恋をするのもままならない

恋をするのもままならない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
6
得点
42
評価数
14
平均
3.1 / 5
神率
7.1%
著者
志々藤からり 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784403663109

あらすじ

イジワル職人×意地っ張り新米リーマン。
酒造メーカーが舞台のステップアップ・ラブストーリー!

父の経営する大手食品会社で働いていた樹(いつき)は、出向で家族経営の田舎の小さな作り酒屋にやって来る。
そこの次男・鴎介(おうすけ)は初対面でいきなり「顔が好み」とキスして口説いてきたくせに、仕事に関しては容赦のない男だった。
鴎介に自分を認めさせたい一心で奮起する樹だが、イジワルな鴎介のわかりにくい優しさを知るうちに……?

(出版社より)

表題作恋をするのもままならない

かもめ酒造(26歳)
胡桃食品(24歳)

その他の収録作品

  • 如月、佳日(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数6

評価低いの謎…

攻めの鴎介がイケメンすぎました。惚れる。男前がすぎる。
受けの久瑠宮くんは健気ですね。努力家でたぶんやれば出来るタイプ。
だけどなんでもスマートにこなしすぎちゃう出来る兄2人が過干渉で(やってあげるよ、無理にやらなくていいよって)、自分でやり遂げたことがなかったのかな。
それが自己肯定感が低い理由だと思う。

だからちょっと俺様入ってるけど、自分でやってみろってぶん投げる鴎介は久瑠宮くんにとって、初めて自分に何かを任せてくれた人だったのかなと思いました。
信じて任せてもらえるとやる気出るよね。

しかも鴎介の良いところは投げて終わりじゃなくて、ちゃんと最後まで見ててくれるところ。
アメとムチの使い方が絶妙。好き。

あと当て馬?の塁くん。君はまだ鴎介のこと好きでしょ。仕事にかこつけて久瑠宮くんのこといじめたかったんでしょ。
でもね、このくらいの可愛いイジメなら許します。次の人と幸せになれるといいね。

絵も悪くないし、なぜこんなに評価されてないのか不思議でたまらない。
私は文句なし神評価です!

0

スタンダードなお仕事もの

酒屋の息子×食品メーカーの社長子息。
内容はわりとスタンダード、王道BLなお仕事ものです。

主人公の樹はお金持ち?なはずなのに偉ぶったところがなく、卑屈で控えめ。でも健気って感じではなく意地っ張り。
家族に対してのコンプレックスが過ぎすぎて違和感があるけど、すごくよかった!て思うような設定ではないのに、こういう普通であるBLが逆に楽しい・好き!と思えるお話でした。
やっぱりお仕事してるサラリーマンが一番安心感があります。
こういう普通がなかなかないんだなあて思う。

酒屋の息子の鴎介が俺様で偉そうで、いきなりキスなどしてきてちょっと色々飛ばしてないか?と思います^^;
「好み」って言っていきなりキスなんてBL漫画だからさらりと流せますが普通ならありえません。
そして昔の恋人の累が、二人の中をひっかきまわしますが、このキャラが何がしたかったのかがよくわからなかったのが勿体無かったです。
展開の進行に必要なキャラクターだとは思うけど、もう別れてるのに何だこの嫌な役割のキャラは?という感じで、このキャラはあまり好きになれませんでした。

最後は淡々と、収束した感じでもっと盛り上がり感があればよりよかったのですが、鴎介の台詞の「守ってやる」ていう台詞にきゅんとしました。
よくありそうでなかなか聞かないかもしれない台詞。
余計なもののないストレートな1冊でした。
それと表情が素敵です。BLでしか見られない「男性の表情」という感じがしっかり出ています。照れてたり嫌だって言いながら「ほんとは嫌じゃないんだよ」みたいな微妙なニュアンスの表情を、読んでいてきゅんとなるように描かれています。
二人が無言で対峙。表情で会話。なんて素敵なシーンだと思いました。
王道でかわいいBLが読みたいときに、オススメで安定感のあるお話です。

2

ふんふん


ちょっとだけ、イラストは苦手です。なんだか、表情が薄い感じがします。

でも、萌え所は所々あります。

ちょっと意地悪で強引な鴎介さんがかっこいいなと思います。

鴎外さんが樹に悪口を言ってます。
最初はバカから始まり、最後はオタンコナス。
樹が「小学生レベルの悪口を聞かせるだけなら帰らせろ オタンコナスなんて久し振りに聞いたわ」と言っていて吹きました。

