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sugar code
CDを視聴したので久々の再読。
アパートのつくりや住民たちとのやりとり、ヤクザの言動に時代を感じつつ、古臭さが一切ない、とても楽しい作品です。
祖父の言っていた「情けは人の為ならず」を実践している高木亮。
アパートの管理人で、いろんな住民がいて、トラブルにも巻き込まれて、だけど、気負うことなく、まっすぐに素直に実直に過ごす好青年です。
そんな 高木亮に、行き倒れているところを助けられたおじさん、大土井誠。
高木亮の管理するアパートの空室にそのまま住み着き、仕事をするわけでもなく、ただただ高木亮に懐き、だらだら過ごしています。
実はヤクザの息子で、高木亮のピンチに何度も大活躍、という、時代劇、遠山の金さん(あちらはお奉行様ですが)のような、ギャップと活躍がかっこいいです。
突拍子もない設定だけど、鼻白むことなく、しらけることなく、楽しんで読むことができました。
変わり者ぞろいのアパートの住民たちとのやりとりも楽しく、このアパートに住んでみたい、と思うほど。
大土井誠が高木亮を好きになってからのアプローチ方法もとってもかわいかったです。
そんなふんわり、優しいアプローチ、伝わらないよ・・・、と萌えました。
何年かぶりに何度目かの再読をしましたが、やはりとても面白い作品でした。
夏目先生のケンカップルは大好きなんですが、こちらの2人はあまり萌えず。
2人ともキャラは好きなタイプなのですが、何せ大土井がわかりにくい。
大土井は人の気持ちがわからない、何をしてものれんに腕押しタイプ、だから分からなくて当然というか、そのように描かれているのでそれで正解てことなんですかね。
具体的には、高木が「おれのもんになってくれんの?」と言った時、大土井は「いいよ」つったんですよね。
なのにその後、いつかは出ていかないといけないので手を出さず我慢していた…てのが、分からなくて。私の理解力不足だと思いますが。
大土井弟が何気におもしろいキャラで、見ているうち下まつ毛がツボってきて笑ってしまいました(下まつ毛と言えば銭形のとっつぁんを思い出しました←関係ないw)
絶対このパターン!と期待していたものが得られなかったときの落胆って大きいですね…。
ページをめくるごとに期待が膨らんでいっていただけに、最後まで読み終わってしばし悲しみに打ちひしがれておりました。
見ず知らずのおじさんを助けた末、行き倒れたクールイケメン・大土井を家に連れ帰ったアパート大家の亮。
すっかり居ついてしまった大土井の変貌ぶりに驚くも…。
みたいな始まりです。
人生最大級のピンチを救ってもらったり、ちょいちょいキスされたりで、亮の気持ちはどんどん高まっていくものの、大土井の本心が見えません。
でもこれ絶対、大好きすぎてー!!!ってパターンでしょ!と思って期待していたんです、わたし。
軽くヤンデレ入るくらいに溺愛しちゃうんだろうと。
あれ。
なんか。
違った…?
