無慈悲なオトコ

mujihi na otoko

無慈悲なオトコ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神109
  • 萌×240
  • 萌29
  • 中立15
  • しゅみじゃない15

--

レビュー数
40
得点
807
評価数
208
平均
4 / 5
神率
52.4%
著者
桜賀めい 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
無慈悲なオトコ
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784832287273

あらすじ

大人気「ワルイコトシタイ」シリーズ最新刊!!
今後の主役は永遠の次兄・久遠×帝の兄・七王★
待ちに待ったカップルがいよいよ登場~!加筆&描き下ろしあり!

「嫌いなんです…誰でもいいって感じの人」
『男なら誰でも誘いまくる』と噂される白羽七王は、 その色っぽい雰囲気で大学中の注目の的となっていた。 そのために七王は、ずっと片思いを続ける相川久遠にもその噂が原因で避けられ、拒絶されてしまった。 久遠は決して自分のものにはならない―――、 自暴自棄となった七王は、無理矢理抱かれようと久遠に迫るが…。 切なく健気な七王の恋にキュン? 「ワルイコトシタイ」シリーズで注目の 相川家次男・久遠×白羽家長男・七王編★ ? ?シーン大幅加筆&描き下ろし!
(出版社より)

表題作無慈悲なオトコ

相川久遠 大学2年生
白羽七王 魔性の大学3年生

その他の収録作品

  • 無慈悲な夜のオトコ達
  • 「無慈悲なオトコ」コミックス刊行記念♡ショート

レビュー投稿数40

実は純愛。何回か読むと魅力がわかる

Kindle unlimitedで読みました。
実はこの「ワルイコトシタイ」シリーズ、私は過去に全部読んだことがあるはずなのですが、この作品はなぜかあんまり記憶になく・・・。おそらくスピンオフの「じゃないけどシリーズ」(特に「嫌いじゃないけど」)があまりにも好きすぎて、記憶から抹消されたのではないかと思っています。
ただ、今改めて読んでみると思ったより奥が深かったんだなと思います。シリーズの中で本作の印象が薄くなってしまうのは、二人とも感情が表に出ないタイプなのと、キャラクターの個性がぱっと見で分かるわけではないからかなと感じました。(当て馬の教授が一番濃いキャラかも?(笑))物語も淡々と進んでいく感じがして、あんまり読んだ実感もないんですよね。おそらくこれらの理由から、印象の薄い作品というイメージができてしまった気がします。
ところが、読み返してみると結構純愛なんですよね。七王が久遠を好きで、でも振り向いてもらえないから体だけでもと破壊的な衝動を起こす、という導入が切なくて、二人の絶妙な距離感がもどかしいからこそ応援したくなる。キャラクターの個性というより二人の関係性を想像して楽しむ作品なんじゃないかと思うようになりました。なので、この作品は一回読んだだけで心が支配される、というよりは何回か読んで初めて魅力がわかるタイプのものだと思います。
もちろん私は「じゃないけどシリーズ」が一番好きなのですが、シリーズ全体としては毛色の違うカップリングがたくさん用意されているので、絶対どれかは好きになると思います!

1

シリーズ6冊目

恋じゃないけど→無慈悲なオトコ→ワルイ恋人じゃダメ?
◾️相川久遠×白羽七王
受けからのレイプ、いわゆる逆レという奴です。でも久遠の体格なら七王如きどうとでもできるはずなので、甘んじて受け入れたのは…本当に嫌だったら勃ちもしませんよね。男はソコを握られたら何も抵抗できなくなるとでも?帝が言ってることが存外正解か。

それにしても双方好きになるきっかけが謎なCPです。しかしながら有無を言わせない勢いと色気が…!桜賀先生がワルイコトシリーズ描き始めの頃だったら出なかったセクシーさだと思うので、ここで満を辞しての兄CPは有りです!さすがアダルトチームなだけあって、弟たちのプレイを一足飛びで抜かしていきました笑

短パン刑事…

0

切なさと甘さと魔性さ

シリーズを順番に読んできたのですが、この巻が1番良かったです。
七王が一途でギャップが可愛いです。本命には強く出られないキャラは好きです。切なさと甘さと魔性さ(?)がありました。
また、久遠が七王に惹かれていく過程が読者にわかりやすくて良かったです。
ただ、若干BLが当たり前な世界観があるので、その辺の複雑さを求める人には微妙かも知れません。

