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mahoutsukai no restaurant
表紙を見た感じではわからないですが、割と多くのカップルが登場します。
特に最初に入っていた短編、主題になっているレストランの隣にあるケーキ屋さんが舞台になっていて、最初そっちがメインのお話かと勘違いしました。
主人公はとあるフレンチレストランのオーナー紫乃。この子が19歳という設定ですが、健気過ぎる性格と可愛い外見で大分子供に見えます…。
お相手はパティシエとして勤務したいとやって来た軽いキャラの神。
それ以外にもギャルソンの竜臣、シェフの鏡一など個性的なキャラクターが登場しますが、各々抱えるトラウマみたいなものがあって、順風満帆なレストランが裏を返せば結構重い過去を抱えていた…というようなお話です。
そのあたりが、なんだか1冊にぎゅっとつめすぎた気がして、もう少し丁寧に皆が抱える問題だとか、このレストランの未来だとかおゆっくり紐解いていってあげたらよりよかったと思うのですが…
ですが一冊の本としてとても楽しませてくれました。
個人的に竜臣と鏡一のカップルがツボにはまったのでこの評価に。
できればまたどこかで、今後のこのレストランの様子を見てみたいと思いました。
しかもどっちかというと話はとっ散らかってると思うのです。
ちゃんと計算して筋書きを書いたのかなぁ、と言う感じ。
ケーキ屋さんの話は後ろのレストランの話をするために必要か?とか
竜臣と鏡一は結局どういう接点で付き合って別れたのか不明・・・とか
芋づる式にトラウマを追加したようなストーリーだなぁとか
描き下ろしのエッチについて唐突にキャラ登場だなぁ、とかね。
そんなそこらじゅうに「しゅみじゃない」をつけてもおかしくない要素が
あふれまくってる本なのですが・・・
どうしてかな、この人が書くと面白いのですよ。
ほんとうにどうしてかなぁ!!なのですけど、やはりキャラクターの立ちっぷりとそれを可能にする表情力なんでしょうか。
へらへらぁっとしてて一見軽く、その割に包容力を持っている!と思われた神が、実は寂しがりの泣き虫さんだったりとか、
その「実は泣き虫」に癒されることになった紫乃は強がりで脆い痛々しさを持っていながらそれ以外に突っ込みどころも多い子だったりとか・・・。
・・・不思議だなぁ。重箱の隅をつつけば一杯欠点がある話なのに、謎の中毒性があります。
あらすじも読まずに作家買いしたため、題名だけ見て、魔法使い(= DT)のレストランだと勝手に勘違いしていました(〃Д〃)
気を付けましょう! (←そんなバカは私ぐらいしかいないと思いますが;)
それはさておき、本書は、レストランとそのお隣のケーキ店の従業員たちの恋のお話です。
最初に、ケーキ店さんのお話が入ってます。一話だけですが、大好きになりました。
キャラがカワイイです〃 ロリでもショタでもないのに何この可愛さっっ!! 葉平くんが帰ったあとに、にやにやしながら梅ちゃんにからむ店長が可愛すぎます。
店長さんに手を握られて真っ赤になる葉平くんもカワイイです。
その中、一人泰然としている梅ちゃんは最強に可愛いです〃
あとは、表題作のレストランのお話です。
あらすじにあるパティシエ × オーナー だけでなく、ギャルソンとシェフにも何やらあるようですが、出会い編は載っていません(T_T)
作者様がいつか書きたいとあとがきでおっしゃっていました。私も読みたいです!!
梅ちゃんのお話も読みたいです!!!
リンクスさん、田中ボール先生、是非続編(?)、番外編をщ(゚Д゚щ)
書き下ろしだけじゃ足りません~><。
すっかり田中ボール先生にハマってしまいました。
キャラクターがみんなキラキラしていて、可愛くて、笑顔がとっても好きです。
竜臣×鏡一編と梅ちゃん編、本当に読みたいです!! (←必死w)
カバー裏、カラペ裏の目次まで楽しめました。
最初がケーキ屋さんのお話で、本編はそのお隣のデザートを出さないレストランのお話。
人物設定が、ケーキ屋の店長が隣のレストランのシェフの幼馴染という関連性があるものの、全く別個の話として独立してます。
全体を通してかわいらしい感じです。
絵がかわいいとかいうんでなく、テイストっていうんでしょうか?
個人的にはセリフが多い部分や、黒が多い部分に見にくさがあり、かわいいのに何か雰囲気が暗く感じてしまいました。
毎度の事ながら、主役より脇が気になる!
ケーキ屋編では、従業員の達観してるような察しのよい梅ちゃん。
レストラン編では、一番年下なのに何気に存在感のあるウエイターの竜臣。
主役カプの後押しをするキャラが何故かお気に入り?
ケーキ屋のお話では梅ちゃんが無表情なんだけど、ひょっとして店長が好きなんじゃ?と思って彼とくっつくのかと思いきや、ちゃんと冒頭から登場しているお客さんの保育士さんと主人公の店長とのハッピーエンドが、、、
いいのか、梅ちゃんはあんなキャラだから。
レストラン編では、母を亡くし、そして大好きだった父を亡くし、甘いものに父親の思い出が辛くてデザートを出さないレストランを継いでいる紫乃のトラウマ克服のお話。
そこに現れた、父親の弟子だったと名乗る神がパティシエにしてくれって押しかけるところから始まります。
シェフの鏡一も、ウエイターの竜臣も、どうして紫乃を甘やかして彼をいさめたりとかしないのだろう、、と思いきや!
そこに隠されていた紫乃の思い出だけではなくて、鏡一の想い、鏡一を思うぶっきらぼうな竜臣の想い、そして神の過去からの想い。
そんな4人4様の想いが実は絡んでいたという、
ラストに向かって、神と紫乃の物語だけではなくて全てのものがさらけ出されて、固く結んで閉じていた結び目がほどけるようにエンドを迎える様は読み応えがありました。
描きおろしも、それぞれのラストを補完する形で満足のいくものです。
しかし、、、本体の4コマ漫画にてある関係が暴露されて驚愕することに!!
本当にびっくりしたよw
ホモホモレストラン&ケーキ屋です(爆!)
梅ちゃんは、、、やっぱりノマでいてください!