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ookami no ketsuzoku
「子連れオオカミ」のスピンオフです。
そもそも子連れ狼が分からない方も多いのでは…
◾︎表題
◾︎のん×旭
あの田所と宮本がソファーでひしっと抱き合って寝てる1コマが見られるだけで幸せになれます。でぶでぶゴリラと言われる田所が愛しくないわけがない。
田所の寂しそうな顔と、大人になった旭が田所に似ているのがまた(×有り子持ちまで似ちゃって)直接的にはあまり描かれていませんが、田所は宮本と生涯を共にするんだろうな、という実感が得られる。孫も出来て、たぶん最高に幸せな人生だっただろう。良かったねぇ。
親世代のことばかり書いてしまった。のん×あっくんも良い年下攻め作品です。
◾︎sweetie
普段オネェで、ベッドの上で口調が男になるキャラクターが大好きでして。むしろこの作品にその好みは作られたんじゃないかと思う。
塚本の、家族もお金も、果ては税理士の資格まで失っても尽くしたい、重い愛…表題作ではないのに確実に自分の心を捉えてはなさい。マックスの「マスミをよろこばせたい」って素直な発言も素晴らしいです。当て馬界ではトップクラスにいい男だった…
ebook 修正薄い
◆オオカミの血族(表題作)
『子連れオオカミ』の続編ということで、田所と宮本の続きかなぁと思っていたら、大人に成長した2人の子供達の話でした。チッチに恋をしたあっくんの、既に悟ったような雰囲気が大人びているなぁと感じる反面、切なくもあり。恋人である父親2人と、上手くいかなかった自分とチッチのことを重ねてしまうのかな。あんなに快活だったあっくんがすっかり諦め癖をつけているのは残念でしたが、そこでまさかチッチの弟・のんが活躍してくれるとは。あっくんも私もびっくりでした。でも、のんは昔からあっくんに優しいイイ男だったので、安心して任せられますね。ただ、できれば田所と宮本の話も読みたかったです。
◆sweetie / gloria
税理士塚本のとにかく一途なところが、可愛くて好感が持てました。見た目もいい歳の男でぱっと見可愛らしいところはありませんが、そこは井上先生の手腕で、どんどん受けとしての魅力を開花させられていました。オネエである溝口が、濡れ場では完全に男になるのもギャップがあって良かったです。
【オオカミの血族】
いやいや~スゴい~!
【子連れオオカミ】のスピンオフ。
前作が親世代だった子育てBLですが、育てられちゃっていた坊ちゃま方がメイン。
しかも、チッチじゃなくて、あっくんと、チッチの腹違いの弟のん。
のんが、あっくんの前に現れたのはチッチの結婚式。チッチは、ノンケでゴールテープ切りましたが、あっくんは足掻きながらシングルファーザー。
のんが、あっさりとあっくんを絡めとっていきますよー!
読み進めると、あっくんチョロい!のん、めちゃくちゃエロい執着策士…
やっぱり井上佐藤先生は、色気が凄い振り幅ですよね。あっという間に、読み手も絡め捕られてしまう…いや、嫌じゃないですよ❤️
オオカミの子はオオカミなんだと実感出来ますね。堪らん…
【sweetie / gloria / gloria!】
こちらは全く違うCP❤️
拗らせジュニアアイドルオタクと元女装ジュニアアイドルの話。
オタクから始まるから、相手が大人の男になっていても、執着愛が止まらない。愛される側も、逃げつつも執着愛に絆される。
ちょっと、きな臭いマネートラブルになりそうな後半は、塚本が溝口に懇願した言葉からの甘い恋人展開へ!
こちらも、セックスがドエロかった!
井上佐藤先生のセックスシーンは、なんと云うか湿り気があるの!それがエロのポイントですよ❤️男たちの身体が、また大変よろしかったです。
あれこれ、視界が拓けた気になる井上佐藤先生の世界観にはまってしまいました…
非常に素晴らしかったです!
「子連れオオカミ」のスピンオフ、表題作の『オオカミの血族』はもちろんのこと、同時収録作品もとても読み応えあります‼︎
「子連れオオカミ」は既読でしたが、こちらは今回初めて拝読致しました。
予想では、あっくん×チッチになるのかなー?と思っていたのですが、意外や意外…のん×あっくんCPでした。
あっくんも一途でしたが、のんも相当なもの…。
幼い頃からの思いを遂げます。
同時収録作は、オネエ×税理士CP。
こちらがとても面白かっです!
税理士の塚本はオネエの溝口に夢中になり、妻も娘も捨ててしまいます…。
なんて自分勝手な男と思いましたが、これまた一途で…。
見返りを求めない正真正銘、無償の愛!
最後には、塚本を応援している自分がいました‼︎
どちらの作品も先が気になって、あっという間に読み終えました。
「オオカミの血族」
「子連れオオカミ」の続編。
宮本が、田所と別れてた間にもう一度結婚してその時に出来た子供の「のん」と、田所の子供「あっくん」のお話。
あっくんと、宮本の第1子・チッチ、のんの3人は、ゲイカップルに育てられた子供達です。
思春期に自分の両親は他の家族と違うと気付き、反抗期へ。
しかし、あっくんはチッチに恋してて、でもその気持ちを受け入れず家を出て寄り付かず、女性と無理に付き合って自分も子持ちシングルになった…
チッチはそんなこと全く気付かず真っ当に女性と結ばれますが、チッチの結婚式で超久々に会ったのんがあっくんに付きまとい…
…という展開で、はじめはのんがあっくんの意思を無視してあんな事こんな事、女性とのデートも邪魔をし、毎晩舌や指で攻めてきて、子供の世話も甲斐甲斐しく。
そして寂しかったあっくんはあっけなくのんに落ちました。ちょっと簡単すぎかな。
「sweetie」
「gloria」
「gloria!」
本当は男の子だったのに、女の子としてCMに出ていた「愛沢シェリー」への初恋を貫く男のお話。
シェリーは今、ヒゲ面のオネエ。
妻子持ちで神経質な税理士・塚本は、シェリーが実は男と知っても全く気持ちを変えず、それどころか妻子と別れ、会社も辞めて、シェリー(宗一郎)の実家である伊豆の温泉宿までついてきてそのお宿の経営再建をやってしまうという、なんか不思議な話です。
色々こじれてた宗一郎が、塚本を突き放したり試したり。そのやり方でしか塚本の愛を確かめられない不安があったのかな、結局は自分も塚本に救われるような部分もあったのかな。
ずっと田所と宮本が一緒にいる設定は良かった!でも宮本が出てないのが残念でした。ちゃんと熟年ゲイ夫婦として仲良くやってる図を見たい。
複雑な感じがします。
親を見て育ったんでチッチくんとあっくんが恋人同士になるのかと思ったけど、チッチくんは普通に結婚しました。
あっくんは結婚してないけど子供がいる。
そうか、のんとそういう関係になるのか。
複雑です。
これで良かったのかな。
私には悲しいハッピーエンドです。
だってね、あっくんへの気持ちは押し殺したんでしょ。
伝えるつもりはなかったにしても悲しい。
で、今も昔もずっとのんが側にいてくれていた事に気付いたみたいな。
でも、このシリーズは面白かったです。
いや、本当にオオカミとか吸血鬼とか出てくるのかと思ってました。
表紙の、のんなんてどうみても吸血鬼です。
表題作が2話、もうひとつの同時収録作が3話という構成。
表題作の方は『子連れオオカミ』のスピンオフで、息子世代の話。
前作ではのびのび育っているように見えた息子たちですが、
まさかあっくん(前作攻めの息子)がチッチ(前作受けの長男)に片想いしていたとは!
