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担当編集絶賛の実力派新人登場!!
yuuhi ni fureru sonomae ni
粗筋にて「編集部絶賛の快作」とあって興味を引かれて購入。
感想は、意外と普通?というか波乱なしの順調ラブですね。
作者様の初コミックだそうで、詰め込みすぎず、主人公ふたりの背負っている背景から出会い、惹かれる過程、カップル成立まで丁寧に描かれています。
Spring…美大の建築科の西野x油画科の南野が学生寮のルームメイトとして出会う。彼らは二人とも家族との確執を心に抱えていた。
Summer…実家に帰省しない、という西野を自分の実家に誘う南野。自分が反抗期で親と口をきかない日々を送っていたら両親が(多分事故で)亡くなった、と話してくれた南野。心の中を見せてくれた南野に愛しさを感じ始めるような西野。
Autumn…寮の他のメンバーも全員卒業制作で忙しい。西野も帰りが遅くて、同室でも仲々会えない。南野は西野と話したい事も話せず、頭の中が西野でいっぱいになっていく。そんな時講義でサハラ砂漠の夕陽の話を聴き、後先考えずにモロッコの夕日の写真集を西野にプレゼント。自分でもこの衝動がどこから来るのか、戸惑っている。
Winter…みんなの卒業制作も一段落。卒展のチラシを父親に渡しに実家に行く、という西野。思わず追いかけて自分の髪ゴムをお守り、と差し出す南野。西野の事を考えながら玄関で座り込んでると、なぜか涙が出てきて…急に帰ってくる西野に見られちゃって。西野も南野の涙を見て思わず?『好きだよ』と告白。南野だって。切羽詰まったように抱き合う二人。
さて、卒展。お互い、抱いていた好意がダダ漏れな作品を作っていたのでした。めでたしめでたし。
美大が舞台ですが、こういう芸術系の人って男同士の垣根とか低いという設定なんですかね?お互いも周囲もそこに葛藤があまりないようです。読む側としては、余計な波乱も少なく、恋物語に集中して読めるので良いのですが。
寮のメンバーも皆いい人で、二人の恋模様も素直で真っ当で大変好感が持てます。Hシーンも淡いし、ハッピーエンドで読後感も良い。初心者の方にも大変おすすめですね。
「ロクでもない日」
方言あり。幼馴染?に片想いを見破られ、トイレで……どうやら両想いだったみたいなんだけど、どことなく下品な攻めがちょっと苦手でした。
「落下する恋」
好きな後輩と一夜を過ごしたのだが、全く記憶がなく慌てる佐藤。謝ってたらこちらもどうやら両想いだったらしいです。
同時収録の2作は、表題作とカラーが合ってない感があって、残念。
表題作のみだったら「萌x2」です。
みよし先生初読みです。
表紙の夕日の射す部屋で手をつないでいる二人の絵が綺麗で、思わず手にとってみました。この夕日がのちの伏線となるのですが…それはまずおいといて。
貧乏だけど明るい学生とイケメンだけど陰のあるどこか掴み所のない学生。
そんな二人の出会いから結ばれるまでの過程を四季を通して描いています。
陰のあるイケメン・西野の悩みは、両親の再婚によって家に自分の居場所がないこと。そして、南野達の暮らす寮に逃げる様にしてやってきます。
西野は、南野の何気無い言葉だったり行動だったり、そんな色々なことが積み重なって段々と南野に惹かれていきます。その様子が、無理なくすんなりと理解出来るのが良い。
逆に、南野が西野に惹かれる理由が少し分からない気もしたけれど、恋に落ちることに理由なんてないんだよで済ませられるのでは笑
そんな二人も最後はすっかりバカップル化していて、物語のキーの1つでもある西野の設計した家に数年後は二人で住んでいるんだろうなぁ、と思いを巡らせてしまいました。
表題作の他、2つの短編が収録されています。
これが暖かく穏やかで波のない表題作とは一変して、ゴチャゴチャガヤガヤしていて、みよし先生の絵とはちょっとミスマッチでした。
男の子としては好き。
先日、「隣で花さく~」と一緒に、特に期待せず中古で数合わせに購入。
多分、新刊ででた時は、このカバー絵とあらすじでノーマークのまま素通りしてしまったのだと思うが、なかなかどうして、「隣で~」より、こっちの方が好みだった。
お話は、同じ美大の違う学科にいて、それまで面識のなかった二人が、たまたまルームシェアすることになって、という物で、それぞれ、親との関わり、わだかまりがあったりするのを知るようになって、お互い気付かぬままいつしか・・・。
設定的には、もっとこう、萌えたりキュンときたり出来そうだけど、コミック1冊になるほどの連載物の割にはちょっと物足りないかな。
それでも、ヤンキー同士のよりは美大生のキャラ設定の方が断然好きなので、これはこれでけっこうアタリだった。
「みよしあやとさん」って、聞いたことあるけど読んだことないなぁ~
そう思ってこの本を買ってみて、ちるちる本棚に入れようとしたら、
あれ?