0

甘え下手

こういう、慣れてるふりしたり悪役のふりしたりして自分を守るけど、実は健気で一途な受けが、大好物です。ドストライクでした。愛されることに臆病で、嫌われたくないが先行して上手く甘えられない健気さに切なくなります。

0

この艶かしい眼差しに狂わされるのも仕方ない、と思う。

結構以前の作品だったのですね。私がBL事始め(今もまだまだ初心者ですが。)の頃、何度となく読み返した作品です。これが、「ワルイコト」シリーズという事を知らず、兄である七王さんの「無慈悲」3部作から読み始め、後にシリーズを知ったという。そして、シリーズ読了してもやはり、中でも一番大人な雰囲気のこのカップルが一番好きです♡ 久々に読むと、意外にツッコミどころ満載なことに驚かされますし、シリアスなモノローグの割に、「ねぇ、コレってどういう状態⁈」って、ドン引くこともありますが、やっぱり魔性の男、七王さんのその健気さと。恋を自覚してからの、久遠のそのクーデレからの溺愛執着ぶりに、キュンキュンします。

まず。七王さんが、前から久遠を気になっていて、その熱を知りたかったとはいえ。弟を迎えに来た久遠に乗っかってしまう。華奢で細っそりとした七王さんを「俺はアンタみたいな、誰でもいいって感じの人、好きじゃない。」とか言いながら、はね退ける事もせず。しっかり頂いてしまう、久遠。人ん家の客間で。あの艶かしい美しさに、その微笑に。嫌だ、タイプじゃ無いけど、機会があればやぶさかでは無い!と、いった男のサガなんだろうか。とにかく致してしまう。その後も何だかんだ言いつつ、トイレで絡まれて応えてみたり。「アンタ、俺にどうしてほしいんですか?」え?お前こそ‼︎ と、ツッコミを入れたくなってしまう。きっと最初っから、久遠はもぅ、堕ちているのだ。
ややこしい事に、七王さんはゼミの教授と一度だけ、身体の関係を持ったことがあって。一見優しげなこの教授に、七王さんは依存していて、教授の方は執着している。七王さんの、健気で純情なその気持ちに久遠が気づいた頃、七王さんは教授の準備室で、その可憐な口を犯されていた。後に教授は「まぁ、でも君の口に突っ込んだのは、完全に僕の欲だったけどねぇ。」なんてシレッと話すのだ。え⁈ 下半身晒して、口に突っ込んで、顔射して、部屋を退出って…。ちょっとした謎プレイである。
独り、部屋に残された七王さんは、探していた久遠に見つけられ、介抱され。告白をさせられて。抱きしめられる。そして、その部屋で抱かれてしまうのだ。初めて、素直に気持ちを告げることが出来た七王さん。そして、つかみどころの無かった七王さんの気持ちを、二度と離すまい、と誓う久遠。
七王さんのその魔性とも言える綺麗さが噂に尾ひれを付けて、「誰彼構わず誑かせている。」という噂を、久遠は気にしていただけだった。始めからずっと、久遠だけ。彼だけを気にしていた七王さんが健気で。達観しているようでいて、教授に何か言われる度に「かぁっ」って赤くなったりしていて。そういえば、実らなかった教授の恋。この男は、七王さんを見つめ過ぎていて、七王さんの眼差し一つ、久遠に向ける表情一つ見逃さない程に。それなのに、何も気付かない七王さん。それはそれで、七王さんも罪な人だと思うのだ。七王さんの魅力に狂わされない者なんて、いないのだ。
この後の久遠のすざましい執着ぶりはまた別の話。


0

アップがキレイです

初読み作家さん、たいへんな高評価に興味をひかれ手にとりました
なんと言っても、アップのお顔がたいへんキレイです
とくに受けさんが、美人で、いろんな表情を見せて、色っぽいシーンなどドキッとします
攻めさんもカッコいい・寡黙・独占欲強め・バイトも学業も真面目に取り組むタイプと、好感度ひじょうに高いと思いました