本作は、大人になったあっくんがチッチの結婚式に出席し、そこで数年ぶりにのん(前作受けの次男)に再会するという話。
ラブ展開や二人の関係性はよくある年下攻めモノという感じですが、
息子世代の成長が描かれていて、前作から続くファミリードラマとしてグッとくるものがありました。
特に、田所(前作攻め)が思春期のあっくんに避けられ寂しそうにしているところや、その後大人になったあっくんの子どもを預かっているシーンなどにはじんわり感動しました。
同時収録作の方は、ハーフのオネエ×税理士という大変面白いカップリング。
攻め・溝口の方は、女性受けしそうな中性的な美形ではなく、綺麗なゴリラのような(失礼)ガチムチ系イケメンです。
この話の見所は、二人のキャラクターや関係性の変化にあると思います。
最初はバーのオーナーとして、客の塚本(受け)の話相手をしていた溝口。
酔い潰れた塚本を介抱する等、世慣れた対応に大人の男性(オネエ)らしいカッコよさがあります。
しかし塚本に正体がバレて以降は、徐々に繊細で幼い一面も見せるように。
塚本を口説く当て馬に嫉妬したり、
その怒りに任せて塚本を強引に抱いたり、
子どもっぽい独占欲や、今のゴツい自分に自信を持てない不安定な一面が覗きます。
そんな溝口を「宗一郎くん」と呼び、彼の実家の旅館の建て直しに邁進する塚本。
初恋をこじらせ、溝口のため仕事まで辞めた彼は、さながら若い女性アイドルに入れあげる中年男のようなイタさがありますが、税理士としてはしっかり彼の役に立っており、頼もしい人物。
彼の夢は「シェリーちゃん」に恋をした少年時代と何ら変わっておらず、大好きな女の子と結婚して、彼女を幸せにしてあげたいという想いを抱き続けているのだと思います。
こんな旦那さん気質の彼が、ベッドでは受けというのが倒錯的で面白いところ。
布団の上では男言葉でオラ系に様変わりする溝口ですが、精神的には塚本に支えられている「受け」的な立場で、その繊細さに「シェリーちゃん」時代の面影が見えるところが興味深く、大変よく練られたキャラ設定だと思います。
溝口の男言葉の口調が少々わざとらしく、言葉攻めのセリフがテンプレっぽい点は気になりましたが、普段オネエ口調で過ごしていることを思えばまぁ仕方ないのかもしれません。
受けや攻めを自分に置き換えて読む…といったBLや少女漫画的な楽しみ方のできるタイプの作品ではないと思いますが、生身の「男性」が活き活きと描かれていて、彼らのバックグラウンドや生き様を追うのが大変楽しい一冊(特に同時収録作)。
久々に読み返して、やはり井上佐藤さんは良いなぁと実感しました☆
10ダンスの続きに飢えて手にとってしまったシリーズ。
子連れオオカミも萌え満載でしたが、これはもう……!
うまく説明できない萌えに、胸を鷲掴みされました。
子連れオオカミ未読でも大丈夫です。
以下ネタバレあります。
冒頭、連れ子で兄弟のように一つ屋根の下で暮らす男の子二人が、
「パパたちはね、夜中にエッチなことしてるんだよ」
とか布団の中でこそこそ囁きあったりしてる。
ここでもう得体の知れない萌えがふつふつと……。
なんか、いちいちキスシーンに萌えました。
なんでしょうかこの魔法は!
そして同時収録作品はオネエ攻め!