みよしあやとさんの2ndコミック「隣で花さく音がした」は既読で、もう手放していました。
あらら、勘違い・・・
いいなぁと思うシーンと、
むむむ~と感じたシーンが混在している本で、
なんだか言葉に為難いなぁと思って、レビューもしなかったのでした。
そうかぁ~そうだったかぁ~と思いながら、
そんな経緯があったせいで、あまり期待せずに(失礼!)読んだこちらの本。
読んでみると・・・
わたしは結構好きでした♪
他の方のレビューを読んで推測・・・期待せずに読んだのが良かったのかもしれませんw
大学生男子らしい、若々しい見た目の格好よさと、
大人ぶっても中身はまだまだ成長しきれてなくて、実は不安定で危ういという感じが、
なんだかとても等身大っぽくていいなぁと。
ゆっくり時間が流れる感じとか、脇役にちゃんと個性あって魅力的なのとかもいい。
そういえば、2ndコミックを読んだ時も思ったのだけれど、
きっと、みよしあやとさんって、とてもロマンティックな人なのだと思う。
だから正直、読んでいてちょっとくすぐったい感じがします。
この本では夕日のエピソードとか、ウサギゴムのお守りとか。
真っ直ぐに見つめる顔とか、殺し文句とか。
でも、大学生というまだ幼さが残るふたりだがら、それも可愛いなぁと思うし、
実際もそんな感じなんじゃないかな?と思わせる、なんだか妙な魅力がある。
メインのふたりからも、作品そのものからも、ああ!それから絵からも、
とっても初々しさが感じられる一冊だなぁ、こちらの本はそんな印象でした。
読んでいると心があったかくなる作品です。
ちょっとニュータイプな作家さんかなぁ?個人的には凄く好きです。
美術大学に通う2人の学生のお話です。
出会うところから始まって恋が実るまでのお話ですね^^
ちょっと陰のある男西野と明るいイマドキ大学生南野くん
二人が恋に落ちていく様子が繊細に描かれています。
「きゅん」とする描写は見つけにくいかもしれないですが、攻めが受けに、
受けが攻めに惹かれていくところがすごく魅力的な作品です。
そんな壮大なストーリーというわけではないのに読者を引き付ける
ストーリーになっているとおもいます。私の中では読み返し率が高いですね。
Hシーンも過激ではないですけど、お互いの好きが溢れていることが
伝わってきます、なんというか綺麗って感じですね。
表紙を見て「お、いいな。」と思ったなら購入をオススメします。
読みきり作品はほんとに読みきりって感じですね。
期待の新人さんだと思います。
悪くない、全然悪くないんですよ。
でも煽りがねえ。。。。
コレは罪だろ、編集部さん(-"-;)
あまりの面白さとか、スゴイ期待しちゃうやんかーッ!!!
そこまで言うほどじゃないかな、ってのが感想です。
普通に読んだら、まー淡々系?
家族の話しなんかも絡めつつ、気持ちが寄り添っていきます。
ちょっとHシーンは急展開かなって思うけど、私はHシーンも楽しみ(//▽//)にしてるクチなのであって良かった。
絵は悪くないと思う。雰囲気系?話と合ってる。
表紙もキレイだし(だから余計期待しちゃった)
でも、どーにもこーにも後ろの短編2つがヒドイ(><;)
話しからセリフから、ガチャガチャしちゃっててわかりにくかったです。
大学生っていいなー!てか青春っていいなー!と思わず叫んでしまうくらいキュンキュンした。西野と南野が知り合って、友達になって、お互いを意識して、恋を自覚して、愛し合うのだが、その全ての過程に説得力がある。そうだよねー、恋愛ってそうだよねー、って感じ。寮生総BLとか、家族総BLとかもももちろん好きだけど、「夕日に触れるその前に」には絶妙な生活感とリアリティーがある。ラブまでの過程がひたすら丁寧で、そして恋愛だけではなく大学生の何気ない青春模様もほのぼのと描かれている。ずっとこの二人を見ていたいなあ、と思った最近一番お気に入りのコミック。絶対読むべき。
帯には「あまりのおもしろさにいきなり長期連載が決定した実力派」という一文があるが、その面白さという言葉に勘違いしてしまうとガッカリしてしまうので、帯というのは煽りだと割り切らなくては。
この面白さというのは、決して愉快と言う意味ではない。
むしろ刹那系かも?
ここに登場する攻めとなる西野という男は男前な外見のくせに随分とひねくれてヘタレでお子様だった。
4年になって急に実家を出て寮にはいったというのも、両親の離婚と父親の再婚で自分の居場所を感じなくなったから。
一見淡々として冷静でいるような雰囲気だけど、それは、建築科のくせに家族が住まう家の図面をひくことができないという部分に象徴されている。
一方、同室になった油絵科の南野はとても明るくてやんちゃなのだが、彼もまた家族に対して過去があり、現在はそれを自分で克服して彼なりの態度をとることができている。
そんな南野を知って、彼によって西野がひきあげられるのだが、要は西野は極度の甘えっこでそれを素直に表わすことが出来ないツンであったことがわかる。
だって、南野に甘えているのだ、西野は。
そんなお話は南野はよくしゃべるけど西野は心を吐露しない。
それだけではないけれど、展開されるシーンで読者が察するという作業が必要になり、彼等の気持ちを読んであげなくてはならない。
この展開だとラストのエチは蛇足に感じる。
キスで充分だった。
むしろ、「好き」止まりの気持ちの確認のにみのほうが自然であったようにも思う。
親への想いという根っこにおいているためにちょっと切ない感をかもしだしてはいるものの、自分には微妙なライン。
あまりに西野が語らないから。
冒頭で言った「面白い」この解釈は難しい!
今一つ響いてくるものは弱かった。
同時掲載で短編が2本あるが、表題と比較するとかなり面白い。
ガチャガチャして見るに堪えなかった。
一体このギャップって?