確かにオタンコナスなんて久し振りに聞きました。

樹は二人の兄が苦手らしいですが、過保護なところもあるけど優しい兄でした。
前半だと樹の居場所が実家にはないような感じでした。
父にも兄にも嫌われてるのか?と思ってました。

最初は苦手だと思っていたイラストも最後にはこれはこれで味があるなと。

0

どちらもかわいい。

父が経営する会社で働く樹は、
3兄弟の末っ子。
出来の良い兄2人の背中を見て育ったため、自分に自信がもてない。

本社勤務のままじゃ成長できないと考える自ら志願し地方に出向することになった。

その出向先で出会ったのが
家族で経営している酒造会社の次男坊。

きつめの物言いだけど仕事はしっかりしている次男坊と恋に落ちます。

おぼっちゃまくんはあまり好きじゃないです。
が・・・おぼっちゃまの相手はたいがいこういった男気あふれるタイプが多いのでこのカップルは好きです。

0

あー俺様攻めですか・・・

酒屋の息子・鴎介×大手食品メーカーの御曹司・久留宮樹です。

兄弟が出来すぎて自分に自信がない樹が鴎介によって自信を持っていくという話です。
結構さら~っと読めますね。しっかり当て馬もいましたし。
ただ個人的に当て馬役の塁は、あんまり好きになれませんでした・・・(^^ゞ
樹を仕事の為に利用しようとするのは好きじゃないです。←せめて個人的に陥れようとするならいいんですけどねぇ・・・
なんかイラっとしましたね。樹のウジウジっぷりにもイラっとしましたが・・・

でも兄弟は樹曰く厳しい人たちと言ってたけど、普通にいいお兄さん(次男)だと思ったんだけどなぁ~と思いました。
長男は描きおろしペーパーのみの登場で超ブラコンでした(笑)

樹の誕生日の話は萌えました☆
鴎介カッコイーと、この話で思いましたが、お義姉さんとの会話を盗み聞きしていたと思うと可愛いなぁ~とは思います(笑)

0

ほのぼのケンカップル

志々籐さんは昔雑誌で見逃した前後編モノの前編が読みたくて毎回購入してるのですが、やっぱり収録されてなくてちょっとガッカリ…いつになったらコミックスになるんだろう…(苦笑
あ、でも今回のお話は私好みの設定で楽しく拝見させて頂きました^^

内容は大手食品会社の御曹司・樹が出向先で出会った小さな造り酒屋の次男・鴎介からセクハラまがいのアプローチを受けつつも、仕事では厳しく接する彼に感化されて今まで逃げ腰だった自分のコンプレックスを受け止め、少しずつ成長しながら恋と仕事に向き合っていく…といった感じのお話でしょうか?

樹は会社社長の三男で上に居る出来た兄達に昔から劣等感を抱いている典型的なおぼっちゃま。そんな樹のコンプレックスにいち早く気が付いたのが、次男ながらも家族の皆から頼りにされるほど仕事のデキる男・鴎介。
口が悪く強引で仕事に関しては容赦ない俺様タイプですが、それは今まで自分が積み重ねてきた仕事へのプライドと自信の表れからくるもので、いくら好きな相手だろうが叱るべき時には叱り、頑張った時にはストレートに認めてやれる性格がスゴくカッコ良かったです!ずけずけ何でも口にする攻めって時にイヤミっぽく思われがちですが、彼の場合はちゃんとそこに理由が存在するのでむしろスッキリしましたww
樹も甘ったれの意地っ張りながら、鴎介に認められたい一心で奮起する姿は一生懸命で可愛いかったです。で、なんといっても毎度お色気シーンで真っ赤になって照れちゃうのがイイ!イヤよイヤよもスキのうちを地でいくタイプですな!!w

ただ鴎介の元カレ・累の存在意義が私にはちょっとビミョーだったかも…
当て馬にするには少し中途半端だったような気がします。あっけらかんとした面白いキャラだったんで、どうせならもっと2人の仲(つか樹を)引っ掻き回して欲しかった…みたいな?
あと樹の次兄が意外に物分かりのいい爽やか青年だったのがちょっとアレ?って感じでしたw
樹の口振りではもっとガッチガチの頭デッカチなブラコン兄を想像してたので…
あ、でもそれは結局最後まで名前しか出番がなかった長兄の方…なのか(笑
折角だから描き下ろしででも一目見てみたかったな~
その描き下ろしは、樹の誕生日ネタです。酒に弱い樹の為に鴎介が内緒でオリジナルリキュールを造ってたっていうね!
さすがは造り酒屋の息子。ちょっと時期はズレてしまったけど最後までキメちゃってくれる鴎介なんでしたw

1

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