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なんで?なんで俺は志郎にさわれないんだろう――
これは受の優柔不断さを受け入れられるかどうかが、好みを分ける作品だと思います。
私はこの受と同じくすっごい優柔不断なので、受がグルグル悩むのがよくわかるし、
ズルイのは受だけじゃなくって、攻も、そして当て馬役の女の子もズルイと思います。
だからそういう意味ではこの受、嫌いじゃないというか…むしろ好きだったりしますww
5年間も意地張り続けてたなんて可愛いじゃないですかwww
お互いの兄同士のセックスを見てしまったあの日から、お互いの間に溝ができてしまった、幼馴染みの志郎と正巳。
正巳は志郎のことが好きなんだけど、志郎のほうは「男同士」というものがどうしても受け入れられなくなっちゃったんだと思う。
絶対に男同士はダメ、ましてや正巳なんて絶対にダメ。
そういうのが志郎の根底にできちゃったんだよね。
正巳のことを変に意識して、正巳に惹かれている自分から逃げるために、自分のことを好きな真子と付き合って。
志郎の人生“逃げ”ばっかりです。
正巳は志郎に触られると、彼を異常に意識して邪な感情を抱いてしまうから「触ってほしくない」。
一方の志郎は、正巳を意識してしまう上に、やっぱり男同士は気持ち悪いっていう気持ちがあるから正巳には「触ってほしくない」。
微妙に違う二人の温度差が切ないです。
二人とも仲良くしたいはずなのに…。
そうして志郎は真子と付き合いはじめ、正巳はそんな二人を見つめながら時は流れます。
二人が付き合いはじめてもずっとずっと志郎が好きな正巳。
「一生おあずけなんてひどい」
「呪いだよ 一生焦らしプレイの呪い」
うん、重い。正巳の気持ちは正直重いくらい深い。
正巳の気持ちに気づきながらも逃げて、真子と気持ちもないまま付き合い続ける志郎。
志郎の気持ちも逃げている理由も薄々気づきながら、自分の気持ちを伝えない正巳。
そして志郎が自分に気持ちがないってわかっていながら、志郎をつなぎとめておくために必死な真子。
みんなみんな、ズルイ。
でも恋って結局はがむしゃらに縋りつくもんだって、この3人は必死に恋をしているんですよね。
思わず、若いな~と思ってしまいました。
中でも一番バカでどうしようもない志郎は、最後の最後までバカで、それでも必死ですっごく愛おしかった。
二人とも泣きながら抱き合って可愛い以外の何物でもない。ああ可愛い可愛すぎるよ!!!
そしてここにきて「触らせて」とは!!!
5年たってようやくですよ!!!
ミーコハウス先生…上手すぎます><
やっぱりミーコハウス先生大好きです!!
なんというか、心理描写が本当に巧みですよね~。
3人の揺れ動く気持ちがすっごく丁寧でした。
オタオタうろたえる姿とか、かと思えば正巳とか腹黒だったりして。
真子の鬼のような形相は本気で怖かったしwwww
あああああ…たまらん。
キュンキュンしっぱなしでした!!!
あと兄CPが非常に萌えでした。
オラオラ攻(と見せかけて実はワンコ)×意地っ張り美人受。
兄CPで丸っと一冊読んでみたかったりwww
ルチルで連載中の「星の数ほど」も早くコミックス化希望です!!!
うひー、さすが松本ミーコハウスさん。
登場人物が可愛くて可愛くて、切なくて、キュンキュンしました。
幼馴染みものはたくさん読んできたけど、こういう切り口もあったんだなァと再発見した気分です。
まず主役二人のお兄ちゃんカップルがイイ!お兄ちゃんカップルが主役でも面白かっただろうなと思うほど、萌えました。
たまたま主役二人が、このお兄ちゃんカップルがエッチしてる場面を見てしまったことから話がはじまるんだけど、なんの心の準備もなかった状態で目撃してしまったことで、いろんなものが狂っちゃったんだよね。攻めのほうは自覚があったみたいけど、受けのほうは自覚がなくて幼すぎた。
もしこの時に見てなかったら?と想像すると、すごく面白いです。
当て馬になった女の子を、イヤな子にしてしまわなかったところも好きでした。
女の子をイヤなやつにしたほうがストーリー展開としては楽だろうし、そういうお話のほうがBLには多いんだけど、松本ミーコハウスさんはそんな安易な方法は取らないのさ!