大土井、よく分かりませんでした、最後まで。
家の事情とかいろいろ複雑で、それまでの生活とかもひとにそんなに執着してこなかったみたいだけど、大土井弟の作戦でも「今までのひととは違う」というお墨付きをもらってはいたけど、なんか違う。
思ってたのと違いすぎる。
亮が飼ってるわんこがいるのですが、徹頭徹尾わんこ>亮なんです。
「どっちも一番好き」って言ってるけど、いやもう完全にわんこが完全勝利なんです。
家業がカタギじゃないけど、無類のわんこ好きというギャップ狙いはいいのです。
わんこ、可愛いし。
だけど、それだけ大好きなわんこよりも、こたつやどてらよりも、三度の飯よりも亮が大好きだー!!!!っていうのを期待してしまったんです、すみません。
わんこそっちのけで亮に飛びついてほしかった…。
でも結果、わんこ…。
亮くん、ほんとに愛されてるのかな…って、心配になってしまいました。
そんなわけで溺愛系攻めを期待すると悲しくなります。
ご注意を。
「ハートの隠れ家」といい、本作といい、イサク先生はアパート人情ものが得意な作家さんだと思います。何となく周りの人たちも皆良い人たちで、主人公はちょっと鈍くて。全体にほのぼの感がいっぱいで。攻めの大土井はカッコいいのに日頃は胡散臭いまでにユルくて。そのカッコいい時とのギャップに萌えるんでしょうけど、中身はユルくても良いから、もうちょっと見た目は何とかしてー‼︎って思っちゃいました。だって、せっかくカッコいいのに…。勿体ない。そして仕事の時はちゃんとしてスーツとか着るんだから、自分がカッコいいって事、解ってるんですよね、この男は。なんてニクらしい! もう故人だけど、亮くんのお祖父さんがとても人情味溢れた人だったらしくて、その気持ちごとアパートを受け継いでいるのもとてもいい。しかし、亮くんの両親とかはいないのだろうか。ずっとお祖父さんと暮らしてたとか?年の割に老成していた亮くんがほだされたのか、その何も疑わない純なところにほだされたのか。二人が心惹かれ合うとこもとてもいいです。はっきり言ってないので、亮くんがちょっとだけクヨりますが、それはお約束って事で!もう一つお約束と言えば、攻めの独占欲を煽る当て馬くんのフリですが、今回はぬるくて笑えます。耳かきって⁈ そこなんだ⁈ イサク先生の萌えポイントがあまりにも予想外だったのでウケました‼︎ まぁ、ビックリはするだろうけども‼︎ もういつもの様にですねー、ベリっと引っ剥がしに来て欲しいのですが。それもこれも含めて、諸々ぬるかったですねぇ。イサク先生の、攻めの余裕があんま無くて、馬鹿みたいにがっついてくる攻めって、魅力だと思ってるんです。そして、動物は本能的に人を見抜くと言われますが、大土井が亮くんの飼っている犬に懐かれないのは良しとして、そこいらの猫にも威嚇されてるのも笑えます。この人大丈夫なのー⁈ 亮くん‼︎って。
作家さんは元々知っていて、やっと読めていない作品を見つけたので購入しました。
大土井さんの893していない時のオフモードの眼鏡髭、半纏姿が非常に緩くて好きです。
だけどたちまち仕事の時や助けに来てくれる時の893のスーツ、オールバック姿も大好きです。
これぞ一粒で二度美味しい、だなと思いました。
又、高木くんの優しさが魅力的なのと、高木荘の住人も個性的でどのキャラも好きです。
そして女装姿の高木くんが女性の美しさの象徴みたいでもう溜まらなかったです!
受けが好みのど真ん中だったので、手に取りました。
ヤクザのお話ですが、殺伐さゼロだし人情物に近い気がします。
受けの亮(あきら)は、おじいさんの人情味を受け継いだ明るく健気な子です。
そしてもう一つおじいさんから受け継いだアパートの管理を一人でしています。
こういう逞しい子が主人公だと安心して読めますね。
(あとおじいちゃんっ子っていいですよね。)
類は友を呼ぶという通り、登場人物がみんないい人達ばかりで読んでいて気持ちの良い作品だと思います。
そして攻めの大土井は冒頭からめちゃくちゃかっこよくて、一気に引き込まれました。
普段はボサボサヨレヨレだけど、いざとなったら漢気を発揮するスーパーマン……かと思いきや、そうは問屋がおろさず。
いや、ピンチの時はとても頼りになる人なのですが、ちょっと想像してたのと違っていました。
はじめは、大土井の真の姿はクールで有能な自信家で、ヤクザであることを隠すためにボサボサを装っている…そう思っていたんですよね。
脳ある鷹は爪を隠す的な。
でもいつになってもボサボサヨレヨレな手ごたえのないボケっとした感じのままで。
一体いつになったら正体を現すんだろうと思ってたら、本当にこういう性格の人でした。(笑)