素晴らしかったです。
女性の方が精神的に強いと思うときありますよね。
このオネエ攻めには、そういう、悩みながら成長してきた過去も全て今の自分を作る要素としてきたんだろうと思わせるような強さが感じられて素敵です。
しかも普段は乙女のようにかわいいところもあるのに、エッチのときは見事なまでのオラオラ系で。これはいいギャップ萌え。
受けも切れ者だけど嫌な男、なのに攻めにはとことん一途で何とも健気。なんか変な萌えツボを押されます。
この受けの、仕事出来るっぷりと攻めのことに関しては盲目的に迷わない感じが気持ちよかったです。
脇役もいいキャラで、どのキャラも濃いのですがとにかく楽しく読めました。
これからも井上佐藤先生の漫画が読めるのを、待ってます。
表題作の『オオカミの血族』『オオカミの血族 最後の楽園』
前作『子連れオオカミ』の子供たち、あっくん、ちっちとその弟のん。あっくんは小学3年生になって自分たちの家庭が普通ではないことに気付き、父親から距離を取るようになります。そして中2の時にちっちが彼女を連れてきたことでショックを受けちっちへの恋心に気が付き、自分が父親と同じだと自覚したことで家を出ることを決めるのでした。前作が好きだった私にはこれがつらかったなー。あの前作のラストページのモノローグの後にこんな切ない展開になっていたなんて!まだ子供なのに高校入学で家を出て、久しぶりにちっちに会えるという日はちっちの結婚式ですもん(>_<)しかもあっくん、子持ちなんですよ!女性と何人も付き合ったりしていて、未婚の父になっていたんです。反発していてもこんなところまで父親と同じになっているあっくん。切ないです。そんなあっくんの前にブラジルから帰国したばかりの、のんが現れます。戸惑うあっくんに強引に近づくのですが、のんがエロいの!涼しい顔してあっくんを開発調教しちゃうんです。あっくんは快楽に流され温もりが心地よくて、逃げ出したい追い出したいと思っているのにそれが出来ません。そんなある日、自分ひとりでこれからも子育て出来るのかな?と不安を抱えるあっくんの心の中に、いつの間にか入り込んでいたのんがそっと寄り添い、あっくんはいつもは拒んでいたキスを許すのです。そしてのんに抱かれるあっくん。のんがまた海外へ行ってしまうかもしれないと思ったときに、のんへの気持ちに気がつきます。ちっちへの恋を自覚したときのように・・・。ラストページ、あっくんの父親みたいに抱っこひもであっくんの子供を抱くのんがよかったです。子供の頃の夢が叶ったね!
・『sweetie』『 gloria』『 gloria!』
この話、面白いです!キャラがとてもいい。溝口はオネエ言葉のハーフの男で、そんな溝口を盲目的に一心に愛する塚本は見た目も普通(溝口に言わせると悪人面)で若くもない税理士なんですが、なぜか人に好かれる男なんです!溝口のショーパブのおかまちゃんたち、溝口の母親、溝口の元彼。みんなこの取り柄のなさそうな塚本に好意を抱きます。軽い好意から本気になった元彼のマックスは国に連れて帰りたいと塚本に強引に迫りますが、母親に背中を押された溝口が塚本を助けに行き「好きだよ」と告白します。どんな見た目になっていたって、思っていた性と違っていたって関係ない。「初恋の君に何度でも恋をする」なんて言うバカみたいに純粋な人。いつの間にか私も塚本が好きになっちゃいました。
この2人のエッチシーンがすごいです。エロいエロい。オネエ言葉のはずの溝口は男ことばで攻めまくり、真面目な塚本はエッチなことを言わされて乱れまくります。ギャップすごいよ\(//∇//)
1冊ごとにツボ度が増していく井上佐藤さん、3冊読んで「萌2」まで来ました。ストーリーが面白くなり出すと、元々の絵のエロさが相まってこの方は完全に沼ですね…だいぶんハマってきました。
今回はどっちのお話も攻めキャラが変態で良かったです。
ゲイゲイしさも更にパワーアップしています(笑)2つ目の溝口(ガチムチのオネエ)なんて特にゲイ向けのキャラなんじゃ…
『オオカミの血族』『オオカミの血族 最後の楽園』
前作「子連れオオカミ」の子供達のお話。
(60ページ弱)
父親編があんまり好きじゃなかったので、どの子がどっちのお父さんの子かしっかり把握出来てなくて、まずそこから復習(笑)
宮本さんちの次男×田所さんちの子、でした。
お父さんカップルとは攻め受けが逆転するんですね。
2話目がのんちゃんのあっくん調教(というか開発?)モノなんですが、こののんちゃんがえっろい。
1回目はフェラだけ、2回目は穴をこすられて+フェラ、3回目は指を浅く出し入れされて+フェラ…みたいな感じでのんちゃんにあっくんがちょっとずつ開発されていくんですけど、こんなことされたらあっくん堪ったもんじゃないな(笑)そりゃあ先に身体も落ちるさ…
しかも終わった後毎回のんちゃんに背中から抱きしめられながら寝てたらねぇ。お父さんのコートの中が好きだったあっくんだもん、居心地いいに決まってるでしょうよ(๑´ڡ`๑)
それにしてもまぁ、あの宮本さんの種からよくこんな包容力満点のデカい変態(=のん)が育ちましたな。
『sweetie』『gloria』『gloria!』
髭面ガチムチ系オネエとカタブツ税理士のお話。
(130ページ強)
これすごい好き!!
見るからにカタブツな税理士先生(塚本)が、ある日街で擦れ違った男(溝口)の落とした懐中時計に子供の頃テレビCMで見て恋してしまった可愛い女の子・愛沢シェリーちゃんの写真が入っているのを見て、同じファン仲間だと思って追いかけるところからお話が始まるのですが、塚本のガチファンっぷりが腐ってもバンギャな自分と被って解る解る(笑)塚本にとっては至って普通の愛情表現でも、そりゃあ溝口からしたらかなりキモいでしょうね。何なのコイツ?的な。
バンギャルちゃんはぜひとも読んだ方がいいですよこれ!←
「塚本きめぇwwwでも笑えねぇwww」ってなるから(笑)
溝口は、長髪でヒゲ生やしてて、体格良くて背も高くて、日米のハーフで、普段はオネエ言葉で喋るのにセックスの時だけ急に男言葉になる(たぶん声も低くなると思われる)という、間違いなくゲイ受けが良さそうなキャラなんですが、いやー私も惚れました。めっちゃキュンキュンする…どうしよう…あんな風に暴言吐かれたい!
塚本は一切ブレません。最初から最後まで溝口一直線。
途中で溝口の昔の男(マックス)が当て馬っぽく出てくるのですが、塚本の目に入らなさ過ぎて全く当て馬になっていません(笑)ただ溝口に嫉妬心を抱かせることは出来たから一応登場した意味はあったのかな?(笑)
エッチシーンがエロくてイイです。言葉責めやら構図やらが超卑猥。
この二人のエロシーン、もしかしたらこれまでに読んだ色んなエロシーンの中で一番好きかもしれない。
作中で「シェリーに口づけ」という実在するフランス語詞の歌が何度も挿入されるんですが、これがね、また良いんです。読み終わってから和訳調べてニンマリしました(๑´ڡ`๑)
結論から言ってしまうと、ハッピーエンドでした。
良かったんです。
いや、良かったんですけどね…。
やっぱり予想を裏切られた感じが……。
こんな風に思った人は私だけじゃないはず!
