ついに始まったロン・ティボーへの挑戦。悠季の結果は…!?

富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 天上の愛 地上の愛

富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 天上の愛 地上の愛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
17
評価数
4
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
秋月こお 

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イラスト
後藤星 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
寒冷前線コンダクター 富士見二丁目交響楽団シリーズ
発売日
価格
¥514(税抜)  
ISBN
9784044346584

あらすじ

シャントレーという好敵手との出会いを経て、自身のすべてを動員して研鑽に励んだ悠季は、ついにロン・ティボー国際音楽コンクールに挑む。愛する圭に見守られながら、自分が奏れるベストを出し尽くした結果は…?
(出版社より)

表題作富士見二丁目交響楽団シリーズ第7部 天上の愛 地上の愛

指揮者

レビュー投稿数1

既にBLの域を脱して

今回の本は、丸々1冊、悠季のロン・ティボーへの挑戦とその結果に費やされています。
悠季が、バイオリン演奏者として、どう音楽に向かい、何を克服していくのか、
予選1戦、2戦、決勝戦と、コンクールの進行に合わせて、今までの悠季の努力と経験がどう実を結ぶのか、次々と、ジグソーパズルの残りのピースがはまっていくように、一気に読ませる展開です。
ここまで来ると、既にBLの域を脱して、恋愛要素はかなり薄め。
悠季自身が、恋愛というか、セックス込みでの圭との生活と、自分の演奏家としてのコンディション調整とを、どう折り合いをつけるか、
そして、圭も、悠季との関係が、次のステージに進んだことを理解したかという、二人の関係をどう維持して行こうかということを悩む段階です。

長いシリーズの作品だからこそ、この1冊はまさにクライマックスで感慨深いです。

1

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