そのぶん主人公がイヤなやつになっちゃったわけだけど、「主役二人だけがキレイな場所にいて泥をかぶらないお話」がものすごくキライな私なもんで、私はきちんと主人公に泥をかぶせたこちらのストーリー展開のほうが断然いいと思いました。
ラストにやっときたエッチシーンでは、もうもうニヤニヤとキュンキュンが止まらない。ひたすら萌える。怒涛のように萌えまくり。
解き放たれた気分でした。
上手いなぁもう。
松本ミーコハウスさんは天才だと思いました。
ミーコハウス先生の作品は今まで読んだことがなかったのですが、こんなにやさしいトーンの作品に初めて出会いました
受・志郎に振り回される
攻め・正巳と志郎の彼女・真子
正巳は5年間も健気に志郎を思いつづけて
正巳が真子と付き合い始めても
もしかしたら…と期待しては傷つき
志郎は正巳を想う自分の気持ちを
必死にごまかそうと
女の子(真子)と付き合いつづけることに疑問を抱き
そして真子は志郎がいつもどこかで
自分以外のだれかを想っていることに
薄々気付きながらも
志郎を繋ぎ止めたくて嘘をつく
お話の雰囲気は優しいのですが、
登場人物3人はそれぞれ悩み傷つき
5年という年月を共に過ごします
女性キャラが出てくると
つい邪魔者ポジションになりがちですが
真子の気持ちも痛いくらい分かるんですよね
真子は「振られるんじゃないかと思ってた」
と言いますが、これを言うことで
志郎が振れない状況にしましたよね苦笑
でも恋する女の子ってまさにこんな感じだよなって思いました
やっとやっと志郎が素直になれたところからは
ひたすらきゅんきゅんしました
志郎の「好きなこと…ごまかしてて…ごめん」
にはうるっとしちゃいました
正巳は5年間も志郎を想い
志郎は正巳への想いを5年間ごまかし続けても
結局好きな気持ちは変わらなかった
長かったそれぞれの想いが重なって
これからはその年月を埋めるように
互いを大事にしていってほしいです
これ↓でみみみ。さんも書いているけど、本当に表紙で損していると思う。松本先生の他の作品を読んだことがなかったら、私だってこの表紙なら読みたいと思わなかったもん。だからこそ、全力でお勧めしたい。
兄同士のSEXを目撃してしまった日。【男同士】と言うところに過剰に反応してしまう志郎と、どこか受け入れている様子の正巳。きっとそれまでは無邪気に触れ合っていた二人なのに、志郎は指先が触れることすら「気持ち悪い!」と意識してしまい…。
「兄貴達って何か悪いことしたの?」「好き合ってるだけでしょ?」と言う正巳は、こうなる前から志郎のことが好きだったのだと思う。志郎は兄たちの行為を目撃して「それでも俺たちは友達でいようね」という正巳の言葉を、違う意味に受け取ってそれを指摘された時の慌てようを見ると、脈は十分にあったのだろう。
この作品の面白いところは、目撃していなかったらBL的にはもしかしたら自然に結ばれたかも知れないような設定の二人が、自分たちのこれからの姿を兄たちの姿で目撃してしまったことで、よくあるBL展開にならず、思わぬ方向に進んでいくところにあります。松本先生はこういうリアルとは言えない設定の中から、キャラの心情を丁寧に描いて、リアルな物語にしていくのがとても上手い。
だから二人のそれからの拗れ方が切ないやらじれったいやら (*´д`*)ハァハァ。受け攻めともに恥ずかしがる顔や戸惑う顔に胸がぎゅんぎゅんするんですよ!二人の間にある近いのに触れられない距離が、本当にじれったくてもどかしくて、早くくっ付いちゃえよーと思うのに、イライラしないんです!←ここがすごく肝心だと思う。
志郎と5年も付き合っていた真子にとっては辛い経験になってしまったけれど、志郎を繋ぎとめる真子のやり方も本当にリアルで、お互いを傷つけて少し大人の女になれたと思うので、次は絶対に幸せになって欲しいと思う。そして【「手に入れたい」の先】を見つけてほしい。