これは「子連れオオカミ」の続編なのですが、
そのなかに出てくる子どもたちのやりとりを見ていると、
どう考えても、
「こいつら、大人になったら、絶対くっつくだろ」ってな
布石にしか思えなかったんです。
それが……
チッチが裏切ったーーー!
超ノンケだったなんて、そんなのないよー。
もっと近くにいて、しかも幼い頃から知っているあっくんを
もっと意識しようよ!
途中からのんが出てきて、
いろいろと引っ掻き回すけど、
やっぱりしゅじんこうのあっくんは、チッチしか見てなくて…。
「子連れオオカミ」の既読の方は、
このへんは、本当に切なくなったんじゃないでしょうか。
のんとくっついたのは、
確かにハッピーエンド。
でも、私が望んだのは、
こんなハッピーエンドじゃなかったなぁ……。
幼い頃からの付き合いのあるチッチと
やっぱりどうしてもくっついて欲しかったなぁ……。
くすん(つд;*)
表題作は、ダブル子持ちカプもの「子連れオオカミ」のスピンオフ。(私は「子連れオオカミ」は未読です。)
今回は「子連れオオカミ」で登場した子供世代が主人公。攻め受けの連れ子2対1・計3人が織りなす三角関係をほろ苦く甘く描いた作品ですが――
井上佐藤さんですから、言うまでもなくエロはガチ!!
ただ、ショタエロはなく、エロに突入するのは3人がオトナになってからですので、念のため。子供世代の話といっても、時間軸としては子供たちが社会人になってからがメインです。
それぞれ独立して家を出ていた3人が、或る家族イベントを契機に再会し、そこから、封印していた幼い頃の恋心が再び蠢動しはじめます。
回想の中で描かれる、父親2人に男の子3人のワイワイガヤガヤな賑やか家族。
正確には「家族」ではなく同居してる父子2組なんですが、ノリはもう完全に父親が2人いる(ことに誰も疑問を持ってないノー天気な)ファミリーです。
兄貴2人が喧嘩してる横で、ころころ転がりながら自分の世界で自分語をつぶやいている一番下ののん(成長したのんが表紙右)。オムツでふくらんだお尻がアンバランスでかわいい♪
でもこの、まだ赤ん坊の域を脱してないのんが、すでにちゃーんとBL的三つ巴の一端として絡んでいるという!
しかも、のんの中に芽生えた感情というのが、愛ゆえの独占欲や嫉妬みたいなありがちなもんじゃなくて、あっくん(表紙左 この家の長男みたいなもんですが、のんから見れば父の恋人の連れ子)が辛いとき、自分があっくんの気持ちを受け止めてあげたいという想い。なんですよね。
オムツもとれないうちから与える愛ですよ!!
これはキュンと来ます! しかも彼のその想いが、とても子供らしい行動で表現されてる。
今そこで「そんなこと赤ん坊が考えるわけなーいじゃーん」とつぶやいたあなた!! まあ読んでみてください。あっさりのんに説得されちゃいますから。
成人してすっかりワイルド系(そしてほんのりラテン系)になったのんにギャップ萌え♪
早く大人になってあっくんを守ってあげたかったのんの想いは成就して、晴れて年下攻めの座をゲット。子供時代は全くダークホースだったのんが見事に思いを叶えるという展開が実にわたし好み。
気づいたらちゃっかりあっくんの心の隙間を埋めちゃってるあたり、愛され上手の末っ子ならではの鮮やかなお手並みという感じですね。
「子連れオオカミ」って、表紙とタイトルだけで「ムリ! ぜーったいムリ!」と思ってましたが、この作品を読んで、俄然読みたくなりました。
セクシーな大人のラブストーリーに子供が介在してくると興醒めするのでは?と思っていましたが、意外にアリに思えてきました。
◆同時収録作品「sweetie」「gloria」◆
「sweetie」「gloria」で一連の作品。実は表題作よりもこちらのほうがボリュームがあります。
あとがきによれば、
攻めの属性:ハーフ おネエ ロン毛 マッチョ ヒゲ ツンデレ 苦労性
受けの属性:ノンケ リーマン メガネ おっさん 嫌な奴 わが道 ワンコ
だそうで。
これを見ただけだと、これまた「ぜったい、ぜーったいムリ(>_<)!!!」という人続出だと思うんですが、こんなマニアックな素材の組み合わせも、井上佐藤さんに料理されると、「あれ?案外イケる?」ってな味わいに。
攻めの溝口の、おネエとドスの効いたアニキの間を行き来するカメレオンキャラの妙味、病みつきになりそうです。
前作に引き続き、井上先生はほんとうに子供の描き方がたまらなく好みです。
ぎゃいぎゃい喚いたときにぶさいくになるのに、ふとしたときが猛烈にかわいい。こうして喚いているところもきちんと描写するから、おとなしく可愛らしいときが引き立つんだと思います。
お相手があの「のん」なのかと(笑)前作最後にチラッと出てきただけにも関わらず!
