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konya mister de
12年以上前の作品。
久しぶりに読み返しましたが、やっぱり好きだなあと思いました。
嶋二節、とでも表現すればよいのでしょうか、嶋二先生の甘酸っぱさのある切ないお話がじわっと染みます。
今夜、ミスターで
隣に暮らしていた1歳違いの幼馴染、大人になってからずっと会っていなかったのが東京で再会してからのお話。
帰省させよう、家族と連絡とらせよう、という目的(というお題目)でチカの働くゲイバーに通う、ノンケの恭平。以前、チカに告白されて突っぱねたことがありましたが、今のチカと会い、話すうちに、どんどんチカのことが好きになっていきます。
幼馴染で家族ぐるみの付き合いがあるからこその悩みも言い訳もありつつ、両片想いになり、拗らせていく2人を見ているのが切なかったです。
さよならミスター
ゲイバー、ミスターのオーナー、ゲイ嫌いを公言しているクズ男と、ゲイバーのマスターのお話。
マスターの桃は、昭和歌謡のいい女みたいで、優しいし気配りすごいし、尽くしますが、お相手のオーナーがひどい男で、すごいクズで、やめときなよ、と何度も思いました。
本人たちが幸せならそれが一番なんだけども。
だいぶしんどい恋のお話でした。
再会した同級生とまとまる話。
ああ、ノンケ×ゲイが好きなので、こういうのたまらないです。
こういうネタって冷静に考えるとノンケと出来るのか?と思わないでもないですが、友人から恋人に離れたくないって理由で飛び越えられるのかしら?まあ、飛び越えられるからBLなんですけれども。最近、この障壁の高さが微妙に低い気がしないでもないのでした。あまり悩まれ過ぎてもイライラするので、このお話くらいが一番ホッとするのですが。
最初のチカちゃんの話は好きですが、店長とオーナーの話がダメでした。
オーナーが傲慢過ぎて。
ダメな男にはまっていく典型的なパターンですよね。
店長のキャラはとても好きですが、何でこの男が好きなのか、全く理解できなかったのでこの評価で。
>>詩雪さん
貴重な情報有難うございます!
本当、あれだけだと何でいいのかよくわからないですよね。
で、だらしない本人よりも、真面目で誠実な人の方が酷い目に遭うって理不尽だなあと思っておりました。
今度読んでみます!
私的に嶋二さんの作品の中で「さよならミスター」がいっちばん好きです!
腐ったタイミングの問題で、初回限定版が手に入れられ無かったのが本当に口惜しい!(そのうち手に入れてやる!)
好きすぎて、同人誌も買っちゃったよ!
桃がかわいくてかわいくて。色っぽいしかわいいし、賢いし大人なのに、恋だけはどうにも不器用で、どうしようもないとわかっている雄大のことを思いきれない情の深さとか、まさに飲み屋のオンナなんですが、これがいい。
雄大の方も絵にかいたような悪い男なんだけど、ひどい扱いや自分がろくでなしであることを自覚していながらも、どうしても桃を手放せないところがずきゅんときます。
で、流される桃がかわいくて。この二人にがっつりハートをつかまれました。
表題作もいいんですよ。臆病なチカと楽天的な恭平はいいコンビな気がします。チカがかわいくて。キレて押し倒す恭平も男前でした。
こういう普通の男の子(?)のちょっとかっこいいところに萌えました。
嶋二作品の中では私はイチオシです。一冊全部、雄大×桃だったら神評価でした。
【サラリーマン×ゲイバー店員(幼馴染み)/オーナー×店長】
ゲイバー“Mr.”を舞台にした2つのCPの話。
■今夜、ミスターで■
■Welcoming Morning■
■あまやどり■
羽山 恭平(サラリーマン)×目叶 知佳(“Mr.”の住み込み店員)
ゲイバー“Mr.”の住み込み店員・チカには、実家に帰れないある理由があった。
それは1つ年下の幼なじみ・恭平に関係があるのだが…。
恭平の天然タラシめっ!
さらーっと素敵発言しまくりなんですがっ(*´Д`*)
本当に真っ直ぐな人です。
表紙では不敵な笑みを口元に浮かべていますが、どちらかというとワンコな感じ。
子供の頃はピヨピヨ~とチカの後ろについて回っていたみたいですが、大きくなってもそんな感じがするw
最初は実家に帰ってないチカを説得せねば!と意気込んでいたけど、だんだんとそれがチカに会うための口実みたいになっていっているのがもー(*´艸`*)
チカはチカで飄々とした態度を取りながら、その裏に臆病な本音を隠しているんですよね。
それがチラ見えする時なんてもう…。゜(*´□`)゜。
特に恭平がもともとノンケなことを気にしているのが言動の端々から伺えます。
■さよならミスター■
水瀬 雄大(“Mr.”のオーナー)×桃地 武(“Mr.”の店長)
桃が傲慢で横暴でホモ嫌いな男・雄大と酒の勢いで体の関係を持ってから4年。
思い出したようにふらりとやってくる…例え、その時に女の匂いをさせていても店にまで迎えに来てくれるだけで嬉しかった。
でも、たった1つ貰ったもの(“Mr.”)も雄大が作った借金の担保でなくなってしまう…そろそろ潮時なのかもしれない…。
なんで桃ちゃんは雄大なんて好きになったんだろ?
もーねー何か…桃ちゃんが頑張った分だけ雄大のろくでなしっぷりが際立つという。
女の匂いをさせるわ、殴るわ、借金を作って行方をくらますわ…(;´Д`)
とはいえ、雄大が桃ちゃんを好きなんだろうな…っていうのは読んでる側からすると分かるんですよね。
当て馬への凄まじい怒り方や寝ている桃ちゃんの横での態度などから。
但し、桃ちゃんには伝わってないわけでー( ̄∇ ̄)
でもあの場面で「愛してる」は反則技だーぐわっときた!
…思いが通じ合ったことを喜ぶべきか謎だけど←
メイド服姿の桃ちゃん見たかったなー…セーラー服でも良いよ(*ノдノ)
それにしても当て馬くんは可哀想に…最中に乱入されるわ、蹴られ殴られ踏まれ…ドンマイとしか言いようがない(´・ω・`)
どちらの話が印象に残ったかというと迷わず「さよならミスター」を選びます。
ってか、それぞれ1冊にして欲しかった!
特に雄大と桃ちゃんをがっつりと読みたかった。
出会いとか気になるー( >_<)
※『小さな恋のメロディ』で番外編として雄大×桃ちゃんの出会いが入っているらしいので今度GETしよう。