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両親の居ない主人公に、仕送りをくれる「あしながおじさん」達。
「あしながおじさん」は5人居るという。
彼らの行方を捜すことで、出生の秘密が少しずつ明らかに……。
主人公を施設に預ける結果になった後悔・悩み・葛藤。
ゲイな人々だからこそ、描写がドロドロしてなくて、
家族の繋がりや温かさを感じさせてくれる作品です。
素晴らしい作品でした。
家族モノです。といっても普通の家族じゃなくて、施設で育った男の子が、ずっと自分を援助してくれてた五人の「あしながおじさん」たちを探す、というお話。
作風としては、『大人の問題』に似てると思う。
たくさんの登場人物が、それぞれに一生懸命生きてます。人を愛して、人を傷つけて。
コミカルなんだけど、じんわり胸があたたかくなって、きゅーんと切なくなりました。
今市子作品にはよくあるんですが、BL的な要素は多くないです。
ホモな登場人物はたくさん登場しますし、ラブな展開もちょっとはあるんですが、それはオマケみたいな感じ。
人と人の繋がりとか、優しさとか、「人間」というものにスポットを当ててる作品。
一巻では「あしながおじさん達」についてはまだまだ謎だらけ、主人公含めた登場人物たちの過去も謎だらけ――で、二巻へと続きます。