でもチッチにはない、のんらしい優しさに癒されます。ぜんそくでぜいぜいなってしまうあっくんのことを、田所さんがしていたように胸の中であたためてあげようと考える、子供らしいストレートな意思表示が可愛くて…
のんの感情など知るわけもないし、なによりあっくん自身がチッチを想う気持ちの方が強すぎてのんのことなど気が付きもしないけれど、それでもいじらしく思っていたのんがまた可愛い…! そして調教コースへ進んで激しく悶えました。のん、長らくたまっていた思いを集中攻撃させてあっくんを落としにかかっていることを、がんばれ…がんばれメロメロにさせてしまえ…! なんて思っていました。
田所さんのことをパパと呼んだり、正ちゃんのお世話をしたり、あっくんに従ったりとのんは末っ子ですよね。それにくわえてにっこりと笑ったときの柔らかい表情にこちらも和みます。
のんとあっくんのことを、じじふたりが知ったときは果たしてどうなるのでしょう。田所さんは納得して、みやもとそんは頭を抱えそうな気がします(笑)
で、同時収録のsweetieとgloriaですよ! これらがとてつもなく良かった…オカマ攻めかと思いきや情事の最中は完全に男なんですよね。途中介入する三角関係相手のマックスの様子から察するにオカマの宗一郎はタチネコ両方イケるようで…
はじめこそ、ただ金づるにしてやろうとかただ遊んでやろうとかだけであったのに、終わるころには塚本の尋常でないシェリーちゃんへの感情に匹敵するほど、宗一郎もまた塚本のことをきちんと想っていて素敵でした。
このシリーズは言葉攻めも多いですし、ベッドシーンはほんとうに…ほんとうにエロスです… 肉感、汁感、粘性、擬音、感触などなど… 生真面目な塚本がベッドで腰砕けになって欲に溺れている姿はたまりません。
嫌なキャラクタがひとりもおらず、むしろその全員が愛おしくて井上作品は何度読んでも満足します。単行本にもおまけ要素が詰まっていて、そこもまた読者として嬉しくなる点です。
カバー下での正ちゃんソング、じじ2はお歌を歌ってあげるんですね…みやもとそんこんなところでもおじいちゃんになっても…素敵…!
「子連れオオカミ」を読んだ時に。子ども達どうなる〜?と思ったのだが、
やはりそれは読者も作者も思うことなのねー、
今更ながら続編があるのを知って読みました。
ええ、勿論子ども達っていうのは、あっくんとチッチをさしていた訳でして
あとから増えていたのんなんて、もうオマケみたいなもの、
そんなのもいたっけな?位のもんだったのに、なんとまさかの主役、そして攻めです(笑)
しかしあっくん、大人になって出てきてみれば子連れ二代目。
親子揃って何に悪あがきをしていたんやら?
でも、そうやって途中経過みたいにして生まれちゃった子ども達をちゃんと慈しんで、
髪振り乱して育てているのが、いいんだな、このシリーズ。
宮本さんと田所さんは、今やアラフィフと思われますが、
ずーっと仲良くお過ごしだったようで、祝着至極に存じ上げます。
同時収録の「Sweetie」「glorie」「gloria!」は、なかなか印象的な話。
税理士塚本さんの永遠のアイドルであり初恋の人シェリーちゃんが
宗一郎というのは出だしから察しがつくが、
その後実家のドタバタしながらのあれこれは、コミカルながら純愛で読ませます。
久しぶりに読んだらオオカミの方よりオカマのシェリーちゃんのほうをよく覚えていたみたいで、
表題作よりも懐かしさがこみ上げてきてしまいました(笑)
その当時、こちらの作品の「オオカミの血族」というタイトルを見たとき、
「あ!、子連れオオカミの続きだ!」と思って興奮して買ったのですが、
実際読んだら、「オカマのシェリーちゃん」と「シェリーちゃんオタク」のほうがインパクトがあったので、そっちのほうが印象に残っていたようです。しかも表題作よりシェリーちゃんのお話の方がずいぶんページ数があります。
ちなみに「オオカミの血族」のほうですが、
表紙の銀髪と長めの黒髪の二人が、バンギャルハートにグッサグサでございまして、
これで黒い革の手袋なんか嵌めていたら確実に吐血したな、という中二病のような感想を持った記憶があります。
BLには意外と子連れとか赤ちゃんが出てくるようなネタはありますが、
どうしても倫理的に子供の前でイチャイチャするのは良くないと思ってしまって、
お話に集中できないことが多いです。
その点オオカミの血族は前作よりは育児面等が薄く描写されていたので、
前作で子供がいるところでアレをするのはイカン!と思った方には少しはまし?な内容になっているのではないかと思います。
井上佐藤さん、第3弾。
こちらの表題作は、前作『子連れオオカミ』のスピンオフ!
将来楽しみだったきゃわわ男子の一人、あっくんと、チッチの弟・のんのお話です。
勝手に「あっくんとチッチが結ばれたりしてキャー」と思って居たので、あっくんの幼き日の気付き~今に至るまでの思いが何とも切なかったです。
◆『オオカミの血族』『オオカミの血族 最後の楽園』
チッチに想いを寄せていたあっくんと、あっくんに想いを寄せていたチッチの弟・のんのお話。
これはもう、のんの執着に近い長年の恋心の勝ち!
のんは徐々に徐々に自分を受け入れるカラダを開発・調教していくし、心で文句を言いつつ抗えないあっくん。
きっと感じるものかと思って居るのだろうけれど、残念ながら体は正直でした。
あっくんが自分の性癖は男の恋人がいる父親と一緒だと思った時、多分物凄く逃げたかったのでしょう。
だから家を出たし、チッチに会いたくないから社会人になっても戻らなかったし、女性と関係を持って子供も作った。
パパもそうだけど、あっくんも、「相手一人だけ」に愛情を持って欲情したのかな、と。
そんなあっくんをじっと見続けたのん。
今でこそ調教したりしてたけれど、元来ヤンチャな顔して優しい性格の男の子だった。
泣いて暴れるあっくんがぴたりと泣き止む、後ろからの温もりを、自分でも与えてあげたかった。
それが本当に痛く切なく伝わって来るんです。
その温もりを最初は否定しつつも、少しずつ、忘れかけていた懐かしい体温が蘇る。
セックスもそうだけれど、これこそまさにのんの「調教」の賜物。
かたく閉ざしていたあっくんの心が、のんによってようやく和らぎます。
◆『sweetie』『gloria』『gloria!』
税理士会計事務所勤務の塚本と、ショーパブのオーナーでオカマ口調・溝口のお話。
塚本の小さな頃の淡い初恋はテレビの中。
忘れられない女の子の写真を、すれ違った溝口が懐中時計に忍ばせているのを拾って、二人は知り合うけれど――と進んでいきます。
この堅物の塚本。
……すみません、もう物凄く「受けであってほしい」という期待感が膨らむ外見です(笑)
スーツ!堅物!黒髪!眼鏡!これだけ揃ってて期待しない方が可笑しい〃
展開的には、その女の子と思って居た子が実は男で、それが目の前にいる溝口だった、というのはよくあるかもしれませんが、その後に続くお話がじわじわと良かった。
塚本は結婚して家庭を持っているのだけれど、溝口と居る事で彼に惹かれる。
それはもう、全てを投げ出していいとさえ思う程。
けれど溝口は、それは単に思い出の中の自分が好きなだけで、自分は関係ないんじゃないかと思う訳です。
だから、セックスする時も乱暴だし、卑猥な言葉を言わせるし、八つ当たりだってする。
それでも塚本は、溝口を手放さない。
塚本が思い出に縋っているかと思いきやそうではない気持ちが清々しい。
更には、一つずつ自分が築き上げてきた大事なものを、溝口の目の前で捨てていくさまが潔かったです。
「君に会えてよかった」、この一言に全てが凝縮されている気がします。
大切にしたい過去の思い出と、これから大事にしていく人と、両手に抱えて幸せそうだなぁとほんわかした気持ちになりました。
まさか、あの子連れの作品に続編があるとは思っていなかった。
まぁ、続編と言ってもその子供たちの代になっていて、片割れは父親と同じく父子家庭に
なってるけど、それがこっちの展開になるのかとびっくり。
いわゆる幼なじみの三角関係さけど、この作品を読むと前作の子供時代をかなり
リアルに思い出させる感じがしますね。
そして年下攻め様の一途なこと、喘息でパパの懐に入っていた赤ちゃん受け様を見て
その時から常に受け様一筋なんだろうと思える内容でした。
sweetie / gloria / gloria!は、おっと!そうくるのか、なんて驚きもあり初恋に今でも
心ときめかせる大人の男は・・・半端ない程一途でおバカで憐れだけど愛しい感じ。
ストーリーが進むほどにじれったい切なさや、人を本気で好きになる過程がストレートに
入ってくる感じで素敵でしたね。
このオオカミシリーズのなにが好きかって、子供たちの可愛いことったら!!