ラスト志郎が「手に入れたい」の先に見たものは、「幸せ」なんだと思う。
良かった〜〜〜
松本ミーコハウスさん、知るきっかけになった「美味しい野菜」もそうなんだけど、表紙で損してる気がしてならない。
中の絵は情感豊かでとても素敵なのになぁ。
お兄ちゃん達のエッチを見ちゃった弟同士のお話なんですが、じゃあ僕たちも…って感じのファンタジー的なお約束展開には決してならなくて、可哀想になるほど切なくて焦れったい青春モノでした。
焦れったいのはあんまり好きじゃないはずなのに、ぐいぐい引き込まれます。
なんて内面を描き出すのに長けてらっしゃる作家様なんだろう。
実際に身内のそういう行為(しかも同性同士の)を思春期の真っ只中に見ちゃったら、志郎みたくなるだろうな…
遠回りして、
周りも傷付けて、
5年。
10代の5年って気が遠くなるほど長い。
無自覚に必死に蓋をしてた想いがとうとう溢れてしまって、罪を共有するように、指を絡めながらキスするシーンがすっごい良いんです。
正巳の「やっと触れた」って想いがヒシヒシと伝わってきます。
志郎も正巳も脇役の女の子も、みんな等身大なところが良かったです。
女の子の5年は満たされないものだっただろうな…と思うとなんともやるせないです。
作家さん買いです。
正直、表紙をみた感じ好きな作家さんではなかったら購入してなかったと思います。
BLで定番な、可愛い受けキャラと格好良い攻めキャラがくっついてラブラブえっちなハッピーエンドな王道ストーリーではないので、好みは分かれるかと思います。
受けキャラのクズなとことか、葛藤とか、人間らしくて好きです。何より、心理描写がとても上手くて引き込まれてしまいました。
切なくてキュンキュンして涙が出そうになりました。
購入して本当に良かったです。
よかった…。
基本的に愛を感じる話が好きなので、
紆余曲折と長い年月を経たラストに
素直によかった…!と思える。
代わる代わる描かれる
志郎と正巳の内面が、
純粋な恋心と葛藤を
嫌と言うほど感じさせてくれる。
ミーコハウスさんの作品の中では、
重め寄りなほうなんだろうな。
でも「恋のまんなか」よりは日常感がある。
(兄たちのを目撃は比較的衝撃だが)
だからこそリアルさを感じられて、
切なさ度合いがかなり高い。
お互いの兄同士のHを目撃してしまったことで、
お互いを意識してしまう幼馴染のふたり。
志郎の”普通”と自分の気持ちの間での葛藤は
俯瞰して見ると確かに独りよがりなとこがあって、
イラッとしちゃう人もいるかもしれない。
でも、「男を好きになる」なんて
考えたこともなかった志郎は
兄たちの現場を目撃することで、
好きって言う純粋な気持ちの先にある
性のほうを先に意識してしまって
混乱して拒否してしまうんだよね。
未知の世界というか、
自分が考えたこともなかったことを
急に意識するとこういう反応は案外自然で、
私はそんなに苛々はしませんでした。
でもそんな志郎もきっと
「俺がどんだけ傷ついてもいいって思ってるよね」
っていう正巳の言葉に、
少し自覚をしたんだと思う。
でもそれでもどうにもできない彼女の妊娠話。
本当に、呪いだこれは。と思った。
正巳が「正直甘い」と思ってるとこには
志郎の方が切実でかわいそうな気もしたけど(笑)。
ミーコハウスさんの絵、クセはあるけど
表情がとても「クる」感じだと思います。
全体を通して志郎は大体苦しげな顔してんだけど、
その分後半の幸せな恥ずかしさの中で
赤らめる顔はなんともキュンとする。
ちなみに私、志郎の眉が気になって、
ちょっと表紙が好みではなかったんだけど、
中はそうでもなかったです。
だから表紙で敬遠してる人がいたら
背中を押したい。
そしてセリフ選びも絶妙だよなぁ。