それが分かってからは楽しめたんですけど、ヤクザと言ったら俺様!クール!というテンプレが頭に刷り込まれた私にとっては罠でした。w
結構掴みづらい攻め様です。
お互い好きあってるのに、全然噛み合ってなくて一人でヤキモキしてる亮がちょっと可哀そうでした。
見返りを求めない攻め様なので、執着攻めが好きな人にとっては寂しさを感じるかもしれません。
でも受け身の恋愛でなく、大土井を追いかける亮の姿はとても良かったです。
そして、話が通じるうえに理解者な大土井の弟の存在は本当にありがたかった。
中身も外見もめちゃくちゃカッコイイし。
翻訳(弟)を頼みながら、頑張って大土井の手綱を引いていってほしいです。w
893という題材も絡んでいますが、安心して読めるお話でした。
大土井という、誰にも繋ぎ止めかねるような、大雑把な人物に、執着を(恐らく初めて?)覚えさせた亮。
彼は、目に見えて優しいというのではないのだけれど、アレコレと(主に大土井にですが)頭を悩ませることの多い、人間味あふれる人物に描かれていました。世間に揉まれてる…
受けがこういったグルグルするキャラだと、攻めにとことん愛されて欲しくなります(笑)
大土井は、まあ言ってしまえば、この作品の売りなのでしょうけれど、非常にオンオフの落差の激しい攻めでした。そして、あるものを除いて、何に対しても関心が薄そうなのに、冷たいわけでは決してない、なんとも不思議なキャラ。
まーあなんも気にしてない感じがかっこいいです。でもやっぱり気にしちゃってるところが可愛い。受けより全然あざといですね。
以降、亮がポジティブに関係を回していきそうに見えて、彼が疲れてふいと向こうを向いてしまったら、大土井がちゃんと追いかけてあげそうな感じかなぁ。
あと、絵柄が、これ嫌いな人いるのかな…?ってくらい絶妙なあっさりさを保っている。ストーリーの展開も無理がなく滑らかで、安定してるなぁ、と思いました。あくまでも素人目には、ですが…
愉快な二人の周りのキャラ達の編成も過不足なく、きちんと当て馬(にもなってないだろうか)要員もおりました。
何だか、全体的に、作者さん理系だろうか(笑)
大土井と亮、一緒になれて心底よかったなと思います(笑)ので、萌×2をつけさせていただきます。最初から最後までおいしい作品でした…!ハッピーエンド、何度も読んじゃう。
最後に、タイショーめっちゃかわいいですわ
声優さん目的で先にドラマCDの方を聞き、面白かったので原作を購入・・・というパターンです。
CDでは大土井さんの飄々とした感じが非常にツボでしたが、原作もその飄々さが非常にツボで・・・
グータラモードとお仕事モードのギャップ萌えも・・・
Hシーンは最後の方にしかないのですか、それが結構グッときます。(大土井さんもグッときてます・・・)
エロさは微糖ではありますが、私は案外キスシーンに萌えました。
ほんわか淡々ながらも、物語とキャラクターと設定が面白いので、楽しく読めます。
夏目作品は初めてだったのですが、この世界観が好きで今他の著作も集め始めました。
ひょうひょうとしたダメ男(?)属性の大土井(攻め)のペースにのまれ振り回され気味の亮(受け)っていうのが話の主なテイストなので、途中で色々な出来事があるものの、全体的にほのぼのというかスローペースな感じです。
「受けにペースを崩され気味な攻め」が多い(タイトロープ、どうしようもないけれど、飴色パラドックス、デビルズハニーなど…)同先生の作品の中では少数派なのではないでしょうか。
個人的には、大土井弟がとてもイイキャラで好きです(笑)。相手がいないのが残念!
一押しはタイショーですな!
もふもふしたいっ!!
亮が好きで仕方ないんですねーw
大土井は噛んじゃうけど散歩だけなら歓迎(笑)
亮は女装の似合う普通の人でした←
ぐるぐる悩んでるとことか好きー。
オンオフスイッチの落差が異様に激しいキス魔の大土井さん…黒スーツ着たらやる気モード。
結構やり手な方のようで…。
ただ弟に奪われたと思った時のこっそり体育座りは…∵;・(゜ω゜`*)
個人的に弟、好きですねー。
寧ろこっちがイイ←
…弟が攻め役になったらガラッとシリアスストーリーへと変化しそうですな。
亮の事、可愛いってのは分かるんだけど…ぬー…大土井掴みづらいキャラだ。
でもその分を亮が代弁してくれている感じ?
だから自然な感じ。
組問題は微妙な出しぶり。
出すならがっつり書いてほしかった。
せっかく攻めが893なのにさー…(´Д`)
でもそうなると何か作風的に違うものになってしまうのかなー…?
もにゅー…。