特に0~3歳ぐらいのリアルなこの可愛さって…井上佐藤さんは絶対子育て経験者でしょ!それも男んこ。それか保育士さんか、どっちか。
カバー下の「のっこホラーピクチャーショー」なんて、リアルすぎてびっくりです。
あの歌はのっこのっこのっこ…というリズムだよたしかに!
おしゃべりし始める前の幼児ならではの独特なコミュニケーションの取り方をわかっていらっしゃる。
結局落ち着くとこに落ち着いた宮本さんと田所さんの息子さんたち。
なにより、宮本さんと田所さんが孫ができてもまだ仲良しでいる姿が見れて嬉しかった~。
もう一本収録の作品は、自分が子供時代に一世を風靡した子供モデルが忘れられない、堅物のエリート税理士とハーフでオネェなショーパブ店長のお話。
まったく接点のなさそうな別世界に住む二人の出会いから、舞台がさびれた田舎の小さな旅館に移っちゃったり、妙なライバルが現れて、味方についてくれたり、なんだか展開が唐突な感じがして…ちょっと盛り込みすぎな気がしないでもないかなあ。
どちらの作品も、この内容だったらもうちょっとページ数があってもよかったんでは。いっそ1冊ずつにしてくれれば…
「子連れオオカミ」の続編だと聞いて読んでみました。
なんかフツーに恋愛的な慰め方をしていくのかと思ったらまるで違ってました。
のん、結構、強引?
徐々に徐々にステップアップしてく間に気持ちも育っていくのかな。
なかなかの展開で。
でも、どこかせつなくさせられるようなところもあって。
ただ、最中ではないとはいえ父親同士の事後のような抱き合って眠る姿は見たくないし見せたくないなーとか。
正たんがかわいかったv
カバー裏の「思ったより怖かった」がホントにコワイ!(笑)
「sweetie」
これもなかなかスゴイ攻だと思ったんですが。
やることなかなかヒドイと思ったんですが。
それに少しもめげない感じの受の方が実は数段スゴイんだろうな。
別に相手にどう想われていようが関係なくて。
ただ自分が相手のためになってさえいればいいという自己満足のような感情であれだけ尽くせる人はスバラシイ。
そりゃ、それだけ愛情を注がれたら情もわきますよね。
まさか!!出るとは思っていなかったので、発売を知ってビックリvv もちろん即買いです。 それにしても、買うときに表紙のロン毛が誰なのか??なにがどうなった話なのか??? まさか、のん君だったとはvvvv あっ君とノン君の話ももちろん良かったのですが、私にとってはそれを勝る、ショーパブオーナー×堅物税理士!! キタよーーー!!きちゃったよ~~vv なに、あのショーパブオーナー、Hの時だけ男口調ってどうよvvv どうよWWWWWWWW キタ━( ゚∀゚ )っ ━( ゚∀゚ )っ━( ゚∀゚ )っ ━!!!!
もう、エロすぎだろ。まったく、そうでなくても井上佐藤先生の画自体がエロいvvのに、そんなセリフまわしエロ度MAXXXXXXXXX!! でも、大好きなんです。エロすぎだろうと、ドンときて下さい! 井上佐藤先生の描かれる画ってエロい中でもリアル。立体的にリアルというより、実物の成人男性が絡んでる!!って感じが好きです。そこが以上にエロさを増していてvv イヤー、おなかいっぱい堪能させていただきました。
大好きだった『子連れオオカミ』の連れ子の子供たちの恋。
私も伊吹さんと同じく、チッチとあっくんで妄想してたので、まさかののん攻めの噂を聞いて、最初はビックリ。
でも、読むうちに、のんで良かったと思いました。
前作で、のんのキャラが薄かったことがそのまんま伏線になってるんですよ。
年下の鼻タレ弟なのんは、いつもいつも年上兄ちゃんズが仲良くケンカするのを見ていたのだ。相手されない、相手してもらえない。ずっとあっくんのことが好きなのに、あっくんはチッチばかりを見ている。
あっくんのチッチへの恋心に気付いたのは、あっくん本人よりものんの方が先だったんだろうなと思います。
小さいのんが、シャツの中にあっくんを入れようとする場面、大好きだ。
駆け足すぎるのが残念なような(もっと読みたいんだよ)、あるいは駆け足だからこそいいのか、なんとも言えない読後感でした。
しかし、子連れオオカミカップルがおじいちゃんになったとは…感慨深いにもほどがあるぞw
『sweetie』
『gloria』
これも好きー!
