身の魅力のせいなのか、八雲がこのテのワンコに弱いのか。
剛しいらさんの初助師匠を彷彿とさせる、凛とした色気溢れる八雲師匠。
ヤクザあがりだけど素直で健気な大型ワンコの与太郎。とにかく一途だし、まわりの人をあっという間に惹きつけて空気を変えてしまう。
おバカなんだけど愛さずにいられないワンコが、今後噺家としてどうなっていくのか、八雲の過去になにがあったのか…ほんわかしたムードの中に時折見え隠れする血なまぐさいシーンや、怨念を感じさせるようなゾッとするコマがあり、ほんとに続きが楽しみです。
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この作品を読んで寄席に初めて行ってきました。
行動を起こしたくなるくらい面白かったです!
お話の雰囲気と雲田はるこさんの絵柄がとてもマッチングしていて気持ちよく読めます。
テンポのいいストーリー展開なので、さくさく読んでしまいました。
落語の知識が全く無くても問題ないです!むしろこれを読んで寄席に行ってくださいと言いたいです。
BL作品ではありませんが師匠の艶っぽさはぐっとくるものがありますよ。
与太郎も「馬鹿な子ほど可愛い」そのものです。
次巻の発売が遠いので気長に待ちます。
には、興味があって聞きに行ったけれど、
江戸の話をされても、想像できなくて(幕末は好きなんだけどね)、
反対に、現在風な創作は展開を先読みしすぎて楽しめず・・・。
落語の世界は憧れのままで枕しか楽しめない私・・・。
ま、そんな小難しいことは分からなくても、
落語家の舞台裏が味わえる作品だと思います。
昭和50年代、出所して八雲師匠に弟子入りした与太郎。
成長していく姿が、八雲と同期で小夏の父でもある
故・有楽亭助六のようでどうなっていくのかとても楽しみなのですが、
一番の関心は八雲師匠でしょう!
八雲師匠の容姿は某師匠を想像してしまいますが、
整髪された髪、こざっぱりした服装に
ハ行がサ行になる江戸っ子っぷりが素敵で。
何枚も上手で、身近にいたらキーっとなってしまいそうですが、
芸に厳しい人だからこそ、回りの人に(小夏以外に)愛されています。
助六の死に八雲師匠との確執を疑う小夏ですが、
理由ははっきり描かれていないし、
何かと「あんたならどうした」と助六を思う八雲師匠は
助六の芸に、本人に、どちらに惚れていたのかは
分かりませんが、
(正直どっちもなんでしょうが)、
自分一人で決着つけようとしている姿が美しい。
故に、はやく続きが読みたくなります(出るのは1年後か・・・)。
川床で話していたことは落語でなくても、
無形文化財の能や狂言にも通じるところで。
現代では馴染みにくい、けれどなくなっては欲しくない、
そんな私にとっては憧れの世界のお話なのです。
*****
某タレントさんが落語家時代、先の円楽師匠の「死神」での
緞帳のタイミングの話しを聞いて以来、
「死神」は聞いてみたい噺の一つなので、
作中に使われていてますます興味が沸きました。
昭和テイストの、落語界と噺家さんの話。
BL作品じゃなくても、そこはかとなく漂う妖しい色気に断然萌える。
八雲師匠と、小夏の父であり親友でライバルだった助六との関係しかり。
八雲師匠と、与太郎との関係しかり。
BLの定石で行けば、八雲と助六は当然恋愛関係で、八雲と与太郎もいずれはそうなるであろうけど、この作品は、多分、そんな安易なBL恋愛をはねのけつつ、恋愛のエッセンスだけを「色気」に凝縮してこれから先も展開しそう。
とにもかくにも、八雲師匠の着物姿の背中の色っぽさと、あの流し目だけのためにでも、充分買う価値のある本です。
BLじゃなくても雲田さんの作品なら買いでしょww
ってなもんでゲットして参りました。
落語ものっていうのも最近は珍しくなくなりましたね。
このての漫画だの小説だのを読むと、落語を勉強したくなってしまったりするのですが、結局入り口のところで立ち止まったままです。
女流落語家ってのも今は居られますが、やっぱり私はあの低い男の声が欲しい。なんとかならんものかね(ナランデショ
今回は、刑務所の中で聞いた落語が忘れられず
俺にはコレしかないと、その落語家のもとへ弟子入りしてしまう。
そこから~なお話ですね。
主人公が落語家になること、そして、師匠が弟子を取らない理由
そして~なお話なのでありますね。
まだまだ序章というところなのでしょうけども、
次回が来春ってあーた(´д`ノ)ノ
ストーリーもろとも忘れそうだよ。
面白かった話。
主人公である通称、与太郎。つけられた名前のとおりの男。
無鉄砲でちょっと・・・や、かなりオバカ。
だけども一生懸命でいぬっころみたいなところが可愛い。
弟子を取らないと決めていた師匠がついうっかり弟子にしてしまう
面白かったです。これからどう化けてくれるのかっていうのが見ものw
師匠。
BL漫画じゃないんだけど、師匠からはなんともいえぬBL臭がするのですが、そうおもうのは私だけだろうか。同期でライバルだった男
恋をしているようにしか見えなくて思わずハァハァ
よこしまな人間でごめんなさい。
そんなこんなで、次回。
姉さんの落語もまた面白そうでもありますね。
次回は過去話も見られるのかしら。ワクワク
完全なジャケ買い。
着物+横顔(オッサンの横顔に弱い…袖から見ている感じか?)+黒のストイックな色気。
雲田さんってBLだと色気ないから
テンポいいし癒し系だけどなんか足りないって思ってたけど
一般のこっちのが断然艶っぽい。
ただ個人的に噺家さんが羽織脱いで軽く畳むのは萌えポインツなんで、
もっときっちり見せてほしかったなとかそおゆー微妙な悔しさはあるんですけれどもw
なんにしてもBLじゃないですが登場する噺家さんみんながそれぞれに違って色っぽい。
特に八雲師匠の艶っぽさったら、な!
っつか膝枕+耳かきって反則だわ。一体にどれだけの人にその手を使ったのーっ!!
ちなみにmy配役は八十助時代の三津五郎(古畑の犯人役棋士のイメージ)。
なんか噺家っていうかどっか歌舞伎役者っぽいんだもの…。
紅一点ともいうべき小夏さんもすごく魅力的で気になる人だなー。何故だか杉浦さんの「百日紅」思い出したよ。
BLでも活躍しているよしながさん・オノさん・明日美子さんらも和テイストな世界を扱った連載をしているけれど、
それぞれテーマも舞台も切り口も全く違い興味深いです。
雲田はるこ先生のBLじゃない作品!
待ってました!
まだこれは先が長そうだな…というのが正直な感想です。今の時点ではまだまだプロローグといった感じ。
ですが二巻は萌×2、三巻以降は神になっていく予感がします。
主人公の与太郎はただの行き当たりばったりの楽天家というだけでなく、噺家としてのスジの良さ、人間的な深さもまだまだ引き出しがありそうですし、八雲師匠そのものの魅力も助六との過去も気になります。今は亡き助六はこの時点ですでに「なんで死んじゃったんだよう!」と感じさせるほどのカッコ良さが滲み出ております。
続巻、もちろん買いますよ。