ほかに枝分かれもあるシリーズ物のスピンオフだそうで、一番評価が高いこちらにしてみましたが、どれも人気作ですね
「無慈悲」の三冊だけ読んでも、問題なく楽しめました
受けさんが幸せそうで、よかったね、と素直によろこんだり
ちょっと唐突に感じる展開もありますが、たぶんそれを楽しむ作家さんなのだと思いました

さてそのなかでも、作画の方はちょっとくせがあるので、気になることもあります
パースの乱れが大教室だと目立つとか、変化を追うコマ割りが細かすぎて配置に無理があるとか、いくつかあるのですが、読みにくくて視線の流れを阻害するので、せっかくのキレイな表情のコマがもったいないな、と感じてしまいます

まずはキャラクターの顔や相関関係を把握したので、ほかの関連作を読んでみようかな?
ざっと見た範囲ではよく似ているようなので、要注意ですね!





2

新カップル

本編カップルの帝×永遠の、兄たちが主役となるスピンオフです。
永遠の次兄・久遠×帝の兄・七王。
この二人同じ大学ですが七王はその美貌と良からぬ噂で有名人なので、兄弟たちがカップルでなかったら関係が進むことはなったかもしれません。
なんてったって、久遠が永遠を迎えに帝の家へやって来た時に、いわゆる襲い受けで七王が乗っかってしまうのですから(苦笑
スタートこそそんなですが、永遠に対しての対応を見ていると久遠は基本抱え込みたいタイプのようなので、後々の七王への執着なんかもなるほどなあと思いましたね。

これ最初に読んだ時に「どこかで見たぞ…」と思っていたら、どちらかのお試し読みで読んだことがあったんですね。
その時は詳しい設定などはあまりわかっていなかったので序盤の展開が随分唐突だなぁと思ったものですが、やはり本編読んでからの方が楽しめました。
個人的には研究室の教授が変な人で面白く、好きですねえ。
しかし相変わらず白羽兄弟が並ぶと、見分けがつき辛い…

2

魔性の男

度々布石はありましたが、やっぱりというかようやくというか。
帯の「一度くらいイイだろ」に煽られてみるも、無理矢理乗っかる姿に今までの魔性属性から一気に一途な純情青年へと早変わり。
天然とは違い、どう見られているのか分かっているからこその気持ちを抑える健気さや、それでも区切りをつけたくてせめて一言だけでもと振り絞るいじらしさ。
さすが魔性の男。
こっちまでぐらぐらしっぱなしでした。

ひと皮剥けばドン引く程の執着を見せる久遠に年下らしい可愛さは微塵もなく。
じっとりとした眼差しを向ける七王も一度は諦めたからこそ求めるものが段違いに大きく、重くなってしまっているような気がします。
心の闇の深そうなカップルの誕生となりましたが、実は一番純情で盲目的な2人なのかもしれません。
そして里仲教授の欲発言に、何事にも動じそうにないマイペースさに、彼の抱える闇も気になる所となりました。

0

七王が可愛いくって・・・

とりあえず、七王(受け)の色気がだだ漏れで七王が可愛すぎる♡
魔性な素振りをみせてても実はめちゃ純粋な七王に好感がもてました!
久遠(攻め)の心の葛藤も読みごたえありました!

あて馬的な大学教授の先生もいい味だしてました。大人な包容力がありこのコミックで出てくるキャラは基本ステキです。

今回このコミックで読んだ中で、七王が久遠の上に無理やりまたがりエッチしちゃうシーンがありますが、その時の七王の表情が本当に好きです。
こんなに色っぽい顔なのに、切なく美しいって・・・。
まぁ、久遠にははっきり嫌いって言われてますからね・・・(><)
好きな人にそんなこと言われたら普通にへこみますよね・・・。

でも、最後はお互いの気持ちが通じ合ったので良かったですが、その後のHが激しすぎて・・・(笑)大学生もまだまだ若いからね(笑)

ちょいちょい出てくる帝と七王の会話もなんか好きです(笑)

2

切ないー…



新しいカップル
魔性の男七王×しっかりもの久遠。



ネタバレ!






七王はずーーーっと久遠に片思い。

でも「男ならだれでもいい。」という噂が
大学中に流れていて
久遠から「いい感情を持っていない」と言われてしまう。

それを聞いた七王は嫌われているならどうせ…と思い
久遠を襲ってしまった。

襲ったことより
さらに嫌われてしまう七王。


でも久遠はどこか七王が気になって───…?

1

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