この強烈なオカマ攻めに、キャラ的にまったく負けない真面目受けが凄い。
徹底的に一途なのがいいね。腹をくくった生真面目くんは強ぇ。
オカマ攻めがそんな受けに振り回されてるのが楽しくって仕方なかった。
この受けは天然の無自覚小悪魔オヤジだ。
天然無自覚小悪魔っぷりは当て馬に対しても発揮されてて、最初はウザかったマックスがあまりに報われないもんで、どんどん気の毒になってきちゃったw
数回ある濡れ場もかなり萌えました。回を重ねるたびにどんどん甘くなっていくのがイイ。攻めの心情が変わっていき、その結果エッチの仕方も変わっていくんだよね。ストーリーと噛み合ってるエッチな場面は本当に萌える。
「子連れオオカミ」の続編 子供達ですね~
2編だけで後はシェリーちゃん編が3編
・・・今回 うち的にやばくなりかけでした。
好きなんですよ・・・好きなんですけど
このまま劇画調が誇張されていくなら
タブン もぅ無理になってくるかもしれません。
(何が?とおっしゃるといいにくぃのですが・・・)
ぅちって絵で何が苦手って劇画が超苦手なんですよwww
ほんとにダメで 読む気が失せるんですよねwww
なんでだろ・・・これは好みの問題だから
仕方ないんですけど 今回ホントウに危なかった・・・
とくに 裸が・・・>┼○バタッ
とくにアソコが・・・>┼○バタッ
でも 話とかは大好きなんですけどね~(´;ェ;`)ウゥ・・・
期待を裏切らないというか、期待通りというか、期待以上というか、とにかく素敵でした。
一つだけ裏切られたとしたら、チッチ×あっくんないしあっくん×チッチとばかり予想していたものが、まさかののん×あっくん!
前作ではパパ同士の恋愛で、それぞれの同い年の息子 「チッチ」 と 「あっくん」、そしてチッチに弟ができて 「のん」 がいて。てっきりチッチとあっくんがどうにかなるのかと思っていました。あの変な歌を大声で歌っていたチッチが…立派に夫になってホモ街道を通過せずにいただなんて…!のんなんて、前作のラストでちょっと出たくらいの子ですよ…まさか主役格にのし上がってくるとは思ってもみませんでした。でも、そうして予想を裏切ってくれたから、いままで勝手に妄想していたチッチ×あっくんの像も全部ぶっこわしてもらった気がします☆
あっくんが、宮本さんに似てしまっているのがおもしろかったです☆ふつうならお父さんに似るはずなのに、人生の大半を宮本さんと暮らしたからか、髪色だけでなく性格とか態度とかがすっごく宮本さんじゃあありませんか!
なんなんでしょうね、あのツンデレーション… 「を゛っ ぬ゛っ」 と泣き叫んでいたあのあっくがそんなスキルを身につけただなんて!なんだか、読者なんだけど近所のおばさんみたいな目線で拝読していた気がします。「あっちゃんたら…ちっちゃい頃はあんなに可愛かったのにっ」 みたいな…。
まぁ今も可愛いんですけれどね! ←
それにしても、前作のちっちゃいころのあっくんの様子がすごく活きた作品となりましたね。喘息持ちでお父さんのコートの中にズボッと入って保育園に通っていたあっくん…v
そのコートの中の安心した様子をビデオで見て、のんはあっちゃんのコート的存在になるべく、小さい…ほんとうに小さい頃からずっと、あっちゃんが泣いた時にはずっとそばにいたんですよね。
のんが持つそうした考えが、すーっごくキュンキュンしました…。
だってコートって!
コートって…喋らないんですよ。ただそこにあって、あっくんを包んで温めるだけなんですよ。それを目指したのんの健気さというか…男気に、ほんとうに切ないですよね…。
そんな事は露知らず、ごく微力な強引さで来るのんにズルズル引っ張り込まれていくあっくんが可愛いったらなかったですvvvv
その後にある 「sweetie」 シリーズも素晴らしかったです。
すっごくイイですよ…おっさんで地味でメガネなのに、エリートで一途で参謀タイプとか…!
それから宗一郎さんのずるさがとっても良かった。
いまやトラウマになっている過去の自分を愛して愛してオタクで仕方がない塚本への酷い仕打ち、でもそれを 「わざと傷つけた」 のだと理解している塚本へのそっけない言動、それでも、塚本が離れようとすれば手を伸ばして引き止める…っ
宗一郎さんをそうさせたのは塚本の、シェリーちゃん時代からいまの宗一郎まで、言うなればAからZまでの彼という存在に対する、あくまでもとことんピュアな愛情なのだと思います。塚本は読者からみてもすっごく愛おしい人だと思います。あんな人にあんな風に好き好きビームだされたら…そりゃあ…どんなオカマでも男モードになりますよね!
絡みでは宗一郎さんが “宗一郎さん” モードでガッツンガッツンしていたのが最高でした。好きな子を攻めていたぶって悦ぶ男にしか見えなかったです…宗一郎さんがほんとうに素敵すぎました。
がっちり系おネェさんって良いですよね…
なんだか、前々から萌えではあったんですけれどそういう作品に出会う機会がなくて…気のせいかな (?) と思っていたのですが今回の作品で思い知りました。
萌えポイントです! (どーん
このお話は2年前 (だったかな?) の 「このBLがやばい!」 にランクインしたものの続編ですし、言うなれば宮内庁御用達というか…安心と絶対のおもしろさが在ったと思います!
井上先生の局部論?も拝読できたし、とってもお腹いっぱいになりましたっ
待ってました!
「子連れオオカミ」の子どものたちのその後!
以前、「雑誌に『子連れオオカミ』のその後が掲載」
との情報を得て、気になっていたので、
コミックスが本当に発売されて嬉しい!
「子連れオオカミ」のあっくん、ちっち、のんのその後ということ。
あの可愛かった子どもたちが、大人になって、恋をする。
お話はあっくん中心に進みます。お相手は、ちっち!と期待したのですが、
意外にものんでした。前作『子連れオオカミ』では、画面から切れてることの多いのんでしたが、今回は活躍します!攻めです!