モノローグのかけ方、回想の挟み方、
セリフのリフレインの仕方。
ドストライクに好みです。
「『恋の周期って 3年なんだって』
そんなの 嘘だ」
にはぐっわぁぁぁあああっときました。
ミーコハウスさんと秀良子さんは
そういう心情描写面で私の二大巨頭です。
「恋のまんなか」が好きだった人は
好きなテイストのような気がします。
独特な絵柄で敬遠してるという人でも、
同性への恋心に葛藤する話が好きならオススメ。
そして先ほど個人的趣味を先述しましたが、
秀良子さん好きな人にもハマる人がいると思う。
女の子が当て馬になる話が嫌いな人はオススメしません。
BLにしては珍しく、かなりがっつり
物語の中核に絡むので。
でもそれが逆にリアルで真子の気持ちも分かるんだよなぁ…。
葛藤シーンが多い分、
気持ちが通じあった時に溢れる愛が、とても素敵。
言葉や行動で呪いはかかるけれど、
呪いを解くのもやっぱり言葉や行動だ。
この想いが、叶ってよかった。
BLでここまでハッキリと女の子が恋敵として頑張るストーリーって稀有だよね・・・
お互いの兄たちのセックスを見て逆にそうなるのはおかしいっという方向に自分の気持ちに逆噴射をかけてしまう志郎が正巳に対してだしたのは触るな、忘れろという脅し。
そして、その無意識のカムフラとして利用されるのが二人が実は惹かれあってるのは解ってる真子。
でも真子も正巳も生々しくただもんじゃない。お互いが争うわけではなく、すがるわけでもなく単に縛り上げていく。
でもそれによって苦しめられる志郎、単純にはやーな奴なんだろうけど、凄く共感できるんだよなぁ。
性的にまだまだ未分化な中学生がいきなり自分が男が好きなんて異常事態、すんなり普通呑めないよね。
今週もドキドキしながら書かせていただきます西おこ太です。はい。
「さわってもいかな」であります。はい。
こちらの作品は松本ミーコハウスさんの作品なわけでありますが、the✩通常運行!!な感じでした。ういういしているのに、そこはかとなくエロい。なぜ松本ミーコハウスさんの描く恥ずかしがる顔はこんなに胸を抉るのだろうか(真顔)
こちらの作品見てみたら2011年出版でありました。なかなかによい掘り出し物をしたと思うところであります。
中身についてですが、まぁ所謂幼馴染ラブです。
足掛け5年の両想いの成れの果て。
世間体だとか彼女だとか云々悩んでばっかの子と、お互いの気持ちを知っているけど、だからこそ手を出せない子。切ないね!!
なんて言うんだろう。つらい。彼女ちゃんもなかなかにいい子だし。
お互いに好きって分かってるのに付き合えないし、彼女ちゃんにも気を使わないといけない。
「これで忘れるから…」と言いつつ忘れられない…。
じれじれするし、むずむずします。
個人的には久しぶりのヒットでありました。
「さわってもいいかな?」
「(5年後なら)いいですよ!」
と、いうお話。
蛇足でありますが、この作品と同じ出版社から出ている松本ミーコハウスさんの「恋のまんなか」もなかなかの良作であります。この「さわってもいいかな」がお好みの方なら、「恋のまんなか」も手に取ってみることをおすすめします!キュン胸です。はい。
この感じは始めてです。たぶん。
兄たちがセックスしていて、それを目撃してしまった弟たち。
明らかな嫌悪を示してる訳ではなく、思春期の葛藤と戦っている感じです。
松本ミーコハウス先生はほんわか柔らかい感じのイラストをお描きになるのに、内容はほんわか柔らかい感じではないんですね。
最初から甘い感じだと思っていたんで、シリアスな感じでイラストと内容のギャップがまた良い感じです。
ちょっと流行っていた壁ドンもありました。
弟たちはハッピーエンド。兄たちもハッピーエンドなんだと思うんだけど高校を卒業して出て行ってからの兄たちが気になります。