のんは、一言で、献身的なS?Sは主に、エッチの際。言葉責め…若干変態。
でも、ほんと昔からあっくんが好きだったのね~。
いちいち、「好きだ、好きだ」が伝わってくる。
あっくんは、ツンデレ。思春期をそのまま引きずる寂しがり屋さん。
で、「子連れオオカミ」シリーズ?らしく、子連れ。
それもこれも、ちっちへの秘めた恋心と一人でいることの不安から。
こちらは、いちいち可愛い!あっくんの子ども正ちゃんも可愛い!
終始、不安げな頼りなさげなあっくんが、なのに、虚勢を果ているところが
S心をくすぐるのか。
そして、やっぱりかわいがりたい、守ってあげたいと思うのか。
あっくんが子どもの頃そのまんまに大人になったのと同じく、
のんも子どもの頃「あっくんを幸せにしたい、守りたい」
と思った気持ちのまま大人になりました。
お互いの気持ちが向き合って良かった。
さて、表紙裏!
まさかの「宮本攻め!?」
あっくん父が田所さん。のんとちっち父が宮本さん。
と、改めて認識する一場面でした!なるほどなるほど。
同時収録、「Sweetie」「glorie」「gloria!」
カタブツ税理士の塚本とショーパブオーナーの溝口(オネエ&ロン毛&あごヒゲ)のお話。
ごついオネエ口調の攻めは、ぞくぞくします。
そして、口調が男らしく変わった時は、たまりません。
塚本の盲目的な一途な愛。読んでいて若干おののきますが、
最終的には、めでたしめでたし。よかったね~と素直に祝福できました。
あの、田所×宮本の子連れ同士の子供たちの話がやっと一冊にまとまり、至極感激♪♪
神にしたい!でも、表題より別のカタブツ×オネエがすごく良かったんですよねーー。(といいつつ全体評価でオマケの神♪)
一緒に暮らし始めた田所・宮本ですが、子供達は父親達が一緒に寝ている(しかも裸!)を時々目撃するわけで、大きくなるにつれ、それが普通の家庭とは違うってことを認識した時の子供たちというのをどのように表現するのかとても気になっていました。
しかし、井上佐藤さんは、最初の『~血族』が『子連れ~』の単行本記念の単発掲載だったことから、そこの部分は流さざるを得ない展開だったようで、あまり複雑には描かれておりません。
田所の息子・あっくんは気にして少し反抗期めいた形になるものの、宮本の息子・チッチはどちらかというと性的興味かな?
こうした段階でチッチのほうがゲイになるのでは?と思う所ですが、違ったんですねー!
あっくんだったんです。
あっくん、繊細だった・・・チッチが好きだった。
でもチッチは女性と結婚してしまい、お話からはフェードアウト。
チッチの弟・のん が出てくるわけです♪
小さい頃は影が薄かったのんだけど、あっくんを好きになったきっかけっていうのが、小さいながらもぜんそく持ちで父親の懐に入るととても嬉しそうな顔をする、その顔が好きになったという。
チッチに対する気持ちで苦悶しているあっくんに笑ってほしくて、安心させてあげたくて、のんの取る行動が、やけにかわいいのです!
しかし、大人になって登場するのんは、子供の頃のもっさり感もそのままだけど、すごく賢いというかあっくんの扱いに長けているというか、作者も調教よね、と言っている通り、見事手なずけてしまうさまは素晴らしかったです!!
最初、いきなり襲うけど、ちょっとづつ、ちょっとづつ、慣らして慣らして、挿入までは時間をかけるんです(ちょいリアル)
あっくんは大人になって、子連れバツイチで登場してきますが、この『血族』は子育てよりはこの二人の関係に重点を置いてるみたいです。
この二人、恋愛というよりは父親達がくっついた理由に近いものがあるかもしれません。
やっぱり一人は寂しい、一緒にいるなら自分を知ってくれている人がいい。
そんな選択だったような気もするのですよね。
たった2編だけで、とりあえずくっついて終わりという形だったので、幾分物足りなさを感じるのですが、作者さんもそれは思われているようで、是非の続編を再び期待したいのです。
それにしても、本当、井上佐藤さんのリアル感のある肉肉しい肉体が、珍子が好きだが、トーンが~~(涙、、)
やっぱり、エロくて、エロくていいのです!!
『sweetie』はじめ3編が、昔のCMアイドルの熱狂的ファンである税理士塚本が、偶然出会ったそのアイドルに似ている宗一郎をとことん追いかけるお話です。
仕事は冷徹、家庭も冷え切った塚本が、会社も家族もなげうって一途に宗一郎を追いかける姿は、ドを越してそこまで執着させることで、ちょっと笑い飛ばしてやればいいのかな?と思っておりましたら、展開していくうちにそうじゃない!
ありえないような、好きな人をただ喜ばせたい、ただ側にいたい。
という無償にちかい盲目的愛情だったことがわかると、こんな人、今どきいないと思いながらも、とても惹かれるのです。
宗一郎にとって、塚本が恋をした過去の自分はトラウマの塊の時代のことであり、それを持ち出す塚本がうざくて、ヒドイ仕打ちをするのですが、彼は気がつくのです。
そのトラウマの時代も含めて、宗一郎という存在全てをまるごと好きでいてくれる塚本に。
それを気がつかせてくれるのが、あて馬で登場する過去の恋人・マックス。
また彼も変な人で、唐突に現れて、塚本の一途さに惚れ、何とか自分のものにしたいと塚本の為に無償で働き、という、”好きな人の為には”という面白い連鎖を見せてくれました。
宗一郎のオネエキャラが、突っ込む時には男に変身。
言葉はオネエだけど、ヒゲ・筋肉とかのギャップ萌えも催してこの設定はすごくナイスだったと思います。
エチは少ないけれど、エロさは少ない中にギュギュっと凝縮されていて濃かったww
これはガッツリと完結していて、読み応えのあるお話で、よかったな~♪♪
久々の「エロシーン考Ⅱ」やっぱり面白い!
そっかー、疲れると大きくなってリアルになるのかww
やはりね、井上佐藤作品に規制によるトーンは付けて欲しくないよね(涙)